漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

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連載企画 第44回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
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    先日まで行っていた乗船前実技研修は、研修生が仕事の覚えが早かったこともあり

    余裕をもってスケジュールをこなすことができました!

     

    土木などの厳しい現場作業を長く経験している人は

    仕事を見て覚えることに長けており、細かな説明をする間もなくすぐにできてしまう人が多いです。

    やはり、先輩がこれから何をしようとしているのか、この瞬間に自分は何ができるのかを考える習慣が身についているのですね。

    最初から備わった能力ではなく、経験の中で培った能力だと感じました。

     

     

    これは玉編みというもので、そもそもはガラス製だった浮き球の保護用として周りを編み込み

    破損を防ぐためのものでしたが、プラスチック製になった今もこのような作業は行われています。

     

    「プラスチックだったら壊れないから必要ないのでは?」

     

    と思うかもしれませんが、浮き球の周りをこのように編み込むことによって

    時化の時に浮き球が沈みこむのを防いでくれ、常に海面に浮いてくれる効果を発揮してくれます。

     

    もう一つの理由として、波の勢いで浮き球が深く沈み込んでしまうと強い浮力がかかり

    海面に浮くどころか、勢いが強すぎて船の上にいる漁船員めがけて飛んできてしまうので、それを防ぐ役割もします。

    勢いよく海面に浮いてきても、玉編みを施すと海面に吸い付くようにピタッと止まってくれます。

     

    表面張力の影響だと思うのですが、この「ひし形」の形がきれいに整ってないと上手く作用しないわけなんです。

     

     

    これも漁師の技のひとつです!

     

     

    地味な作業ですが、このようなことを一つ一つ習得していきます。

     

    この青年もまもなく日本の地を旅立ちます。

    頑張ってくれるよう、心から応援していきたいですね。

     

     

    話は変わりまして、本題に入りますw

     

    三陸新報に連載している「海の男にあこがれて」の掲載がしばらくストップしていたので

    再び掲載をはじめたいと思います。

    ストップしていた理由は、単純に私が忘れていただけです〜(笑)

    楽しみにされていた方には申し訳ありませんでした。

     

    それでは再開です!

     

     

     

    今回は岩手県宮古市出身で、高校を卒業してすぐに遠洋マグロ漁船に乗船した青年の話。

    それではご覧ください。

     

     

    僕は、岩手県宮古市という港町で育ったものの

    家自体は車で30分程、内陸に走った山の中にあり

    家族はもちろん周りに漁師はいない環境で生まれました。

     

    漁師に馴染みのない環境で育った僕の大好きな食べ物の一つが、時々食卓に並ぶ刺身でした。

    4歳か5歳の頃には大好きな刺身を毎日食べる方法はないものかとバカらしいことも考えていたくらいです。

     

    そのバカらしい考えがその後の僕を海へと駆り立てることになります。

    ですので、僕が海の仕事を選ぶ理由は、魚が好きだという簡単ではありますが

    すごく熱い思いが5歳から約13年間変わらなかったからです。

     

    僕は漁船員になりたいと思い続けていたにもかかわらず選んだ高校は商業高校でした。

    もちろん、近くには水産高校もありましたが、商業でも学んでおきたいことがあったので、決してこの選択に後悔はありません。

     

    しかし、商業高校を選んだことでマイナスなこともいくつか経験しました。

    一つは高校入試の時に、僕の夢を聞いた面接官に笑われたことです。

    おかげでこの夢を高校三年間一度も忘れることなく生活することができました。

     

    二つ目は、水産高校で得られるはずの知識をゼロで船に乗ることです。

    今では何ともないですが、乗船当時は早く仕事を覚えなくてはと焦ってばかりでした。今は楽しく仕事をしています。

     

    仕事自体は労働時間が長く慣れるまでは、眠くてつらい日々かと思いますが

    船員同士でちょっかいを出し合い、毎日笑いが絶えないのが船の仕事の魅力で、陸の仕事との違いかと思います。

     

    僕にはまだ夢があります。

     

    近いところですと、海技免状を取得して船長を目指すことですし、遠くふざけた内容では何かの社長にもなりたいですし

    できることならすべての仕事を経験して、一番最高の仕事を決めるのも面白いと思います。

     

    決してふざけてこの文書を書いているのではなく、若者の夢を壊す環境を作ってもらいたくないと思い

    この場をお借りして書かせてもらっています。

     

    漁船員に関わらず、夢を持った若者に一言。

    その夢を強く胸に持ち続けることが大切だということと

    その夢がどんな夢であれ楽しまないと続かないということを頭の隅にでも置き、未来に力強く前進してほしいなと思います。

     

    以上となります。

     

     

    刺身好きが高じて漁師になる。

    毎日刺身を食べれる方法はないものかと13年間思案した結果として海へ向かう。

     

    本当にバカげたような動機になるのですが(笑)

    これはとても大切なことです。

    中高生の段階でこのようなことを話したら

    「漁師はそんなあまいものじゃない!」

    「刺身が好きなだけで漁師が務まるか!!」

    となると思うのですが、そんな彼は新人としてはとても優秀で、驚くほどの成長を見せております。

     

    職人と言われる仕事に就いたほとんどの人は同じような夢を抱いていたのではないでしょうか。

    電柱のうえで工事している人がカッコいいと電気工事士になったり

    それこそ、毎日ケーキを食べたいとパティシエになったり

    言わないだけで、子供のころから考えているバカげた発想で今がある人は多いと思うのです。

     

    若さというのは、とてつもなく大きな財産です。

    肉体的に若いということと、将来的に残されている時間的猶予はお金で買うことができない圧倒的な価値があります。

     

    使わなければ、ただ若いという現象にすぎません。

    バカだと思われても、無理だと言われても「トライ・アンド・エラー」を繰り返して

    やりたいことに時間を投入していくべきなのです。

     

    貴重な時間を投入する場として、遠洋マグロ漁船を選んでくれたことに

    私はとても感謝しています。ありがとう。

     

    我々も船が人生を使う場としてふさわしいものになるよう

    試行錯誤を繰り返していきたいと思います。

     

    先に紹介した乗船前実技研修の青年同様、しっかりと応援していきますよ!

     

     

    「若さ」の前に不可能もなければ、陰影も無い

    それは一切を突破する力であり、一切を明るくする太陽である。

    与謝野晶子
    (明治〜昭和の歌人・作家、1878〜1942)
    『愛の創作』

     

     

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    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 14:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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