漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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連載企画 第34回「海の男にあこがれて」
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    紹介が遅れているので、ピッチを上げて紹介いたします(笑)

     

    今回紹介いたしますのは

    宮城県仙台市出身、遠洋マグロはえ縄漁船に乗船している26歳の青年です!

     

     

    皆さん、お忘れだと思いますが(笑)

    昨年7月に全国放送されたドキュメンタリー番組「きたれ!マグロ漁師」の番組冒頭で

    私が船に乗り、マグロ漁船の説明をしているシーンがあるのですが

    その相手が彼なのです。

     

    かなり分かりずらい説明ですね(笑)

     

    さっそく紹介したいと思います。

     

     

    私は宮城県の県庁所在地である仙台市に、生まれてから約26年間を生活してきました。
    私が住んでいる地域は、今でこそ大きなショッピングモールや飲食店等がたくさんあり大変賑わっていますが

    私がまだ小学生の頃には通学路にクマやカモシカが出るような森や山に囲まれた場所で

    海の仕事とは無縁の地域です。

     

    船に乗る前はピアノの運送や旅行関係の仕事をするなど

    様々な仕事をしていました。
    生活に関しても「今が楽しければそれでいい」という幼稚な考え方をしていたので、両親には山ほど苦労させてしまいました。

     

    そんな自分がなぜマグロ漁船に乗ろうと思ったのか。
    そう思ったきっかけは、一言でいうと、強い人間になりたかったからです。

    あまりにも漠然とした理由なのかもしれませんが、昨年、娘が生まれ初めて父親の気持ちと言うものを体感しました。
    人それぞれ考え方は違うと思いますが

    私は「この子が一人前になるまで、しっかりと守っていける人間になりたい」と思うようになりました。
     

    そんな時に父から「だったら船に乗ってみろ」と言われました。

    気仙沼市出身の父親の関係上

    漁師という仕事はそんなに遠い存在ではなかったですし

    船の上での生活・仕事というものの大変さを聞いていたので

    自分が目標とする「強い人間」になれるかもしれないと思い、乗船することを決意しました。

     

    実際にこの仕事について、初めの2〜3ヶ月は、正直、船に乗ったことに対して後悔したこともありました。

    どんな仕事でも同じですが、仕事に慣れるまでは毎日分からないことだらけでまともに着いていくことすらできず

    仕事が終わって部屋に戻っても船内の生活に慣れていないせいか、なかなかリラックスすることができませんでした。
     

    そんな中、機関長や同世代の先輩が私の話を親身になって聞いてくれたおかげで

    今では仕事、船での生活、共に慣れてきて、後悔していた気持ちは一切無くなりました。

     

    マグロ漁船員の苦労と言われ初めに思いつくのは、やはり船上と言う限られた環境での生活だと思います。

    陸の仕事であれば、休日は家族や友人と遊びにでかけ、欲しいものがあれば買いに行く、食べたいものがあれば食べると言ったように、基本的に自由に行動ができます。
     

    しかし、船の中ではそうはいきません。

    私個人の感覚ではありますが、私はこれが一番大変だと感じました。

    マグロ漁船員の魅力は、やはり大きなマグロが揚がってきた瞬間ではないでしょうか。

    この興奮は他の仕事では味わえないものがあります。
     

    私は実際に、初めて大物が揚がった時に、あまりの驚きにその場から動けなくなってしまったのを覚えています。
    その他にも仕事の話からは逸れてしまいますが、日本に居ては見ることも出来ないようなキレイな星空も毎日見ることができます。これもこの仕事の魅力の一つだと思います。

     

    海から揚がったばかりの美味いマグロをすぐに食べれてしまうのも気に入っており、船に乗って良かったと思いました。

    少しずつではありますが、ようやく仕事にも慣れてきて、色々と考える時間が出来てきました。

    自分が今まで、どれだけ多くの人に支えられて生きてきたのか

    そして現在も多くの人に支えられて生活していると強く感じるようになってきました。
    本来であれば、意気込みとしてここに「将来は機関長になります!」と書くのが正しいのかもしれませんが

    私は自分が周りの人に支えられて、助けられて生活していることを、しっかりと認識し感謝できる人間になること

    自分も誰かを支えられることが出来る、頼れる人間になることを目指して、一生懸命仕事に取り組んでいきます。

     

    これから漁船員になろうとする人に向けた一言。
    私が最初に面接してもらった船主協会の吉田さんに「最初の3ヶ月は本当に地獄だぞ」と言われたのを今でも覚えています。

    当時の私は「今から頑張ろうとしてる人間になぜそんなことを言うのだろう?」と思っていました。
    しかし、今考えてみると、確かに軽い気持ちで乗ってしまって途中で下船することになったら

    会社や関係者、船の方々に迷惑をかけてしまうのはもちろんのこと

    自分の人生の貴重な時間も無駄になってしまうという意味で包み隠さず言って頂いたのだと感じました。
    確かに、最初の3ヶ月は大変なこと、苦しい事が沢山あるのは間違いありませんが、この仕事はそれを乗り越えた時に人としても大きく成長できる魅力的な仕事です。

     

    以上となります。

     

    家族で私のところに来まして

    船に乗りたいという本人と乗せたいというご家族の強い想いに圧倒されたのを覚えています。

    それが去年の2月頃だったでしょうか。

    ここでは漠然と書かれている「強い男」になぜなりたいのか。

    彼の言う「強い男」とは何なのか。

    しっかりと答えていただきました。

     

    彼は今、二航海目に挑んでいるのですが

    初航海を終えた時に、漁労長さんが私に声をかけてくれました。

    「新人の●●、ちゃんと頑張ってるから心配ないですよ!!」

    「いや〜、彼凄いね。なかなか出来ることじゃないよ」

    「あんな新人だったら、船としても大歓迎だよ」

    というのです。

     

    何が凄いのですか?と聞くと漁労長はこう答えました。

    「新人は船内生活にも慣れないし、仕事もできず厳しく指導されるから、気持ちの浮き沈みが激しくなる」

    「つまり、機嫌のいい日と悪い日があるんですよ。これが普通です。」

    「でも、この1年間、彼の表情の曇った日を見たことがない」

    「いつも笑顔で、前向きなんですよ」

    「彼1人いるだけで船内が明るくなるんですよ」

     

    これはすごいなと思いました。

    仕事はまだまだできないけれど

    「明るく、前向きに、一所懸命」

    これでだけで周りが変わっていくんです。

    皆から必要とされるんです。

     

    自分がスムーズに仕事ができないのは

    上司のせい

    社長が悪い

    職場の雰囲気が悪い

     

    悪いのは全て人のせいにしてしまう人っていますよね。

    私自信もそんなところを持ち合わせているのかもしれない。

     

    考えてみれば、わがままな自分に合う職場に巡り合うなんて奇跡に近い。

    彼のように自分に合う職場に変えてしまう方がかなり近道なんですよね。

     

    「言うは易く行うは難し」

     

    と、おっしゃる方も少なくはないと思いますが

    自分一人が変わればいいんです。

    「明るく、前向きに、一所懸命」

    ただこれだけなんです。

     

    明るく楽しく仕事している人を見るだけで楽しくなる。

    前向きに考えている人には学びが多いです。

    一所懸命の人には協力したくなる。

     

    これだけで環境は変わるものです。

     

    「難し」で諦めず

    「難し」だけど、少しずつでも進めば

    周りの変化が見えてくるはずですよ。

     

    新人船員を応援するはずが、多くを学んでしまった一例でした。

     

     

    自分が行動し始めれば、いろんなことが動き出す。
    当たり前のように聞こえるけど、最も大切な原理です。

    宮本亜門
    (演出家、1958〜)

     

     

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    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 11:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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