お正月休みも終わり
一気に日常に戻ってしまいましたが
なかなか戻りきれない人も多いのではないでしょうか。
かくゆう私もその一人かもしれません(笑)
私の仕事始めとしては、まずブログの更新。
そして、遠洋マグロ延縄漁船の入港船調査となります。
毎年新人漁船員を受け入れるための入港時期を把握する必要があるためです。
何月に、どの漁場からどの船が帰国してくるのか
船主協会会員に対し調査を行います。
今年も気仙沼港では
世界の海に羽ばたく新人漁船員(遠洋マグロ漁師)を大募集いたします!
このための調査なのです!!!
1月から春まではバリ島を基地とし“インド洋”を主漁場とする遠洋マグロ漁船が毎月5隻ほど入港してきます。
年間を通して一番入港船の多い時期です。
つまり、遠洋マグロ延縄漁船に乗船を希望する方にとっては
今が応募のチャンスになります!
春から夏にかけてはカナリア諸島等を基地とし“北大西洋”を主漁場とする遠洋マグロ漁船の出入港が多くなり
夏から秋にかけてはケープタウンを基地とし“南大西洋”を主漁場とする船と、太平洋を主漁場とする船が多くなります。
秋以降については帰国する船が極端に少なくなり、毎月1隻くらいしか入港してきません。
どの漁場の船にいつ頃出港した方が良いのだろうか?
こう考える方も少なくないと思いますが、一長一短があり
どれがベストなのかは分かりませんので、希望者さんと相談しながら決めていきたいと思っています。
マグロ漁船では甲板部と機関部の両方で募集をしています。
甲板部は漁獲作業と航海当直が主な業務となり、将来的には航海士、そして船長へと昇格していただきたいと思います。
機関部は「船舶エンジニア」という方が分かりやすいでしょうか。
漁獲作業も行いますが、船舶エンジンや漁労機械の保守、そして機関当直が主な業務となります。
どちらを希望する人が多いのか気になるかと思いますが
気仙沼地区ではちょうど半々といったところです。
気になる方はお電話をいただければ、30分でも1時間でもしっかりお話させていただきます。
まさか1時間なんて対応してくれないでしょ!?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、私は対応します。
私の業務の関係で対応できない場合は、お互いの都合の合う時間にしっかりお話させていただきます。
賃金については
固定給よりも歩合給(水揚高による)の比率が高いので一概には言えませんが
初任給として月額あたり35万円〜40万円くらいのイメージでいてください。
本人の働き具合や、資格の有無により昇給していきます。
航海日数なのですが
遠洋マグロ漁船は長期航海になることはご存知だと思いますが
10か月間から11か月間くらいになります。
その間は日本に帰国しません。
気仙沼港は全国から若手船員を募集しております。
未経験者でも全くかまいませんが、年齢的には35歳くらいまでとさせてください。
視力や色覚などにも制限を設けさせていただいておりますので
乗船を希望する方は、ぜひ、ご連絡ください。
お電話でも、メールでも、ブログのコメント欄でもかまいません。
よろしくお願いいたします。
マグロ漁船だけじゃなく、漁師という仕事はとても大変な仕事です。
定刻というものがありません。
魚を獲るための仕掛けを海に投入したら、全てを揚げ終わるまで続きます。
しかし、それなりの覚悟をもってさえすれば
航海を全うすることは問題なく出来ると思いますよ。
まずはご連絡をお待ちしております。
世間は誰一人として君の成功を邪魔したりせんよ。
やれないというのは、外部の事情というよりも、自分自身に原因があるものなんや。
外部のせいではない、理由は自分にあるんだということを、常に心しておく必要があるな。
松下幸之助
(松下電器産業創業者、1894〜1989)
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【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
電 話:0226−22−0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男