漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
気仙沼西高校の生徒の皆さんありがとう!
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    先日、講師を務めさせていただいた平成28年度気仙沼西高等学校開校記念講演に対する

    生徒さんからのご意見や感想を頂戴いたしました。

    読んでみますと

    とても、とても嬉しく、こんなにも多くの生徒さんがしっかりと聞いてくださったのかと思うと

    あの程度の話で申し訳ないという思いが湧いてきます。

    当日の技量としては精一杯のことをやらせていただいたのですが

    日が経つにつれて、ああすれば良かった、こうすれば良かったという反省点が次々とでてくるのです。

     

     

    これは、当日の講演に100%の力が出せなかったということではなく

    私自信がこの講演会を経て成長したという証として反省点が生まれてくるものですから仕方がないのですが

    そう思えて仕方がありません。

     

    言い換えれば、自分が話したこと以上に掘り下げて理解してくださった生徒さんへの感謝の思いでもあります。

     

    恥ずかしいですが、この場を借りて

    皆さんにもご意見、感想を紹介したいと思います。

     

     

    【1年生】

    *自分の将来について希望が見えた気がします。(男性)

    *なんとなく将来について考える事ができました。(男性)

    *すごく満足のいくものだった。(男性)

    *とにかく役立ちました。(男性)

    *自分の将来について考えることができた。(男性)

    *何事も行動に移さなければ現状を変えることができないのだと改めて考えることができました。まずは動いてみることが大切なんだと思いました。今日の講演を聞いて何でも希望を捨てず頑張っていこうと思いました。(女性)

    *今日の講演を通していろんなことを考えることができて良かったです。(女性)

    *自分で行動を興すことはとっても大切だということが分かりました。何をするにも勉強は大事だと思いました。(女性)

    *とにかく、今取り組んでことをやり遂げれば、将来明るく過ごせることを学びました。今まで以上に勉強を頑張りたいと思いました。(女性)

    *今まで活躍している人は仙台や東京など大きい街や場所を拠点としていると思っていましたが、どんな場所であっても一生懸命やることが大事だなと思いました。(女性)

    *自分から夢を叶えようと思った。(女性)

    *講話を聴いて「動けば変わる」の大切さを知りました。行動を興さなければ物事は変化しないんだと思い、これからもし考えつくことがあれば行動に移そうと思いました。(女性)

    *こうゆう機会があまりないので良い勉強になりました。(女性)

    *良い話が聞けて良かった。自分も復興に関われたら良いと思った。(女性)

    *奥さんの力の凄さを感じました。(女性)

    *将来の事はまだ先だと思っていましたが、すぐ来てしまうので、いろんな経験を積んでいきたいと思いました。(女性)

    *今回の講演は本当にためになりました。今後の高校生活をより深く考えていきたいと思いました。(女性)

    *西高校の卒業生の方に、お話いただく機械はなかなか無いので良い機会になりました。「動けば変わる」という事を、今日の講演でよく知ることができました。夢を追い続け、努力すれば叶うのかなと個人的に思い、将来に希望が持てました。講演の内容はとても分かりやすく、自分の人生を見直す良い機会になりました。(女性)

    *たくさんの話をして下さり、とても有難かったです。講師の先生も寒いのに立って話して下さっている中、私はブランケットで温まり座っていて何だか申し訳ない気持ちになりました。海の上で波に揺られながら魚を獲ったり、うつ病になったりと、漁師ってとても大変なんだということが分かりました。仕事を頑張っている人はかっこいいなと思いました。私も将来に向けていろんなことを頑張っていきたいです。(女性)

    *失敗しても諦めずに動けば必ず成功がやってくるということが分かった。(女性)

    *先輩の話を聞いて、開校記念講演として「動けば変わる」が合っているかは分からなかったけど、将来に対する参考に少し役立って良かったです。ホワイトボードに書かれた文字が後ろの人には見えていなかったですから、スクリーンを使っているならそっちに映して欲しかった。(女性)

    *満足です。(女性)

    *講話は面白かった。(女性)

    *人は変わることが出来るんだと思いました。(女性)

     

     

    【2年生】

    *夢を叶えるためには口に出して言うことが大切だということを学びました。僕も少しでも気仙沼の復興に貢献できるようにしていきたいです。(男性)

    *難しいことがあったり、周りから反対されることがあっても諦めずやってみようとしたことで、成功することが出来るんだと思い、希望を持つことが出来ました。(男性)

    *自分から行動しなければ何も変わらないということが分かった。何もしないのではなく、自分から行動したいと思った。(男性)

    *日本に一人しかいないリクルーターということで、貴重なお話を聞いたと思います。本当にありがとうございました。(男性)

    *感動しました。(男性)

    *目標を達成したらまた新たな目標を立てていくと、いつの間にか予想もしなかった良い意味で凄いところまでたどり着けることが分かりました。深く考えすぎず行動を第一に起こすように心掛けていきたいです。(男性)

    *今後の役に立てた。(男性)

    *吉田さんの話を聞いて、とても有意義な時間を過ごせたと思いました。(男性)

    *講演の内容は自分が今後必要になることもあったと思う。(男性)

    *なまけないようにちゃんとした生活をしようと思いました。(男性)

    *今回の講演は自分の将来についてよく考えることが出来ました。(男性)

    *船に乗りたくなった。(男性)

    *将来のことについてまた考え直せてよかった。(女性)

    *貴重なお時間をありがとうございました。(女性)

    *寒い中での講演でしたが、考え方と熱意と少しの能力で夢が叶うと聞き、将来に希望が持てた気がします。(女性)

    *ちょうど進路で迷っていたところだったので、実体験の「動けば変わる」の話を聞けて本当に良かった。もっと将来に希望を持とうと思えた。(女性)

    *自分から動いてみて、少しでも結果が良い方向に向かえるように、これから努力していきたいです。(女性)

    *将来について考えを深めることが出来た。何でもやってみないと自分を見つけることが不可能なんだと思った。(女性)

    *すごくよかった。(女性)

    *震災があり、気仙沼のために活動しており、自分も将来は人の役に立つ仕事をしたいと思った。話を生かし、高校生活を充実させていきたいです。(女性)

    *講演を聞いて少し面白かったです。講演でいろいろなことに直面し乗り越えたことに感心しました。これからの自分のことを考えて勉強していこうと思います。(女性)

    *今後気仙沼で仕事をしていくうえで、吉田さんのように地元に貢献していこうと思いました。(女性)

    *「動けば変わる」という話を聞いて、これからは「やっても出来ないのだからやらない」という考えをやめ、失敗してもいいから行動に移していきたいなと思った。とても良い内容の講話を聴くことが出来て良かったです。(女性)

    *私には想像できないような経験のお話を聞いて悲しい気持ちになったものの、吉田さんのその後の行動に感動しました。支えてくれる人の大切さ、何事もやってみなければ分からないという事は、全てに通じると思いました。(女性)

    *自分がマイナスな考えや言葉を発している時、前向きな人と出会うことで変わったりできるし、いろんな人との出会いと進んで行動することで人生が変わることが出来るんだなぁと感じました。ためになる話を聞けて良かった。(女性)

    *人の可能性について深く考えることが出来ました。目標を持って具体的な計画、そしてそれを行動に移すことが大切だと思いました。自分にも将来に向けての希望や目標があるので、まずは自分から動いてみたいと思います。とてもためになりました。(女性)

    *海の映像はあまり見たくなかったけど、自分から動いてちゃんと自分の意見を言うことは、今の私に必要なことだったので、自分の性格について考えることが出来ました。(女性)

    *とても役立つ内容でした。自分も動こうと思いました。(女性)

    *人生を充実するものに変えていくのは自分なんだと思いました。ためになる話を聞けて良かったです。(女性)

    *目標をきちんと持ち、それに向けて努力することは大切なことだと実感しました。(女性)

    *とてもいい講演会でした。(男性)

    *話が深くて、将来のことについて考えることが出来ました。(女性)

     

     

    【3年生】

    *自分の高校にこのような偉業を成し遂げている人が先輩にいることをとても誇りに思います。(男性)

    *今日は講演をしていただきありがとうございました。「動けば変わる」この言葉をいつも頭に置き生活していきたいです。(女性)

    *私も何事にも積極的に動こうと思いました。(女性)

    *本日はお忙しいなか講演会を開いていただきありがとうございました。人生の先輩の話を聞くことができ、今後の進路に生かしていきたいと思います。(女性)

    *行動することは本当に大事だなと思いました。小さくても大きくても、常に夢を持っていたいです。「情熱大陸」か「プロフェッショナル」かではなく、ぜひどっちにも出てほしいです!!(女性)

    *今回の話を通じて、何事もまずやってみることが大切なんだと思いました。(女性)

    *同じ気仙沼にこんな凄い人がいて、同じ学校ということが分かってとてもびっくりしました。私も頑張りたいです。(女性)

    *とても深く将来のことについて考えることができました。ありがとうございました。(女性)

    *たくさんの経験をなさっていてすごいと思いました。考えさせられることもあって、聞けて良かったと思いました。(女性)

    *自分は就職なので、将来にすごい不安があったのですが、不安ばかりで悩むよりも、自分に与えられたことをしっかりこなしていきたいと思いました。自信は無いが、出来ないことはほとんど無いと話を聞いて思ったので、気持ちをしっかりもち頑張ろうと思えました。(女性)

    *動けば変わるという意見がよく分かりました。私もいろいろな事に挑戦していきたいです。(女性)

    *実体験を話していたのでとても伝わりました。動けば変わるということを頭に入れながら生活していきたいと思います。(女性)

    *とても素晴らしい人生を歩んでいると思い尊敬した。(男性)

    *ブログの画像をスクリーンに載せて欲しかった。とても気になりました。すごい経験をしてきたから説得力があり自分に自信がもてました。(男性)

    *ブログなどの内容を実際にスクリーンがあるのでそれに表示して分かりやすく実物を表示させればよいと思った。(男性)

    *講演はとてもためになった。(男性)

    *自分にも叶えたい夢があるので、夢を叶え続けている人からのお話はとても勉強になりました。細かい目標の設定とそれを達成するためのプロセスの組み立てなど自分もはじめようと思いました。(女性)

    *とてもためになったので、今後の人生に生かしていきたいです。(男性)

    *とても将来のためになるお話を聞くことが出来たので良かったです。(女性)

    *開校記念講演を聞き、自分が動けば変わるということが体験談として聞けたことや、それに満足せず高みを目指す姿にあこがれを持ちました。今回の講演は自分にとってとても役立つと思いました。ありがとうございました。(女性)

    *自分にもの凄く自信を持っているんだなと感じました。(女性)

    *この講演を聞いて、まず自分から動くことが大切なことが大変分かった。(女性)

    *先輩の貴重な体験の一部を聞くことができて良かったです。(女性)

    *行動することで変わることがあるのだと分かりました。行動することの大切さを教えていただき、ありがとうございました。これからの高校生活でも今日聞けたことを生かしていきたいと思います。(女性)

    *自分の夢を馬鹿にされたりしても、諦めずに夢を追い続けたい。そして夢を超えたいと思った。(女性)

    *将来について考えさせられることでとてもためになりました。私はいつも失敗ばかり恐れてしまい、何も行動せずにいてしまいます。なので、これからは失敗を恐れずにどんなことにも挑戦していきたいです。また、失敗から学ぶことはたくさんあると思うので、どんな時も諦めず今、目の前にある出来事をこなしていきたいと思います。本日はお忙しい中ありがとうございました。(女性)

    *失敗を恐れず、人を信じ、自信を持って力強く生きていきます!!!(女性)

    *ありがとうございました。(女性)

    *吉田先輩の話を聞いて、私も動いて自分の夢を叶えていきたいと思いました。お話を聞くことができて良かったです。ありがとうございました。(女性)

    *今の自分は気が抜けているので、変わるなら今だと思った。ありがとうございました。(女性)

    *吉田さんの人生をお聞きし、今を見直すことが出来ました。「失敗があるから今がある」その言葉を聞き、勇気を持つことができました。本日は貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。(女性)

    *吉田さんの他人から何を言われても自分の夢を諦めない姿勢にとても感動しました。吉田さんは動いただけと言っていましたが、その自ら動くということがいかに難しく簡単でないという事が分かりました。(女性)

     

    以上となります。

     

    いや〜本当にありがたい言葉の数々。

    転記するだけでも大変な数の感想でした。

    中には、「ホワイトボードが見えなかった」「ブログをスクリーンに映して欲しかった」とのご意見もありました。

    大変申し訳なく思ってます。ごめんなさい。

    いつもネタ帳のを見ながら思いつきで話を構築していくので、話すかどうかも分からず準備できなかったんです。

    今後の課題として、受け止めていきたいと思います。ありがとうございました。

     

    気仙沼西高校というのは女性が多いので、その関係かもしれませんが

    女性の方の評価が良かったのは嬉しいです。

    マグロ漁師を育てている私の話を、女子高生にどうやって伝えるかというのが私の大きな課題でした。

    いろいろ本当に悩みましたが、受け止めてくれて本当に良かったと思っています。

     

    私としては本当に精一杯のお話でした。

    私のすべてをお話しました。

    気仙沼市という田舎の港町に住むおじさんのお話ですが、未来ある高校生の方々の役に立てたのであれば

    私の人生すべてに意味を与えてくれたも同然です。

    私こそありがとう。

     

    未来は「今」の連続でしかありません。

    未来を変えたいのであれば、未来をより良いものにしたいのであれば

    今を精一杯頑張るしかないのです。

    これが将来何の役に立つの?と思うことも、前向きに考え、精一杯取り組んでください。

    そうすることで、今の役割がより大きな役割を呼び

    何事も精一杯取り組む姿勢に感動した人達を呼び

    1年後には驚くほどの自分になれるはずです。

    これは間違いありません。

     

    努力を怠り、何かいいことないかなぁ〜と何もしない人に未来はありません。

    今日と何も変わらない明日がくるだけです。

     

    全ては行動から始ります。未来を変えたいと思うのであれば

    今すぐ行動して!

    「動けば変わる」です。

     

     

    「無限に発展する道はいくらでもある。要はその道を探し出す努力である」

    松下幸之助

     

     

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    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 14:54 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
    母校での講演
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      先日の10月31日に母校である気仙沼西高等学校で開校記念講演が催されました。

      この講演は毎年行われ、活躍している卒業生の中から1人が選ばれ全校生徒に向けて講演するものです。

       

      震災や少子化の影響もあり、気仙沼地区の公立学校の統廃合が進んでおり

      気仙沼西高等学校も平成30年3月をもって気仙沼高校と統合することとなりました。

      最終年度となる平成29年度の開校記念行事は特別なイベントが行われることがすでに決まっており

      卒業生が話すのは平成28年度が最後。

       

      その最後の開校記念講演の講師として、なんと私が選ばれ全校生徒約300人を前に90分お話させていただくことになったのです。

       

       

      お話をいただいたのが今年の5月。

      それを引き受けてからの半年は、この講演に何を話そうか迷いに迷った半年でもありました。

      終わってしまえば一瞬なのですが

      マグロ漁師を育ててる私が、共学普通高校の全生徒に90分も何を話すのか?

      かな〜〜り迷いました。

       

      この話をした知人・友人からも「いったい何を話すの?想像がつかない」と話され

      よけ〜に不安になりながら檀上しました。

      ステージ上からみる300人って「意外に少ないな」と感じましたが、相手は高校生。

      非常に厳しくジャッジされるんだと思うと、否が応でも緊張してきます。

       

      最初の掴みのギャグから滑ってしまい(笑)

      300人全員にうつむかれるという大失態からのスタート(汗)

      今までも講演活動は行っているのですが、それは基本的に私の話を聞くための時間なので

      聞く側は最初から興味をもって挑んでおり、こちらもスイッチが入りやすく

      通常の90分講演は苦しいものではありません。意外と楽しい時間です。

       

      しかし、今回はそうはいきません!

      興味のない人間に、私の事をまったく知らない人間に90分話すというのは想像以上に大変でした!

       

      大失態後は即座にネタを変え、7割以上の生徒に顔を上げさせるも、上げさせ続ける事は本当に大変です。

       

      でも、最初から最後まで真剣に私の話を聞いている生徒も多かったですし、生徒手帳に何やらメモしてる生徒もいました。

      2割以上の人が真剣に聞いてくれたので、パレートの法則からしても十分な値だったと思っています。

       

      何を話したか?は気になりますよね(笑)

       

      基本的には震災後からの後継者育成活動の話をさせていただきました。

      今ではおかげさまで、私のブログは全国区で知られるようになりました。

       

      クヨクヨ考えず、まずは行動したことが始まりでしたので

      演題は「動けば変わる」としました。

       

      ・この後継者育成活動を強力に行おうと思った最初のきっかけ。

      ・当初は強い反発の声があったのに、どう説得したのか。

      ・なぜホームページではなくブログだったのか。

      ・震災直後の混乱の中、どのような方法で募集活動を行ったのか。

      ・なぜ、短期間で全国の漁業者に知られるほどのブログを作れたのか。

      等々

       

      盛りだくさんな内容でお話しました。

      個人的なことも赤裸々にお話しました。

       

      まずは行動しなさいということ、人からの意見を気にして

      行動を興さなかったら何もなりません。

      人から何かを頼まれたら、まずは引き受けてみる。

      人は自分のことをよく見ており、この人なら大丈夫と思い頼んでくる。

      でも初めてやることは不安でたまらない。失敗したらどうしよう。恥ずかしい。

      なぜ恥ずかしいのか?失敗した時の人からの批判が怖いのです。

       

      人の批判を気にするあまり、行動しないのは愚かなこと。

      人が初チャレンジする姿を笑いものにするような輩の評価を気にすることがあるだろうか?

      だったら「初めてかもしれないけれど、あなたなら大丈夫」という方の評価を信じてはどうでしょうか?

      与えられた役割を一所懸命こなしていけば

      次なる役割が与えられますよ、役割が役割を呼んで、1年後には今の自分では考えられない大きな仕事が舞い込んできますよ。

      そして、その仕事をこなしている自分がいますよ。

       

      人は一所懸命な人が大好きです。

      イケメン、足が長い、かっこいい、、全く関係ありません。

      一所懸命な人はとても輝いており、無条件に魅かれていくのです。

       

      心配ありません。

      大変な時は多くの人が応援団になってくれ、助けてくれますよ。

      次々と役割をこなし、周りの応援団の存在を感じる事が大きな自信となり、勇気が湧いてきます。

      おのずと表情も変わり、素敵な人間に変わっていくんだと思いますよ。

       

      成功している人は素敵な人が多い。

      自分は素敵じゃないから成功できない。そうではない。

      ひとつひとつハードルを越えるたび素敵になってくるだけの話。

      動けば変わります。これは絶対です。

       

      という話をさせてただ来ました。

       

      たった一人でもいいです。

      私の話がきっかけとなり、夢への大きな一歩を踏み出す生徒がいればいいなぁ

       

      さすがにこの話題で90分は長かったといいながら105分話してしまいましたが(笑)

      その中の一言でも、彼ら彼女らの心に引っ掛かってくれたことを祈ります。

       

      為せば成る。

      為さねば成らぬなる業を

      成らぬと捨てる人のはかなき。

      武田信玄

       

      【意味】

      強い意志を持って取り組めば必ず実現できる。
      一方、取り組まなければ何事も実現できない。
      努力すればできることであっても、最初から無理だと諦めてしまうところに、人の弱さがある。

       

       

       

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      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 11:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      「やりがい」って何?
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        現在、震災以降受入れた新人漁船員の数は82人になりまして

        受入れ準備中の方が5人となっております。

         

        今年は中学生と高校生からのお問い合わせが多いのが特徴です。

        「僕、中学3年生なんですけど、卒業したら漁師になりたい」

        とか

        「今、高1なんですけど、学校を辞めて漁師になりたい」

        などの問い合わせが非常に多く、対応に苦慮しているのが実態です。

         

        若い方は喉から手が出るほど欲しいのですが

        高校くらいは出てほしいという親心から躊躇してしまうのです。

        そして、社会経験が非常に乏しい彼らに、憧れだけでやってきた彼らに

        マグロ漁船という激務を受け入れられるのだろうか?という気持ちもあります。

         

        何のためにマグロ漁船に乗りたいの?お金を稼ぎたい?と質問すると

        お金という部分を否定したうえで「やりがい」「達成感」を得たいと一様に答えてきます。

        お金を否定というのは、お金も大事で欲しいけれど、一番の目的ではないということです。

         

        「やりがい」「達成感」の意味をネット検索しますと

         

        【やりがい(遣り甲斐)】

        物事をするに当たっての心の張り合い。しがい。 「 −のある仕事」

        と書いてありました。

        つまりこの場合だと「仕事をしたことによってお金以外の何かが得られるので、心に張り合いのでる感情」

        を得たいということになります。

         

        【たっせいかん(達成感)】
        ものごとを成し遂げたことによって得られる満足感。 「 −のある仕事」

        これはまさしくこの通りだと思います。

         

        一言でいえば、おそらく「一体感」を得たいのではないかと思います。

        今の世の中、全て自動化。

        トイレも流しながら洗浄され、お風呂も勝手に湧き

        食器も自動で洗われ、床をみれば丸い機械が勝手に掃除をしてくれる。

        遊びと言えば、ピッと電源ボタンを押してゲーム開始。

        分からないことがあればインターネットが即座に何でも答えてくれる。

         

        親は生活の為と仕事づくめ。

        家に帰れば「疲れた、疲れた」で会話もない。

         

        近代的な生活を追いかけるあまり「感謝」が無くなってしまったように思います。

        昔はお風呂にお湯を沸かすだけでもひと苦労。

        今は電源ボタンをピッと押すだけ。声で知らせてくれる。

        何でもそう。

         

        あたり前だけど、電源ボタンをピッと押すだけの作業に誰も感謝しません。

        それくらい誰でもできるだろうと思うから。

        逆に言えば、作業をしても褒められなくなったということ

        家族に貢献した、役に立ったという意識を子供は感じにくくなったという事ではないでしょうか。

         

        薪でお風呂を沸かしてた時代。子供がお風呂当番だった時、こんな会話があったと思うんです。

        「お前のおかげで、お父さんはすぐにお風呂に入れるよ!ありがとうな」

        感謝された子供は嬉しいですよね。

        外で働き、お金を稼いでくるのはお父さんだけど

        そのお父さんを、子供の僕らが支えている。

        自分は家族の役に立っているという意識が生まれてくるんだと思うんです。

        それが感じにくくなっている。

         

        一番怖いのが、あまりにも便利になりすぎて

        親は子供の良いところを見つけにくいところです。

        昔は「勉強ができないけど工具の使い方はうまいな」とか

        「スポーツは出来ないけど、細かい作業は抜群にうまいな」とか

        良いところを見つけやすかったと思うんです。

        今では全部機械がやってくれる。作らなくてもお店に何でも売っている時代になった。

        子供の良いところを知る術が少なくなっているのではないでしょうか。

         

        そこからはじまるのが他人との比較。

        勉強やスポーツという極端に狭い視野で子供の能力や良いところを探ろうとする。

        「他の子は勉強ができるのに、何でうちの子はできないんだろう」

        「他の子はスポーツで活躍しているのに、何でうちの子はやろうとすらしないのだろう」

         

        悩みの大半が「他人との比較」だと言います。

        それを小さいころから押し付けてしまうと

        親が子供に次々悩みを植え付けることとなり、子供の精神は疲弊し自信を失ってしまいます。

         

        他人は他人だ!俺は俺なんだ!

        俺だって人の役に立てる何かがあるはずだ!!

        評価される何かがあるはずだ!!!

         

        子供はこんな葛藤で心がいっぱいになるはず。

         

        そんな時にこの「漁船員になろう!」を知り、マグロ漁船を知ることで

        自分は海が好きだし、釣りも好き。

        大海原でマグロを追うマグロ漁船に乗れば、皆と違うこの世界に飛び込めば

        他の人と比較されることも、することもない。

        真っ直ぐ前を向いて成長できるのではないか。

        この船の中だけの世界であれば、一所懸命仕事をするだけで皆に貢献できるのではないだろうか。

         

        一人前の漁師になることだけで、その船に対する貢献を意味しますし、評価も得られる。

        同じ船に乗る漁師の手伝いをしたり、手伝ってもらったりしながら皆の力で大漁満船にさせる。

        この一体感がイメージしやすかったり、ブログ「漁船員になろう!」でイメージを感じやす事から

        気仙沼に若い人が集まって来ているのではないかと思うのです。

         

        だから、現状に対する反発心の強い中高生が学校を辞めてでもマグロ漁船に乗りたいという現象が生まれているのだと思っています。これが全てではないでしょうけど。

         

        また、受け入れるマグロ漁船は「やりがい」、「達成感」を得られるような雰囲気を作っていく努力が必要であります。

        気仙沼地区ではすでに多くの船が行っている若手との対話がやはり重要です。

        対話の内容は難しい話じゃなくていいんです。

        他愛もない話でいい。

        「お前と飲むこの缶ビールの一杯が俺の楽しみだ」

        「お前の存在はこの船では重要だ。お前が早く一人前にならないと船が動かなくなる。一緒にがんばろう」

        「甲板で○○さんに叱られてたけど、理由は△△だからな。そんな時は□□した方がいいぞ!俺も若い頃は同じことで叱られた」

        「だいぶ仕事ができてきたな!次は●●をやってみよう」

        こんな感じです。

        船によっては「漁労長と2人でクリスマス会をやった」「船長と誕生会をやった」という声も聴くんです。

         

        つまり、自分は求められてるんだ。この船に居ていいんだ。自分は貢献できてるんだ

        という意識を若手に持ってもらうことが肝要なのです。

        ウチの若手は仕事の覚えが悪いから褒めようがない。。。なんて場合は、仕事以外の何かを口に出して言ってあげればいい。

        良いところが無い人なんていないと思うんですよね。

        嘘をつくんじゃなく、良いところを言ってあげればいい。ただそれだけです。

         

        これを3か月続けるとお互いが習慣化し、とてもいい関係になり仕事も上達する傾向があるんです。

        そんな若手と電話で話すと、とてもイキイキしているんです。

        これはお金じゃない何かを手にした瞬間だと思っています。

         

        それが「遣り甲斐」の甲斐になり、一体感を感じ、満たされていくんじゃないでしょうか。

         

        現代社会は複雑なような気もしますが、実はとてもシンプルで

        貢献したいと願う若者と、それに対する感謝を口にする先輩船員。

        この当たり前の関係を築くだけで、ガラリと世界が変わるのではないかと思うんです。

         

        マグロ漁船に乗りたい人と、マグロ漁船員を育成したい人。

        この相互の関係をより良いものにし、イキイキとした後継者を育成していくことが

        私の遣り甲斐、生き甲斐にもなっているのです。

         

        かなり過酷で厳しい仕事だけど、一体感を感じ、遣り甲斐にあふれ

        同時にお金も稼げるような環境を作り、もっともっと港を盛り上げて

        「若者があふれる港づくり」をグイグイと推し進めていきたいと思います!

         

         

         

        人生で最も永続的でしかも緊急の問いかけは

        「他人のために、いまあなたは何をしているか」である。

        キング牧師

         

         

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        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 14:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        お盆休みを終えて。
        0

          宮城県北部船主協会も8月13日〜15日までお盆休みをいただきました。

          16日からは通常通り活動しております。

          私はマイカー通勤なのですが、道路がガラガラでかなり早く事務所に到着してしまいました。(別にいいのですが・笑)

          世間はまだお休みのところも多いのですね。

          3日間のお休みだったので、かなりバタバタしちゃいましたね。

          お墓参りに行ったり、なんかスゴイ人達の飲み会に誘われたり

          気仙沼西高校の同窓会に参加したり、仙台にお買い物にいったりと

          ホントにバタバタでしたね〜

           

           

          同窓会は副会長をやっておりますし、今回は司会まで仰せつかっちゃいました。

          そしてまた、10月には気仙沼西高校の在校生徒に向けた講演まですることになり

          残る2か月間で何を話すか考えていかないといけません。

          私の性格上、ギリギリにならないと本格始動しないと思いますが(笑)

           

          学校側に「どのような話しを求めてますか?」と聞いたところ

          昨年の講演(同級生の志賀さん)は自らが体験した病気を通して

          命の大切さを訴え、生徒にとても評判が良かったので

          同様に吉田副会長さんにも自らの「生き様」を語っていただきたいと仰るわけです。

           

          生き様?????

           

          私の生き様って何でしょう?(笑)

          あらためて自分に問いかけてみると、非常に難しいお題であります。

          現役高校生に語る自分の生き様??難しい〜〜!

          それも持ち時間80分。

          資料も映像もパワーポイントもない状況で、自分の生き様を語りだけで80分というのは至難の業です。

           

          一晩考えてみたのですが

          時間的に考えて、高校時代の話が少しと

          東日本大震災からNHKのドキュメンタリー番組「きたれ!マグロ漁師」が放送された時点までの

          5年間を中心とした話になるのかと思います。

          高卒で、特に資格もなく、気仙沼市から出たことのない私が、新聞やテレビに何度も取り上げられ

          しまいにはドキュメンタリー番組が制作されるまでになったのか。。。

          という流れをカッコよさ気に話そうと思ってます(笑)

           

          テーマを示す仮の題は

          「きたれ!マグロ漁師〜出会いが支える天命追求型人生で夢をつかめ」

          何となくカッコいいでしょう(笑)

           

          人の生き方には「目標達成型」と「天命追求型」の二通りの生き方があるようです。

          学校教育の中では「目標達成型」が王道であるように思います。

          「看護師になりたい」「料理人になりたい」「管理栄養士になりたい」「医者になりたい」等々

          人生の夢を決めてもらい

          それに向かうためにはどこの大学、学校に進学しなければいけないのか

          進学するためには、今何をしなければいけないのか?という指導が現状だと思います。

           

          しかし、家庭環境も様々ですので

          高校生の思いだけで、簡単に決められるものではありません。

          夢を見いだせず、若いのにすべてを諦めてしまうケースもあるんじゃないかと思います。

          夢を追う同級生をうらやましく思い、焦った経験を持つ人もいますよね。

           

          逆に言えば「目標達成型」で生きられる人は、特に学校が指導しなくても

          生徒自身で着々と経験を積み重ねていけるんじゃないかとも思うのです。

           

          これを私自信の生き方でもある「天命追求型」を大きく提案していこうと思うのです。

          天命追求型とは、今そこにある仕事を一生懸命行うことで、次々と役割が与えられ

          自分でも気づかないうちに大きく成長しているのがこのスタイル。

           

          おそらく日本でただ1人だと思う「漁師リクルーター」という仕事はもともとあった仕事ではなく

          小さな仕事を一生懸命やってきた結果として与えられた大きな役割だと思うのです。

           

          気仙沼に来る若手漁船員も大半が「天命追求型」。

          このブログと出会い、私と出会い、船主と出会い、先輩乗組員と出会う。

          出会いがもたらす天命追求型の王道ともいうべき道をたどり気仙沼へとやってきます。

           

          生き方はひとつじゃないという事を話したい。

          高校生の頃にイメージした生き方ではなくとも、考え方を変えるだけで

          満足のいく人生を送れるようなることを話したいと思います。

           

          今日はちょっとリクルートとはかけ離れた話でしたが

          人の目を気にして、人とは違う人生を歩むことを躊躇している人たちに向けたお話でした。

           

           

          人の言うことは気にするな。

          「こうすれば、ああ言われるだろう・・・」

          こんなくだらない感情のせいで、どれだけの人はやりたいこともできずに死んでいくのだろう

          ジョン・レノン

           

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 09:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          海外からの写真を手にして。
          0
            3月14日付で掲載したS君(20歳)の事を覚えていますでしょうか?

            IMG_0473.JPG

            覚えていない方、今回はじめてこのブログをご覧になった方はこちらをご覧ください。
            ↓↓↓
            http://gyosenin-boshu.net/?day=20160314

            出港してから約2週間後、第1回目の寄港地バリ島べノア港に入港しました!
            入港しただけならブログで紹介することもないのですが
            社船(同じ船主所有の別船)に乗船する2人の若手船員と同じタイミングで入港するとの情報があったので
            とても楽しみにしていたのです♪
            3人でどんな話をするのかな〜
            会話が盛り上がればいいなぁ〜
            刺激し合える関係になればいいなぁ〜
            親のように心配する私(笑)

            バリ島入港当日の朝(日曜日)に何気なく自分のスマホを見たら
            LINEに着信がありました。
            社船に乗船している若手船員のひとりF君(23歳)からでした。
            「おはようございます。ご無沙汰しております。まもなくバリ島に入港します」

            IMG_0544-2.jpg

            着信時間は午前4時11分。
            通信ができるようになり、すぐに連絡をくれたんだと思います。
            本当に嬉しいですね〜

            私が着信に気づいたのは午前7時、そこから1時間。
            LINEで彼との通信を楽しみました。

            その後、バリ島で若手船員3人は陸上作業を終え、様々な話をしたそうです。
            夜の街にくりだし、酒をかわし熱く語ったそうです。
            いいですね〜♪

            そして、Sくんの出港当日
            若手3人で語り合う写真がバリ島から送られてきました。

            IMG_0550.JPG

            IMG_0551.JPG

            IMG_0552.JPG

            出港がせまったS君に対し、2人の先輩若手船員が激励している写真。
            素晴らしいですよね〜
            数年前まで、こんな写真はあり得なかった。
            S君の笑顔を見てほしい清々しい。

            この後、S君は私にLINEをくれました。
            「周りの人や、吉田さんに支えていただけて僕は本当に幸せ者です。」
            「怪我しないように努めます!では行ってきます!」


            IMG_0549.JPG

            そして彼はまた、遥か洋上へと旅立っていきました。
            彼の笑顔の奥にある闘志は凄まじいものがあります。
            頑張って欲しい。成長してほしい。
            一回りも二回りも大きくなって帰って来て欲しい。

            激励していたF君からもLINEが届きました。
            「S君にミナミマグロ操業の大変さを煽ってやったら逆にやる気になってました」
            「彼は強いと思います」


            私はこう返しました。
            「あいつはそんなヤツです。体は細いけど気持ちの強さは尋常じゃない」
            「冗談じゃなく、ウカウカしてると負けちゃうぞ。」
            「あいつの成長スピードは本当に速い!」


            それに対しF君もすぐに返信してきました。
            「負けられないですね」
            「前も今も同じ気持ちです」
            「誰にも負けません」
            「半年後、吉田さんに会えるのを楽しみにしています!お元気で!!」


            F君らしいです。

            20代前半の彼らとのLINEの記録を何回も読み返している。
            読み返すたびに、私の心がジーンとなる。
            何度も何度も読み返し、そしてまたジーンとなる。
            若いヤツらが一生懸命頑張る姿ってとても気持ちが良い。
            写真だけで偉大なほどのエネルギーを感じ取れる。

            自分が成長出来ない理由を彼らは人のせいにしない。
            苦難を乗り越え、もがき苦しみながら自分で掴み取っている素晴らしいヤツらだ!
            こんな人たちを1人、また1人と私は生みだし
            若者の成長に関わることができる。
            彼らのおかげで、真っ暗だった漁船漁業の未来に光が差し込んでくる。
            彼らのおかげで、私は充実した日々を過ごすことができる。

            本当にありがとう。
            感謝の気持ちでいっぱいです。

            旅立ったS君は挫折しそうな時「もぐらの唄」を聞いて頑張っているのだそうだ。

            この先もいろいろあんだろう
            それならその度にがんばろう
            転げそうになっても踏ん張ろう
            そうやって俺は強くなろう

            この道選んだのも Jah guide
            何一つ後悔は無い
            Never ever die やるしか無い

            決めたら最後までやり遂げよう
            泣いても笑っても 人生は一度きり

            また一からでもいいから
            馬鹿にされてもいいから
            いくつになっても進む俺はこの道を


            EXPRESS「もぐらの唄」


            いくつになっても進む道を、私も応援し続けたいと思います。
            ん?彼との年齢差25歳を考えると。。。途中までかな(笑)



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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            洋上で成人を迎えた新人達、本当におめでとう!
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              つい先日まで「新年あけましておめでとうございます」と言っていたのに
              もう18日も経っています〜月日の経つのは本当に早いなぁと思います。

              先日の11日は「成人の日」で、スーツや着物を身にまとった
              初々しい新成人たちを街のあちこちで見かけましたよね。
              自分もあんな頃があったのに、もう親の世代になってしまいました〜
              私と同じように思っている人も多いのではないでしょうか(笑)

              今年の成人は平成7年4月2日〜平成8年4月1日生まれの方となり、全国で121万人が新成人誕生となったようです。

              ですが、テレビをつけると
              成人式を妨害し、暴れまわる輩が次々と映し出され・・・なぜそのような事をするのか
              まったく理解不能な行動であります。

              こんな晴れの成人式の日にも、洋上で必死に頑張る若者がいることを忘れてはいけません。

              気仙沼地区の遠洋マグロ漁船等に乗船し、洋上で新成人の仲間入りをしたものが5名おります。

              マグロ漁船の中で細やかでも
              何かしらの、成人式っぽいことをやってくれればいいなぁと思っておりました。
              そんな中、洋上から届いたのがこの写真。

              004.jpg

              002.jpg

              かな〜りブカブカなシャツとジャケットです(笑)
              これは漁労長さんが、自分のものを着せたのだと思いますが
              彼も本当に嬉しそうですね!
              よかった、よかった!!!!

              まだ若手が少ない遠洋マグロ漁船にとって、成人を迎える乗組員が船内にいる機会はそんなに多くはなく
              恒例行事ではないのです。
              そんな中で、このようなミニ成人式をしていただくことは
              彼の日頃の努力を皆が認めている証であり
              乗組員から彼への労いの気持ちからくるものであります。

              彼の笑顔は
              何を着たか、何をいただいたかではありません。
              自分のために、このような催しをしていただいたことへの感謝の笑顔なのだと思います。
              これをエネルギーにして、これからも頑張ってくれることと思います!

              私の手元にある「漁業通信」にはこう書いてあります。
              8昭福丸=操業中
              今日もマグロと闘っていることを意味している。

              全国各地で成人式が開催されたと思いますが、日本から遠く離れたインド洋上で
              小さな、小さな
              でも、幸福な成人式が催されたことをブログを読んでいる皆様にも知っていただきたいと思います。

              プライバシーがあるので、詳細には言えませんが
              この他にも福徳丸、大功丸、祥洋丸、明神丸に乗船している若き幹部候補生たち。

              成人おめでとうございます。これからも失敗を恐れることなく新しいことに挑戦してください!

              応援してるぞ〜!


              自分の価値を他人の評価で決めてはいけない。
              レス・ブラウン
              (米国の作家・講演家、テレビパーソナリティ、1945〜)



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              新年あけましておめでとうございます!
              0
                新年あけましておめでとうございます。
                皆さまはどのような年末年始をお過ごしでしたでしょうか。

                私と言えば、年末の大掃除が終わらず
                年を越しても大掃除(笑)
                普段の怠けが大きなしっぺ返しとしてわが身に降りかかる、そんな日々でございました。

                平成28年も4日となりましたが
                今年も様々な経験をさせていただき、さらに一回り大きな人間になりたいなぁ〜と思い描いております。

                IMG_1671.JPG

                昨年は本当に多くの皆様からお問い合わせをいただき、選抜した18名(震災以降70人目)を洋上に送り出すことができました。
                さらには、今春乗船予定の新規学卒者4名も獲得でき、例年通りの実績を残せることになりました。
                気仙沼の船主さんやそのスタッフの方々、そして各船乗組員が一丸となった賜物であります。

                このような実績を上げ続け丸4年を迎えようとしています。
                今までの努力ではこれからの1年は大変厳しいものになると思います。
                かといって、更なる努力というと実行し続けることが難しくなります。

                今までも新しいアイディアを追加し
                古いものや時代的に合わなくなったものを切り捨ててきたので、だいぶ精査されてきたと思うのですが
                更なる進化を遂げるため、頭を切り替え
                初心に帰り1から再構築していこうと思っております。

                この1年もいろんなことがあると思います。
                辛いこともあるだろうと思います。

                そんな時は映画でいうクライマックスだと思い
                ハッピーエンドに向かうための盛り上がりの部分だと思い
                真正面から受け止めたいと思います。

                辛い事から逃げては、最高のハッピーエンドを迎えられないからです。

                今年も昨年以上にワクワクしながら1年を過ごしていきたいと思います。

                今までの自分を大きく「超える」ことが、今年の目標です。

                どこからか諦めの
                言葉が聞こえてきても
                諦めたくないのなら
                諦めずに進めばいい

                先駆者になりたいなら
                願い続ければいいんだ
                上手くいかなかった時の言い訳ばかり考えていないで。

                超えろ自分の限界を
                超えろ昨日の努力を
                超えろ誰かの予想を
                超えろその力があると信じて


                槇原敬之(「超えろ」歌詞)



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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                平成27年12月28日。今年最後の更新となります。
                0
                  今日は12月28日。

                  平成27年最後の更新となります〜

                  過ぎてしまえば、月日の流れは本当に、本当に早いものです。



                  この1年も、このリクルートブログ「漁船員になろう!」をご愛読いただきまして

                  誠にありがとうございました!



                  「ブログ読んでます!」と様々な方からお声掛けいただき

                  本当に多くの方々と出会う事ができました。

                  おかげさまで、とても充実した1年を過ごし

                  そして終えようとしています。



                  皆様にはとても感謝をしております。

                  ありがとうございます。



                  多くのお問い合わせ、申し込みをいただいた方の中から

                  18名の若者が選抜され、洋上へと旅立っていきました。

                  平均年齢は23歳という、本当に若い方ばかりです。



                  さらに、来春卒業の新規学卒者4名に内定を出すことができ

                  合計22名の若者と出会う事ができました。

                  それと同時に私の大切な家族の仲間入りをしたことになります。



                  これは震災前の状況から見ると約10倍の実績になります。

                  受入れ総数(震災後)は70名。内定者を含めると74名にまで達しました。

                  その中の定着率も非常に高いのです。



                  国家資格である海技士免状を取得し幹部として再乗船した者も10名になりました。

                  この10名の中でも、更なる上級資格を目指す者が2名もいるのですよ。

                  とても素晴らしい流れです!



                  来春以降に、新規に海技士を受験する者が5名を予定しており

                  来年はさらなる高みを目指すことが出来そうです。



                  漁船漁業は全国的にみると、どの地区も後継者不足に頭を抱えております。

                  既存乗組員の高齢化が進み、日本人乗組員の減少を止める事ができないでおります。

                  その救世主となるものが未経験の若手乗組員です。

                  彼らを大切にしていかなければ、壊滅していくのが目に見えており

                  全国から大型船舶というものが消滅してしまいます。

                  漁船だけではなく、全ての船舶に言えることです。



                  私としては、この状況を許すわけにはいかず、V字回復させるべく

                  地道に一生懸命努力していくしかないわけです。



                  現在の後継者育成事業というものを例えて言うならば

                  干上がってしまった海を以前のように満たすためにはどうしたらよいのか?ということです。

                  あまりに少なくなった海水になすすべがなく、頭を抱え、行動に移せないのが他地区の現状のようです。

                  それも十分に理解できます。

                  今ここで少数の人間が頑張ったところで「焼け石に水」ではないだろうか?と思うのも当然です。



                  では、どうすればいいのか?



                  答えは簡単です。

                  「海に流れる川を全国でどんどん作っていくしかないのです。」

                  夢のような構想を描いてもはじまりません。

                  干上がっていくスピードよりも川から流れだす水の量を多くすれば、おのずと海はもとに戻っていくのです。

                  しかも、以前よりも若々しい生き生きとした素晴らしい海に生まれ変わるのです!



                  気仙沼地区も以前はチョロチョロと流れる小さな川でした。

                  諦めずに河川工事を進め、少しずつ川を拡張し、今ではだいぶ大きな川になりました。

                  でもまだまだ十分な量ではありません。



                  全国に川を何本も作り、大きくしていけば、必ず海は生まれ変わります。

                  徐々に川を大きくするとともに、1滴の水も無駄にせず海に供給すればいいのです。



                  どうすればいいのかと頭を抱えているその瞬間に何かできることがあるはずです。



                  これは私のようなリクルーター、受け入れる船主、育てる現場が一体になることがとても重要です。

                  「言うは易く行うは難し」と思う方も多いと思いますが、たった一人でも熱く、必死に行動すれば

                  その想いというのは必ず連鎖し、それが全体の熱い想いになっていくものです。



                  気仙沼地区はどの業界から見ても非常に稀なシステムになっています。

                  募集や人選はすべて宮城県北部船主協会に一任され、主に私が全国を駆け巡り募集活動を行い、面接し、若者を集めてきます。

                  その若者を各船主に紹介し、面談が行われ、受け入れていただきます。

                  受入先も入港状況や受入れ状況を考慮し私らが判断いたします。

                  時には乗船させる船舶も指定するのです。



                  それを

                  ほぼその通りに受け入れていただくという素晴らしい流れになっています。



                  IMG_1751.JPG



                  IMG_1742.JPG



                  IMG_1749.JPG



                  これは東京で12月に開催された漁業就業支援フェアのもようです。

                  「漁師にでもなろうか」という方が多かったこのフェアですが、最近では「漁師になりたい!」という熱い方々が多く

                  とても盛り上がって来ています。



                  気仙沼方式は非常に珍しく、全体の人選を1人の人間が一括して行う事に異論もあったようです。

                  漁業就業支援フェアに参加している他業種の方などは

                  「自分の船の人選を他人に任せるのはおかしい」

                  「マグロ漁船はやる気がない」等とささやいていたようです(笑)



                  それは当然のことでしょうね。



                  気仙沼の活動が全国的に報道された今では、誰もそんなことを話す方はいません。

                  新しい形として全国に広まってきてさえいます。



                  この流れを理解し、応援してくれる気仙沼地区の船主さん、そしてそのスタッフの方々。

                  実際に洋上で育成してくれる乗組員の方々には大変感謝しています。



                  そして、関連業者の方々にもありがとうを伝えたいと思います。

                  気仙沼地区の後継者育成の輪は関連業者にも伝わり、もの凄く応援してくれています。

                  気仙沼にやってきた若者に「頑張れよ!」って声掛けしてくださるのです。



                  次々来る若手船員を楽しみにしてくださってる方もいらっしゃいます。

                  「今度●●丸に乗る若い奴はどんな奴かな?ちょっと会ってくる!」という感じです。



                  多くの皆さんのご協力や応援のもと

                  今年も多くの若者を送り出すことができました。

                  来年も、今年以上の実績を生み出すべく精進していきたいと思いますので

                  応援方、よろしくお願いいたします。



                  若手船員を確保するのもさることながら、私の後継者も生み出す必要がありますね(笑)

                  興味のある方いますかね?



                  平成27年、やるべきことはすべてやりました。一片の悔いもありません。

                  平成28年、さらなる新しいアイディアも盛り込んで、ガンガンやっていきたいですね。楽しみな1年です!





                  幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して

                  お金や成功することを忘れることが大切なんだよ。


                  本田健






                  皆さん、良いお年をお迎えくださいね。





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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 11:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  新たに2人の若手幹部船員が誕生しました!
                  0
                    このブログで何度も話している事なのですが
                    1人の未経験の若者が大型漁船に乗船し、海技士という国家資格を取得するまでには3年という時間(乗船履歴)を必要とします。

                    甲板部の経験を積めば海技士(航海)を取得し、機関部の経験を積めば海技士(機関)を取得する。
                    これらは別々の資格であり「一気に2つ取得してしまおう〜」なんてことは出来ません。
                    どちらの道に進むのか、最初に決める必要があるのです。

                    乗船履歴は国土交通省が「養成機関」と認定した水産学校等を卒業しない限りは無条件に必要になります。

                    しかし、高齢化が進んだ現場に若手がどんどん乗船しており、育成は進んでいるのですが
                    我々としても3年という時間はとても長く感じます。
                    以前から必要乗船履歴の短縮の声を上げてはいるのですが、これを管理する「船舶職員及び小型船舶操縦者法」という法律は
                    STCW条約という国際条約からきているものであり
                    私達の声が受け入れられることは非常に難しいのが現状です。

                    それを打開するには世界中の船舶が規則を守り、事故率の急激な減少が必要になってくるのかもしれませんが
                    望むことは現実的でありません。

                    そんな中で、ど素の若者が気仙沼にやって来て
                    3年という厳しい経験を積み海技士試験に挑んだ若者が2人おります。

                    海技免状.jpg


                    遠く広島県尾道市に渡り、海技士養成訓練等を約3か月に渡り受講し
                    海技士という尊い資格を取得して、再び幹部船員として乗船してくれています。
                    これはとても素晴らしい事です!!

                    震災以降に海技士を取得して、幹部船員として洋上で奮闘している若者が10人になりました。
                    これはとんでもない数字です!!

                    年に1人しか新人が乗船しないという時代があったんです。
                    そして、その中で幹部船員になる人間は10人中1人と言われておりました。
                    10人の幹部船員を育成できたという事は
                    震災から約4年半で100年分の育成ができたという、どんでもないことなのです。
                    これを言うと笑われるのですが、この凄さを理解してないからです。

                    平成24年にブログを通じた募集を提案し、若手幹部船員の育成を掲げた当初は
                    「今さら・・・」
                    「焼け石に水・・・」
                    「乗組員の問題は吉田くんが頑張ったところで何とかなるものではない・・・」
                    など、貴重なご意見も多数頂戴しましたが

                    5年後に「あの時に後継者育成をやっておけば、もしかしたら技術の伝承が出来たかもしれない」という後悔はしたくない!!

                    もうやるしかないと意を決し、労働時間や休日もメチャクチャな状態で頑張ってきました。
                    日を追うにつれ、私に賛同し洋上で頑張りたいという若者が増え
                    同時に各船主さんを含む多くの賛同者もあらわれ、おかげさまで特に大きなトラブルもなく順調に実績を積み上げてきました。

                    本当に嬉しく、感謝の言葉しかありません。
                    今回、がんばってくれた若者2人には
                    本当にご苦労様でした。
                    心から「ありがとう」という気持ちでいっぱいです。

                    ただ
                    これは私の手を離れる瞬間でもあります。
                    何となく、子育てを終えたお父さんという感じがしないでもありません(笑)
                    少々、センチな気分です。

                    10人の幹部船員の育成。
                    これは大きな区切りを迎えただけでありゴールでもなんでもありません。
                    マラソンで言えば「給水地点」なんでしょうね。

                    完全な夢物語にはなりますが
                    20年後の未来、若手漁船員であふれる気仙沼港。
                    私はその時65歳。
                    そこにいる若者のほとんどの育成に私が関わった事になるのでしょう。
                    そして、気仙沼港にいる船長や機関長、さらには漁労長までも駆け出しの頃から知っている事になるのです。
                    いや〜これを考えただけでワクワクします♪

                    この夢の実現には様々な問題を克服していく必要があります。
                    今の私の立場ではどうしようもない事もあります。
                    本当に難しい事だと思っています。
                    しかし、難しいからと言って諦めるのは簡単なことです。
                    事業開始当初は今現在の状況を作り出す事すら不可能と言われた領域でした。
                    でも、現実として今ここにあります。
                    諦めなければ必ず成功するのです!

                    今回、海技免状を取得した2人については私の手を離れますが
                    これからは同じ夢をもつ仲間として大切に付き合っていきたいと思います。

                    来夏には4〜5人が海技士試験を受験する予定。
                    若手がどんどん育ってます。
                    がんばりましょう!


                    この道より
                    我を生かす道はなし、
                    この道を行く。

                    武者小路実篤(1885〜1976 日本の小説家・詩人・劇作家・画家)



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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 10:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    距離を越えた心のつながり
                    0
                      このブログで何回も紹介している「洋上日誌」
                      初航海から2年間継続して書かせている。
                      はじめは事業遂行の必要書類のひとつであったが、知ってるようで知らないリアルな洋上生活が面白く
                      ブログで紹介するようにしたところ
                      またたく間に人気コーナーとなり、「洋上日誌」があってこその「漁船員になろう!」というまでになりました。

                      先日、インド洋で操業する遠洋マグロ漁船に乗船している22歳の新人漁船員Fからいつものように洋上日誌が届いた。

                      P6186617.JPG

                      この航海はすでに1年を超える長期航海であります。

                      私は最近、洋上日誌に返事を書くようにしています。
                      以前から書こうか、書くまいか悩んでいました。
                      若者が45歳のおっさんから手紙をもらって嬉しいだろうか?
                      親でも兄弟でも友達でもない私から手紙をもらって嬉しいだろうか?
                      と思っていたからです。

                      でもある時、福岡県出身の19歳の新人たちから苦悩が綴られた日誌が送られてきたので
                      思い余って激励のメールを船主経由で洋上に送りました。
                      その少年たちが航海を終え、船主協会にやってきたとき
                      「吉田さんからのメールをベットに張り毎日読んで頑張ってました。凄いエネルギーになりました!」
                      というのです。
                      私は彼らの親と同年代ですが、応援する想いに年齢や立場など関係ないのだなと初めて知った瞬間です。

                      それから数か月。
                      忙しさにかまけて時が過ぎてしまいましたが、忙しくても行動に移そうと思えるようになりました。

                      さっそくFの「洋上日誌」に返信しました。
                      日誌は、思うほど技術を習得できていない自分に大きな焦りを感じ、自分の能力の低さを悲観する内容でした。
                      実のところそのような事はまったくありません。
                      やる気があり過ぎる故のマイナス思考に陥っています。

                      彼の好きな野球を例にとり、思考をプラスに転じられるように
                      私の想いをメールにぶつけてみました。

                      抜粋で紹介します。

                      研修日誌を受け取りました。
                       
                      相変わらず貪欲に仕事に打ち込んでる姿に感動してます。
                      本当にそう思います。
                      Fが震災後32番目の新人として洋上に飛び出しましたが
                      今、船主協会では63番目の新人を育成しております。
                       
                      焦り過ぎではないでしょうか?
                      それだと周りが見えなくなりますよ。
                       
                      野球は球をバットであててヒットもしくはホームランをかます訳だけど
                      Fはバットに球を当てることだけに集中しているように思えます。
                      振り上げたバットを腰を使い、どのようなラインで振り下ろすかが重要なんじゃないでしょうか?
                      当てた後の振り切りもそうですね。
                       
                      とても焦り過ぎのような気がしてなりません。
                       
                      周りをよく見て、じっくりと腰を据えて考えてみてください。
                      一見関係ないような事柄や考え方がとても重要になってくることが往々にしてあります。
                      気楽に考えることだって時に大切なのです。
                       
                      「1年の航海に行ったのに、これしかできないの?」って思われるのが不安なのでしょうか?
                      誰もそんなことは思いませんから、安心してください。
                        
                      あなたを信じてます。いつか本当の一人前になれることを信じてます。
                      焦らず、じっくり頑張ってください。
                       
                      それから、危ない思いをしたようですが気を付けてください。
                      だいぶ「ヒヤリ」したと思います。
                      この「ヒヤリ」「ハット」は1件の大事故の前には300回のこれがあるそうです。
                      今回の件を肝に銘じて、1件の大事故にならないように反省した方がいいです。
                       
                      今度、帰ってきたらお酒を飲みに行きましょう〜楽しみにしてます!
                       
                      また、機会をみてメールしますね!!
                       
                       吉田



                      数時間後

                      船主協会の電話が鳴り、それを受けた女性職員が
                      「吉田さ〜ん、●●丸のFくんから電話ですよ!」というのです。
                      「は?」と思い、電話に出ますとやはり彼です。

                      「メールを受けとりました!ありがとうございます。」
                      「こんな事までしていただいて、申し訳ありません。」
                      「書かれている事は機関長にも言われます」
                      「あと(操業も残り)少しですから、頑張りますから〜」

                      メールを送ったことへのお礼の電話でした。

                      洋上からの電話は高価で、長電話をするのも悪いので
                      短めの会話で切りましたが、インド洋と気仙沼。
                      何千キロ離れているか分かりませんが、心が繋がったような気がしました。

                      相手もそう思ってくれたからだと思います。

                      この繋がりがパワーとなり、残りの航海を駆け抜けてくれたら嬉しいですね!
                      育成はあくまで人間対人間。
                      教えたから覚えるだろう、覚えなければダメなヤツ
                      こんな簡単なことではありません。
                      思いやりと感謝でしか繋がらない人間関係。損得を越えた世界です。

                      繋がりのパワー、信頼関係は全ての困難をいとも簡単に克服するほどのパワーを持っています。
                      いくらお金を積んでもこのパワーは買う事ができません。

                      厳しく育成することを否定はしませんが、信頼関係がないままだとお互いが「頭にくる!」だけで終わり
                      発した言葉も良い方向には理解できません。
                      自分の事を思って先輩方は厳しくしてくれるという、信頼関係からくる理解がなければ意味がないわけです。

                      厳しい洋上生活を少しでも豊かなものにするため
                      新人らか少しでも笑顔になってくれるのであれば
                      この「メール活動」を続けていきたいと思います。


                      相手を説得する場合、
                      激しい言葉をつかってはならぬ。
                      結局は恨まれるだけで物事が成就できない。

                      坂本龍馬



                      【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                      住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                      電 話:0226−22−0793・22−6116(月〜金)
                      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                      土日祝日用メール:boshu-info☆willcom.com(☆部を@に変えてください)
                      担 当:吉田
                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 15:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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