漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
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新規乗組員確保にかかる講演会
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    先日、気仙沼のあるホテルを会場に、各漁業種別団体の方等が集う会議が開催され
    その前段に、気仙沼地区の後継者確保育成事業について、ぜひお話を伺いたいとの講演依頼をいただきました。

    お願いされた会議の事務局の方々にも大変お世話になっていることもありますし
    私としても何かの切っ掛けになればとお受けすることになりました。

    参加者は15名程度で、持ち時間は90分とのこと。
    結構な長丁場です。

    私はパワーポイントで作りこんだ映像を見せながらの講演はあまり好きではなく
    その場の空気を読みながらお話するのが好きなので
    臨機応変に対応できるよう、必要最低限の画像のみを準備して本番に挑みました。

    私の話す事と言えば「後継者確保育成事業」の事なのですが
    毎回話す角度が違います。
    漁師になりたい人に向けの話
    漁師になりたいと思っていない人向けの話
    職業選択の1つとしての漁師をPRする話
    さらには
    後継者育成事業から見る水産教育とは・・・という話

    毎回、切り取る角度が違うので
    その都度原稿を書きなおしているのが現状です。

    今回は普通に事業内容の説明になるのですが、意外にもこのような切り口は初めてで
    やはり原稿を作り直さなければなりません。

    挨拶からはじまり
    話す内容を箇条書きに並べ、詳細事項を事細かに書きだします。
    毎日少しずつ書いて、通常は約1か月くらいで完成します。

    でも、この原稿は準備はするけどほとんど読みません(笑)
    講演途中に突然あたまが真っ白になった時の保険として
    もしくは、話が大きく脱線してしまった時に話題を本筋に戻す着地点を探すマップとして利用するのです。

    会場につくと「今日は何分話されますか?」と聞かれたので
    口を突いて出た言葉が「そちらのスケジュールに合わせますよ。何分話したらよいか指示してください」
    ちょっとプロっぽい会話をしてしまったので少々ドキドキしてしまいました(笑)
    結局は質疑応答をいれて80分とのご指示を受け講演開始!

    我々の後継者育成事業というものは、大きな予算をかけて行うのではなく
    手間をかけて、今できるものから実行していくのが気仙沼流。
    講師も充実させたい。
    機材もそろえたい。
    宿泊施設も準備したい。
    漁業学校みたいにしてはどうか。

    夢ばかり語っていても叶うはずもなく
    夢は遠のくばかり。
    頭を抱えていても天からお金が降ってくることはありません!
    手元にある資金でできる範囲のことからスタートさせるしかないのです。
    まずは最初の一歩です。
    「百里の道も一歩から」です。

    会場からは「なぜ、そのように手間を惜しまずできるのか」との質問もありました。

    私達は気仙沼にやって来る若手船員を家族だと思っております。
    我が子のように、兄弟のように思っております。

    地元の高校を卒業し、見知らぬ土地に移り住んだ経験のある方ならわかるかと思いますが
    親や兄弟から送られてくる品物や手紙に心から感謝したことはありませんか?
    そして涙し、懺悔したことはありませんか?
    その後、体中にエネルギーがみなぎり、頑張ろうって思ったことありませんか?

    親である私のやるべきことの答えはおのずと決まってくるのです。

    仕事とはお金を稼ぐためにするのではありません。
    お金を稼ぐためだけに仕事をする人に、いい仕事をしている人は誰一人いません。
    お金はあくまで社会で生きるための道具でしかありません。

    お金を稼いで、両親を温泉に連れていきたい。美味い物を食べさせてやりたい。
    お金を稼いで、社会で自立した立派な男になった姿を親に見せてあげたい。

    お金を稼ぐその奥に何があるかです。
    その奥にあるものを見つけられた人は、仕事を楽しめる余裕も見つけられるし、心も豊かになるものです。
    陸だろうが、海だろうが同じです。

    「応援してくれる吉田さんにも成功した姿をみせたい」

    そう思ってくれるように、新人達に心を注ぐしかないのです。

    あらためて回答します。
    「なぜ、そのように手間を惜しまずできるのか」
    答えは簡単です。新人達の親になる覚悟を決めているからです。

    たったこれだけなのですが結果は生まれています。
    全員ではありませんが、気仙沼を去っていった若者達とも連絡を取り合ってます。
    一度でも家族の契りをかわした相手の幸せを心から願っているだけです。
    親とはそうゆうものです。

    IMG_1356.jpg


    (息子に)あんなにやかましく、こまごま言ってやるのは
    わしの、深く考えた上での計略なんだ。
    あの子だって、うるさいとは思っていながら
    自分に何かとやかましく言ってくれる者が在るという思いは
    また、あれにとって生きて行く張り合いになるのです。
    あれの行末を、ずいぶん心配している者が、ここに一人いるという事を
    あれに知ってもらったら、わしはそれで満足なのだ。

    太宰治[だざい・おさむ]




    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793・22−6116(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    土日祝日用メール:boshu-info☆willcom.com(☆部を@に変えてください)
    担 当:吉田
    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 漁業就業支援フェア・セミナー | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - |









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