1月から数えて、今年6回目となる乗船前実技研修を実施いたしました。
何とか毎月一回開催できてますね!
昨年は比較的少なかったので、毎月新人漁船員が誕生してくれることがとても嬉しいですね!!
マグロ漁船に乗船を希望する全国の若者からお問い合わせを受けております。
書類選考や面接選考を経て受入れが決まった段階で行われ
新規乗船に向けての心構えや、基礎的なロープワークの訓練を5日間行うんです。
今回受講するのは、地元の普通高校を卒業したばかりのNくん(18歳)と静岡県からやってきたKくん(22歳)の2人。
タイプの違う二人ではありますが、目指すところは同じ!
頑張っていきましょ〜〜!
さっそく、講義に入っていただきます。
気仙沼海上保安署さんから、安全について、救命胴衣の重要性について話して頂きました。
左手前のKくんはメモ魔で(笑)
聞き逃さないようにしっかりと記録します。
続いて、東北運輸局気仙沼海事事務所さんから
3年後に受験する海技士資格について話して頂きました。
結構ややこしい制度なので、落ち着いてしっかり学んでいますね〜
このような座学が約1時間程おこなわれ、いよいよ実技研修のはじまりです。
講師は、元遠洋マグロ延縄漁船の漁労長さん。
漁労長は甲板員、機関員、操機長、冷凍長など様ざまな役職がある職務の中のトップで
船内の役職ピラミッドの頂点に君臨します。
そのトップの座を長年務めた方であるゆえ
技術もさることながら、人間性も優れたものがあります。
カリスマ性とでも言いましょうか。
私にはそれが全く無いんだよなぁ〜〜(笑)
簡単そうに見えてもなかなかできない。
早々に苦戦してます(笑)
研修期間中、遠洋マグロ延縄漁船の出港があるとのことで
いったん中断し、見送りに行くことにしました。
この船には、兵庫県神戸市出身の青年(21歳)が乗船しており
二航海目のチャレンジになります。
さっそく港へ
中央にいる青年が二航海目に挑む青年です。
まぁ、とにかく明るいんです(笑)
見送りに来ていたご家族ともども記念撮影。
船主さんに激励の言葉をいただき、出港準備に入ります。
研修生達も緊張気味です。
もう少しで自分たちも船側の人間になるのかと思うと緊張するのは仕方のないこと。
頑張れよ〜〜〜!!!
怪我すんなよ〜〜〜!!!!
彼ら二人は何を思ったでしょうね。
かなり胸が高鳴ったのではないでしょうか。
また研修室に戻り実技訓練の再開です。
今回に限った事ではありませんが
やはり複数人で研修をすると習得スピードには差が出ます。
これは仕方のないこと。
習得スピードは速いに越したことはありませんが
遅くたって気にすることはありません。
数年後、最終的に漁師としての高い完成度を誇っていいればそれでいいのです。
技術を習得するのは簡単な事ではありません。
やはり、そこには「努力」が必要です。
でも努力は辛いです。
世の中は「明と暗」でできており
残念ながら2つのセットになっているんです。
「やりがい」を見出すためには、その前に「修練」が必要になるという事です。
辛いことから避けてばかりなのに、「日々退屈」なんて言う人もいる。
これは当然のこと。
「暗」を知らずして「明」の素晴らしさは分からないのです。
マグロ漁船に乗ると、寝不足状態が続き8〜9割は辛いことだらけだと思いますが
その辛さを知ってるからこそ、やりきった「達成感」がもの凄く大きく感じることが出来るんだと思います。
まずは「暗」に挑む覚悟を持っていただきたい。
私達は、その「暗」に立ち向かうあなた達に寄り添いながらサポートしていきます。
困ったり、悩んだりしたら、すぐに相談してくださいね。
多くの皆さんのお問い合わせをお待ちしております。
成功している人々の多くは、あえて危険を冒す人です。
まず踏み出し、ひどい失敗を体験し、それでも、もう一度踏み出す気持ちがなければ、成功はしないでしょう。
フィリップ・アダムス
(オーストラリア人のブロードキャスター、映画プロデューサー、作家、1939〜)
------------------------------------------------------------------
遠洋マグロ延縄漁船
近海マグロ延縄漁船
乗組員を大募集(未経験者可)しております!
厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
本気のあなたを全力でサポートいたします。
本気になれる35歳未満の男性
まずはご連絡ください
↓↓↓↓↓
【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
電 話:0226−22−0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男