マグロ漁船の漁師を目指す人へ-【漁船員になろう!】

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
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来春100人超え!〜河北新報に掲載されました!
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    本日(2017.12.13)の河北新報に我々の活動が掲載されました!

     

    IMG_6567.jpg

     

    気仙沼〜震災後の新規漁船員

    来春100人超え

    ブログで魅力PR

    「再び若者あふれる港に」

     

    こんな見出しが躍っています!

     

    しかも、掲載された場所は四コマ漫画の隣り

    つまり、テレビ番組欄の裏になり

    一面記事の次に目立つ場所ではなかろうかと思います。

    記事の内容は次の通り

     

    (河北新報インターネット版から)

     

    気仙沼港の震災後の新規漁船員、来春100人超え 漁業の魅力発信する熱いブログが若者の心つかむ

    気仙沼港を基地とするマグロなどの遠洋・近海漁船の所有会社でつくる宮城県北部船主協会(気仙沼市)が

    東日本大震災後に全国から受け入れた新規就労の乗組員が来春100人に達する。

    仕事の魅力を発信する協会のブログに感化された若者たちが続々と乗船。

    ブログを1人で担当する事務局長の吉田鶴男(たづお)さん(47)は「大きな節目を迎えられた」と感慨に浸る。

     

    震災後、協会が会員につないだ新規の乗組員数は92人で、大半が10、20代。

    船長になった若者もいる。

    2018年3月には福岡、和歌山両県などの高校を卒業する7人を含む9人の乗船が決まった。
    吉田さんは震災後、後継者不足が深刻な遠洋漁業の魅力や仕事の中身を伝えながら漁船員を募ろうと決意。

    12年2月に「漁船員(漁師)になろう!」と題したブログを始めた。

    スマートフォンを持ち歩く漁師の姿が目立ち始めたことがきっかけだった。

     

    ドラマの脚本家を目指したことのある吉田さんの熱い言葉が若者をひきつける。

    体験談を載せたり画像をふんだんに使ったりして、仕事のイメージが湧きやすいのも魅力の一つ。

    文章の最後は必ず歴史上の人物や経営者らの名言で締める。
    ブログを発信すると、乗船を希望する若者からの連絡が増えた。

    震災前は就業者ゼロの状態が続いた時期もあったが、漁師希望者の就職イベントに積極的に参加したことも奏功し

    12年度以降は毎年20人近くが乗船するようになった。
    ブログの更新回数は480回を超える。

    「周囲に『10年で100人乗せる』と豪語したが

    正直、天文学的数字だと思っていた。一心不乱に走り続けた結果が出た」と振り返る。

     

    乗船を望む若者に実際に会い、漁師としての資質を見極めるのも吉田さんの大切な仕事。

    1時間近く話を聞き、時には厳しい意見を言って若者を泣かせることもあるという。
    乗組員の誕生日に必ず励ましのメールを送る吉田さんは

    「みんなを家族として受け入れてきた。息子を応援するのは親として当然の仕事」。

    親身な姿勢が若者の信頼を得ている。

     

    最近、名刺に「漁師リクルーター」の肩書を加えた吉田さん。

    「震災で傷ついた気仙沼の港を、もう一度若者であふれさせたい」と意欲を燃やす。

     

    が掲載全文です。

     

    盛りだくさんの内容となっているため、多少言葉が少なげなところもありますので

    補足しておきたいと思います。

     

    基本的に内容に間違いはございません。

    まったくもってこの通りでございます。

     

    まずは「ドラマの脚本家を目指したことのある吉田さん」(笑)

    子供の頃に、漫画家や映画の脚本家などに憧れており

    高校を卒業したら映画の道に進もうと思っていたことは事実です。

    でも、家庭の事情などもあり進むことが出来ませんでした。

     

    船主協会にお世話になり、今の仕事をするのですが

    事務職ゆえ、文章を書く仕事がとても多かったのです。

    案内文、依頼文、報告書、計画書、、、など多岐にわたります。

    最初はこのような文書がとても苦手で、単純な案内文書だけで10回以上書き直しを命ぜられたことも多々あります。

    当時の責任者はとても文才のある方だったので、細かなところまで指摘され続けました。

    「これではこちらの趣旨が伝わらない」と

    半ばやけくそになり書き直したら、今度は思いもかけない言葉が。

    「前よりはとてもいいけれど、思いが強く伝わり過ぎて読んでて疲れる」

    「・・・・・・・・・・」

    結局はあっさりした感じに修正し文書が完成するのですが、文章に対する苦手意識が増してしまうわけです。

     

    でもこれは仕事なので、苦手だからと逃げることも出来ず

    良い方向に捉えてみることにしたのです。

    「自分には強い想いを文書に載せて伝えることが出来る能力があるのだ!」と。

     

    そこから文章を書く訓練を積むのですが

    楽しみながら訓練することができないものかと思い

    昔を思い出して、ドラマの脚本や映画の原案等を書いて、コンクールにも応募してみました。

    大賞や佳作などに入った事は一度もありませんが、アイディア賞は何度かいただきました。

    これも良い方向に捉えて「自分のアイディアの方向性に間違いない」と考えました。

    かなりポジティブでめでたい人だと自分でも思います(笑)

     

    短い文章で思い伝える練習として作詞のトレーニングもしたことがあります。

     

    そんなことがあり「ドラマの脚本家を目指したこともある」となっているのです。

    ブログというツールを使い、自分の弱点を武器にしてきたわけですね。

     

    「周囲に『10年で100人乗せる』と豪語したが

    正直、天文学的数字だと思っていた。一心不乱に走り続けた結果が出た」

     

    豪語と言われると、言い過ぎのような気もしますが

    意味を調べると「意気さかんに大きなことを言うこと」とあります。

    各マスコミに対し、意気盛んに目標値を「5年で50人、10年で100人」と答えていたので

    「豪語」なのかもしれません(笑)

     

    1時間近く話を聞き、時には厳しい意見を言って若者を泣かせることもあるという。

     

    「泣かせる」といっても虐めてはいませんからね(笑)

    語弊があるかもしれませんが、人を追い込んだ後の開き直りの瞬間が好きなのです。

    乗船希望者の考え方や、今までの人生を聞き

    未熟な点をギリギリまで追求し、追い込むのです。

    「お前のような未熟な人間の来る場所ではない」とさえ言います。

     

    ある若手の船主さんに私はこう話されたことがあります。

    「吉田さんと面接会を行うと

    我々船主が言いにくいことを乗船希望者にしっかり言ってくれるので助かりますが

    あまりにも言い過ぎではないかと、、、、」

    「乗船希望者に対し申し訳なくなってくる、、、、」

    確かに、横で聞いている人はそう思うかもしれません(笑)

     

    この記事で言う「泣かせる」とは

    的確に未熟な点をつかれ、返す言葉もなく、情けない思いからくる「涙」なのです。

    涙ながらに「未熟なところを克服し、一人前の海の男になる!」と、それこそ豪語したときに

    本当のやる気がみなぎり、聞き手である私の心を動かすことになるのです。

    私は、この本気と触れ合った瞬間がとても好きなのです。

     

    そこまで言う理由はもう一つあります。

    洋上でがんばる若手船員は、年齢的にも私の息子のようなもの。

    その大切な息子が大海原で命を燃やしているのです。

    自分の息子が必死で頑張っている職場に

    軽い気持ちの若者が「俺にもできそうだから船に乗ってみたい」と言ってきたらどうでしょうか。

    父親としてどう思いますか?

    「ふざけるな!俺の息子達をなめるんじゃない!」と思いませんか?

    そんな思いで強く語ってしまう部分もあります。

     

    落ち着いて振り返ってみれば

    こんな募集活動は今までにないことですし

    他の業界を見ても、こんな活動をしているところはないでしょう。

     

    ある新人船員は

    「たまたまブログを読んだら乗組員募集(未経験者可)があったので、面接に行ったらすごく怒られて驚いた」

    「募集してるんじゃないの??俺はその申込者なんだけど???って思った」

    と言っていました。

    このエピソードは思い出すたびに笑えてきますww

     

    今どきの若者は本当に凄いと思います。

    素晴らしい可能性を秘めています。

    まさに宝です。

     

    この宝をどのように磨いていくか

    今後は「育成」に力を注いでいく時かもしれません。

     

    「震災で傷ついた気仙沼の港を、もう一度若者であふれさせたい」と意欲を燃やす。

     

    私の道はまだまだ続きます。

     

     

    欠点や弱点も、裏返せば武器にできる。

    松井優征[まつい・ゆうせい]
    (漫画家、1979〜)

     

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    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男

     

     

     

     

    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 15:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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