漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その8・最終回)
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    三陸新報に全8回シリーズで連載された「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」

    今回はシリーズ最終回の第8回目を皆さんにご紹介いたします!

    第1回目は「漁船に乗ろうとしたきっかけ」や「船酔い」について
    第2回目から第4回までは「マグロ漁船の操業」についてを語っております。
    第5回目は、何気に気になる「船内の食事」や「入浴」について
    第6回目は「たまたま遭遇した大自然の神秘」「危なかった経験」
    第7回目はずばり「仕事が辛くて辞めたいとは思わなかった?」です。

    いよいよ最終回。

    マグロ漁船員を目指す方はじっくりとご覧くださいね。
    それでは、はじまりはじまり〜〜!

    (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

     司 会−吉田鶴男
     遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
      甲板員 Aくん(23歳)
     遠洋マグロ延縄漁船(インド洋漁場)
      冷凍助手 Dくん(23歳)
     遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
      一等航海士 Kくん(23歳)
     近海マグロ延縄漁船(日本近海)
      甲板員 Sくん(28歳)

    若手漁船員座談会その8.jpg

    司会−みんなが頑張っている姿を見て、定年で船を下りようとした幹部で「こいつらが船長(または機関長)になるまでがんばる」
    と定年撤回する人も出てきている。
    良い方の相乗効果が出ている。
    漁船の仕事を多くの人に知ってもらいたいが、シュミレーターなどは作れないかな?


    Aくん−船が走っている状態でないと、縄作業は再現できないから難しいですね。

    Sくん−投縄、揚げ縄をどのようにやっているのか、を見せることは、たくさんの人に漁船漁業を知ってもらうために必要だと思います。

    Aくん−我々にとって幹縄や枝縄、針は毎日見ているから分かりますが、市民の皆さんにはなじみがないので知って欲しいです。
    気仙沼だったらそうゆう施設があってもいいと思います。
    私の地元、青森にはりんごの説明があちこちに表示してあります。
    ねぶたの博物館もありますし、漁業や魚の博物館があれば観光にもいいと思います。

    Sくん−気仙沼は遠洋、近海マグロ延縄漁船の基地ですからね〜

    Aくん−今まで無かったことが不思議なくらいです。
    見て、触って、体験してもらうことが一番。幹縄150キロだけでも相当な量になり迫力あると思います!
    皆さんにマグロ船を見学してもらい、実際の道具などを見てもらう事は大切で、もっと多くの人に関心をもってもらいたいです。

    司会−多くの人にいろいろ伝えてもらって船に乗る人が増えるといいね。

    Dくん−地元からの若手が欲しいですね。
    船の仕事は陸の仕事とくらべてガラッと変わります。
    続くかは本人次第ですが、気仙沼にはこんなにも素晴らしい仕事があるのにもったいないです。

    司会−現場の皆さんから最後に、気仙沼港の漁船漁業のPRをお願いします!

    Kくん−地元の人たちにもっと乗ってもらいたいです。
    今の船は、昔聞いたような「きつい」というイメージはないです。
    遠洋船の場合は乗船期間が長く、最初は慣れなくてつらいと思いますが、全然きつくないです。
    陸で働くよりは給料は良いと思います。
    乗った事のない人のイメージだけで漁船は「寝る暇もなく仕事がつらい」などと言われていますが、そんなことはないので、目の敵にしないでほしいです。
    今は乗る人が少ないので、乗船して経験を積んで資格を取れば幹部になれるので、逆にチャンス。
    取りあえずでも地元の若い人に乗ってもらい地元を盛り上げてもらいたいです。

    Dくん−すごいやりがいのある仕事です。陸では味わえない緊張感があるほか、達成感、充実感があります。
    他にはない、いい仕事だと思います。

    Sくん−我々も務められる仕事なので、どんどん乗ってほしいです。
    漁船独自な家族みたいなチームワークの中にぜひ参加してほしいですね!

    Aくん−皆さんと一緒です。天職とも思えるほど面白いです。すぐに出港したいですね!

    (おわり)


    8回の連載となりました「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」
    とうとう最終回となりました。

    キツイ、ツライ、地獄、刑務所と同じ。。。過去を遡ると、さまざまな事を言われてきました。
    彼らのコメント読んで、みなさんはどのような感想をお持ちでしょうか。

    「やりがい、達成感、楽しい」過去にはない言葉が並びます。
    「天職」という言葉もありましたね。

    マグロ漁船自体は何も変わらないのに、なぜこのような印象の違いがあるのでしょうか。
    おそらくモチベーションの持ち方の違いに原因があるような気がします。
    「お金」の為だけに乗船するのか
    「マグロ漁をやってみたい」というワクワク感で乗船するのか
    この違いだと思います。

    今の若者は完全に後者ですね。

    彼らが海技免状を取得し、幹部になるその日まで
    私の応援は続いていきます〜〜


    クヨクヨ考えていたら、前向きの意欲を失う。
    成功するまで次から次へと挑んでいけばいい。
    成功するまで挑めば失敗などない。

    古川昌彦
    (三菱化学元会長、1927〜)


    クヨクヨ考えても仕方がない。
    消去法で次々と挑めばいいじゃないか。
    1日2時間悩んでたら、1ヶ月で60時間のタイムロス
    3か月で180時間も無駄にするんだ。
    前向きに挑んでいる奴らと比べると
    差がドンドン開くのは当たり前だよね。
    成功してしまえば、失敗ではなくなる。
    細かい失敗はすべて帳消しになるんだ。


    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793・22−6116(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    土日祝日用メール:boshu-info☆willcom.com(☆部を@に変えてください)
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    これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その7)
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      三陸新報に全8回シリーズで連載された「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」

      今回はシリーズ大詰めの第7回目を皆さんにご紹介いたします!

      第1回目は「漁船に乗ろうとしたきっかけ」や「船酔い」について
      第2回目から第4回までは「マグロ漁船の操業」についてを語っております。
      第5回目は、何気に気になる「船内の食事」や「入浴」について
      第6回目は「たまたま遭遇した大自然の神秘」「危なかった経験」

      そして第7回目はずばり「仕事が辛くて辞めたいとは思わなかった?」です。
      我々も気になるところ。勇気をだしてズバリ聞いてみました。。。

      マグロ漁船員を目指す方はじっくりとご覧くださいね。
      それでは、はじまりはじまり〜〜!

      (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

       司 会−吉田鶴男
       遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
        甲板員 Aくん(23歳)
       遠洋マグロ延縄漁船(インド洋漁場)
        冷凍助手 Dくん(23歳)
       遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
        一等航海士 Kくん(23歳)
       近海マグロ延縄漁船(日本近海)
        甲板員 Sくん(28歳)

      若手漁船員座談会その7.jpg

      司会−ズバリ聞きますが、辞めたくなることはなかったので?再び船に乗るのは嫌ではないの?

      Dくん−辞めたいとは思いませんし、乗るのも嫌ではないですね。

      Kくん−最初は何があろうと3年は乗ろうと決めていました。1、2年で終わるのであれば、どこに就職しても続かないと思います。

      Aくん−最初はどえらい所に来たと思いました。船酔いで体力が続かず、何よりも何もできなかったので、情けないという思いが強かったです。
      仕事に慣れるとそんな思いもなくなりました。

      Dくん−1航海目は辛かったです。かくごしていました、どうにか乗り越える事が出来たという自信から、2航海目から楽しくなりました。
      短い時間しか陸にいないので、陸の楽しみを満喫でき、また船に乗るのが楽しみです。

      Aくん−1つの仕事を覚えて最初の難関を乗り越えていくことで楽になりました。
      その後一つ一つ乗り越えていくたびに楽しくなっていました。慣れてきたら「自由にやっていいぞ」と言われています。
      間違えれば叱られますが「上手くなってきたな!覚えたことは忘れるなよ。」などと声をかけられ嬉しくなります。

      Sくん−近海は人数がギリギリで操業しており、それぞれが仕事を持っていて「教えてくれ」とはなかなか言えず、自分が情けなくなりました。
      「あと、2航海やってダメなら辞めよう」と考えていたこともありましたが、今ではそんな事もないです。
      魚を捕るのは嫌じゃないし、船に乗るのを楽しみにしています。入港してから陸でリフレッシュし先航海のことは考えないようにしています。
      乗組員仲間と離れると心配になります。乗組員同志家族みたいな団結があり、親兄弟に再開したような嬉しさもあるのでまた乗りたいと思います。

      司会−漁船員の昔のイメージがいまだ払しょくできないね。

      Kくん−話に尾ひれがついて大きくなって印象が悪くなって伝わっていますが、今はそんなことないです。
      気仙沼の船会社の待遇は最高と言われています。魚をもっと高く買ってもらうと、みんながやる気になってくると思います。
      専攻科を終わっても商船に乗る人が多く、親の反対もあり、漁船に乗る人は少ないのが現状です。


      今回はこれまで〜〜!
      次回は最終回、お楽しみに〜!!


      神様は確かに存在する。
      そして神様は奇跡を起こしてくれる。
      しかし、神様は死ぬほど努力をした者にしか力を貸してくれない。

      藤田敦史(マラソン選手、1976〜)



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      これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その6)
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        三陸新報に全8回シリーズで連載された「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」

        今回はシリーズ大詰めの第6回目を皆さんにご紹介いたします!

        第1回目は「漁船に乗ろうとしたきっかけ」や「船酔い」について
        第2回目から第4回までは「マグロ漁船の操業」についてを語っております。
        第5回目は、何気に気になる「船内の食事」や「入浴」について

        第6回目は「たまたま遭遇した大自然の神秘」「危なかった経験」などを語っております。。

        マグロ漁船員を目指す方はじっくりとご覧くださいね。
        それでは、はじまりはじまり〜〜!

        (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

         司 会−吉田鶴男
         遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
          甲板員 Aくん(23歳)
         遠洋マグロ延縄漁船(インド洋漁場)
          冷凍助手 Dくん(23歳)
         遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
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          甲板員 Sくん(28歳)

        若手漁船員座談会その6.jpg

        司会−乗船してて大変だったことは?

        Aくん−なんでもたいへんでしたが、一番怖かったのはアブラボウの釣りを外すとき
        アブラボウが暴れて、外れた釣り針が顔に飛んできたんです。
        運よく針が平に当たったので助かったのですが、一歩間違えば針が目に刺さっていました。
        スゴイ勢いで飛んできたので避けられませんでした。それが一番ビビりました。

        Dくん−山の裏のデッキがツルツル滑りやすくなるときがあるんです。
        そこでさぎょうをしていたときに、大丈夫だろうと思い立ち上がったら船が急にぐらっと傾いてツルっと滑って危うく転落するところでした。

        司会−波が船を渡るということもあるそうですが・・・

        Sくん−船のデッキが波で洗われる感じですね。

        司会−転覆する怖さはなかった?

        Sくん−船は大丈夫だろうと信頼してます。

        Kくん−舵をとっていると、全員の命を預かっているという気持ちで舵を握っています。
        早く交代が来ないかと足をふっばってやってます!

        司会−マグロ漁船に乗って良かったことは?

        Kくん−魚が揚がってくることが嬉しいです!
        陸に上がって給料をもらったときに頑張ったなと思います。

        Dくん−魚層に入る魚がいっぱいになってくると嬉しくなります。

        Sくん−近海は遠洋と違って帰ってくるのが早いんですが、仕事が終わって港に帰ってくることが楽しいです。
        仕事から解放される事や達成感が何とも言えないですね。

        Aくん−ハワイの海がスカイブルーでとてもキレイでした!カンカン照りの中でも雨があふることがあり
        その時に出来る虹はめっちゃきれいでした!
        ソロモンも素晴らしい印象でした。
        洋上は何もない分、星空が近くてキレイでした!

        Kくん−べた凪のある夜、外が急に明るくなった時がありました。船が通った航跡波の中が全部、夜光虫で光っていたんです!
        1、2時間でしたが、本当にキレイでした。

        司会−船に乗って良かったと思いますか?

        Dくん−良かったです!今まで自分が経験した陸上の仕事とは別世界で、みんなが一丸となってやっている事に充実を感じます。

        Sくん−やって良かったです。1ヶ月働いて、3、4日休んでまた働くという仕事のリズムや内容は自分に合っていると思います。

        Aくん−自分も乗って良かったです!いままでトラックを引張ってきましたが、仕事では集団生活もなかったので、性格や考え方も変わりました。
        一番は仕事上での仲間やチームワークの大切さが分かりました。
        さらに自分1人でないので他の人の事も考えられるようになりました。
        陸では1ヶ月くらいしか過ごせないので、友達や家族の時間を大切にしたいという思いも強くなりました。
        それまではいつでも好きな時に会えるし、好きな時に遊べましたが、船に乗って時間の大切さを知るなど、勉強になることが多かったです。
        初めて乗りましたが最高に面白かったので続けていきたいです。今の目標は仕事を1つ1つこなして、免状も取って、仕事を任せてもらえるようになりたいです。
        少しずつですが漁船員の道を究めていきたいです。

        Kくん−もちろん良かったです。魚を獲ることが一番面白いですし好き。
        マグロ船に乗っていろいろな人に会えるなど、船に乗らないと経験できなかった事が多かったです。
        同級生から「性格が変わったな。明るくなったな」などと言われました。
        船に乗ることで自分の性格を変えたいという思いはありましたが、依然と違って、良くしゃべるようになり
        その成果がでてきたことを実感しています!!


        今日はここまで〜〜〜!

        次回は第7回!ラスト2回です。
        皆さんが気になる
        「過酷な仕事をやってて、辞めたくならないの??」
        について語っております。

        お楽しみに〜〜!


        主人は一年、部下は三年
        豊臣秀吉(安土桃山時代の武将、1537〜1598)


        [ 意味 ]
        良い主人であるかどうかを見極めるには、1年もあれば十分だが、良い部下であるかどうかを見極めるには3年かかる。

        洋上で奮闘する幹部船員の皆様
        彼ら若手を広い心で育ててください。
        よろしくお願いいたします。


        【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
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        これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その5)
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          三陸新報に全8回シリーズで連載された「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」
          今回はシリーズ大詰めの第5回目を皆さんにご紹介いたします!

          第1回目は「漁船に乗ろうとしたきっかけ」や「船酔い」について
          第2回目から第4回までは「マグロ漁船の操業」についてを語っております。
          第5回目は、何気に気になる「船内の食事」や「入浴」について皆さんに語っていただきました♪

          マグロ漁船員を目指す方はじっくりとご覧くださいね。
          それでは、はじまりはじまり〜〜!


           (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

           司 会−吉田鶴男
           遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
            甲板員 Aくん(23歳)
           遠洋マグロ延縄漁船(インド洋漁場)
            冷凍助手 Dくん(23歳)
           遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
            一等航海士 Kくん(23歳)
           近海マグロ延縄漁船(日本近海)
            甲板員 Sくん(28歳)

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          (船内の食事について)

          司会−船の食事はどうですか?

          Dくん−コック長はインドネシア人なんですが、料理はおいしいです!
          冷凍食品などもありますが、日本人用とインドネシア人用もあります。
          「とんかつ」を食べたいというと「とんかつ」を作ってくれますよ!

          Aくん−ラーメンなどもインスタントから冷凍した生麺までさまざまあります。
          陸で食べているものはほとんど食べられますよ。

          Kくん−刺し身は絶対でます。サメに食べられたりして商品にならないマグロやメカジキなどを刺し身にします。

          司会−刺し身以外の漁船ならではの魚の食べ方はあるの?

          Kくん−我々はあまりやりませんが、インドネシア人は作るのでそれを食べたりします。
          彼らの料理はニンニクと唐辛子が絶対入るのでかなり辛いんですが、煮たり炒めたりといろんなものを作りおいしいです。
          マグロの胃袋や心臓だったりも食べます。
          なかでも1番人気はメカジキの尻尾です。脂が乗ってておいしいです。まさにコラーゲンの固まりです。

          Dくん−尻尾は刺し身でもうまいですね!

          Kくん−ニンニクと唐辛子で炒めて、甘口醤油をかけて食べると最高です!
          日本に帰国しているときに無性に食べたくなり、気仙沼市内の鮮魚店にメカジキの尻尾ありますかと聞いたら「え?」と驚かれました(笑)

          司会−メカジキのハーモニカは売っていますが、尻尾は見ないよね。

          Kくん−尻尾は原料費も安いですし、飲食店で新しいメニューを考案してもらったら結構いいと思いますよ!

          司会−家に電話することはあるの?

          Kくん−船に電話はありますが、1回もしたことがないですね。

          Aくん−初めての航海だったので、漁労長に「家に電話をかけろ」って言われてかけました。
          「がんばれよ。気を付けて帰って来いよ」と簡単な会話ですよね。

          司会−風呂はどんな感じなの?

          Kくん−風呂は基本的に早い者勝ちです。5〜6人が一度に入れるくらいの広さですが、混み合うときには
          よくこんなに入れるなーと思うときもあります。

          Sくん−浴槽は結構大きくて2〜3人同時に入れますよ。休みの前には船長とゆっくり風呂に入り、いろんなことを話します。

          Kくん−時化とかで船が傾くとお湯が流れてしまうので、浴槽は深くできています。
          普通に入ると首の上までお湯が来ます。

          司会−長くは入らないの?

          Dくん−寝るのが優先で基本は洗うだけですが、休みの前はゆっくりと入ります。

          司会−船の中でみんなで酒を飲むことはないの?

          Dくん−沖ではないですね。酒類はそれぞれが仕込みをしますが、晩酌程度で終わりです。

          司会−船の上での年越しの料理は違うの?

          Dくん−おせちが出たりもします。

          司会−航海で体は絞られた?

          Aくん−絞られました!出港前は太っていましたが、筋肉質になり17キロも痩せました!

          Dくん−私の場合は出港して1ヶ月くらいで10キロくらい落ちますが、そこから徐々に増えていきます(笑)
          帰港時には、出港の時のマイナス5キロくらいになります。
          原因は船で何でもマヨネーズをかけて食べている事だと思います。
          刺し身にマヨネーズが合うことを覚えてから、ご飯にもかけるようになり
          みんなに太って帰ってきたのはお前だけだと言われました(笑)

          Aくん−刺し身にマヨネーズは、初めは「えっ」と驚きましたが、勧められるままに食べたらうまかったのでやみつきですね!


          今回はここまで〜〜!
          次回の第6回は、360度海のなか
          たまたま遭遇した大自然の神秘、危険なことなどを語っています。
          お楽しみに♪


          人生とは、自分自身が脚本を書き、主役を演じるドラマだ。
          どのようなドラマを描くかは自分次第であり、心や考え方を高めることによって、運命を変えることができる。

          稲盛和夫(実業家、京セラ・第二電電[現KDDI]創業者、1932〜)



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          これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その4)
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            三陸新報に全8回シリーズで連載された「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」の第4回目を皆さんにご紹介いたします!

            第1回目は「漁船に乗ろうとしたきっかけ」や「船酔い」について
            第2回目以降は「マグロ漁船の操業」についてを語っております。
            今回はマグロ漁船の操業を語るラスト。
            マグロ漁船員を目指す方はじっくりとご覧くださいね。


            (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

             司 会−吉田鶴男
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              甲板員 Aくん(23歳)
             遠洋マグロ延縄漁船(インド洋漁場)
              冷凍助手 Dくん(23歳)
             遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
              一等航海士 Kくん(23歳)
             近海マグロ延縄漁船(日本近海)
              甲板員 Sくん(28歳)

            若手漁船員座談会その4.jpg

            (マグロ漁船の操業について)

            司会−今年は近海船でメカジキが好調だったね!

            Sくん−漁があり、作業的にはきつかったです。
            大きいのがかかると、カギを持って5、6人ががりで船に揚げます。

            司会−Aくんは最初に漁獲した魚は何だった?

            Aくん−メバチマグロで128キロでした。初めてだったのでよく覚えています。

            司会−どんな感じだった?

            Aくん−今までメバチマグロを見たことがなかったので揚がった瞬間に「おっ、マグロだ!」と感動しました。
            すぐに触りに行って感触を確かめました。みんなにこればバチと言うんだよと教えてもらいました。
            さばく方法や冷凍までの一連の流れを見ていたので記憶しています。思わず写真を撮りました。

            司会−マグロを処理する時間はどれくらいかかるの?

            Kくん−まず頭のところに針を刺して締めて、ヒレ、尾を切って、腹を割いて内臓とエラをパパっと取ります。
            小さいのであれば1分くらいで、大きいのであれば早くて5分くらいですね。基本1人でやります。

            司会−Dくんは最初の魚を揚げた時の感想はどうだった?

            Dくん−最初はソロモン諸島沖の漁でした。
            キハダマグロの35〜36キロで、大きいモノだとばかり思っていたので、こんなものか・・とガッカリしたのを覚えています。
            その後の南インド洋で130キロのマグロがかかったときには感動しました!

            司会−オーストラリア沖でミナミマグロを捕りに行くときには寒いと聞くけどどうなの?

            Dくん−気温は外に出ると寒いときもあります。たまに雪が降りますが東北の真冬程の寒さではないです。
            こっちの真冬と同じ寒さではたぶん耐えられません(笑)

            司会−Kくんの船は?

            Kくん−アイスランド沖で操業しますが、水温は10度くらいのところなのでDくんと変わりないかな。

            Aくん−私の船はハワイ周辺での操業が多く、寒くはないですが気温差はあります。
            でも、あまり寒さは感じないですね。
            凍結庫の中も平気で、半袖短パンの上に防寒着を着るくらいでちょうど良いです。
            みんなに「ありえない」と言われます(笑)
            逆に暑いのが苦手です。

            司会−操業中に幹縄や枝縄がもつれたらどうするの?

            Dくん−揚げ縄作業の終わりころにもつれたら操業が終わってからほどくが、ほとんどは操業中にほどきます。
            魚が暴れて枝縄、幹縄が関係なくグチャグチャになるときもあります。

            Sくん−近海船は縄が軽いので簡単にもつれます。みんなで解くんですが、忙しい時は対応できない事があるので切ってじゃまにならないように山(ブリッジ後方)に放り投げます。山の人が解きます。

            Kくん−たまに解けなくてイライラすることもあり(笑)マグロが揚がるより大変です!

            司会−作業中に疲れがたまって眠くならないの?

            Aくん−揚げ縄中に寝ることはないです。眠くなることはありますが気合で乗り切ります!

            司会−いままで何回くらい連続で操業した事がありますか?

            Dくん−85回くらいかな?その分漁があるということです。うちの親分(漁労長)によると、昔はそんなもんできかない。
            150回やってきたなどと言われます。

            Aくん−最高60回くらいですね。

            Sくん−近海は20回くらいです。

            司会−目覚ましはベルが鳴るの?

            Dくん−うちは投縄はベルで起こされます。当番でもたまに疲れてベルが聞こえない時があります。

            Kくん−投縄は船頭がそっとお越しに来て、揚げ縄はホワイトボードに予定が書かれていて、自分で起きます。


            今日はここまで〜〜〜!
            次回の第5回は食事などの船内生活について語っています。
            お楽しみに♪


            「できない」ということは
            知識や能力の不足じゃない。
            執念の欠如である。

            重田光康(アメリカの日本食レストラン新選組グループ局長)



            【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 若手漁船員座談会 | 09:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その3)
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              シリーズでお伝えしております。
              「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」その3をお送りいたします♪
              洋上でどんな暮らし、どんな仕事をしてるのか
              若手漁船員からみたリアルな表現でご覧いただきたいと思います〜!

              では、どうぞ〜〜!

              (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

               司 会−吉田鶴男
               遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
                甲板員 Aくん(23歳)
               遠洋マグロ延縄漁船(インド洋)
                冷凍助手 Dくん(23歳)
               遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
                一等航海士 Kくん(23歳)
               近海マグロ延縄漁船(日本近海)
                甲板員 Sくん(28歳)

              若手漁船員座談会その3.jpg

              (漁労作業について)

              司会−船の1日の作業の流れは?

              Kくん−始まる時間は決まっていないです。揚げ縄は夕方から明け方の時間に終わるようにします。
              昼間は暑くてできませんね。

              司会−夕方から揚げ始ったらずっとやっているの?

              Aくん−魚が来れば夜が明けてもやっています。

              Kくん−その間に2回、ご飯の時間がきます。ご飯と言ってもただ飯をがーって食うだけで味わう事もなく食べ、交代します。

              Dくん−揚げ縄がスタートすると、幹縄を巻く機械は動きっぱなしなんです。そのくらいでやらないと終わりません。

              Kくん−いつも1日が24時間ではちょっと短いと思っています。

              司会−揚げ縄から投縄までの時間はどれくらい空くの?

              Dくん−それはその時の漁しだいです。魚がいっぱい来たら、揚げてすぐに投縄します。
              かからないと休んで、1日だったり数時間走って漁場を探したりします。揚げてすぐに投縄することはざらにあります。

              司会−立て続けに仕事があるのは大変そうだよね。

              Kくん−投縄は交代制で揚げ縄は全員参加が基本です。投縄は基本、近海は2交代、遠洋は3交代で作業します。

              司会−いつ寝るの?

              Kくん−投縄担当は、投縄が終わって揚げ縄が始るまでの空き時間に寝る事が多いです。

              Dくん−投縄当番でない日は、投縄している時間に寝る事ができる。

              Sくん−近海の場合は2交代なので、漁が続くと余裕がなくなり寝不足でクラクラしてきます。
              遠洋船の乗組員は23人位ですが、近海は15人。乗組員の数は違いますが、針の数はだいたい同じなので近海船は大変です。

              司会−近海船ではサメが多いときは大変ではないですか?

              Sくん−近海船ではサメが千匹くることもあり、ほとんどの針にサメがかかっている状態となります。
              サメが千匹もかかると揚げ終わるまで20時間から1日かかるくらいの覚悟が必要です。

              Kくん−遠洋では捕れても50〜100匹くらいです。

              司会−サメは生きた状態で揚がるの?

              Sくん−大概は生きているので、うまく処理しないと甲板上を動き回り怪我をします。

              司会−怪我をしたことは?

              Sくん−6月上旬ごろ、揚げ縄作業中にサメが突然、頭を振って暴れ出してきたんです。とっさによけて運よく噛まれずにすみましたが
              太ももに歯があたっただけで、人差し指くらいの長さで足を切られました。
              カッパの上からですが、出血が少ない事から傷は深いと思いました。
              船長にお願いして8針縫ってもらいました。
              サメにやられたときは何ともなかったですが、縫うときは痛かった!!
              それより、カッパを切られた事が何よりも辛かった。

              司会−他にはある?

              Sくん−メカジキにノックアウトされたこともあり、傷跡が残っています。揚げ作業中、船から身を乗り出したら
              海から揚がってきたメカジキの角で首筋を殴られて頭がクラクラしました。
              このときは縫わずにそのままほっときましたが。寝違えたように痛かったですね。


              今日はここまで〜〜〜!


              次回の更新時に第4回(全8回)をご紹介いたします!


              もし冬がなかったら、春の訪れはそんなに喜ばれないだろう。
              もし私たちが時々逆境を経験しなければ、成功もそれほどうれしく感じないだろう。

              アン・ブラッドストリート
              (17世紀米国の女性詩人、イギリス生まれ、1612〜1672)




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              これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その2)
              0
                三陸新報に連載されております「気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会」の第2回目をご紹介いたします。
                マグロをどのようにどのように捕って、洋上でどんな暮らしをしているのか
                遠洋、近海マグロ延縄漁船で奮闘する若手漁船員に語っていただきます。
                計8回連載される第2回目のご紹介♪

                どうぞ〜〜!

                (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

                 司 会−吉田鶴男
                 遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
                  甲板員 Aくん(23歳)
                 遠洋マグロ延縄漁船(インド洋)
                  冷凍助手 Dくん(23歳)
                 遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
                  一等航海士 Kくん(23歳)
                 近海マグロ延縄漁船(日本近海)
                  甲板員 Sくん(28歳)

                若手漁船員座談会その2.jpg

                (操業について)

                司会−最初の操業はどうだった?

                Aくん−揚げ縄作業でしたが、長さ100キロ以上はある幹縄が凄い速さで船内の機械に巻き上げられ
                みんなが幹縄からスナップ(幹縄と枝縄の接続金具)を素早く外しているのを見て「すごいことやってる」と思いました。
                初めは一通り作業の流れを見ていましたが、1時間後にはいよいよ出番となり、スナップ外しからはじまりました。
                簡単に外せると思って高をくくっていましたが思うように出来ませんでした。
                流れてくるスナップを持ったのはよいのですが、どうしてよいか分からずにいたら
                幹縄の太くなってる部分にスナップが引っ掛かり、持ったまま体ごとグンと引っ張られ機械に巻き込まれるところでした。
                幹縄が機械から外れたので良かったですが、一時作業をストップさせてしまいました。

                司会−投縄は何人ぐらいでやるの?

                Sくん−自分の場合は6人です。

                Dくん−遠洋も6人ですね。

                Sくん−投縄は、同じスピードで出ていく幹縄に餌をつけた枝縄を取り付け海に投げ入れるという作業。
                餌付け、枝縄を幹縄に付けるという一連の作業を短時間で行うので慣れるまでは大変でした。

                Dくん−初縄は全員でやりますが、2回目からは人数が少なく仕事の流れも全然わからなくて呆然としていました。
                作業は早く、最初は何も出来なかったです。

                司会−揚げ縄作業中に魚がかかっていたらどうするの?

                Dくん−魚がかかっていたら大きな声で合図するとみんなが集まり魚を引張って漁獲するんです。とにかく声を出すことが大事。

                Kくん−枝縄がたるんだり他のより異様に浮いていたりするので魚がかかっているのはだいたい分かります。

                Aくん−今は(魚がかかっているのが)だいたい分かるようになりましたが、最初は分からなくてスナップを外した途端
                グンと海側に引っ張られたので、反射的にギュッと握りしめたらさらに引っ張られて危ない思いをしました。
                魚がかかっているし「危ない!どうしよう!」と思ったら、すぐ後ろにいた甲板長が枝縄に延長ロープを掛けてくれて
                「手を放せ!」と言ってくれたので、海に引っ張られる事もなく無事に済みました。

                Dくん−魚が縄を引張っていると分かるのですが、魚も船と同じスピードで泳いでいるとまったく分からないので難しいです。

                Kくん−私はブリッジに入りかじ取りもしますが、高い位置にいるので「これ食っているな!」というのが分かりやすいです。

                司会−舵をとることは凄い責任だね!

                Kくん−本当にそう思います。何回かペラ(スクリュー)に縄を巻き込んだという失敗もあります(笑)

                司会−遠洋船の幹縄はどのくらいの長さがあるの?

                Dくん−船によって違いはありますが、平均150km、釣り針は3千本前後で、揚げ縄には速くて13〜14時間、投縄は5時間ほどかかります。

                司会−魚はどうやってあげるの?

                Kくん−何百キロもあり、簡単に揚がるものではないので
                ブリッジで舵を取っている人が船をストップさせてから引張って近くまで来たらモリでついて
                何人かでカギで引っ張り上げます。あまりにも大きい場合はホイストを使います。


                今日はここまで〜〜!

                次回、第3回をお楽しみに!


                若いうちに流さなかった汗は、年をとると涙に変わる。
                作者不詳


                若いうちに努力や苦労を惜しんで、勉強や仕事に励まなければ、年をとったときに後悔の涙を流すことになるよ!!


                【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 若手漁船員座談会 | 15:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                これからマグロ漁船員を目指す方は必読です!(若手漁船員座談会その1)
                0
                  これから遠洋、近海マグロ延縄漁船に乗船を希望する方は必読です。
                  7月19日に三陸新報暑中特集に大々的に掲載された内容を連続シリーズでお伝えいたします。

                  20代の若手漁船員が洋上でどんな暮らし、どんな仕事をしているのか。
                  未経験者にも分かりやすい質問を彼らに投げかけ、それに答えていただいております。

                  これらかマグロ漁船員を目指す方は必ず読んだ方がいいです。
                  これ以上、参考になるものはありません。
                  何せ、未経験者に一番近い若手の感想ですからね。

                  でははじめます。

                  (気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会)

                  司 会−吉田鶴男
                  遠洋マグロ延縄漁船(西経漁場)
                   甲板員   Aくん(23歳)
                  遠洋マグロ延縄漁船(インド洋)
                   冷凍助手  Dくん(23歳)
                  遠洋マグロ延縄漁船(大西洋漁場)
                   一等航海士 Kくん(23歳)
                  近海マグロ延縄漁船(日本近海)
                   甲板員   Sくん(28歳)

                  S0549090.JPG

                  (マグロ漁船に乗ろうとしたきっかけは?)

                  司会−あらためて聞くけど、なぜ漁船員になろうと思ったの?

                  Dくん−(福島県)いわき市で働いていた時に、一緒に派遣で来ていた人から「若いうちにお金を貯めるなら漁船が一番だ」と聞いたことです。その後、直接運輸局に行って求人を調べました。一番最初に見つけたのが今の会社の求人票。
                  会社の部長さんから(宮城県)仙台市で漁業就業支援フェアがあるからそこに来てほしいと言われました。

                  司会−フェアと言えば、Sくんも船主協会がブース出展した自衛隊の任期制隊員合同企業説明会の参加がきっかけだったね。なぜ、説明会に参加しようと思ったの?

                  Sくん−自衛隊の食堂にいつも合同企業説明会のチラシが張り出されており、どこの企業が来るかなどが分かるようになっていました。漁船の仕事に興味があったので「班長、これに行きたいです」と申し出ました。

                  司会−あれ以来、自衛官を退職した人の問い合わせが増え、畑違いの職業の人たちから漁船員を目指す人もかなり多くなってきた。
                  Aくんも畑違いでトラックの運転手から転職したんだったね。


                  Aくん−小さいころから魚釣りが好きで、漁船員に憧れてました。
                  インターネットで「マグロ漁船」を検索していたら吉田さんのブログを見つけて、何度も話を聞いて、乗ろうと決心して面接を受けました。
                  20歳からトラック運転手になりましたが、自分が何をやりたいのかを考える事が多かった。
                  その時に漁船員の仕事が浮かび、以前マグロ漁船のテレビを見た時の事を思い出して、マグロ漁船に乗りたいとの思いが強まりました。

                  司会−電話でマグロ漁船はとても厳しい環境だから「もう一度考え直せ」と電話を切ったよね。でも、すぐに電話が来たので気仙沼に来てもらって話をしたり、遠洋マグロ漁船を見学したのを覚えている。

                  Aくん−吉田さんに「ちゃんと考えてやりたいと思ったら連絡してこい」と言われて、次の日すぐに「乗ります」と連絡しました。
                  気仙沼に来てから一層思いは強くなりました。
                  漁船の事は分かりませんでしたが、吉田さんと話して安心し、やって行ける自信がつきました。

                  Kくん−私は気仙沼向洋高校専攻科で海技士の資格取得を目指していました。
                  在学中は遊びに夢中で勉強不足から取得できませんでしたが、地元だし、魚が好きだったので漁船に乗りたいという思いは強かったです。
                  特にマグロ延縄漁船に乗りたかったので、気仙沼の海事事務所に行き「マグロ船の乗りたい」と言ったところ船主協会の吉田さんを紹介されました。
                  高校に入っても何をやりたいか分からず、専攻科に入って宮城丸で航海実習をしました。
                  商船に乗る選択肢もありましたが、もっと自分を追い込める仕事をやりたいという思いもありマグロ船を選びました。

                  (船酔いについて)

                  司会−これまでに怖くなって出港前に辞める人もいたが、不安はなかったの?

                  Aくん−そうゆう怖さはなかったですが、何をやっていいのか全く分からなくて、やっていけるのか不安はありました。
                  話を聞いていましたが、初日は取りあえずやってみろと言われたんですが何もできなかったです。

                  Sくん−4月末に乗る予定でしたが、ほかの乗組員の都合で1ヶ月早く乗って欲しいと言われたので、怖いなんて考える暇はありませんでした。

                  司会−気仙沼港を出港し陸が見えなくなると、どんな気持ちになるの?寂しいなぁとは思わない?

                  Dくん−不安とか寂しいとかはなかったです。覚悟を決めて乗ったので。かっこいい言い方をすれば「後ろを振り向かない」ので(笑)

                  Aくん−陸地が見えなくなって、逆に「よし、がんばるぞ!」と奮起。
                  すぐに大漁旗を下す作業をしていたんですが、船酔いで速攻ギブアップ。
                  具合が悪い記憶しかないですね。

                  司会−船酔いはそこから何日続いたの?

                  Aくん−1か月くらい船酔いしました。吐きながらも作業はしていましたが、本当に何も受け付けなくなり三食喉を通らなかった。
                  漁労長から「食わないと直らないから無理しても食え」と言われて、少しずつ食べて克服しました。

                  Kくん−私も毎航海酔いますが2〜3日で収まるのでそんなにひどくはないですね。

                  Dくん−もう慣れましたが、最初は試運転でダメでした。気仙沼を出港してインドネシアまでの1週間は気持ちが悪かったですが、後は我慢できるまでになりました。

                  Sくん−近海船は結構揺れがキツイと思われますが、気持ち悪くなったことはありません。

                  司会−Aくんは船酔いしている1か月間はどんな作業をしていたの?

                  Aくん−相当ひどい方だったみたいで、みんなが「休んでいいよ」と言ってくれました。
                  でも、新人だったので「やらせてください」と言って吐きながらもブラン(枝縄)巻きなど操業の準備をしていました。
                  何も分からなかったので、仕事を覚えたい一心でなんとかやってきました。本当に船酔いが一番きつかったです。

                  司会−昔は大西洋漁場は時化がきつく、飛行機で現地にいって、出港後まもなく操業がスタートするので新人には向いていないとされていた。
                  今はだいぶ改善されたし、Kくんは航海実習経験もあり、本人の希望もあったので大西洋を漁場とする漁船に乗った。


                  Kくん−専攻科での乗船履歴があり2航海目の途中で帰国し、広島県の尾道海技学院で学び3級海技士(航海)の国家試験に合格。
                  今は一等航海士として乗船しています。


                  本日はここまで〜〜!
                  続きは次回の更新となります。お楽しみに!!


                  練習は量より質、質より気分。
                  平尾誠二
                  (元ラグビー日本代表監督、1963〜)



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                  電 話:0226−22−0793・22−6116(月〜金)
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                  土日祝日用メール:boshu-info☆willcom.com(☆部を@に変えてください)
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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 若手漁船員座談会 | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  気仙沼港希望の星〜若手漁船員座談会が大々的に掲載!
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                    7月19日付、三陸新報暑中特集において
                    若手漁船員座談会が大々的に掲載されました♪

                    座談会のお話があったのは遡る事7か月前。
                    平成26年の11月だったと思います。
                    なかなか新人達の都合が合わなかったのですが
                    今回奇跡的にタイミングがあったので、ぜひやってみようという事になったわけです。

                    S0589099.JPG

                    この記事が評判になり、メンバーを入れ替えて第二弾というお話になっても
                    次回いつできるのかなんてわかりません。
                    すぐ出来るかもしれませんし、数年後になるかもしれません。
                    1年航海の遠洋漁業の若手乗組員が一堂に会するなんて、奇跡と言っていいでしょう。
                    それだけ多くの若者が洋上で頑張っているという証でもあります。

                    連休が明けた21日になると、報道各社からこの記事に関するお問い合わせをいただきましたが
                    異口同音に「先を越された!」と言っておりました(笑)
                    凄く興味があったのですね〜驚きました。

                    S0559092.JPG

                    気仙沼港希望の星。
                    ホントにそう思います。後継者がいなければ港町の未来像を描くことなど絶対にできませんから。
                    彼らがいるからワクワクしたビジョンを描くことができる。
                    本当に素晴らしい事です。

                    この座談会ですが、うまくいくかどうかとても不安でした。
                    私は彼らを当然知っていますが、彼らどうしは今回が初対面。
                    会話が成立するのかどうかとても不安でした。
                    でも、座談会がスタートし30分も経過すると私の存在など不要なほどに盛り上がり
                    とても楽しく、充実したものとなりました!

                    そもそも漁船員という方々は人前で話すことがとても苦手でした。
                    今の若い漁船員はこのように、生き生きと人前で自分の意見を言えるのです。

                    「勉強ができないから船乗りになる」
                    長い気仙沼港の歴史のなかで、このような時代もありましたが
                    そんな思いで気仙沼に来ている若者は極めて少なく
                    今となれば昔話と言えそうです。

                    S0579097.JPG

                    私のことも紹介していただきました。
                    こんなにも多くの若者が育つなんて・・・
                    事業開始当時に掲げた「幹部船員の大量輩出」
                    こんなことが本当にできるのかどうか、大きな迷いの中での事業スタートでありましたが
                    信じて、一心不乱にやってきた甲斐がありました。本当によかった。

                    若手の4人中3人が23歳。最年長でも28歳。
                    こんな私にも23歳の時はあったわけで
                    その当時の写真を自分の子供達に見せても信じてもらえないほどおっさんになりましたが(笑)
                    情熱は変わらず若いまま。
                    残り半分となる平成27年も駆け抜けたいと思います!

                    震災後全国から64人乗船とありますが、今月中には67人になるかもしれません。

                    ここまで多くの若手を確保すると、おのずと「どうやって集めてるの?」と聞かれることが多くなります。
                    ブログやfacebook、twitterで発信している内容がすべてであり、特別な事は何もしておりません。
                    全ては「熱意」だけであり、それが想像以上の連鎖反応を生み
                    過去に例をみない結果として表れているだけなんだと思います。

                    人は皆、情熱的に生きたいと願ってます。
                    充実した日々を送りたいと願っています。
                    自分はどれだけの能力があるのか試したいと思っています。

                    そのフィールドが気仙沼にあると信じ、やってくるのです。
                    選んでもらえるには、発信側の情熱しかないように思います。

                    そんな私も日々、不安と闘っております。
                    いつまで続くのだろうか、若手があるとき一斉に辞めるんじゃないだろうか

                    不安を排除するには日々の努力しかありません。
                    最終的に漁船の数が今より減るにしても、港に若い人達があふれ
                    漁労長をも輩出し、漁船漁業を永続できる環境に整えていくことが私の使命。
                    自分がやれることを少しずつ、確実にやってるだけなんです。

                    この座談会の連載は1週間ほど続く予定なので、記事の内容は次回にでもお伝えいたします。
                    取り急ぎ、ご報告まで


                    昨日の24時間は、もはや手にするすべはない。
                    明日の24時間は、まだ手にすることはできない。
                    いま、君が手にしている今日の24時間をどう有効に使うか。
                    人生の勝負は、その収支決算にある

                    レイ・ジョセフ
                    (PRコンサルタント、ジャーナリスト、1912〜2005)



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