漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
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Rookie Fisherman Diary (From Kanagawa-31)その4
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    漁業就業支援フェアの話題を間に挟んでしまいましたが

    “その3”からの続きを掲載したいと思います。

     

    神奈川県出身の21歳(現在24歳)の青年の日誌です。

    我が21歳当時を思い起こすと。。。

    うまくいかなくなると全て人のせい、環境のせい、

    恥ずかしいほどに甘ったれ。

     

    彼は自分でも言っているけど

    こんなにも夢中になれる仕事を21歳でできているというのは

    本当に幸せな事だと思うよ。

     

    それでは、63週目からスタート。

     

    第63週目(平成26年10月)

    モリを使わせてもらいましたが、10回投げて3回しか当たらなかった。

    野球に例えますが、3割打てれば凄いですが

    マグロ船では10割打者、かつ正確な場所、頭に投げなければならない。

    確実に魚を獲るためのモリだ。

    完全でなくてはいけない。

    勉強することが山ほどあり、楽しく凄くやりがいを感じています。

    最初はなかなか出来ないですが、回数を重ねるごとに出来るようになり

    その時が一番うれしいです。

     

    第64週目。
    2日続けてとんでもない失敗をしてしまいました。

    1日目は投縄の時、スナップ付けで浮き輪を付け損ね。。
    浮き2つと浮縄1本を無くしてしまいました。

    浮き2つあれば、あと1枚分縄を入れることができる。

    16本の枝縄を入れられる。

    魚がそこにかかるかも知れない。

    2日目は“モリ”を落としてしまった。

    モリを投げて頭に当たりはしたのですが、モリを抜く前にスナップを外してしまった。順番が逆だった。

    「道具がなければ魚が獲れない」

    一番初めにマスターに言われたことを頭に刻み、今まで以上に道具を大切に使おう。

     

    第65週目(平成26年11月)

    11月に入り、毎日大漁が続いている。

    4トン越えの日が3日続き、4日間で14トンの漁獲。

    とても大変でしたが魚が来ると嬉しい。

    特に自分が投縄をした日、餌を付けたところにかかるとさらに嬉しい。

    しかも、簡単に魚を逃がされた時は少しイラッとしてしまう。

    インドネシア船員と違うのは魚で給与が決まる。

    一本でも多くの魚を獲りたい。

    自分が魚を引張るときは死んでも上げる!!

    そんな気持ちです。

    最近、考え方に変化が出てきた気がします。

     

    第66週目

    初めて洋上転載しました。

    波に揺られながら魚を揚げなければならないので素早く丁寧に。

    しかし、途中でロープの通しが悪かったのか魚が全て落下。

    少しずれていたら下敷きになっていた。

    凍結された魚はコンクリートと同じ。

    頭に当たったら確実に死ぬ。

    周りをよく見て作業しよう。

    徐々にですが、インドネシア語、ジャワ語を覚えてきました。

    日本語交じりですが会話が楽しい。

    仕事で使う言葉はだいたい話せるようになりました。

     

    第67週目

    冷凍長に縄刺しを見てもらいました。

    “綺麗”と褒められました。

    その一言がとても嬉しかったです。

    “さいかつ”ではエラを取るところではうまく出来るようになりました。

    しかし、背肉周りの切り取りがうまくいかない。

    冷凍長が“サイカツ”した魚と自分が“サイカツ”した魚を比べると歴然とした差がある。

    冷凍長の魚は細かい部分までしっかり切り取られていてとてもキレイだ。

    自分も負けないくらいに“サイカツ”できるようになりたい。

     

    第68週目

    凍結の時に96キロのメバチマグロを持ちました。

    1年前の自分では確実に持てないと思うが徐々についてきた力というかコツを掴みました。

    前は力任せに持ち上げていました。まだ100キロ越えの魚を持てない。

    マスターは120キロの魚を持てる。いつかはそのくらい、その上を持てるようになりたい。

    モリ突きで5回連続で当たりました。

    マスターに教わったように投げるとしっかり当たる。

    しかし、あまりのパワーにモリが反対まで突き抜けてしまい抜けなくなってしまった。

    少し力を抜いて投げよう。

     

    第69週目

    魚を引張るとき波や魚の動きに合せて慎重に引っ張る。

    なかなか難しいですが数をこなして状況に応じた動きを出来るようにしたいです。

    特に時化の時は魚が波で叩きつけられることが多い。

    少なくとも負荷はかかっているはずだ。

    一回一回が勉強。上手に引っ張れるようになりたいです。

    最初出来なかったスナップのつぼ刺しも今では見栄えの良いものができるようなってきました。

    本当に少しずつですが成長していると実感しています。

     

    第70週目(平成26年12月)

    外国船の縄と交差。先航海もありましたが、今回は自船の縄を切られた上に球を何個か持って行かれてしまった。

    さらには浮縄にメカジキの頭を縛り付けるなど散々だ。

    異国ではあるが同じ延縄船。

    少し残念だった。

    それでも今回の事で勉強になった事もある。

    外国船はナイロンを切ったら修理できない。

    結んで修理するのだ。

    この結び方もしっかりした結びを考えてた人は凄いなぁと思いました。

     

    第71週目

    縄を触り、ブラン3本ほど先の漁が分かるようになりました。

    まだまだ少ないですが、これからどんどん増やしていけたらと思います。

    インドネシア船員に聞くとだいたい2枚〜3枚分は分かるといいます。

    長い距離を知るには相当な時間がかかりそうです。

    魚のサイカツはなかなかエラが上手に剥がせず手こずっています。

    一本の魚を手直しなくキレイにさばけるようになる事が目標です。

     

    第72週目

    投縄でスナップを外していた時、“モツレ”が繰り出し機に引っ掛かり抜くのが遅れてしまった。

    もう少し早く引張っていれば少ない“モツレ”で済んだ。

    とっさの行動というのが出来ず自分でも悔しく思います。

    先々を読む力がまだまだ足りない。

    すぐにでも動けるように準備していよう。

    “サイカツ”をしていた時、機関長がエラのとり方を教えてくれました。

    とても丁寧に教えていただいたので簡単に捌くことができました。

    自分のために素手で出刃を握り、教えて頂いたことがとても嬉しかったです。

     

     

    彼の成長はとても早い。

    それは日誌を読んでもわかると思います。

    最初の方は“できない”と記しているのに、数週間後には“何とかできる”となっている。

    出来るからといって驕らず、感謝と共に毎日勉強、勉強。

    彼の姿勢にはとても好感がもてます。

     

    (右が彼です)

     

    物事を常に不思議という目で見ている。

    “何でこんなことするんだろう。”

    “何のためにこの作業をしてるんだろう”

    “ここにある、これは何だろう?”

     

    それをひとつひとつ学んでいる。

    こんな学びは人を急激に成長させる。

    人生を豊かにする。

     

    ここが、嫌々学校で学んでいる人との大きな違いだ。

     

    もっともっと学んで、一回りも二回りも大きくなってほしい。

     

     

    どんな時でも、投げてくる球をしっかり見据えてフルスイングしないと何も残らない。
    明日につながらないんです。
    人生だって同じかもしれませんね。

    衣笠祥雄
    (元プロ野球選手、野球解説者、1947〜)

     

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    【告知】漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!まるごとイベント 開催決定

     

     

    今回、洋上日誌を紹介しているこの彼も

    漁業就業支援フェアで出会ったんです。

    その時の写真が新聞掲載されたんですが

    その記事を紹介します。

    3年前の新聞ですね。

     

     

    簡単に言えば、漁師の合同企業説明会。

     

    私も全会場に参加します!

    マグロ漁船やカツオ漁船に興味のある方

    各会場で直接お会いしませんか?

    お待ちしてますよ!

    参加費無料、服装も普段着でOKです。

    6/24 福 岡

    7/ 9 東 京

    7/15 仙 台

    7/22 大 阪

     

    詳細はこちらをご覧ください

    http://www.ryoushi.jp/fair/

     

     

    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男



    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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