マグロ漁船の漁師を目指す人へ-【漁船員になろう!】

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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日本経済新聞社会面に掲載されました!
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    若手船員の総受入数が東日本大震災以降で100人を突破した事は

    皆様にもご報告した通りでございます。

     

    お陰様で、新聞やテレビでも数多く報じていただきました。

    その最後を飾るであろう新聞がこちらです。

     

    IMG_8999.jpg

     

    そう、日本経済新聞でございます!

    正直、日経さんに載るとは想像もしていませんでした(笑)

     

    しかも、こんなに大きく掲載していただきました。

     

    日本経済新聞掲載記事.jpg

     

    記事の内容はこの通り。

     

    「必死に魚と格闘して頑張っている。本物の海の男になろうと頑張っている」

    文書からにじみ出てくるのは、何日も海上でマグロを追い続ける漁師への熱い思い入れ。

    気仙沼港を拠点とする漁船の所有者でつくる宮城県北部船主協会の事務局長、吉田鶴男さん(47)が綴るブログが

    やりがいを求める若者を引き付けている。

    震災後、気仙沼港で漁師となった若者は100人以上。

    漁業離れが進むなか、突出した数字は全国から注目される。

    ■ □

    神奈川県藤沢市出身で、漁師歴4年目のFさん(25)もそんな言葉に動かされた1人だ。

    派遣社員として働く日々に物足りなさを感じ、幼いころ夢みた漁師の仕事をネットで検索すると

    吉田さんのブログ「漁船員になろう!」にたどり着いた。

    ブログに載っていた若手漁師の洋上日誌から目が離せなくなっていた。

    「メカジキの大きいのがとれました」

    「揚げ終わりは達成感があった」

    読み終えると「これしかない」と吉田さんを訪ね、漁師に転身。

    今では一等機関士となり、船に欠かせない存在だ!

    気仙沼もかつては漁師の後継者不足に悩む状況は多くの漁港と変わらなかった。

    そこに11年の東日本大震災が追い打ちをかけた。

    港は大破し、がれきの山に。

    「家や家族を失い漁どころではない」。

    津波は古参の漁師の気力も奪っていった。

    漁師がいなければ船も出せない。

    吉田さんの元に船会社からそSOSが次々と寄せられる。

    「どうすれば」

    打開策が見つからない中、漁から返ってきた若者がスマートフォンをいじっている姿が目に入った。

    海の男にネットは似合わないと思い込んでいたが

    「ブログで呼びかけると人が集まるかもしれない」と思い、12年に開設した。

    ■ □

    ブログでは、漁師の苦労話など、できるだけ本当の姿を見せるよう腐心した。

    「マグロ漁船のすべてを統括する最高責任者が漁労長。あこがれの年収1千万円になる」(12年2月)

    「船長という仕事は資格を得たからといって出来るものではありません。足かけ10年は必要」(14年4月)

    記事の末尾に問い合わせ先を載せると、反応は思ったより早く表れた。

    「漁師になりたい」と連絡があったのはブログ開設から2週間後。

    アクセスは急増し、約半年で1ヶ月1万件に到達。

    漁業志望者に会うため、北海道から九州まで駆け巡る日々が始った。

    顔を合わせると、あえて過酷さを伝える。

    マグロ漁船は常に集団生活。
    魚を追い続け丸1日働き続けることもある。

    「自分の子供も同然。受け入れる以上は真剣に向き合う」と、厳しい言葉は時に2時間以上にも及び

    相手を泣かせてしまったことも。

    それでも希望者は後を絶たなかった。

    当初は県外の若者に戸惑っていた船会社も「吉田さんの紹介なら」と受け入れるようになった。

    仕事についていけず数年で辞める人もいる。

    それでも「船に乗り続けたいと思える環境をつくらないと」と前を向く。

    気仙沼に住み始めた若者もおり、漁業の町復活の兆しも見え始める。

    「港を若者でいっぱいにするのが夢」

    熱い思いを胸にブログを刻み続ける。

     

    以上が記事の全文です。

     

    記者さんの気持ちのこもった記事にとても感謝しています。

    この記事の若手船員も今はインド洋で奮闘中だ!

     

    ブログ開設当初は、年間1〜2人しか新人漁船員が誕生しなかった。

    多くても4〜5人が限界。

    これでは少なすぎる。

    過酷なマグロ漁船の魅力は何なのか?

    こんな事ばかり考えていた。

     

    乗ろうと思えば、誰でも乗れそうなイメージを払拭しようと「人選する」と名言。

    今までは「過酷」のイメージを払拭する活動だったので、震災後は「過酷」を全面的に打ち出してみた。

    そして

    全面的に押し出すほどの魅力を謳えなかったこともあり

    面接ではこちらの「熱意」を全面的に押し出していくしかなかった。

     

    徐々にマスコミに取り上げられるようになり

    インパクトのある回答をしようと

    「5年で50人、10年で100人」を受け入れるという当時としては天文学的な数字を掲げてしまった(笑)

     

    この目標、実は宮城県北部船主協会として打ち立てた目標ではないのです。

    役員会で定めた目標値でもないのです。

    担当の私が勝手に打ち立ててしまった目標なのです。

    最初の頃は、あまりにも大きな事を言ってしまったとさんざん後悔しました(笑)

     

    ところが、多くの方々の協力や応援もあり

    【事業開始2年半で50人、6年で100人】という超ハイペースで目標が達成されたのです。

    50人の時点では、目標達成率200%というとんでもない成果でした!

     

    ここからは

    次のステージに入ります。

    【漁師を続けやすい環境を構築し、離職率を抑える】

    これが私の課題となりました。

    募集活動は今まで通り、もしくはそれ以上に行いますが

    数字に拘ることは止めます。

    来てくれた若者をより大切に育成していくことに集中したいと思っています。

     

    今後とも、よろしくお願いいたします。

     

     

    変転する状況のただ中で

    ひとりの人間が終始一貫性を保つただ一つの可能性は

    すべてを支配する不変の目標に忠実でありながら

    状況に応じて変化することにある。

    ウィンストン・チャーチル

    (イギリスの政治家、1874〜1965)

     

     

    もうひとつ、宮城県北部船主協会の活動がこういった本にも掲載されたんです。

     

    IMG_8794.jpg

     

    「田舎暮らし」という雑誌です。

    その中で、田舎にはこんな仕事もあるよ〜〜ということで

    トピックスで紹介されております。

     

    IMG_8796.jpg

     

    毎度、お世話になっている全国センターのお2人も紹介。

     

    IMG_8795.jpg

     

    ホントお世話になっております!!

    今後ともよろしくっ!!

     

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    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男

    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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