11月9日に行った唐桑中学校海洋教室のもようが
11日付三陸新報に掲載されました!
【海で働く素晴らしさ感じて】
唐桑中生が海洋教室
国土交通省東北運輸局による海洋教室が9日
気仙沼市の内湾地区などで行われ、唐桑中学校の生徒達が旅客船に乗船し、海の仕事に関する講話を聴いた。
海事産業を担う人材確保や、中学生の職業選択の参考に--と気仙沼市教委と連携し開催。
全校生徒125人が、大島汽船の旅客船「海来(みらい)」に乗り、湾内をクルージングしながら卒業生ら3人の話に耳を傾けた。
講話では、OBの大島汽船・千葉信弘さんが、外航船で正解を渡り歩いた経験を交え、「夢をもって目標に向かってほしい」と訴え
同運輸局の岩淵孝幸船舶産業振興館も「船は工場内で造られる製品の中で、最大級」などとスケールの大きさを強調した。
県北部船主協会の吉田鶴男事務局長は、全国から集まった若手漁船員実情を紹介した上で
「四方を海に囲まれている日本では、船の仕事はなくてはならない。親孝行に励み、離れた家族を養う人もおり
ぜひ、海で働く素晴らしさを感じてほしい」と語った。
生徒達は旅客船で大島瀬戸を通り、完成に向けて作業が進む大島大橋を旅客船のデッキから見学。
下船後には出船送りもし、この日ハワイに向けて出港した第83欣栄丸を見送った。
3年生の●●●●君は「造船や内航船などの話を聞くことが出来た。海で働くことも将来の選択肢として考えていきたい」と話した。
これが記事全文になります。
やはり、少子化でどんどん子供の数が減っていくなかで
船員という職業に子供を導いていくためには
小学生や中学生のころから海と親しみ、漁船員という仕事をもっともっと身近に感じてもらえるような
企画を継続的に行っていく必要があると強く感じました。
そして、漁船員という仕事をもっと身近に、漁船員という仕事の地位をもっと高いものにしていく必要があると感じます。
職業の地位というものは
年収だろうか?それとも権力だろうか?
仕事の地位というものは個々が決めるもの。
漁船員って言う仕事を「スゴイ」と感じてくれるかどうかなんです。
自分がスゴイと思えば、他人が何と言えども凄いんですよ。
スゴイって何だろう
社会貢献の度合いではないだろうか?
「船に乗り、漁を行い、市場に水揚げする」
これにより収入を得て、家族を養っていくという貢献も大切ですが
社会的にどれだけの人を救えているのか、笑顔にできているのかを明確にPRする必要があると思うんです。
どれだけ立派な船があっても、どれだけ大きな船があっても
漁船員が居ないのでは、ただの鉄の塊に過ぎません。
漁をする漁船員が居てこそ、魚市場が機能し、仲買人や水産加工業者が存在し
スーパー等の小売店を通して、消費者はおいしいマグロ等を口にすることが出来るのです。
水産業界の核であり、根幹であることは間違いありません。
自ら長期航海に挑み
過酷な海と向かい合っている漁船員の素晴らしさを
誇張することなく素直な言葉で広めていきたいと思います。
本当に1人でも、2人でもいいので
私達の仲間となり、家族となってくれる人が生まれることを期待しています。
そして
今日は、近海マグロはえ縄漁船に乗る若手船員2人が船主協会にやってきました。
若手船員に課している2年間の洋上日誌の提出ですが
「2年間のお勤めが終わりましたww」と最後の日誌を提出してくれました。
早いものですネ〜〜
その彼が気仙沼に来てから2年経過ですか。
日誌は追って、皆さんにも公開しますね。
お勤めを終えたお祝い(?)としてお見送りに行ってきました。
寒くなってきたから風邪ひくなよ〜〜〜
怪我するなよ〜〜〜!!!
がんばれよ〜〜!!!
やり甲斐(がい)、働き甲斐は、やってみてはじめて出てくる。
やりもしない、働きもしないで、どうしてそのような喜びが得られるだろうか。
生き甲斐にしてもそうだ。
精いっぱい生きる努力をして、はじめて生きる喜びを知るのだ。
土光敏夫
(石川島播磨重工業元社長、1896〜1988)
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名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
電 話:0226−22−0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男