17歳の新人くんが一航海を終え
気仙沼港に帰港するとのことで、迎えに行ってきました。
まだ夜が明けきらぬ6時30分に自宅を出発し、車で気仙沼市魚市場へと向かいました。
気温は氷点下。
いくら重ね着しても不安なほどの寒さ。
家の塀にはうっすらと積もる雪。
路面は濡れ、滑りやすいアイスバーンかと憂鬱になる。
急ぐ気持ちを抑えながら、アクセルを踏んだり戻したり。
今シーズン3年目を迎えるスタッドレスタイヤに祈りながら海へと向かう私。
魚市場に着くと幻想的な風景がお出迎え。
寒さに震えながら足踏みしていると
遠くに見えてきました!
遠洋マグロ漁船!!
手前の船は水産庁傭船の漁業取締船。
その後ろに見えてきました。
最近架けられた大島架橋をバックに、ゆっくりと入港。
無事着岸するまで気を抜けないので、慎重に、慎重に入ってきます。
大きく舵をとり、こちらへと向かってきます。
乗ってる新人くんはどんな気持ちでしょうか。
「やっと帰ってきた!!」
「お〜出迎えがたくさんいる〜〜〜」
ってところでしょうか(笑)
さあ、向かってきました。
着岸をサポートする業者さん方も忙しくなってきました。
もう少し!!!
こんな大きな船の舵をもつ人の技術はすごいものですネ。
ピタッと船を港に押し込んで着岸させていきます。
さっそく彼と対面!
「お久しぶりです。」
「何とか行って来れました」
「11か月の航海がとても短く感じました!」
照れくさそうにいう彼の声と口調、そして表情は11か月前のままですが
体つきは全くの別人。
日焼けした顔、熱くなった胸板からは男らしさを感じ
何気なく触れた体は鋼のように固かった。
鋼の体は激務に耐えた証。
こぼれる笑みは自信の証。
本当に頑張ってくれたと思います。
ありがとう!!
本当にご苦労様。
一部、地元水揚げがあるとの事で
その風景も見学させてもらうことに。
手際よく振り分けられます。
これが何度も何度も繰り返されます。
40分ほど見学し、別件の約束の時間となったので
船主協会に戻りました。
朝から気分のいいスタートとなりました。
ゆっくり風呂に入り、ボサボサの髪を切って
さっぱりした彼とゆっくり話したいですね〜〜
毎月提出される洋上日誌には書かれていない特別なエピソードもあるはず。
楽しみですね!!
「でも」を自分に許していると、人生は少しずつあとずさりを始める。
「でも」多発の結果は、「やればよかった」後悔になっていくのではあるまいか。
斎藤茂太
(精神科医・著述家 1916〜2006)
「あれをしたい」「これをしたい」
「ああなりたい」「こうなりたい」
人それぞれに夢はあると思う。
口に出すか出さないか、それだけの違いであり
大小それぞれあるはずだ。
「でも〜、勉強するの面倒くさいしなぁ」
「でも〜、行動おこすにもお金がないしなぁ」
「でも〜、こんな夢を話したら皆にバカにされるかもしれないなぁ」
「でも〜、でも〜、でも〜・・・・・」
こんな「でも」の連発、「でも行進」をしてては何も変わらない。
行動を興せば大変で汗かくことも多いし、面倒なことだって起こる。
これは間違いない。
しかし、こんな言葉もある。
若いうちに流さなかった汗は、年をとると(後悔の)涙に変わる。
鍵山 秀三郎(イエローハット創業者。1933年 - )
この新人くんには言い訳の「でも」はない。
今のたくましさは、挑戦し続けた結果だ。
--------------------------------------------------------------------
遠洋マグロ延縄漁船
近海マグロ延縄漁船
乗組員を大募集(未経験者可)しております!
厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
本気のあなたを全力でサポートいたします。
本気になれる35歳未満の男性
まずはご連絡ください
↓↓↓↓↓
【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
電 話:0226−22−0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男