マグロ漁船の漁師を目指す人へ-【漁船員になろう!】

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【マグロ漁師/体験記】連載企画 第59回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
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    2014年8月から始まった【海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記】も9年目に入り

    今回で59回目を迎えることとなりました!

     

    単純に計算すると年6.6回になるので、シリーズ開始当初の2ヶ月に1回ペースでの掲載は守れている感じですね。

     

    次々と若い船員が誕生する気仙沼港

    先日開催した役員会で、令和4年度上半期の実績報告をしました。

     

    【漁船部門】 

    遠洋まぐろ漁船

    近海まぐろ漁船

    遠洋かつお一本釣り漁船

    での採用及び内定者数 24名

     

    【その他の船舶】採用及び内定者数 4名

     

    合計28名の人材を確保することができました!!

    これが何と半年間の実績です。

     

    毎月新しい人を4〜5名ずつ受け入れていたのですから

    名前が思い出せない等の混乱を起こすのも当たり前かもしれませんね(笑)

    年令のせいではなくてよかったw

     

    下半期分についても、すでに【漁船部門】で2名が追加される予定であります。

     

    ここまで含めると30名になるわけです。

    震災以降の11年間

    夢中でここまで駆けてきましたが、遠洋漁師は知らぬ間に人気職業になってしまったんじゃないでしょうか(笑)

     

    船主さんによっては所有船舶に対して採用数が多く配乗に頭を悩めてる方もいらっしゃるので

    誰も乗ってくれなくて頭を悩めていた時代がウソのようです。

     

    というわけで

    そんな人気職業の一員となったS君(福岡県出身/22歳)を紹介したいと思います。

    それではスタート

     

     

     

    私は、福岡県の北九州市で生まれ育ちました。

    幼い頃から魚釣りが大好きな少年でした。

    それもそのはず自転車で15分も走れば、対馬暖流の影響を不断に受け、多様な魚たちが棲む豊かな海

    玄界灘が広がっており、毎日のように釣竿を片手に海に向かっていました。

    そして、将来は漁師になりたいと思っていました。

     

    なぜ、私がマグロ漁船を選んだかと言いますと、私の釣りの師匠に「魚釣りが上手くなりたいなら色々な釣りを覚えなさい」

    と言われたことがあります。

     

    そして、ある日マグロ漁船の求人をネットで見た瞬間に、マグロはどのように釣って

    実際はどれくらい大きい魚なんだろうという好奇心が湧き、見つけたその日に宮城県北部船主協会さんに連絡し

    現在に至ります。

     

    実際にマグロを捕ってみると”しんどい”事の方が多かったです。

    初航海の時は、仕事の技術もなく、知識もなかったので周りを見て動くことが出来なかったのです。

     

    しかし、先輩方が自分が出来るようになるまで教えてくれたこともあり、出来ることの方が多くなってきました。

    出来るようになって、生きているマグロを引っ張ると普段の釣りでは味わえない、暴力的な引きが襲ってきます。

    それに耐えて自分の体重の5倍近くある魚が揚がってくるのを見ると、嬉しい気持ちでいっぱいになります。

     

    私は機関場の仕事をしています。

    これから頑張っていくことは、エンジンの整備はもちろん、壊れたものを機関場の限られた材料、道具で直さないといけません。

    機関場に入ったばかりの頃は、物が壊れるたび寝る時間がなくなるので、嫌な気持ちになっていましたが

    機関長が限られた中でアイディアを膨らませ、物を直す姿を近くで見て、自分も同じように出来るようになりたいと思いました。

     

    また、船の中で自分が一番若いという事もあり、船頭様をはじめ可愛がってもらっていますが

    特に機関長にはお世話になっています。

    エンジンの整備のことを丁寧に寄り添って教えていただいたり、トラブルがあり、思い通りに行かない時に手伝う事しかできない自分に対しても感情的にならず、冷静に物事を見て対処し、解決していることろを見習って、早く一人前になりたいと思います。

     

     

    以上になります。

    機関長と良い師弟関係が出来上がっていますねぇ

    こんな風にして、一人また一人と幹部船員が増えていってくれることを心から願ってます。

    どのような環境であっても、やはり人間関係がすべてを良い方向に補ってくれるものと私は思っています。

    各船ともに、このような人間関係が構築できていれば、そんなに時を待たずとも充足されるのではないかと考えます。

     

    どんなに優秀な方であっても、どんな努力家の方であっても

    絶対に持ち続けることができないもの。

    それが時間(若さ)です。

     

    自分が培った技術を、時間だけは持っている若者に伝え

    継承していくことが本当に大切で、一番難しいことを切に感じながら

    これからも、若者の成長を見守っていきたいと思います。

     

     

    人を育てるのには、4種類の教える人を用意すことが重要だ。

    第一に 、導いてやる相談相手

    第二に 、スキルを伸ばしてやる指導者

    第三に進歩を評価してやる評価者
    第四に励ましてやる激励者である。

    ピーター・ドラッカー

     

     


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    【マグロ漁船/体験記】連載企画 第58回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
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      洋上から原稿がドンドン届き、連続の掲載となっている「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」

      2014年8月から始まったシリーズも9年目に入り、58回目を迎えます。

       

      本日お届けするのは、岩手県宮古市出身の19歳

      地元の水産高校を卒業後、すぐに遠洋マグロ漁師の世界に入り1万キロ先のオーストラリア南西部へと向かいました。

       

      面接当時(高校3年生)からいつもお洒落だった彼は、洋上では面倒なので坊主にする人が多いなか

      やはりお洒落に気を使っているようですね(笑)

      現在は2航海目。

      どんな思いで、どんな暮らしをしてるのでしょうか

      ご覧いただきたいと思います。

       

       

       

      私は岩手県宮古市にある重茂半島という養殖が盛んなところで育ちました。

      私の家も養殖を営んでおり、小さい頃から家の養殖をやろうと決めていました。

      しかし、ある事をきっかけにそれが変わる事になりました。

       

      それは、高校2年で体験した遠洋延縄実習です。

      約二ヶ月間の実習でしたが、実際に揚げ縄や投縄、マグロを捌くところを見て

      自分もこの仕事をやってみたいと強く思うようになりました。

       

      マグロ船に乗ることが決まり、初めは楽しみな気持ちと不安な気持ちでいっぱいでした。

       

      船が出港して、まず初めに苦労したことはインドネシア船員とのコミュニケーションです。

      初めは何を話しているのか分かりませんでしたが、自分で勉強したり、インドネシア船員に言葉を教えてもらい

      何とかコミュニケーションが取れるようになりました。

       

      そして、初めての揚げ縄。

      初めはまず仕事を見て、自分も実際にモツレを直したりしました。

      操業が始まって最初の頃は分からないことだらけで何もできず、ただ見ていることしかできませんでした。

      それがとても悔しく、自分も早く仕事が出来るようになりたいと思い、ボースン(甲板長)や船長の仕事を見ながら勉強しました。

      段々と仕事が出来るようになってきて、自信もつき、今では楽しいと思えるようになりました。

       

      この仕事をしていて、一番楽しいと思うことは”解剖”です。

      インドネシア船員の出刃の使い方や、キレイにさばくやり方を見ながら自分なりに勉強して

      実際にやってみて色んなことを試しながらやるのがとても楽しいです。

       

      私には目標があります。

      それは船長になることです。

      そのためには海技資格を取得して、色んなことを学んで早く船長になりたいと思います。

       

      最後に、この仕事をしたいと思っている人に言いたいことは、常に勉強する心を持ち

      失敗しても出来るまで何度も繰り返しやりながら自信をつけて、楽しみながらやって欲しいと思います。

      そして、マグロ漁師という誇りをもって頑張って欲しいです。

       

       

      以上になります。

       

      水産高校を出て、すぐに船に乗っている彼は

      このまま順調に成長を続ければ、二十代のうちには船長になる資格を得ることになるでしょう。

      船長は仕事が出来ればよいというものでもなく

      他乗組員の模範とならなければならない。

       

      ただでさえ過酷な仕事ゆえ、模範となる人格を1年を通し維持することはとても大変なこと。

      日本人、インドネシア人

      人種の区別なく平等に接し、感情的になることなく

      冷静に船長としての職務を全うしなくてはならないのだ。

       

      高齢化が進むなか、ある時期を境に

      船は一気に若返りを図らなければならない時がくる。

      絶対に来る。

       

      次々と新しい世代が乗船してくる中で、昭和や平成を引きずっているようでは話にならず

      常に新しい世代の価値観を大切にしながら、変わらぬ大自然と向き合うことが重要になってくる。

       

      新しい世代の船長の誕生を心待ちにしている。

      心の底から頑張って欲しい。

      そう思う。

       

       

      「勝つ意欲」はたいして重要ではない。

      そんなものは誰もが持ち合わせている。

      重要なのは、勝つために準備する意欲である。

      ボビー・ナイト(バスケットボールコーチ)

       


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      【マグロ漁師/体験記】連載企画 第57回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
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        三陸新報に不定期で連載しております「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」も57回を迎えました!

        今日ご紹介しますのは岩手県宮古市出身のFくん(20歳)になります!

         

        地元の岩手県宮古水産高校を卒業してすぐに遠洋マグロ漁師の道へと進みました。

        乗船してまだ2航海目。だからまだ二十歳。

         

        初出港するときも殆んど心配することもなく送り出した記憶があります。

        それだけ大人びてるというか頼れる感じがしたんでしょうね。

         

        人の能力を測る指標に「IQ(知能指数)」があります。

        IQが高い=頭がいい

        という認識のされ方が多いと思うのですが

        だからといって、社会的成功を収めることができるのか?という問いになると

        一概に言えないことは周知の事実だと思います。

         

        最近よく言われているのが「IQよりEQが大切」

        EQ(Emotional intelligence Quotient)は「心の知能指数」と呼ばれますが「対人関係能力指数」と言った方が分かりやすいと思います。

         

        もう一つの指標として「AQ(Adversity Quotient)」があり「逆境指数」と訳されます。

        こちらは、生活の中でおこりうるストレスや悩みなどの「逆境」にどれほど反応できるかという指標です。

        これが低ければ「逆境」から逃避し、高ければ解決したり、成長の糧に出来るというもの。

         

        彼の場合は「EQ」が非常に高いのではないかと私は思ってます。

        これからの成長がとても楽しみな人材の1人ですね。

         

        前置きが長くなりましたが笑

        本文を紹介したいと思います。

         

         

        僕は岩手県宮古市というところで育ちました。

        宮古市で生まれた僕は、家の周りはほとんど山で

        海という環境がない場所で育ちました。

         

        海に関わることと言えば、祖父がマグロ船に乗っていたという話を家族から聞いたことがある程度です。

        ですが、興味を持ったことが無く小学校、中学校を過ごしてきました。

         

        そんな僕が海への興味を持つことになるのが高校生になる時です。

        水産高校に入学し、さまざまな知識を身に付けました。

        高校生活において一番印象に残っているのは2ヶ月間のハワイ実習です。

        慣れない海の上での生活に苦労した記憶もあり、正直自分には向いていない

        陸の方がいいと考えていました。

         

        そして、高校3年生になり、就職先を考えている時

        祖父がやっていたマグロ船の仕事はどんなものなのか自分も挑戦したいと思うようになり

        マグロ船の仕事をすることにしました。

         

        船に乗ることが決まってから1週間の実習があり、船の出港までに準備をしてきました。

        気仙沼に初めて来たときは船がたくさん並んでおり、漁師の町だなと思いました。

         

        いよいよ出港の日、これから約10ヶ月間、家族や友達、恋人にも会えないと思うと

        少し寂しさを感じました。

        乗船してからは、操業が始まるまでの期間、船のペンキ塗りや仕事の準備をしました。

         

        最初は仕事を覚えるのに苦労しましたが、先輩船員さん達が丁寧に教えてくれました。

        2航海目となった今では、教えられたことはしっかりとやり

        今航海から乗船した新人乗組員に仕事を教えるようになり、最初と比べて自分は成長したなと感じます。

         

        船の仕事は決して楽ではありませんが、楽しくやれています。

        これからの目標として、仕事のうえで自分ひとりでも出来るようになり、若い船員がもっと増えて欲しいと思っています。

         

        最後に、海の仕事をしようと考えている若い人達に言いたい。

        船の仕事で稼いだお金は自分のものだ。

        親に貯金しなさいだとか、使い過ぎないでとか言われますが

        自分が稼いできたお金は自分で管理する。

        お金を稼ぐとはそうゆうことだと自分は思う。

         

         

        以上となります。

         

        あらためてよく読んでみると

        彼は「AQ能力」も高そうですね(笑)

         

        遠洋マグロ漁船は全長約60m、全幅は9m

        そこに、インドネシア船員を含めて24人が乗組む。

        彼のような二十歳もいれば、おじいちゃん世代もいる。

        世代や環境、国籍が違う面々が乗組むのだ。

         

        もちろん、性格も違うので

        何を「逆境」もしくは「壁」と捉えるかが違ってくる。

         

        乗船経験が未熟であれば、船に乗ってること自体が「逆境」と感じる時があると思うし

        長期に渡って拘束されることを「逆境」と言うかもしれない。

        乗組員それぞれに別々の壁が立ちはだかっている。

         

        その壁を乗り越えるたびに、人は大きくなるのだが

        往々にして独りでは乗り越えられない壁も多くなるので

        他乗組員との融和が非常に大切になる。

         

        陸上企業でもコミュニケーション力の重要性は語られるが

        海上の場合はそれ以上のものが求められるのかもしれない。

         

        この彼も、乗船経験を積んで

        沢山の壁を乗り越えて

        もっともっとビックになって欲しいと心から願っています。

         

         

         

        イヤならやめろ!ただ本当にイヤだと思うほどやってみたか?

        (堀場雅夫/堀場製作所創業者)

         

         

         

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        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 14:43 | comments(0) | - | - |
        【マグロ漁師/体験記】連載企画 第56回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
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          前回に引き続き、三陸新報で連載されております「海の男にあこがれて」の第56回をご紹介いたします!

           

          現在、遠洋マグロ漁船で頑張っている青森県出身の青年が登場です!

          国立大学を卒業後、海外勤務経験を経て、29歳で遠洋マグロ漁船に挑んできました。

          遠洋漁師になってからすでに17ヶ月が経過、31歳になったこの青年の今を見てみましょう!!

           

           

          私の出身地は青森県三沢市。

          小さな漁港町ですが、米軍基地があることで有名です。

          至って普通で、少し人見知りの子供だったように思います。

          しかしながら、米軍基地があるおかげで海外への興味関心が強かったです。

           

          乗船前は、東京や東南アジアを中心とした海外で忙しく働いていました。

          東京勤務に戻ってから憧れだった海外とのギャップや忙しさに嫌気がさし、30歳を手前に退職しました。

          色々なバイト等をしながら人生に迷っている時期でした。

          そんな時にふと親戚から冗談交じりで、マグロ漁船はどうかという話があり

          以前から乗ってみたいと思っていたことを思い出しました。

          自分が経験したことのない、世界を舞台とした仕事に魅力を感じていたのです。

           

          その場で(宮城県北部)船主協会の吉田さんのブログを見つけ

          すぐにメールをしました。

          乗船が決まってからは、やっていけるか不安もありましたが

          会社や船主協会の方々など、多くの人が私ひとりの乗船のために動いてくれているのを見て覚悟を決めました。

           

          乗船させしてしまえば何とかなるだろうという諦めに近い覚悟だったと記憶しています(笑)

          気仙沼には見学と研修で2度訪れましたが、初めて訪れたときは、私の出身地同様、静かで若者の少ない町だと思いました。

          衰退する日本を感じて少し寂しくも思いました。

           

          出港直後は、朝目覚めると見知らぬ天井があり、自分はどこにいるのだろうと不思議な感覚で生活していました。

          二航海目の今では、慣れた家のような感覚で、自分の部屋が一番落ち着きます。

           

          初縄の感想は正直あまり覚えていません。

          仕事が分からないなりに必死でやっていたと思います。

           

          操業中の大変なことは精神面の安定です。

          長い航海ですから、日本に帰りたい思いや将来のことなど、まとまらない考えが漠然とした不安となって動揺することがあります。

          疲れもあるのでしょう。

           

          操業中の楽しみといえば、陽気なインドネシア船員とのコミュニケーションや仕事後の食事です。

          どでかいミナミマグロを引っ張り上げるのも楽しいです。

          操業中は今でもなお、失敗の連続です。

           

          休みの日の船内での過ごし方はDVDを見たり、ギターを弾いたり、ゆっくりと湯船に浸かったりと特別なことはないです。

           

          乗船して良かったことは、陸上にいる時ほど、あれこれ考えることなく、仕事に打ち込めることです。

          また、給与面や貯金が容易にできることも魅力です。

           

          これからの目標はデッキの仕事を完全に覚え、資格を取得し、まずは一等航海士になることです。

           

          最後に、私は大学を卒業しましたが、社会に出れば学歴は関係ありません。

          大学を出たからと言って漁師になってはいけないこともありません。

           

          周りからは色々言われるでしょうが、関係ありません。

          これは私の人生ですから。

          ”Now or Never.It`s  My Life”

           

           

          以上となります。

           

          大卒者も多くエントリーしてくれるようになりました。

          彼のような国立大学卒やいわゆる難関私大出身の方々もいたと思えば

          中卒、高卒、高校中退など方もいらっしゃいます。

           

          どんな人生を歩もうが、どんな学歴であろうが

          漁師という職人の道には関係のないことだ。

          遠洋マグロ漁船というフィールドに立ったからには何もかもが関係ないのだ。

          ただ、水産高校卒業者であれば、スタート時点では確実に優位に立てるが

          この優位性に”あぐら”をかき、努力を怠ると3年後には、ほとんど意味をなさなくなる。

           

          洋上の暮らしを続けていると

          メンタルの安定が非常に難しくなる。

          ポジティブとネガティブの波が極端にやってくる。

          この彼も”大変なことは精神の安定”と言っている。

           

          目先の目標を定め、そこに向けて一歩、また一歩と歩んでいる実感があれば

          波を最小限にすることが出来るのだと思いますが

          毎日同じメンバーで同じ作業を続けていると、自分の立ち位置が見えにくくなり

          ”俺は何をしてるんだろう”と不安になることも多いようだ。

           

          すると、「思ってた世界と違う」と考えるようになりネガティブ坂を一気に下り始める。

          そもそも、人生は思ってたようになるものではないが、思ったような世界を求めてしまうのが人なのだろうか。

           

          人生は思った通りになるものではなく

          行動した通りになるものです。

           

          努力をしようともせず、部屋にこもり、頭をかかえ

          「思ってたようにならない」という結果が生まれるのは当然のことであると言えます。

          思うのではなく、行動することで自分の人生に正解を導くのではないでしょうか。

           

          こうして思い悩みながら、漁師としての技術や精神が熟してくるのでしょうね。

          これが成長ですよ。

           

          このブログを読んでる方で、遠洋漁業に興味を持っている方

          悩んでいるだけでは時間が経過するだけ

          まずは行動を起こしてみましょう。

           

          情熱×行動=結果

           

          宮城県北部船主協会(宮城県気仙沼市)

          担当 吉田

          電話 0226-22-0793

          までお問い合わせください。

           

           

          「言葉」は「意識」を変え

          「意識」は「行動」を変え

          「行動」は「結果」を変える

          国分秀男(元高校バレーボール監督、東北福祉大学特任教授)

           


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          【乗組員大募集】
          募集漁種:遠洋マグロ漁船、近海マグロ漁船、遠洋カツオ一本釣り漁船
          年齢:35歳以下
          ※近海マグロ漁船にあっては36歳以上でも応談
          乗船時期:運航スケジュールにより決定

          -------------------------------------------------------

          遠洋マグロ延縄漁船
          近海マグロ延縄漁船
          乗組員を大募集(未経験者可)しております!
          厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
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          名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
          住 所:〒988-0021 宮城県気仙沼市港町499番地 気仙沼市水産研修センター
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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 19:36 | comments(0) | - | - |
          【マグロ漁師/体験記】連載企画 第55回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
          0

            お久しぶりのコーナーでございます!

            三陸新報に超不定期掲載されております「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」

            まだ続いておりますw

             

            この記事も半年ほど前に掲載されたものなのですが

            ブログでの紹介を失念しておりまして、今回の紹介とさせていただきます。

             

            すみません💦

             

            今回紹介しますので、福島県立いわき海星高校(現:小名浜海星高校)を卒業し

            そのまま遠洋マグロ漁船にチャレンジしたSくんの紹介です!!

             

             

            それではどうぞ!!

             

             

            僕は福島県のいわき市で育ちました。

            いわき市の夏はそれほど暑くならず、冬もビックリするほど雪が降らないので過ごしやすいところです。

            数多くの港もあり漁業も盛んな街です。

            小さいころから父はいろいろな所へ連れて行ってくれました。

            「海に行こう」とか「釣りに行こう」とか言って、海や川によく行きました。

            家にある父の水槽で泳いでいるのは、川や池で釣ってきた魚だけです。

            家から海も近くにあり、妹や弟と一緒に自転車で良く遊びに行っていました。

            なので、幼い頃から海や魚などは慣れ親しんできました。

             

            高校受験の時期、とにかく普通科の高校に行きたくありませんでした。

            頭が悪いのもありましたが・・・。

            「じゃ、実業高校に行こう!」となった時に水産高校の存在を知りました。

            そして、ある決め手がありました。

            たまたま家族と車で走っていた時、母がある高校を指さし「ここ水産高校だから」って言ったんです。

            そこは何と海の目の前。

            「あの高校に行こう!」と決めたのはこの瞬間でしたね。

             

            通学は家から電車とバスで1時間半。

            学校は太平洋が目の前ですから、教室からの眺めは最高!

            そこで勉強してたら、自然と進路が漁師になりました。

            それで、漁師だったらデッカイ魚を捕りたいなぁって思って遠洋漁業の道へと進みました

             

            友達からはよく「なんでマグロ漁師?」「辛くない?」と聞かれましたが

            いつも「カッコいいから」と答えてました。

            憧れっていうか何て言うか単純かもしれないですね。

             

            卒業後の具体的な進路決定の時、さすがに水産高校、漁業の求人票がたくさんある。

            そして、進路指導の先生の紹介を経て(宮城県北部)船主協会の吉田さんが高校に来て、話をしてくれて

            ついに遠洋マグロ漁師の夢が実現しました。

             

            内定をもらってからは忙しかったです。

            コロナで遅れた1ヶ月半の遠洋航海実習があり、帰ってきたらすぐに卒業式。

             

            そして、気仙沼で1週間の研修、教えてくれたのはもちろん元マグロ漁師。

            本当にいろんなことを学ばせていただきました。

            研修が終わった後は航海に向けての準備がありました。

             

            仕込みの時は船主協会の吉田さんと一緒に行ったのですが

            買い物の量が凄くてビックリしました。

            あとは餌の量!

            もの凄い数の段ボールを人間の手だけで運ぶのですが、あんなに疲れたのは生まれて初めてでした。

            そして、迎えた初出航の日。

            前日は緊張からか全く眠れなかったのをよく覚えています。

            見送りには家族だけでなく、遠くから友達や実習船の乗組員の方まで来てくれて嬉しかったです。

            船が港から離れてくると色んな気持ちが込み上げてきましたが

            何よりも、この先にどんなことがあるんだろうっていうのが一番ありました。

             

            次の日から仕事が始まるのですが、僕は全くの素人。

            みんなが何をしているのか、何をすればいいのか全然わからない。

            そんな時、インドネシア船員が来て、いろいろ教えてくれました。

            そうやって一つ一つ仕事を覚えていきました。

             

            初縄。

            僕はこの日投縄でした。

            朝早く起きてや約6時間の作業、その後の揚げ縄はとても暑かったのを覚えています。

            もちろん仕事は分からないことだらけなので見てるだけ。

            見てることしかできないんですよ。

            下手に手を出したら邪魔になるし、怪我もするので、みんなと同じように回れるようになるまで1週間はかかりました。

            揚縄終わりの足の痛みは尋常じゃなかったです。

            今まで10時間以上立ちっぱなしなんて経験したことがなかったので(笑)

             

            もうヘロヘロで部屋に戻って10分も経たずに爆睡しました。

            それくらい初縄は疲れました。

            こんな感じで始まった操業ですが、大変だったのは箸もろくに使えないほどの手の痛みと立つのがやっとの足の痛み。

            これは痛かったです。

            特に手の痛みは航海が終わるまで引くことはありませんでした。

            手の皮はボロボロで手の皮も厚くなりました。

             

            操業中で嬉しかったことは船長に褒められたことです。

            縄刺しの作業が終わって船長に見せたんですよ。

            そしたら「パーフェクト!」って言ってくれました。

            高校時代から苦手で下手だったので、船で沢山やってきたので良かったと思いました。

            嬉しいことだけではなく、大変なことも沢山ありましたが、これがヤバかったなぁってのが一つあります。

            ミナミマグロ漁をする海域は時化の時が多いです。

            あの時は凄い時化でした。

             

            メンバーから浮き球を取るために右舷に行ったんですよ。

            その時、目の前にもの凄い高さの波が来たんです。

            次の瞬間には吹き飛ばされて、一瞬のうちに左舷に流されました。

            本来、こうゆうときは直ぐに立って逃げなければいけません。

            しかし、僕は立つのが遅く次々にぶつかってくる数々のマグロたち。

            痛い。すごい痛い。

            「●●●(名前)ーっ!!早く逃げろー!!」と叫び声が聞こえました。

            幸い、ヘルメットと救命胴衣を着けていたので大きな怪我はしなかったのですが

            本当に死ぬかと思いました。

            とまぁ、いろいろな事のある船上生活ですが

            みんな仲良く家族のようで寂しいと思うこともありません。

            ご飯もおいしいし。

             

            さて、今後の目標や夢はもちろん船長!そして漁撈長。

            あとは今後の遠洋まぐろ業界の圧倒的人不足を僕の力で何とかしたいです。本当に。

            最後に、この文章を読んでくれた人へ。

            漁師は漢(おとこ)の仕事。

            本当にカッコいいと思う。

            だから僕はこの仕事に誇りをもって頑張っています。

             

            この世界を目指してくれる事を応援しています。

            やりたいと思ったら何でもやってみよう!

            行動を起こさなきゃ何も始まらないからね。

             

            僕の言葉でマグロ漁師をめざしてくれる人が一人でも増えますように!

             

             

            以上でございます。

             

            ここで書かれてる「手の痛さ」は、彼と話すたびに出てくるワード。

            本当に痛かったんだろうなと思わずにはいられない。

            この航海の後も、彼はしっかりと操業している。

             

            遠洋マグロ漁船については、世間から様々な事がいわれている。

            特にyoutubeで「コスパがいい」とか「コスパが悪い」とか言われるようになり

            Yahoo!ニュース等で”遠洋マグロ漁船”が取り上げられると

            「マグロ船はコスパが悪い」「こっちの方が儲かる」とか様々なコメントが入るうえに

            40年前の話と、大間のマグロと、他業種の話がごちゃ混ぜになってて

            漁業の悪いところがすべて「遠洋マグロ漁船」という共通キーワードで語られてしまっているのがホントに悲しい。

             

            彼のように、この仕事に魅力を感じ、大いに稼いでいる人がいることをぜひ知って欲しいと思います。

             

            今後は彼にもいろいろ協力してもらい、「マグロ漁船」をでっかく盛り上げていきたいと思います!

             

             

            「つらい」

            「苦しい」

            「無理」

            といった否定語を使わない。

            「これ以上は無理」

            というブレーキを打ち破ってこそ

            自分の秘めたる力が出せるのです。

            林成之(脳神経外科医)

             

             

             

            youtube動画「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ!season2」

            Episode7 『遠洋まぐろ漁業操業篇』

             

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            募集漁種:遠洋マグロ漁船、近海マグロ漁船、遠洋カツオ一本釣り漁船
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            乗船時期:運航スケジュールにより決定

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            遠洋マグロ延縄漁船
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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 10:06 | comments(0) | - | - |
            【マグロ漁師/体験記】連載企画 第54回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
            0

              今回は久しぶりに”海の男にあこがれて”の紹介です

              久しぶりの地元宮城県民です!!

               

              彼はもともと漁師志望で、県内の水産高校に進学したのですが

              家庭の事情で漁師への夢を一旦保留。

              その後に結婚や第一子誕生もあり、今の幸せな生活を継続することが家族にとって大切だと

              自分の夢を抑える日々が続きます。

               

              海を眺め、遥か洋上に思いを馳せる年月。

              諦めきれない漁師への道

              奥さんの言葉が強く背中を押してくれます。

              「行きたいんでしょ?海。行ってきたら?」

               

              29歳の挑戦のスタートです!!!

               

               

              私は宮城県石巻市に生まれ、30年間生きてきました。

              〇〇市は気仙沼市と同じく海、山、川があり、自然が多くあります。

              その中でも漁業はとても盛んです。

              私の実家では養殖業を営んでおり、幼少期から船に乗り、アワビやウニの開口に行くなど常に海とともに生活をしてきました。

               

              その中で、中学3年の進路決定の時には、迷うことなく宮城県水産高等学校へ進学することにし

              高校二年の時には主に内燃機関を学ぶマリンテクノ類型(機関科)へ進むことにしました。

               

              その年の冬には宮城丸でハワイ沖でのマグロ延縄操業を3か月にわたって行ってきました。

              高校生ながらに親の“ありがたみ”などを思い、多くの良い経験をしてきましたが

              高校卒業後は高齢となった祖父の代わりに家業の養殖漁業の手伝いをすることになりました。

              一旦、船乗りになろうという気持ちを抑えることになります。

               

              海の厳しさと温かさを学びながら家業を7年ほど勤めましたが、妻と子供がおりましたので

              長期間の漁に行くことは難しいと思い、再び気持ちを抑え

              その後は〇〇産のサバやイワシを扱う水産加工冷凍業の営業兼現場の仕事を3年ほど勤めました。

               

              しかし、高校時代の仲間から船乗りについて語られるたび

              自分はやはり船乗りにならなければいつか後悔するという思いが強くなり、妻の後押しもあって漁船に乗ることに決めました。

              29歳の挑戦です。

               

              船主協会で行った乗船前実技研修を終え、乗船したのは第〇 〇〇丸。

              乗船してみて驚いたのは、インドネシア人のメンバーが仕事の分からない自分を常に気にかけてくれたこと

              おかげで毎日楽しく仕事ができています。

              その反面、慢性的な睡眠不足と疲れからくる眠気が操業中に襲ってくる。この戦いが常にツラかった。

              人として内面的に磨かれたと思いますし、人の痛みの分かる人間になれたと自分は思います。

               

              目標は30代のうちに漁撈長になること

              責任は重大だが自分が思った通りにマグロが捕れたらこの上ない喜びがあると思うからです。

               

              まぐろ船で若手乗組員がまるっきり少ないご時世の中で、自分がこの業界を引っ張っていくんだという気持ちを持ち続け

              漁撈長になるまで、一航海一航海を自分の財産にしていきます。

               

              家族には、帰ってくるまで心配をかけてしまうけど、「ありがとう」の言葉を送りたい。

              そして、これからもよろしくお願いします。

               

              まぐろ漁船に興味のある方は、考える前にまず乗船してみてください。考えるのはそこからでも遅くありません。

               

               

              以上となります。

              いかがでしょうか。

               

               

              夢を描き、心に刻まれたワクワクの躍動感は

              チャレンジするまで決して鎮まることはない。

               

              成功すると次なる未来へのワクワクが高まり

              失敗すると躍動感は清々しさに変わる。

              我慢をすると躍動感は更なる鼓動となり

              諦めると後悔に変わる。

               

              々まで、心()に日押し寄せる感情、それが後悔

               

              彼は後悔しないために海へと向かい

              後悔しないために努力し続ける。

               

              「努力は裏切らない」

              異論はあると思うが、私はこの言葉を信じている。

              ただ、この言葉だけでは不正確。

               

              正しくは

              「正しい場所で正しい方向に向かった十分な量がなされた努力は裏切らない」

               

              十分な量とはどれくらいなのかは難しいところだが

              1993年にアメリカの心理学者アンダース・エリクソンが提唱した「10,000時間の法則」

              10,000時間の努力がなければ一流にはなれないとする理論である。

              これが目安じゃないかと思ってます。

              ただし、これは他の人よりも・・という注釈が付きそうですねw

               

              話がそれましたが

               

              彼は、気仙沼港に来て遠洋まぐろ漁船に乗船した(正しい場所)

              漁撈長としっかり話し合い、キャリアアップの道を明確にして突き進んでいる(正しい方向)

              残るは経験(十分な量)である。

              1日も早く一流になるために日々の努力と向き合ってほしいものである。

              向き合ってるでしょうけどね。彼の場合はw

               

              これからに期待です!

               

               

              年齢はどれだけ生きたかは教えてくれても、どう生きたかは教えてくれない
              ローランド

               

               

               

              --------------------------------------------

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              ※近海マグロ漁船にあっては36歳以上でも応談
              乗船時期:運航スケジュールにより決定

              --------------------------------------------

               

              遠洋マグロ延縄漁船
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              住 所:〒988-0021 宮城県気仙沼市港町499番地 気仙沼市水産研修センター
              電 話:0226-22-0793(月〜金)
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              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 14:46 | comments(1) | - | - |
              【マグロ漁師/体験記】連載企画 第53回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
              0

                かなり久しぶりになってしまいました!!

                三陸新報に連載企画している「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」

                今回で53回になります。

                 

                これも100回目指したいですね!!

                 

                今回ご紹介するのは、福岡県出身(現在も在住)のFくんです。

                時折、コメント欄に「なぜ、名前を隠すんだ!?」と投稿がありますが

                個人のプライバシーというものがありますので当然です。

                顔写真と出身地を明かすのが精いっぱい。

                 

                現在はアイルランド沖、大西洋漁場においてクロマグロを追っております。

                 

                それでは、ご紹介しましょう。

                 

                 

                 

                 

                僕は福岡県宮若市(直方市在住)という田んぼや山がたくさんあるところで生まれました。

                海はありません。

                田舎で何もありませんが、強いていうなれば大手自動車製造工場があります。

                特にこれといった将来の夢やビジョンもなく、普通に地元の高校に進学し、普通に就職しました。

                 

                「何をすればいいんだろう?」と周りに流された感じでした。

                 

                遠洋マグロ漁船を志した理由は、新型コロナウィルスが流行し始めて、勤めていた工場の稼働が

                落ちるらしく、残業が少なくなると聞いたからです。

                自分は既婚で家族を養わなくてはいけない、そもそも好きじゃない仕事で将来を考えた時に

                このままでいいのか僕の人生、家族は?とか当時はいろいろと考えていました。

                 

                その矢先に宮城県北部船主協会のブログを拝見し

                「何なんだこれは、こんな仕事、世界があるのか?」と一気にのめり込んだのがきっかけです。

                 

                漁師にどのような憧れを持っていたかといいますと

                大自然の中、荒波にもまれ、腕の血管が浮き出るような屈強な男たちが汗水たらして働いているというイメージでした。

                もう純粋にカッコいいと感じました。

                 

                気仙沼に来て思ったことは

                “海が暮らしの一部”だという事です。

                漁港があり、船が係留している岸壁には釣りや散歩をしている人。

                僕はこういう所で散歩したりするのが夢だったんですよ(笑)

                人も優しく温かい。

                ご飯もおいしい。

                文句なし!

                正直、地元に家を建てていなければ移住したいレベルです。

                うらやましいです。

                 

                話は変わりますが、やはり僕にとって震災のイメージが強いです。

                近場の山に登る機会があり、その展望台に震災前と後の写真があり愕然としました。

                ですが、それでも新しく建っている家や建物がちらほら見え、震災があっても負けずに力強く

                俺たちは生きているぞ!

                お前はどうなんだ?

                と言っているように感じ、僕も負けてられないなと

                逆に勇気づけられました。

                 

                最初に乗船して思ったことは

                大海原をかき分けて豪快に進む船、イルカの群れ

                夕日が沈む水平線、二重にかかる虹、超える日付変更線、、、もう最高です!

                挙げたらキリがありません。

                それほどにワクワクドキドキがいっぱいでエキサイティングな日々です(笑)

                 

                それから僕の船は日本人、インドネシア、コロンビアの方が乗船しており

                いろいろな人種、日本語、インドネシア語、スペイン語、英語が飛び交っており

                世界の縮図のようであり楽しいです。

                 

                言葉が通じなくとも楽しく仕事ができます。

                下手な日本人と仕事するよりストレスありません。

                言葉が通じないと言いましたが、言語に関してはインドネシアの方は日本語がペラペラ話せるので

                全然問題ないです。

                 

                初縄の感想は、新造船ということでシステムが変わったらしく、投縄と揚げ縄で24時間もかかり

                とにかく驚きました。

                乗組員も半数以上変わり、僕を含め3人新人がいた事もあります。

                でも、カギで大魚を船に引き上げる瞬間はとても興奮する。

                ハードな仕事だけれども疲れも吹っ飛びました!

                 

                操業中に大変だと思った事は、睡眠時間が短い事です。

                ただでさえ睡眠時間が短いのにモツレや縄切れがあるとそれだけ寝る時間も削られてしまいます。

                モツレというワードは僕の中で2020年の流行語大賞ものです。悪い意味で。

                 

                操業中に嬉しいと思った事は、いくつもあります。

                大魚をみなでワイワイ引き上げたり、大波が来たらめちゃくちゃ盛り上がったり

                冗談を言い合いながら仕事したり、マスター(漁撈長)やボースン(甲板長)からお菓子やジュースを貰ったりです。

                 

                それからWi-Fiが僕の船には付いているので、家族からの応援LINE、船主協会吉田さんからのLINEはとてもうれしいです。

                日本との距離を全然感じません。

                正直、自分が海外にいるのか?とさえ思ったりもします。

                 

                印象に残ったエピソードは、左手の人差し指にバイ菌が入り足の親指大にパンパンに腫れあがった事です。

                マスターに腫れあがったところをメスで切り開いてもらい、毎日消毒や薬を飲み処方してもらいました。

                その際、仕事があまりできず、迷惑をかけても皆優しく接してくれてとても嬉しかったです。

                 

                これからの目標はとにかく一日も早く仕事が一人前にできるようになり、ゆくゆくは資格をとり迷惑をかけた分

                船主や乗組員の皆に貢献できることです。

                 

                それから最後になりますが、僕を快く送り出してくれた家族、気仙沼の船主さんありがとうございます。

                これからマグロ漁船乗ろうと志している方たち、いろいろとハードな仕事ですが、それに負けないくらいの

                たくさんの楽しみがあります。

                 

                いろいろと価値観もガラッと変わります。

                その経験があなたの人生にきっと彩を加えてくれるでしょう。

                さあ、次はあなたの番です!

                汽笛を鳴らして出港の時だ!

                 

                世界はあなたを待っている。

                 

                 

                以上となります。

                 

                過酷な”やりがい”に変え、前向きに捉えている姿勢に好感がもてます。

                 

                最近も、私のところに乗船希望の問い合わせがきますが

                多くはこのようなこと言います。

                お金は大切であると前置きしたうえで

                「一番欲しいのは『お金』ではなく、『やりがい』を感じる日々が欲しいのです」

                 

                それはキレイごとで金が一番と答える人もいるでしょう。

                年を追うごとに「お金」が必要となり、”男の価値=お金”と考える人は少なくないと思います。

                 

                しかし、お金を追い求めるばかりに”好きでもない仕事”に人生の多くの時間を割き

                日々苦痛を感じながら得る「お金」に、どこまでの価値があるのだろうか。

                 

                私は、若いうちはお金に拘らないほうが良いという考え方を持っています。

                20代は様々な経験をし、自分に投資して、生きる方向をしっかりと定める時期。

                30代はその方向に向かって、1日1日大切に経験を積んでいく時期。

                40代になってしっかり稼げるようになっていれば、それでいいと思っている。

                昔ながらの「お金は後から付いてくる」です。

                 

                漁師は職人です。

                仕事の出来ない見習い職人に高額な賃金を支払う世界ではないのです。

                 

                かといって、「低賃金で働かせよう」とは思っていません。

                どのように工夫したら高い賃金を払えるのか、夢のある給与体系にできるのか?

                いま、その議論の真っただ中です。

                 

                乗船して5年後には

                人間的にも、経済的にも「俺はマグロ漁船に乗ってる」って胸張って人に言えるよう

                我々とともに頑張ってくれる方を強く募集しております。

                一人前になるまで、我々も徹底サポートいたしますよ!

                 

                 

                行為する者にとって、行為せざる者は最も過酷な批判者である。
                福沢諭吉
                 

                 

                夢に向かった初めの一歩を踏み出すと

                踏み出せない者たちからの批判が始まる。

                その批判を真に受けてしまい、行動を躊躇することがある。

                 

                 

                周りと違うことをしていると、自分を受け入れてくれる人が何万人いようと

                自分を受け入れてくれない『たったひとり』に目を向けがちになる

                ジョディ・ピコー

                 

                この言葉を見ていると

                時代が違えど、国が違えど

                新しい行動をすることに批判はつきものなのだ。

                行動しないものの批判は聞く必要がないのではないか?

                まずは勇気ある一歩を踏み出してほしい。

                待っている。

                 

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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 12:28 | comments(0) | - | - |
                【マグロ漁師/体験記】連載企画 第48回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
                0

                  新型コロナウイルスが猛威を振るい始めて1年以上が経過。

                  早期の「しゅうそく」が望まれます。

                   

                  「しゅうそく」という言葉はさまざまな場面で使われますが

                  「収束」を使う人と「終息」を使う人の2パターンがありますよね。

                  「終息」となると"完全に終わること"を意味するのですが、私はこの「終息」は使うことができないです。

                   

                  歴史上、ウイルスを撲滅に追い込めたのは「天然痘」だけであり

                  いわゆる「風邪」や「インフルエンザ」ですら撲滅には至っていない。

                   

                  天然痘に関する記述にこのようなものがあります。

                   

                  古代エジプト第20王朝の第4代ファラオだったラムセス五世のミイラには、天然痘によってできた痘痕が見られます。

                  また1521年のアステカ帝国崩壊や1572年のインカ帝国崩壊には

                  侵略者のスペイン人によってもち込まれた天然痘の蔓延が大きく影響していると言われています。

                  例えばインカ帝国では、天然痘によって人口の60〜94パーセントが死亡したと推計されているのです。

                  (文春オンライン)

                   

                  WHOが天然痘世界根絶宣言をしたのが1980年5月。

                  前述したラムセス五世が亡くなったのは紀元前1141年とされているので、実に3000年ものあいだ猛威を振るったということか。

                  医学が発達した現代であっても容易にはいかないだろう。

                   

                  ワクチンが世界中に行きわたり、一刻も早い「収束」を祈るばかり。

                  早めに対処しないと、ウイルスのコピーエラーから生まれる「変異種」が蔓延していくばかりだ。

                   

                  その中で、どうのように我々は生活スタイルを変えていけばいいのか

                  そして、気持ちのどのように高めていけばいいのか

                   

                  新人船員を受け入れた船や船主はもとより

                  漁業界全体で後継者育成に取り組んでいる我々のもとで頑張ってくれている

                  青年の航海記をご覧いただき、生きる参考にしていただければ幸いだ。

                   

                   

                  私は唐桑町で育ちました。

                  子供の頃は、唐桑町は自然が豊かなので、家の中で遊ぶよりも外で元気に遊んでいました。

                  遠洋漁業の船員を志した理由は、漁業に興味を持ったからです。

                  理由は小学校の時に行われた行事で、漁船に乗せてもらい大敷網漁を体験しました。

                  船酔いはつらかったですが、魚を取り始めたときに船酔いが楽しさで吹っ飛び

                  これほど楽しいことがあったのかと漁業に興味を持ち始めました。

                   

                  高校に進学し、ネットで船主協会の吉田さんのブログを見させていただき

                  遠洋マグロ漁に興味を持ちました。

                  そこで船主協会に職場見学をさせてもらい

                  遠洋マグロ漁船のタイムスケジュールや操業内容の説明を聞き、船内見学をしました。

                   

                  吉田さんから遠洋漁業の厳しさや覚悟が必要だということと楽しさを教えてもらい、私は船員を目指しました。

                  私は、テレビでやっていた、波が荒れていても船の機械の不具合があっても焦らず自分たちで対応して乗り切っている姿がとてもカッコよくて

                  私もこの人たちのような立派な漁師になりたいと思いました。

                   

                  ●●丸に乗船する前は船酔いを覚悟したのですが

                  なぜか最初の1週間くらいは時化があったにも関わらず全然船酔いもせずに生活していました。

                  ところが2週間目くらいに、波が穏やかだったにも関わらずひどい船酔いをしてしまい

                  食欲も出ないし、仕事の時も頭の痛さも気持ち悪さも相当ひどく、なかなか集中することができず大変でした。

                   

                  初縄は、投縄と揚げ縄の知識、技術もゼロからのスタートだったので覚えることが多く、忙しくて大変でした。

                  投縄はブラン出しや餌付け、スナップ付け、ブラン投げ、ブラン補充、餌補充の6つの仕事に分かれるのですが

                  私はこの中で、簡単なブラン補充と餌補充しかできませんでした。

                  初めてだから仕方ないのかもしれませんが、何もできなくて悔しかったです。

                  揚げ縄も出来ないことが多く、その中のブラン巻きと切れた縄の刺し方は、船主協会の実技研修でやらせていただいたので

                  一応少しは出来ていたのですが、やはり周りの人たちのように早く出来ず、遅くて迷惑をかけてしまいました。

                   

                  それに、スナップ外しを初めてやったので、全然スナップが外せず、周りの人に迷惑をかけてしまい

                  申し訳なさと忙しさで全然楽しくありませんでした。

                   

                  でも、その分早く覚えたいという意識が生まれ、結構早く覚えた今は、前よりは周りの人に迷惑をかけないようになっています。

                  私からすれば全部の操業が大変なことですが、その中でも縄やブランのモツレを直す作業が一番大変でした。

                   

                  揚げ縄で100以上のモツレのブランや縄に絡まったブランを直す日々で

                  休む暇もなく、揚げ縄が夜通しで朝8時に終わったりする毎日でした。

                   

                  そんな中でも嬉しかったことはありました。

                  結構前のことですが、スナップを外せるようになったことです。

                  他の人からすれば「そんなこと」と思うかもしれませんが、毎回のように外せず、他の人に外してもらっていた私は

                  それが嫌で仕方がありませんでした。

                  無理に外そうとして手首や左ひじに負担がかかり痛めてしまっていたので、外せるようになった私にとって、嬉しかったことです。

                  印象に残るエピソードは、揚げ縄の時に一度倒れたことと、左手の指を1っ本ずつけがしたことです。

                  倒れた理由は私自身でもよく分からないのですが、倒れる前に、鉄板の扉の隙間に親指を挟んで

                  骨にヒビが入ったんじゃないかくらいの痛みが襲ってきたのです。

                  それだけでは倒れるとは思いませんが、もしかしたらそのショックで溜まっていた疲労が一気に出て倒れのかもしれません。

                  もう一つのケガは凍結作業の時、魚を持とうとした時、インドネシア人が勢いよく滑らせてきた魚に、薬指を挟んでしまいケガをしました。

                  私の不注意が生んだことなので仕方ないです。

                  この経験からもう二度とケガをしたくないと思いました。

                  私のこれからの目標は、乗船してから6ヶ月くらい経ちましたが、いまだに仕事の面では赤ん坊のようなもの。

                  分からないことが多く、他の人に助けられてばかりなので、知識や技術を身に付けて、逆に頼っていただけるようになりたいです。

                   

                  最後に家族に一言。

                  体には特に異常はないので安心してください。

                  それと、18年間も育てていただいてたくさん迷惑もかけてきましたが

                  今は遠洋漁船員という社会人として家族から離れて生活しており、家族には安心してもらいたいです。

                  でも、私は社会人として未熟なので、たぶんこれからも迷惑をかけてしまうと思いますが、その時はよろしくお願いします。

                   

                   

                  これが洋上の生活です。

                   

                  楽しいことばかりじゃない、辛いことの連続。

                  でも、出来なかったことができたとき

                  この上ない喜びに満たされるわけです。

                   

                  過去を悔やみ、今に怯え、未来を描けない等まったくない。

                  常に今しかない感じ。

                  出来なくて悔しい思いの今を投げ出さず

                  常に”今”と向き合って、出来るまで努力する。

                   

                  ただこれだけ。

                   

                  つらく厳しい遠洋漁業に芽生える喜びや”やりがい”

                  誰にでもできる仕事ではないからこそ、出来たときの喜びは最高だ。

                  皆さんもそんな瞬間を体感してみませんか?

                   

                  コロナ禍で強引に変えられてしまった日常から

                  まったく新しい日常へと変換です。

                   

                  チョロチョロとどこかを接ぎ木して変えてもダメだ。
                  もはやガラッとイチからすべて変えるくらいの改革が必要だ。

                  似鳥昭雄[にとり・あきお]
                  (ニトリ創業者、1944〜)

                   

                   

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                  ※近海マグロ漁船にあっては36歳以上でも応談
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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 19:15 | comments(1) | - | - |
                  【マグロ漁師/体験記】連載企画 第47回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
                  0

                    三陸新報に不定期連載している「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」。

                     

                    最近はすっかりアップを怠ってしまい、2020年は1度もご紹介していないという事態になっております。

                    大変申し訳ありません、、、

                    困る人もいないだろうけどもw

                    マグロ漁船にかける、ひとりひとりの想いを紹介するものこのブログの大きな役目。

                    1年も前の記事になりますが、思いは変わらず。

                    是非、ご覧ください!

                     

                     

                    今回は福岡県出身のYくんをご紹介いたします。

                     

                    私は、福岡県の筑紫野市という町に住んでいます。

                    幼少期は八女市という山に囲まれた場所で過ごしていました。

                    そのため、海や海の生物ににかなり興味がありました。

                    高校も周りが勧めてくれた福岡県立水産高校に入学しました。

                    私がマグロ漁船に乗ろうと思った理由は、高校2年生の時に行われた乗船実習です。

                    乗船実習では、当直や操業といった仕事をまじかで体験することが出来ました。

                    他の船員さんの仕事を見ると、楽しそう、カッコいいなどと憧れを抱き、いつか自分もあの人たちと同じ仕事が出来るようになりた

                    いと思い、マグロ漁船に乗ろうと決めました。

                    行きたいと思った船に乗れて、実際に半年間マグロ漁船に乗ってみて思ったことは、実習船との大きな違いです。

                    何となくは想像していましたが、実習船とは仕事の量、スピードがはるかに違います。

                    そこに戸惑いつつも他の船員さんの仕事を見て、同じことが出来るように頑張っています。

                    マグロ漁船に乗って苦労するのがコミュニケーションです。

                    他の船員はインドネシアの船員が、半数以上乗っています。

                    最初は何を話したらいいか分からず黙り込んでいる時が多々ありました。

                    揚縄中、どうしても分からないことがあったので自分から聞きに行くと、思いのほかいろいろなことを親切に教えてくれました。

                    そこからは、なるべく話しかけるように気を付けています。

                    揚縄中に1人でいると全く楽しくないです。

                    でも、インドネシア船員とコミュニケーションがとれると結構楽しいです。

                    マグロ漁船の魅力は、仕事一つ一つに達成感みたいなものがあります。

                    今まで出来なかったことができると嬉しく楽しいです。

                    魚がついているブランを引っ張ってちゃんと上ってくると嬉しいです。

                    こんなちょっとしたことでも嬉しく楽しいと思うので、次も頑張ろうってどんどん仕事が楽しくなってきます。

                    小さい事でも、こんな気持ちになる仕事ってあまりないと思います。

                    これが今の魅力かなぁって考えています。

                    洋上では私はあまり器用ではないのでいろいろと失敗しています。

                    ”あがり”にいる時に、大きなミスをするとその時はかなり落ち込みます。

                    でも、そんな時は必ず一つ上の先輩が話しかけてきてくれます。

                    最初は絶対怒られるって覚悟していたら、怒らずここはこうしたらいいや、あれはこうするんだって親切に教えてきてくれました。

                    マグロ操業の時に一度、魚が付いているブランを引っ張っていたら、マグロが急に走ってブランごと持っていかれたことがありました。

                    今までにないくらい落ち込んでいたら、先輩が「揚縄は練習ってのがないから失敗して当然。だから1回失敗しただけでそんなにう

                    じうじするな」って言ってくれました。

                    この言葉でかなり楽になりました。

                    普通なら怒鳴られてもいい状況で、怒らずに毎度のように親切に接してくれるので、かなりいい人だなと思っています。

                    マグロ漁船に半年間乗って、今感じていること、思っていることは、周りの職業に比べたらかなりキツイと思います。

                    ですが、それ以上にやりがいや楽しさを十分に感じることができます。

                    だから、自分も頑張ろうって思うし、今は一生懸命に仕事に取り組んで、いずれは他の船員に負けないくらいになりたいと思っています。

                    最後に、これから漁船員になろうとする人に向けて、確かにこの仕事はキツイです。

                    何も分からないところからスタートして何度も失敗して苦労するかと思います。

                    でも、その苦労した分、成功した時の嬉しさは格別です。

                    この仕事に慣れれば少しは楽になります。

                    多少きつくても我慢して仕事を覚えるよう努力してみてください。

                    そうしたらきっと「やりがい」っていうものが見つけられると私は思います。

                     

                     

                    以上となります。

                    最後、いいこと書いてありますね。

                     

                    この仕事、最初はとてもキツイ。

                    失敗に失敗を重ねるだろう。

                    でも、その苦労した分の成功は格別の嬉しさがある。

                    多少きつくても我慢してください。

                    そしたらきっと「やりがい」を見つけられる。

                     

                    お金以上に”やりがい”を求める人は多い。

                    仕事というものは、お金を稼ぐためだけにするものではないからだ。

                    社会、地域、会社、先輩、同僚、何かに”貢献”したくて仕事をするんだと思う。

                     

                    「やりがい」という最高の報酬を得たいのであれば

                    それなりの代償があるわけです。

                    貧乏な時代があってこそ、お金の有難さがわかるわけで

                    お腹が空いた経験があってこそ、食の有難さが分かるのです。

                     

                    同じように、対極にある経験があってこそなのです。

                    この少年はそんなことを訴えているのです。

                     

                    今のコロナ禍をどうとらえるのか。

                    不安で囲まれた現状で、自分はどんな作戦でこの時代を乗り切るのか

                    自分の人生をどう考えるのか

                    「現状」を選ぶのか、「変化」を選ぶのか

                    全ては自分次第。

                     

                    「変化」を選択し、その先に漁船漁業があるのであれば

                    カツオマグロ漁船があるのであれば

                    私は誠心誠意お手伝いいたします。

                     

                    ご連絡をお待ちしております。

                     

                     

                    決して、影に怯(おび)えてはいけない。
                    それは単に、どこか近くで照らしている光があるということなのだから。

                    ラス・E・レンケル
                    (ドイツの作家)

                     

                     

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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 19:10 | comments(0) | - | - |
                    連載企画 第46回 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記
                    0

                      昨日、思いもよらぬ電話が船主協会に入りました。

                       

                      ある大学の学生さんだったのですが

                      卒業論文に「なぜ今ここで新規で漁師を目指す人が増えてきたのか」をテーマに研究したいとのことで

                      アンケートを作成したのでお答えただけませんか?というものでした。

                       

                      漁師という括りには我々の漁船漁業だけじゃなく、沿岸漁業なども含まれるものと思いますが

                      ここに着目されるほど社会的な現象になってきたんだなと、少しうれしく思いました!

                       

                      水産庁のホームページで「平成30年度水産白書」を確認しますと

                       

                      【新規就業者数の推移】

                       

                      年々漁業就業者数が全国的に減少しているのが積み上げグラフで確認できるのですが

                      その中で39歳以下の就業者数の比率がゆっくり上がってきているのが分かります。

                       

                      つまり、新しく漁師を始める人よりも、引退する方の方が多いので全体的には右肩下がりになりますが

                      確実に新しく漁師になろうとする人が増えていることを示すグラフでもあるのです。

                       

                      それが次のグラフにも現れています。

                       

                      【新規就業者数の推移】

                       

                      このブログを始めた平成24年(2012年)から増加傾向にあることが分かります。

                       

                      ここの理由付けを深く掘り下げていくんだと思いますが

                      完成したら、ぜひその研究結果を見てみたいものです。

                       

                      気仙沼だけじゃなく、遠洋漁船の隻数を維持するためにも

                      やはり乗組員の確保は重要な問題です。

                       

                      これらのグラフは沿岸漁業等も含めた数になりますので

                      我々の遠洋漁業の実情とはイコールではありませんが

                      乗組員数全体を底上げするためにも、一人一人の確実な育成が大切になってきます。

                       

                      乗組員の募集は常時行っておりますので

                      興味のある方は宮城県北部船主協会にお問い合わせください。

                      電話=0226-22-0793

                       

                      宜しくお願いします。

                       

                       

                      さて、今日の「海の男にあこがれて」は福岡県立水産高校を卒業後、遠洋マグロ延縄漁船に乗船した少年の乗船記。

                      じっくりとご覧ください。

                       

                       

                      今年3月に地元の福岡県を出て、気仙沼市で幼いころからの夢であった「漁師」になることができました。

                      私の生まれ育った町は海に近いわけではなく、山の方が近い場所です。

                      少し車を走らせると「博多」があります。

                      博多の良いところは、博多発祥の食べ物がおいしいという事です。

                      博多の明太子、とんこつラーメン、もつ鍋など、東北の方々は食べる機会があまりないかもしれませんが

                      博多に行った際には何か食べてみてはいかがでしょうか。

                      ホントにおいしいと感じていただけると思います。

                       

                      私はこの●●丸に乗る前は、片道1時間以上かかる地元より遠く離れた福岡県立水産高校に通っていました。

                      私は船に乗るための学科で勉強していた訳ではありません。

                      しかし、違う学科で学んだこと、そこで出会えた友人と過ごした日々はとても良いものでした。

                      口下手で人と接することをあまり好まなかった私に、人と会話して遊ぶことが楽しいと思わせてくれました。

                      そんな生活を送ってきた私がなぜ、マグロ漁船に乗ろうと思ったのかと言いますと

                      就職活動中はマグロに関する仕事に就きたいと思っていたものの、いったいどこに就職すれば良いのか分かりませんでした。

                      そんな時の昨年、福岡県で開催された漁業就業支援フェアで宮城県北部船主協会の吉田さんと出会い

                      遠洋マグロ漁船の話を聞き「寝る時間が少ないよ」とか「携帯電話が使えないよ」とか言われ

                      少し後ろ気味になってしまったのですが「キミと似たような人が船に乗っている。最初は諦めかけそうだったけど

                      今もちゃんと乗り続けているよ。だからキミも大丈夫!」と言っていただきました。

                      そこで私は「遠洋マグロ漁船で働いてみたい」と思いました。

                       

                      しかし、実際にマグロ漁船に乗ってみると、最初から船酔いに悩まされ、自分の仕事力の低さなどに驚きました。

                      それに、仕事以外でもいろいろと注意されることがあり

                      「自分は仕事をしに来ただけじゃなくて、社会人になった」と実感しました。

                      吉田さんのお話の通り寝る時間が少なくて辛いです。

                      他にも驚いたのが休みの日があまりないことです。

                      それに休みの日は決まっていないので、いつ休みになるか分かりません。

                      マグロ漁船に乗ってみて、思い違いや初めて知ることが多くありますが、やはり船に乗ってみてわかる魅力もあります。

                      それはお金を稼ぐことができることです。

                      1年のうち多くの日々を船で過ごすため、お金を使うことがないので貯まっていきます。

                      反面、苦労もあります。

                      それは知らないところでいろいろと事が進んでしまうことです。

                      仕事が休みの日でも何かしらの作業があったりしいます。

                      その時にいち早く気づいたり、情報を入手しなくてはいけません。

                       

                      船の仕事は毎日同じような仕事ではありますが、1日だけ違う仕事があります。

                      それは「転載」です。獲った魚を運搬船に移す作業です。

                      船のクレーンを使って移すのですが、釣り上げた魚をみると「こんなに獲っていたのか」と思います。

                      今の気持ちは仕事が始まってからのこの半年、結果ばかりにフォーカスしてしまい、いろいろな仕事に手を伸ばした結果

                      失敗という形になりました。

                      なのでこれからは結果だけにフォーカスせず、一つ一つ基礎を固めていき成長を感じたいと思います。

                      これから漁船員になろうとする人に話しておきたいことがあります。

                      それは「準備の大切さ」です。

                      先ほども述べた通り、学校生活が楽しく、それは今まで以上に幸せでした。

                      そのため友人と一緒にいる時間を選んでしまい、船に乗るための準備をしていませんでした。

                      そのために今、後悔をしています。

                      準備とは縄の結び方でも、船に必要な道具の買い出しでもいいと思います。

                      気持ちの準備でも構わないと思います。

                      長くなりましたが、これを読んで少しでも感じていただけたら幸いです。

                       

                       

                       

                      愚の如く、魯の如く、よく相続するを主中の主と名づく
                      洞山良价(とうざんりょうかい)
                      (禅師・807年- 869年)

                      〔意味〕
                      愚か者のように見えてもいい。

                      つまらない人間のように見えてもいい。

                      ただひとつのことをやり続ける人間こそ、自分の人生を生きている人間といえるのである。

                       

                      1100年以上も前から今と同じようなことを言われている。

                      「愚か者のように見えてもいい。つまらない人間のように見えてもいい。」

                      逆に読むと、どれだけ多くの人が他人に愚か者等と言われることを恐れ、自分の人生を全うできなかったかという事だ。

                      さらに、自分の人生を生きている人間は輝いているということも意味する。

                      昔から何も変わっていない。

                      恐れず行動からはじめよう。

                       

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                      遠洋マグロ延縄漁船
                      近海マグロ延縄漁船
                      乗組員を大募集(未経験者可)しております!
                      厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
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                      乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                      住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号 気仙沼市水産振興センター
                      電 話:0226−22−0793(月〜金)
                      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                      担 当:吉田鶴男

                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 13:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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