来春に高校を卒業する新規学卒者の求人採用スケジュールが大詰めとなりました。
高校生向け求人票を作成し、求人内容に問題がないか精査するため東北運輸局気仙沼海事事務所に提出します。
陸上企業の場合はハローワークに提出するのですが、我々のような大型船の求人は国土交通省管轄なので運輸局に提出するのです。
求人票を提出したのが6月1日、内容に問題なしと判断され求人票発送の解禁となったのが7月3日。
各水産高校等に求人票が届き生徒に解禁、各水産高校等は希望生徒の書類を作成し求人者側に発送を開始するのが9月5日以降。
各水産高校等から書類を受け取った求人側が面接選考等を開始し内定を出せるのが9月16日以降と決まっているのです。
宮城県北部船主協会は、これらのルールに則って、毎年全国の水産高校や海洋高校に求人票を発送しており
希望者者状況がまとまって来ております。
地元高校の2名、福岡県の水産高校から1名の計3名がすでに受付済みとなっており
現在手続き中で、まもなく受理となるのが東京にある海洋系専門学校の1名
合計4名の受け入れに向けて準備を進めているところです。
この他には、仙台市内の通信制高校や私立高校の2名が乗船に向けた意思表示をしてくれており
今後、じっくりと話し合いができることを期待しております。
今春乗船した平成29年度新規学卒者は10名だったことを考えると極端に減ったように見えますが
平成28年度は1名、平成27年度は5名という過去実績から見ると
例年通りという印象を受けています。
しかし、今年度で特筆すべきは地元高校から2年連続で希望者が出てきたという事。
平成28年度、27年度ともに地元高校からの希望者はでていないのです。
悲しいことに、地元高校からの希望者は6年に1人というのが平均値。
2年連続というのは、我々にとっては凄いことなのです。
希望者がなくとも、諦めずに求人票を提出し続けたこと
漁業後継者確保養成プロジェクト(事務局=大日本水産会)が開催する漁業ガイダンスが開催され
漁業を具体的に知ることが出来たこと
このブログで情報を発信し続けたこと
「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」の三陸新報連載により様々な若者が乗船している事を知り
就業へのハードルが下がったこと
あくまで個人的な分析ではありますが、これらのことが奏功し
漁船員に対する高校生のイメージが少しずつ変わり、選択肢のひとつとして認知され始めたのではないかと分析しております。
この良い流れを途切れさせることのないよう、来年、再来年を視野にいれた活動をしていきたいと思います。
震災以降、我々の活動がさまざまなメディアに取り上げられ
スクラップしているファイルが何と3冊目になりました〜〜
自分でもビックリ!
彼らが実技研修をする来春がすでに楽しみですね(笑)
初めて振ったバットに、ボールは当たったか?
初めて乗った自転車は前に進んだか?
違うよな。
こけて傷だらけになりながらあきらめずに続け
ついにお前たちは自転車に乗れるようになり、ヒットを打てるようになった。
(他のことも)一緒やろ。
木下晴弘
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電 話:0226−22−0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男