師走となり、バタバタと忙しい季節。
気温も低くなり、最低気温が氷点下を示す日が連日続いております。
東北とはいえ、沿岸部で雪のあまり降らない気仙沼市ですが
チラホラ降る雪を見ると、12月という冬の季節を感じざるえません。
頭には帽子、首にはマフラーを装備し、ダウンコートをまとい本格的な冬へと挑みます。
そんな中、三陸新報に我々の後継者確保の実績が報じられました。
気温が低くとも、明るい未来を感じさせる温かい記事。
今年の春には「震災以降の新規就業者確保数100人突破」の一報が報じられましたが
残念ながら、最近はその離職率の高さが報じられるようになりました。
あくまで陸上企業との比較となるので、「過酷」と言われるマグロ漁船などは
離職率の高さが目につくのだと思います。
震災直前などは
募集活動を積極的に行ったにも関わらず
5年間もの間、誰一人として乗船しなかった時代があり
その前などは1年で退職する人が大半で
国家資格を取得して一人前の漁船員になるのは10人に1人とも20人に1人とも言われていました。
その時代を考えると、後継者確保育成事業としては確実に成長しておりますし
ブログを活用した新事業開始から
たった6〜7年で117人もの若者を洋上に送り出せたことは奇跡としか言いようがありません。
今だけを切り取り報じることは簡単です。
事業の流れを見て欲しい。
震災以降、気仙沼の船主が一丸となって取り組んできたドラマを見てほしい。
ドラマの第一章は
東日本大震災で、瓦礫の山と化した気仙沼港から立ち上がり
後継者100人を集めるまでの物語。
第二章は
順調に新規乗組員を獲得してきたが
「離職率」という壁にぶつかり、新人達や現場乗組員と真正面から向き合い
環境整備に奔走する物語。
そうです。
これからが第二章のクライマックス!
「また吉田さんはおかしなことを言ってるなぁ〜」と笑う人、呆れる人もいるでしょう。
でも、なんとか第二章を完結させなければいけません!
頑張りましょう!
でも、今までの物語を震災をモチーフにコメディータッチで描いたら面白いと思うのは私だけでしょうか(笑)
漁船や乗組員だけじゃなく、船主もそのスタッフもグローバルに事業を展開している遠洋漁業。
私なんかも日本中をかけずり回ってるわけで、面白いエピソードなんかも山ほどある(笑)
ようやく本題に入りますw
今年も若い力が漁船漁業界に注がれるという三陸新報の記事をふまえ
ラヂオ気仙沼(ミニFM局)さんから番組出演の依頼を受けました!
番組名は「GOODAY GOODAY」
私は昼の12時45分から13時頃まで出させていただきました。
生放送なので、確実に出演しなければいけないということと
放送機器を前に話すのは苦手なので、電話出演という形をとらせていただきました。
岩手県一関市にある、同じくミニFM局の「FMあすも」さんにも生出演させていただいたことがありますし
文化放送「くにまるジャパン」さんには何度も出させていただいておりますので
多少慣れているとはいうものの「生放送」というのは何度やっても緊張しますねw
12月12日の放送で
宮城県北部船主協会という組織について、現状について、後継者がどんどん集まって来ている事について、今後の展開など
様々なことを話させていただきました。
いつものようにアドリブなので、今となっては何を話した細かいことは覚えてません〜
取りあげて頂けるのはホントに嬉しいこと。
今後ともよろしくお願いします!
吉田さんは何でそんなに熱くなれるんですか?と聞かれることも多い。
同じ気持ち
技術者は自分の無力さを知ってるよ。
毎日壁にぶつかってばかりだからな。
だからこそ必死に腕を磨いて、徹夜で開発に没頭して、次こそはって信じて、物を作り続けてるんだ。
何でか分かるか?面白いんだよ。
昨日できなかったことが、今日できるようになる。
今日分からなかったことが、明日分かるようになる。
それを自分の技術でやれたら、最高だ!
ドラマ「下町ロケット」
佃 航平
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