漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
新人漁船員が初航海を迎える遠洋マグロ漁船が二隻同時出港!
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    気仙沼にもようやく春が来たなと感じさせる日

    二隻の遠洋マグロ漁船が同時出港するという、かなりのレアケースに遭遇しました。

     

    IMG_4734.JPG

     

    写真ではちょっと分かりにくいですが

    手前の船と、奥の船が同じ船主さんの遠洋マグロ漁船。

    これが同じ日の同じ時刻に出港することになりました。

     

    しかも、この2隻には福岡県立水産高校をこの春に卒業した2人がそれぞれの船に乗船するので

    私はどっちも見送らなければならず、あっち行ったりこっち行ったりで大変でした(笑)

     

    まずは手前の船から。

     

    IMG_4766.JPG

     

    右側が今回が初めての航海となるHくん。

    もうすっかりと船に馴染んでしまい、初航海とは思えない動きを見せてくれます。

     

    右側にいるのが、今回で二航海目となる先輩船員です。

    彼も福岡県立水産高校を昨年春に卒業し乗船したので、出身校の先輩でもあるのです。

    この2人がいるおかげで、船の平均年齢も一気に下がっているのでしょうね(笑)

     

    この2人で船内に新しい風をビュービューに吹かせてもらいたいものですよ。

    ホント!

     

    IMG_4740.JPG

     

     

    今度は後ろの船に行ってみます。

     

    IMG_4735.JPG

     

    この船に乗っているのも、同じ水産高校のIくん。

    小さいころからマグロ漁船に乗ることを決めていたと言い

    水産高校に入ることに迷いはなかったようです。

     

    中学のころには、この水産高校に入学したいあまりに

    自転車で遠方にある学校を眺めにいったそう。

    4時間も、5時間もかけて。

     

    その願いがようやく叶おうとしているのです。

     

     

    ちなみに、出港時には救命胴衣は着ていますからね。間違いなく。

     

    さあ、いよいよ出港の時

    どちらのご家族も、はるばる福岡県から見送りに来てくれています。

     

    IMG_4743.JPG

     

    船主からの激励があり、気持ちをひとつに

    安全そして大漁を願い

    1年後、笑顔で帰国できることを誓います。

     

    IMG_4745.JPG

     

    手前の遠洋マグロ漁船が静かに動き出しました。

     

    IMG_4746.JPG

     

    IMG_4748.JPG

     

    IMG_4752.JPG

     

    別れはやはり辛いものです。

    洋上にいる間は、会うことも許されないのですから。

     

    辛い別れに塞ぎ込む自分と、遠洋漁業の漁師という道を選んだ使命との闘い。

    もう前を向くしかない。

    そんな決意が振る腕にみなぎってくるのが分かります。

     

    がんばれよ!!!

    何度も何度も言うけど、怪我するなよ!!!

     

     

    続いて奥の遠洋マグロ漁船の出港です。

     

    IMG_4756.JPG

     

    IMG_4757.JPG

     

    IMG_4758.JPG

     

    2人目の少年も沖へと向かいました。

    彼とも話しましたが、不安なんだと思います。

    自分はこれで良かったのか?と自問自答を繰り返している瞬間なんだと思います。

    でもやるしかない。

    前に踏み出すしかないんだよ。

    やるだけやってみろ!!

    全力でやってみろ!!!

    がんばれよ〜〜〜!!!

     

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    IMG_4763.JPG

     

    行ってしまいました。

    ここからインドネシア・バリ島に向け航行を続けます。

     

    この一年、様々な事があるかと思いますが

    乗り越えて欲しいと思っています。

     

    がんばれ!

     

     

    空いた港には

    さっそく2隻の遠洋マグロ漁船が着岸。

     

    IMG_4764.JPG

     

    この船にも新人漁船員が乗船予定。

    私が目指す、若者で溢れる港の実現がすぐそこまで来ているのか。

    諦めずに進んでいきたいと思います。

     

     

    自信は成功の第一の秘訣である。

    エマーソン
    (19世紀アメリカの思想家・哲学者・作家・詩人、1803〜1882)

     

     

    今日の名言は

    今回、初航海に挑むIくんのLINEのホーム画面に記されている言葉。

    この言葉を何度も唱えながら、弱気になったりする自分を奮い立たせているのでしょう。

    何でもいいから得意なものを見つけ、少しずつでも自信を付けて欲しいと思います。

    それが成功への第一歩だ!!

     

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    本気で機関長を目指して
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      「人材不足」という言葉がよく聞かれますよね。

      少子化の影響により労働人口の減少が止まらないのです。

       

      我々漁船漁業界もその影響を露骨に受けており

      もともと人材確保が難しい業界であるのに

      さらなる追い打ちをかけられている格好になります。

       

      そんな中

      東日本大震災以降、気仙沼地区ではマグロ漁船等への乗船希望者が集まりだし

      受け入れ総数が100人を突破することができました。

      このブログの効果だけが表に取り上げられてしまいますが

      それは一部であり、船主協会の会員が一丸となって積み上げてきた誇るべき実績であります。

       

      100人の中でも

      一歩一歩キャリアを積んでいく者もいれば

      残念ながら

      気仙沼を去っていく者もおります。

       

      今回はキャリアを積んでいる1人の青年(神奈川県出身)を紹介したいと思います。

       

       

      この新聞記事は2013年7月18日付水産経済新聞。

      漁業就業支援フェア東京会場で私と面談している様子が掲載されているのですが

      背を向けて写っているのがこの青年です。

      今から5年前の記事になるんですね。

       

      昨年の2017年3月に国家資格(海技士)を取得し

      今は一等機関士として活躍しています。

       

      人一倍の負けず嫌い。

      誰にも負けない。

      誰よりも早く機関長になりたい。

       

      初心を貫くこと4年半。

      その熱い思いは今も変わることはありません。

       

      そんな彼が先日、気仙沼港を旅立って行き

      港には多くの友人たちが見送りに来ていました!

       

       

      遠洋マグロ漁船の人たちは

      生きるうえで重要な感覚を得ることが難しい職業です。

      その重要な感覚というのは“喜び”です。

      気仙沼の基幹産業を文字通り命がけで支えているにも関わらず

      閉鎖的な環境ゆえ、広く知られていないのが実態です。

       

      誰しもが仕事をする上で喜びに感じている

      相手からの「ありがとう」

      この言葉を受けることが極端に少ないと思うのです。

       

      実家に帰省しても、親や友人達ですら彼の環境を理解してくれることはありません。

      全く知らないのですから無理もないですよね。

       

      ですから、気仙沼の人達だけでも

      彼らの思いを理解してあげられないだろうか?

      喜びを感じさせてあげることはできないだろうか?

       

      そう考え

      今回の休暇中、漁船漁業に興味を持っている

      若い方々に彼を紹介してみました。

       

      すると

      一所懸命で素直な彼の人柄に友達の輪が広がっていき

      出港当日には多くの友人達が見送りに来てくれたのです!

      地元の友人達ではありませんよ。

      ほとんどが気仙沼で知り合った人達

       

       

       

      彼の口から何度聞いたでしょう。

      「気仙沼の人達って、本当に暖かいですね〜」

      「人生でこんな感動を味わうことなんて、そんなに無いですよ」

       

      もう大絶賛(笑)

      すっかり気仙沼を気に入ってくれました!

       

       

       

       

      こんな寄せ書きなんか頂いたりして!

      これは感動しますよね。

      ほんと、私でも泣けてきます!

       

      何だか彼のにやけた顔が気になりますが

      この状況でにやけない方がおかしいね(笑)

       

      刻々と時間は過ぎていきます。

      別れが名残惜しいのですが

      時はそれを許してはくれません。

       

       

       

      乗組員一同。

      一丸となって安全と大漁を誓います。

      っていうか、いつのまに坊主にしてんだ!?

       

       

      漁労長さんも変わり、新体制でのスタートです!

       

       

       

       

      船が動き出しました。

      ゆっくり、岸から離れていきます。

      この瞬間から10ヶ月航海の始まりです。

       

       

       

       

       

       

      行ってしまいました。

      あとは電話やラインを通してでしか連絡をとりあえませんが

      しっかりとサポートしていきたいと思っています。

       

       

      沖には試運転から帰ってきた別の遠洋マグロ漁船が一隻。

      その船にも若手が乗船しており

      今、出港したこの青年とも友人同士。

       

      その別の船で撮影した写真もご覧いただきたい。

       

       

      航行している遠洋マグロ漁船が出港した船になります。

       

       

      こちらの若手もどんな思いで手を振っているのでしょうか。

      出港した本船の青年にも振る手が見えているのでしょうか。

       

      文字通り、命がけでマグロと戦い気仙沼港を支える海の戦士達の交流を見ると

      心にグッとくるものがあります。

       

      再び会えるのは10か月後。

      彼の成長を願いつつ、新たな若手漁船員の発掘に努めていこうと思います。

      若手漁船員の成長スピードは凄まじい。

      そのスピードに負けないように、私も成長を続けていかなければなりませんね。

       

      彼に怒られるかもしれませんが

      出港時にこの青年がSNSに残した投稿を皆さんに紹介したいと思います。

      とても素晴らしい。

       

       

      本日、本船、第●●●丸は無事出港することが出来ました。

      これよりバリを経由しフリーマントル沖の漁場へ向かいます。

      本日は寒空の中、出船送りにお越しいただいた皆様

      御礼申し上げます。

      私はとても幸せです。

      いろんな人に支えられて、本日晴れの日を迎え

      これほどまでに人の力を感じたのは初めてでした。

      まだまだ未熟な機関士ではありますが

      皆様の期待に応えられるよう精一杯、沖で精進して参ります。

      では行って参ります。

       

      本船 一等機関士(神奈川県出身・25歳)

       

       

      世の中の25歳の皆様。

      多くの方々は何らかの仕事をしていると思いますが、、、

      あなたに書けますか?

       

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      地元気仙沼の少年が遠洋マグロ漁船で大海原へ!
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        今回も遠洋マグロ漁船の出港です!

        3回連続の出港シーンです!

         

        この3月に宮城県気仙沼向洋高等学校を卒業したばかりの少年が

        遠洋マグロ延縄漁船に乗り、洋上へと旅立ちました。

         

        実技研修の様子は、以前の更新でもお伝えしましたね!

         

         

        その18歳の少年が出港することとなったのです。

         

        当初は卒業式当日に出港予定でしたが

        時化のために1日延期。

        卒業式翌日の出港となりました!

         

         

         

        恥ずかしいのか、何なのか

        家族が見送りに来ているのに船から降りて来ません(笑)

        無理やり呼び出して

        お母さんに「行ってきます!」と挨拶させました〜

        もう手間がかかるww

         

         

         

        まぁ、18歳という年齢で

        母親にあらたまって挨拶することが

        とても恥ずかしいのは理解できます。

        ですが、出港の時はちゃんと挨拶すべきですよね。

         

        ボソボソと挨拶していると

        担任の先生も見送りに来てくれました!

         

         

        さぁ、出港15分前。

         

         

        皆で安全、そして大漁を誓い

        心を一つにします。

        さぁ、この瞬間から慌ただしくなっていきます。

         

         

         

        IMG_8384.JPG

         

        船が港から離れていきます。

        もうこうなると一瞬です。

         

        IMG_8385.jpg

         

         

         

         

        見送りもクライマックス!

        皆に気を使い、影で小さく手を振る新人君を主役にしようと

        こんな配慮をしてくれました!

         

         

        頑張れよ!!!

         

         

         

         

        ここから、彼の新たな人生がスタートしました。

        ワガママが一切通用しない漁師という大変な道です。

        小柄な体でどこまで通用するのか。

        いや、通用させるのか。

        苦難、困難、至難、、、様々な“難”が待ち構えているでしょう。

        でも、難は乗り越えられる可能性のある人にしか降りかかって来ません。

         

        乗り越えられると信じている気持ちがあるのに

        うまく行かないから苦しいと感じるのです。

        そんな時は、初心を思い出してください。

        「何のため」に船に乗ろうと思ったのか。

        三陸新報の記者に意気込みを聞かれて、何と答えたのか。

        思い出してください。

        こんな所でへこたれてる場合じゃないと感じるはずです。

        気持ちが少し楽になるはずです。

        目の前が少し明るくなるはずです。

         

        苦しいと感じる時の多くは

        気持ちが「内」に向いてる時が多いです。

        私は自己中心的な気持ちが「難」を呼び込むように思うのです。

         

        意識を外に向け、目の前にいる誰かのために動いてみよう。

        「先輩を楽させてあげよう」

        「先輩の代わりにやってみよう」

        こんなことから始めてみてください。

        日を追うごとに状況は改善しますから。

         

        文字通り、「難」が「有る」ことは

        実のところ

        可能性を気づかせてくれる大変「有難い」ことなんですね。

        全てのことに意味があるのです。

         

        彼と会うのは半年後。

         

        怪我するなよ〜!!!

        頑張れよ〜!!!



         

         

        無理をしなくても一人一人が出来ることから関わっていくことで

        色んなものが変わっていく気配を見せる。
         それを希望というのじゃないかな。

        金八先生
         ドラマ『3年B組金八先生(第5シリーズ・第二話)』より

         

         

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        石川県出身の少年が2年目スタート!
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          今回の更新も前回に引き続き、新人船員の2年目スタートのお話。

          遠洋マグロ漁船に乗りたくて高校を中退し

          強い思いを私にぶつけて来て、私が完全に押し切られた形で乗船した少年がいる。

           

          1年の航海を終えた休暇を経て、二航海目に挑むために

          その少年は再び気仙沼へと戻ってきました。

           

           

          控えめな彼はカメラを向けると硬い表情になってしまう。

          魂を抜かれると思っているのだろうか(笑)

           

          出港の準備作業のため事前に気仙沼入りしており

          1人の夜はつまらないだろうと

          他の船の若手船員も連れて食事に行ったりもしました。

           

          その時に会わせた若手船員や女子達も見送りに来てくれました!

           

           

          1年前に実技研修をしてくれた千葉講師も

          教え子の様子が気になるのか見送りに来てくれました!

           

           

          写真右のT君も千葉講師の教え子であり

          何年たっても頭が上がらない様子。

           

           

          いいですね〜こんな関係(笑)

           

          出港も近づいて来たので、女子達と記念撮影♪

           

           

          遠洋マグロ漁船は数あれど

          黄色い声が飛ぶ出港風景はなかなかないでしょう(笑)

           

           

          乗組員の高齢化が問題となっている中で

          こんな若い人の笑顔が溢れる港って良いですよね〜

           

          さあ、いよいよ出港時間が近づいてきました。

           

           

          社長からのお言葉をいただき

          決意を新たに乾杯。

           

           

          この瞬間から、出港スタンバイに入ります。

           

           

          急に漁師の顔になります。

           

           

           

           

          女子達は旗を振りながら、「すがピー(彼に付けられたあだ名)!!」と連呼

           

           

          11ヶ月の大冒険へと向かう少年の姿を全力で応援します!

           

           

          船は港を離れてしまえば一瞬です。

          みるみる小さくなってしまうのです!

           

           

           

           

          行ってしまいました。

           

          彼にとって、大きく成長できる一年になることを

          心から祈っております。

          ブログを読む皆様には、洋上日誌を通して

          彼の成長をご覧いただきたいと思います!

           

          がんばれ!すがピー!

           

           

          私は、才能は一瞬のひらめきだと思っていた。

          しかし、今は10年とか20年、30年を同じ姿勢で

          同じ情熱を傾けられることが才能だと思っている。

          羽生善治(将棋棋士、1970〜)

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 09:34 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          山形県出身の若手船員が2年目スタート!
          0

            山形県鶴岡市に山形県立加茂水産高校という学校があるのですが

            実はこの学校、マグロ漁船に乗る生徒が東北で一番多いんです!

             

            たぶん、日本で一番多いといっても過言ではないように思います。

             

            この彼も、その中の1人。

             

             

            最初は大丈夫かなぁ〜と思っていたのですが

            航海ごとにたくましさを増し

            あっという間に2年目のステージに立っているわけです。

             

            あれ?この顔どこかで?

             

             

            そうです。

            前回の更新で「漁船員になりたい人の必読書」の紹介に出ていたのが

            この人です!

             

            彼を見送るために車で港に行くと

            甲板上に彼の姿が見えました。

            車を止めて、彼の元に向かうと彼の姿が見えないのです。

            「あれ?」って思って、彼の行方を周りの人に聞いたら

            「吉田さんに怒られる!やばい!って逃げて行きました(笑)」と言うのです〜

            そうなんです。

            彼は出港準備作業のために数日前から気仙沼入りしていたにもかかわらず

            私のもとに挨拶に来なかった不届きなやつなのです(笑)

             

             

            でもまぁ、許してあげましょう。

             

            くだらない雑談で大笑いしていると、あっという間に出港15分前。

             

             

            乗組員や関係者が甲板上に集められます。

            社長からの激励を受け、出港となります。

             

             

            さあ、再び始まる大冒険!

            6ヶ月の航海のスタートです!

             

             

             

             

            近くに係船している遠洋マグロ延縄漁船の若手乗組員も見送りに来てくれました!

             

             

             

            港を離れ出したら、見えなくなるまでほんの一瞬。

            みんな、力の限りに手を振って別れを惜しみます!

             

             

             

             

             

             

             

             

            行ってしまいました。

             

            港町、気仙沼ではごく日常の風景。

            だからこそ、マグロの価値がよくわかるのです。

            色合いや脂ののり等では測れない、漁師の男気や別れの悲しみ。

            何とも言えぬこの感情もひっくるめての価値です。

             

            都会で生まれ育った若者がこんな事を言っていた。

             

            マグロを海でどんな風に獲っているのかも分からないし

            考えたこともない。

             

            気仙沼に来て、この壮大な出港を見て

            半年間の別れを惜しむ人の姿を見て

            ほとんどモノ同然に扱っていた

            マグロという単なる食材が

            多くの人の思いの詰まった魚であることを知り

            自分を恥じた。

             

            学力や学歴はとても大切な事ではあるけれど

            人間として知らなければいけない大切なことが

            もっともっとあるのではないでしょうか。

             

            出船送りにもっと多くの人に参加していただき

            漁師の想いというものに

            ほんのちょっとだけでも触れて欲しいと思います。

             

            ライバルを持たないで

            自分は自分のマイペースで

            獲れるか、獲れないかを追いかける。

            努力と勉強をして

            自分でマグロと対決する。

            プロフェッショナル 仕事の流儀

            「魚の神様 誉の一本釣りマグロ漁師

            山崎  倉

             

             

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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 22:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            ミヤギテレビ「OH!バンデス」の取材陣がやってきた!
            0

              宮城県の方ならみんな知ってる情報番組「OH!バンデス」

              宮城の方言「おばんです(こんばんは)」を意味します。

               

              司会は、さとう宗幸さん

              広瀬川♪流れる岸部〜♪ではじまる名曲「青葉城恋唄(1978年)」で有名な歌手であることはご存知でしょうか?

              若い人だと、なかなか知らない人も多いかな。

               

              時おりテレビ番組の「あの人は今」でご覧になる方もいらっしゃると思いますが

              宮城では知らない人がいないほどメジャーな方です。

               

              月曜から金曜までの夕方3時50分〜6時55分まで生放送!

               

              その、「OH!バンデス」の“がんばろう宮城”のコーナーで取り上げたいとの依頼を受けましたので

              対応させていただくことにしました。

              せっかく来ていただくとのことなので

              まずは、6か月の遠洋航海に旅立つ遠洋マグロ延縄漁船の出港風景をご覧になりませんか?とお誘いし

              コの字岸壁へと向かいました。

               

              乗組員は出港に向けた準備に取り掛かっており

              港には見送る家族や業者さん方、約60人がいらしてました。

              インドネシア船員もすでに乗船しており、カメラを向けると陽気にポーズをとってくれました。

               

               

              ホント、明るいですね(笑)

               

              この船に乗船する若手一等機関士のTくんも珍しく取材を受けてくれました♪

              彼は取材されるのが本当に苦手で、今まで一度も受けたことがないのですが

              「思わず受けてしまった」と自分でも驚いてました(笑)

              聞き手が上手いのですね〜

               

               

              出港時刻の11時。

              見送りに来ている方、全員に五色のテープが渡されて、端を1つにまとめます。

              そのまとめたテープを船へと結ぶのですが

              その時に適度な風が吹き、テープがキレイに舞い始めたのです!

               

               

              晴天の空と相まって、とてもキレイになびいていました♪

               

               

              いよいよ出港の時です。

               

              このなびくテープは

              乗組員の後ろ髪が引かれる思いであり

              家族のしばらくの別れを惜しむ思いであります。

               

              無情にもテープはどんどん伸びてゆき、幾重にも巻かれたテープも小さくなり

               

               

              そして、勢いよく手から離れてゆきます。

               

               

              この時が航海スタートの合図。

              ゆっくりと船が動きだし、港を離れてゆきます。

               

               

              約6か月に渡る大冒険のスタートです。

               

               

              送る側、送られる側、どちらも無心で手を振ります。

               

              「いってくるよ!!」

              「怪我に気をつけてがんばって来て!!」

               

              こんな思いをお互いにぶつけるように無心で手を振るんです。

               

               

              みるみる船は離れてゆきます。

              再び気仙沼に帰って来るためには

              いち早く魚倉をいっぱいにするしか方法はありません。

               

               

              若手船員もこちらに、精一杯手を振ってくれた。

              本当に頑張ってもらいたい。

              怪我のないよう、頑張ってもらいたい。

              気仙沼でお酒を飲みながら、洋上の話を聞きたいものです。

              がんばれ!!

               

               

              この時は、様々な思いが交錯します。

              若手船員には

              「がんばれよ」

              「怪我するなよ」

              「頼んだぞ!」

              と言うのが精いっぱい。

              何人見送っても、適当な言葉が浮かんできません。

               

              「OH!バンデス」のスタッフさん方も

              「本当にいいものを見せてもらった!」と喜んでおりました。

              この風景を見ることで、マグロを食べるたびに違った味わい方をしてもらえると幸いです。

               

              夕方からは船主協会の事務所内でコメントの撮影を行いました。

              テレビは何回やっても難しいですね〜

              上手い言葉が出てきません(笑)

               

              放送は次の通りと聞いております。

              何時帯の放送なのか分かりませんが、よろしくお願いいたします。

               

              【OH!バンデス】

              放送局:ミヤギテレビ

              放送日:平成30年1月17日(水)

              時 間:夕方3時50分〜6時55分

              放送帯:“がんばろう宮城”のコーナー内

              H P:https://www.mmt-tv.co.jp/bandesu/

               

               

              宮城県内の方、よろしくお願いいたします。

               


              自分が本当に好きなものを見つけて下さい。
              見つかったら、その大切なもののために努力しなさい。
              君たちは、努力したい何かを持っているはず。
              きっとそれは、君たちの心のこもった立派な仕事になるでしょう。

              黒澤明[くろさわ・あきら]
              (映画監督、1910〜1998)

               

              ---------------------------------------------------------

               

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              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              18歳の新人船員が一航海を終えて、11か月ぶりに帰ってきた!
              0

                17歳の新人くんが一航海を終え

                気仙沼港に帰港するとのことで、迎えに行ってきました。

                 

                まだ夜が明けきらぬ6時30分に自宅を出発し、車で気仙沼市魚市場へと向かいました。

                気温は氷点下。

                いくら重ね着しても不安なほどの寒さ。

                家の塀にはうっすらと積もる雪。

                路面は濡れ、滑りやすいアイスバーンかと憂鬱になる。

                 

                急ぐ気持ちを抑えながら、アクセルを踏んだり戻したり。

                今シーズン3年目を迎えるスタッドレスタイヤに祈りながら海へと向かう私。

                 

                魚市場に着くと幻想的な風景がお出迎え。

                 

                7516785696_IMG_4447.JPG

                 

                寒さに震えながら足踏みしていると

                遠くに見えてきました!

                遠洋マグロ漁船!!

                 

                7516785696_IMG_4450.jpg

                 

                手前の船は水産庁傭船の漁業取締船。

                その後ろに見えてきました。

                 

                7583857520_IMG_4450.jpg

                 

                最近架けられた大島架橋をバックに、ゆっくりと入港。

                無事着岸するまで気を抜けないので、慎重に、慎重に入ってきます。

                 

                7516785696_IMG_4451.jpg

                 

                大きく舵をとり、こちらへと向かってきます。

                乗ってる新人くんはどんな気持ちでしょうか。

                「やっと帰ってきた!!」

                「お〜出迎えがたくさんいる〜〜〜」

                ってところでしょうか(笑)

                 

                7516785696_IMG_4452.JPG

                 

                さあ、向かってきました。

                 

                7516785696_IMG_4454.jpg

                 

                7516785696_IMG_4456.JPG

                 

                着岸をサポートする業者さん方も忙しくなってきました。

                 

                7516785696_IMG_4458.JPG

                 

                7516785696_IMG_4459.JPG

                 

                7516785696_IMG_4460.jpg

                 

                もう少し!!!

                 

                7516785696_IMG_4461.JPG

                 

                こんな大きな船の舵をもつ人の技術はすごいものですネ。

                ピタッと船を港に押し込んで着岸させていきます。

                 

                7516785696_IMG_4462.jpg

                 

                さっそく彼と対面!

                「お久しぶりです。」

                「何とか行って来れました」

                「11か月の航海がとても短く感じました!」

                 

                照れくさそうにいう彼の声と口調、そして表情は11か月前のままですが

                体つきは全くの別人。

                日焼けした顔、熱くなった胸板からは男らしさを感じ

                何気なく触れた体は鋼のように固かった。

                 

                鋼の体は激務に耐えた証。

                こぼれる笑みは自信の証。

                 

                本当に頑張ってくれたと思います。

                ありがとう!!

                本当にご苦労様。

                 

                一部、地元水揚げがあるとの事で

                その風景も見学させてもらうことに。

                 

                7516785696_IMG_4464.JPG

                 

                7516785696_IMG_4466.JPG

                 

                手際よく振り分けられます。

                 

                IMG_6605.jpg

                 

                これが何度も何度も繰り返されます。

                 

                40分ほど見学し、別件の約束の時間となったので

                船主協会に戻りました。

                 

                朝から気分のいいスタートとなりました。

                ゆっくり風呂に入り、ボサボサの髪を切って

                さっぱりした彼とゆっくり話したいですね〜〜

                 

                毎月提出される洋上日誌には書かれていない特別なエピソードもあるはず。

                楽しみですね!!

                 

                 

                「でも」を自分に許していると、人生は少しずつあとずさりを始める。
                「でも」多発の結果は、「やればよかった」後悔になっていくのではあるまいか。

                斎藤茂太

                (精神科医・著述家 1916〜2006)

                 

                 

                「あれをしたい」「これをしたい」

                「ああなりたい」「こうなりたい」

                人それぞれに夢はあると思う。

                口に出すか出さないか、それだけの違いであり

                大小それぞれあるはずだ。

                「でも〜、勉強するの面倒くさいしなぁ」

                「でも〜、行動おこすにもお金がないしなぁ」

                「でも〜、こんな夢を話したら皆にバカにされるかもしれないなぁ」

                「でも〜、でも〜、でも〜・・・・・」

                こんな「でも」の連発、「でも行進」をしてては何も変わらない。

                 

                行動を興せば大変で汗かくことも多いし、面倒なことだって起こる。

                これは間違いない。

                 

                しかし、こんな言葉もある。

                 

                若いうちに流さなかった汗は、年をとると(後悔の)涙に変わる。

                鍵山 秀三郎(イエローハット創業者。1933年 - )

                 

                 

                この新人くんには言い訳の「でも」はない。

                今のたくましさは、挑戦し続けた結果だ。

                 

                --------------------------------------------------------------------

                 

                遠洋マグロ延縄漁船
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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                春からこの船に乗船!!
                0

                  前回の更新で紹介した北海道の彼。

                  この彼の乗船予定船が面接日の翌日、気仙沼港から出港となりました。

                  ここから約1ヶ月の航海に出ます。

                   

                  せっかくなので

                  出船送りをした方がよいと彼に勧め、見送ってもらう事にしました。

                   

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                  IMG_6441.JPG

                   

                  この出港を見送ろうと乗組員の家族や業者さん、同業船主さんなどが集まり

                  賑わいを見せておりました。

                  近くには同日同時刻に出港予定の遠洋マグロはえ縄漁船の出港も控えてます。

                   

                  IMG_6445.jpg

                   

                  この写真は遠洋マグロはえ縄漁船。

                  やはり479トンと119トンでは大きさが違うなぁと思います。

                  航海日数も操業形態も違うので比較するべきところではないのですがww

                   

                  IMG_6446.jpg

                   

                  この船の船長は私の中学時代の同級生なので、彼の教育をしっかりとお願いしてきました。

                  「ここに乗ってる全員が経験している。乗り始めはとても大変」

                  「辞めたくなることも多いと思う」

                  「でも、努力していけば皆に認めてもらえるし取り分も増える」

                  「漁師の取り分は資格と技術で決まる。これを自分のものにすれば家だってすぐに建つよ」

                  驚く様な顔をして聞いてました(笑)

                   

                  出港の時間も近づき、彼もソワソワしてきましたね。

                  自分が乗船することをイメージしてるのでしょうか。

                   

                  出港時刻の11時。

                  まずは、遠洋マグロはえ縄漁船の出港から。

                   

                  IMG_6448.jpg

                   

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                  続いて、こちらの近海マグロはえ縄漁船の出港です。

                   

                  IMG_6452.jpg

                   

                  上下の合羽を着用し、救命胴衣を身に付け

                  スタンバイOK

                   

                  IMG_6454.jpg

                   

                  ゆっくり動き出します!

                   

                  IMG_6455.jpg

                   

                  後ろ髪を引かれる思いを振りほどくように

                  港を離れると、あっという間に小さくなっていきます。

                   

                  IMG_6457.jpg

                   

                  総乗組員数14名。

                  海との真剣勝負のはじまりです。

                   

                  彼はこの出港を見送り、どんな感想をもったでしょうか。

                  明るいものを感じたでしょうか。

                  我々はその未来を現実のものにできるように

                  少しずつでも変えていく必要があります。

                   

                  気仙沼港から旅立つ、1船1船が漁師を目指す若者の夢の象徴であるよう

                  努力して変えていく必要があります。

                   

                  気仙沼に若者が来るようになって、まもなく100人目。

                  大きな区切りを迎えますが、通過点でしかありません。

                  諦めず、執念深く「若者であふれる港づくり」を実現するために

                  がんばっていきたいと思います。

                   

                   

                  熱中するものがほしければ、まず第一に自分が実際の自分より立派なふりを自分と他人にしないことである。
                  第二に他人に迎合しないことである。
                  第三に自分にとって、心理的に最も困難と思えることをやってみることである。

                  加藤諦三
                  (社会学者、著述家、1938〜)

                   

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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 10:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  新人士官が初航海を終え帰港!
                  0

                    暦も10月。

                    衣替えの季節。

                    秋ですね〜

                    気仙沼はこれから寒い冬へと突き進んでいくのでしょう。

                     

                    毎朝確認する三陸新報の漁業通信において

                    若手船員が乗船する遠洋マグロはえ縄漁船が約半年の航海を終え「帰港中」になった事を確認。

                    船主に連絡したところ、10月4日の朝8時入港予定とのことなので

                    気仙沼港、コの字岸壁に朝7時半からスタンバイ。

                    若手船員の帰港を待っているのです。

                     

                    この若手船員は気仙沼に来てからもう4年になります。

                    4級海技士(機関)の資格を取得し、今航海からは「一等機関士(士官)」としての初航海に挑んだのです。

                     

                    こんな時、私は彼らの表情が気になります。

                    「吉田さん、やっぱ俺、ダメですわ」みたいな顔になってるのか

                    それとも「自分なりですが頑張ってきました!」という元気な顔なのか(笑)

                    どちらなのか、気になって気になって仕方がありません。

                     

                    時間になると着岸をサポートするタグボートが集まりだし、港がソワソワしてきました。

                     

                    7518827648_IMG_4395.JPG

                     

                    本船がゆっくり、静かに港に入ってきました。

                    トントントンともシュンシュンシュンとも言えぬ独自のエンジン音をなびかせながら

                    ゆっくりと船首をこちらに向けてきます。

                     

                    7518827648_IMG_4397.JPG

                     

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                    ゆっく〜〜り旋回させて

                     

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                    ここから後進で接岸します。

                     

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                    無事接岸です!

                    ごくろうさま〜〜〜

                    お帰り〜〜!!

                     

                    船が着いた途端

                    寒かった港にも太陽の光が差し込み、一気に温かくなってきました。

                     

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                    本当に、本当にご苦労様でした!

                    思ったよりも元気な表情で良かったと思っています。

                    入港したからと言って、ゆっくり話してる暇はありません。

                    数秒程度の会話が精一杯。

                    すぐに荷物を降ろす作業がはじまるのです。

                     

                    一等機関士(士官)としての初仕事はどうだったでしょうか。

                    思うようにできたでしょうか?

                    たぶん、今航海をふり返り

                    「今思えば。。。」

                    「あ〜しておけば」

                    「こ〜しておけば」

                    という事も多かったのではないでしょうか。

                     

                    最初から完璧な人なんていませんからね。

                    反省点があってこその成長です!

                     

                    「どうせ俺なんて」

                    「俺なんか」

                     

                    こんな言葉で保険をかけて

                    できなかった時の言い訳をしては成長はできません。

                    自分を信じて、前向きな言葉を発していれば

                    必ず成長を遂げることができます。

                     

                    前にもブログに書いた「漢字」のお話です。

                    自分の中には「月」、前向きな自分「+」と悲観的な自分「−」がいるのです。

                    これを一文字にすると「肚(はら)」と言う字になります。

                    「腹」と同義語です。

                     

                    自分を信じて、前向きに生きるのか「+」

                    悲観的に考え、失敗したくないと行動を興さないのか「−」

                     

                    「+」で生きるのか

                    「−」で生きるのか

                     

                    しっかりと決めなければなりません。

                    これを「肚を決める」といいます。

                    もちろん「+」で決めるのですよ(笑)

                     

                    「+」と決めたら

                    それを口に出してください。

                    自らを信じ「よし!やってやる!」という気持ちを込めて

                    「+」の言葉を発してください。

                     

                    「口」から「+」の言葉を発すると「叶う」と言う字になるのです。

                     

                    言葉には素晴らしい力がみなぎっています。

                    これを使わない手はありません。

                    自らの言葉で、自らを勇気づけ

                    上るところまで上ってみましょう!!

                    最高〜〜!の景色が待ってますよ。

                     

                    後でゆっくりと時間を作り

                    この新人士官と、酒を酌み交わしながら

                    今航海にあった色んなことを話し合い

                    夢を描いていきたいと思います。

                    楽しみですね〜

                     

                     

                    あらゆる壁が扉になる

                    西洋の格言

                     

                     

                    人生という道を歩めば

                    必ず立ちはだかる壁

                    乗り越えようと努力・工夫しているうちに身につけた知識や技術・ノウハウによって

                    それまで単なる障害物であった壁が

                    新しいステージへの扉となる。

                     

                    そうゆうことです。

                     

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                    遠洋マグロ延縄漁船
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                    乗組員を大募集(未経験者可)しております!
                    厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
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                    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 17:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    気仙沼市出身の青年が遠洋マグロ漁船に挑戦!
                    0

                      平成29年9月7日午前10時。

                      見上げた先は厚い雲に覆われ、時折、雨がポツリポツリとちらつく空模様。

                      傘をさす人、ささぬ人

                      清々しいとは程遠く

                      半そで姿に違和感を感じる秋の様相、気仙沼港。

                       

                      11か月に渡る航海をこれから行う

                      遠洋マグロはえ縄漁船の見送りにやってきました。

                       

                      そうなんです。

                      この船にも初航海に挑む若い新人漁船員が乗船するのです!

                      気仙沼出身の26歳の青年です。

                       

                      6176655248_IMG_4311.JPG

                       

                      前職は東京・青山の有名なお店でアパレル業に従事していたという彼。

                      なので、漁師っぽくはありませんが(笑)

                      これからどんどん海の男になるのです!

                       

                      穏やかな顔に隠れてしまいあまり目立ちませんが

                      総合格闘技をしていたので体格は筋肉質でがっしりしています。

                       

                      着ているTシャツは、船頭さんが準備してくれたという本船のオリジナル!

                       

                      6176655248_IMG_4312.JPG

                       

                      準備してきた出港祝いを彼に渡し、「頑張ってこい」の言葉。

                       

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                      いつもそうなのですが

                      出港当日となると言葉が出ません。

                       

                      これから遠洋航海に出ようとする彼を前にすると

                      全ての言葉が薄っぺらいような気がしてならないのです。

                       

                      でも、私の言いたい事は全て話して来たし

                      当日は話さなくても分かってくれると思います。

                       

                      とにかく、明るく送り出すしかないです。

                       

                      6176655248_IMG_4313.JPG

                       

                      出港15分前。

                      乗組員が集められます。

                       

                      6176655248_IMG_4314.JPG

                       

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                      船主からの挨拶。

                      ピリッとしか空気が張りつめます。

                       

                      6176655248_IMG_4317.JPG

                       

                      さぁ、いよいよ出港です!!

                      見送りの方々から五色のテープが集められ、船へと繋がれます。

                      キッズたちにもウ印Tシャツがあるんですね〜ww

                       

                      6176655248_IMG_4320.JPG

                       

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                      いよいよですよ!!!!

                      明るい笑顔で旅立ちです。

                       

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                      午前11時。船が動き出しました。

                      ほんと、いい笑顔です!

                       

                      6176655248_IMG_4328.JPG

                       

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                      いってらっしゃ〜〜い!!

                      怪我するなよ〜!!!

                       

                      6176655248_IMG_4333.JPG

                       

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                      どんどん船が遠く、小さくなっていきます。

                       

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                      次回、彼と会えるのは来年の夏か、、、

                       

                      6176655248_IMG_4340.JPG

                       

                      あ〜〜行っちゃった。

                       

                      船は動いてしまえば、ものの1分で小さくなっていきます。

                       

                      2時間後、午後1時ごろに彼にラインを送ってみました。

                      出港してから3時間くらいは携帯電話での通信が可能なのです。

                       

                      IMG_5702.PNG

                       

                      すると、周りに何も見えず

                      360度海しか見えないとの返事。

                       

                      IMG_5700.JPG

                       

                      船は大きく揺れてるようですが

                      船酔はまだの様子。

                      船酔はかなりキツイですから、この調子で行ってほしいです。

                       

                      1つの夢をもって遥か洋上へと挑戦していく気仙沼の若者。

                       

                      私は彼に何度も言いました。

                      「何のために船に乗るの?」

                      「船に乗るための、確たる理由を言えなければ乗せられない」

                       

                      この「何のために」がとても大切。

                       

                      長期航海の中、嫌な事だってたくさんある。

                      船の中だけに11か月いるので、人間関係を維持するのも楽ではない。

                      毎週の休みなんてあるはずもない。

                      「寝る、食べる、仕事する」

                      この3つしかない世界。

                       

                      ただ、ひたすらにマグロを追う生活。

                       

                      「何のために」がなければ

                      嫌な事があれば、船を下りる(辞める)理由を探す毎日になる。

                       

                      「何のために」の筋がしっかり通っている者は

                      嫌なことを学びと捉え、前向きに考え

                      船に乗り続ける理由を感じる毎日になる。

                       

                      これの有無で、スタート5分後から差がつくものである。

                       

                      時間は全ての者が受け取る、唯一平等なもの。

                      これをどのように使うかは自分次第。

                       

                      この出港は、私のサポート開始の合図でもある。

                      これからの11か月。

                      今までの人生の中で最高の時間にしてもらうよう

                      しっかりとサポートいたします。

                       

                       

                       

                      未来はすでに始まっている。

                      ロベルト・ユンク(オーストリアの作家 / 1913〜1994)

                       

                       

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                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 15:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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