漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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連載企画 第28回「海の男にあこがれて」
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    三陸新報の連載スピードに追い付くように

    今日も「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」を掲載いたします。

     

    今回紹介するのは、神奈川県出身20歳の青年。

    気仙沼にマグロ漁船見学にやって来たのは昨年の夏、彼が19歳の頃だったと思います。

    ヤル気はあるものの、体の線が非常に細く

    「大丈夫だろうか?」と思ったのが正直なところ。

     

    マグロ漁船を見学しながら、何回も何回も厳しい話をしましたが

    彼からの返事は「大丈夫です、がんばります!」。

    「大丈夫、がんばりますってのは何もしていない状況だから言えるのであって

    頭で理解するだけじゃなく、心に落とし込んで、本当に大丈夫なのか1週間自問自答しなさい」

    みたいなことを話した記憶があります。

     

    いくら19歳と言えども、プロとして漁船に乗るからには

    有言実行をしてもらわなければいけません。

    自らが口にしたことは、何が何でもやってもらわなければなりません。

    それがプロってものです。

    無責任に夢だけ語って許されるのは学生の時だけです。

     

    1週間たったか、経たずか、彼からの答えは「船に乗りたいです。よろしくお願いします」

     

    そのやる気を買い、気仙沼地区に向かい入れ

    実技研修が始まったのですが

    これが、また酷く(笑)

    何をやっても出来なくて、顔を真っ赤にさせながら研修に挑むも

    同じ失敗を何度もしてしまい、一日中講師の厳しい声が響き渡りました。

    途中、私も彼にこの仕事は無理ではないだろうか。。と思うようになり

    船主にも受入れ中止を申し出ようか悩みました。

     

    でも、本人の漁船員に対する想いは非常に強く

    その真剣な表情に「神奈川に帰れ」とも言えず

    徐々に彼を信じてみようと思うようになりました。

     

    今となっては、彼を信じて本当に良かったと思っています。

    まだまだ未熟なところはありますが、有言実行しているところは

    素晴らしいと思っています。

     

    彼のその強い想いを、皆さんに少しでも知っていただきたいと思います。

     

     

    私は神奈川県横浜市出身の二十歳です。

    高校を中退してから働きはじめ、前職は鉄筋工をしていました。

    もちろん楽しかったこともありましたが、職場での暴力などもあり何か物足りなさを感じる日々を送っていました。

    漁船に乗りたいという気持ちはあったものの、漁師という仕事が身近ではなく

    なかなか行動に移せず半ば諦めておりました。

    一昨年に年の離れた弟が生まれたのですが、その子の父となる私の養父は昨年亡くなりました。

    生前は口うるさく「やりたいことをやれ」と言われ続けていました。

    その言葉がきっかけとなり漁師になろうと決意。

    すぐに行動に移しインターネットを検索。

    徹底的に探し目に留まったのが宮城県北部船主協会の吉田さんの書いているブログ、「漁船員になろう!」でした。

    一通り記事に目を通し、洋上での船員の感想や状況などが詳しく書かれており

    もともと漁師と言っても、正直、マグロ漁船とは考えていなかったのですが

    ブログを読み、この仕事をしたいと自分の思うまま吉田さんに電話をかけました。

    その後は気仙沼へ行きマグロ船内に案内され、船員室、機関室などを見学し

    全体の流れなどの説明を受け、その日は日帰りで帰りました。

    吉田さんから「この環境の中での仕事はキツイ。睡眠時間も少ないなど、これからを考慮したうえで

    本当に乗船したいと思ったら1週間後に連絡して欲しい」と言われたのを鮮明に覚えています。

    実際に●●●丸に乗船し最初に経験したのが船酔い、そして仕事がキツイことでした。

    船酔はご飯を食べてもすぐに気持ち悪くなり、トイレで吐き、寝ても頭や体は重く

    これがいつまで続くのかと不安な気持ちしかありませんでした。

    何とか三日ほどで治まりましたが、中には2〜3週間続く人もいると聞きました。

    揚げ縄時の作業は13時間あるいは16時間かかる事さえあります。

    疲れると思うこともありますが、がんばろうと自分に言い聞かせてその場を乗り切ります。

    時々時化もあります。

    経験した事のない波の破壊力。

    常に神経を使い、怪我などをしないよう心掛けることが大切だと思います。

    ある日、ブランの入っているバスケットをコンベアへ運び終わった時、自分がいる方向に高波が押し寄せ転倒したのですが

    幸い怪我もなく、あらためて波の恐ろしさを体感しました。

    気の緩みや慣れなどが事故に繋がるように思いました。

    時々疲労によりくじけてしまう時、弱気になることもありますが

    雨上がりの虹や満天の星空の自然現象に遭遇した際は、嫌なことや疲れなどが自然と楽しさに変わり

    チャレンジ精神が湧いてきます。

    マグロ漁船は目標に向かって頑張ろう、やってやろうと思わせてくれる職業だと私は思うのです。

    漁労長をはじめ、日本人幹部の皆さんには仕事以外にも道徳や人生において大切な事まで指導していただき感謝しております。

    今はまだ仕事も全然分からなく、覚えも遅い自分ですが、指導してくださる幹部の方々の仕事を手本とし

    どのような場面でも対応できる人間になりたいと思っております。

    将来は、本船の石田機関長のような機関長をめざし、日々知識を習得し、邁進していきたいと思います。

     

    以上

     

    いかがでしょうか。

    これを読んでますます、受け入れて良かったなぁ〜と心から思います。

    本当に素直でいいヤツです。

    家庭環境以上に、人や愛情に恵まれて生きてきたんだなと感じます。

     

    また「石田機関長のような機関長になりたい」と大きな目標を掲げましたね〜

    では、これも有言実行してもらいますよ!!!

    将来が楽しみです!

     

     

    ひとつでもいいから、好きなことを見つける。
    見つけたらとことん追求。
    ひとつをクリアしたら、次のステップへ。
    これを続けていくことで、自分に自信が生まれる。
    そして、また新たな目標に向かって挑戦していく。

    土田和歌子
    (車椅子アスリート、1974〜)

     

     

    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男

    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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