漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
高卒求人解禁になる!!
0

    平成29年も半分が過ぎ、カレンダーも7月になりました。

    “あけましておめでとうございます”

    って言って半年になるんですね〜

    月日の経つのは早いものです。

     

    7月1日は高卒求人票の解禁日。

    この日から全国各地の高校に求人票を発送して良い日になってます。

     

    陸上企業は厚生労働省管轄のハローワークに求人票を提出するのですが

    我々のような大型船は船員法の適用となり、国土交通省管轄の運輸局に提出する必要があります。

     

    船主協会の各会員から集めた求人票を

    一旦、運輸局に提出します。

    これもどこの運輸局でも良いという訳ではなく

    労務管理をする事務所を管轄する運輸局に提出しなければなりません。

    気仙沼市船籍の船は東北運輸局気仙沼海事事務所

    同じ宮城県ではあるけれど、女川町船籍の船は東北運輸局石巻海事事務所

    岩手県の宮古市が船籍港の場合は、東北運輸局岩手運輸支局宮古庁舎がそうなります。

     

    その受付開始が6月1日、それが返され各高校に求人票を送付して良い日が7月1日となるのです。

     

    宮城県北部船主協会としても、解禁を受け

    さっそく各水産高校に求人票を発送したところであります。

    北海道から九州までの水産高校22校に送付。

    インターネットを介して、全国に8校ある海上技術学校や海上技術短期大学校へ求人票を送信しました。

     

     

    求人票を発送しただけで終わりではありません。

    タイミングを見て、各高校に直接訪問するんです。

    さすがにすべての学校を訪問するのは難しいのですが、できるかぎり訪問します。

    求人票だけでは表せない、情熱みたいなものを訴えかけるのです。

     

    どの学校も、どの親御さんも

    生徒の意向に沿う人生を歩ませてやりたい気持ちは強い。

    これがマグロ漁船なのであれば

    生徒を大切にしてくれる会社、船を選んであげたい。

     

    こう思うはずです

     

    今できることは

    この学校側の思いに、こちらは情熱で答えるしかないのです。

     

    大切に育てた生徒を息子を

    こちらは預かるのですから。

    結果はいずれにせよ、こちらは誠意をもって育成していかなければなりません。

    我々も船主も船も、一丸となった育成が必要になるのです。

     

    今年はどんな出会いがあるのでしょうか

    この1枚の求人票が、生徒の人生を好転させる最高の出会いなることを願ってやみません。

     

    各水産高校の進路担当の先生方

    ご対応、よろしくお願いいたします。

     

    -----------------------------------------------------------------

     

    漁師になりたい人!!ここに集まれ!!!

     

    漁業就業支援フェア2017

    東京会場開催

     

     

    6月の福岡会場も過去最高の来場者数を記録

    さぁ、今度の東京会場も期待大ですね!

    全国から漁業者が集い

    あなたのやる気を探してます!

     

    漁師専門の合同企業説明会

    漁業就業支援フェア2017

    最大規模の会場となる東京会場が開催されます!!

     

    【東京会場】

    日時:7月9日(日)12:30〜17:00 ※東京会場のみ17時まで延長
    プログラム:12:30〜漁業ガイダンス /14:00頃〜 先輩漁師体験談(予定)
     会場:ベルサール渋谷ファースト(渋谷駅東口) 2階イベントホール(東京都渋谷区東1-2-20) [ MAP ]
    アクセス:
     〇「渋谷駅」東口より徒歩約8分
     〇「渋谷駅」地下15番出口より徒歩約8分
     〇「渋谷駅」新南口より徒歩約7分
     〇地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約10分 他

     

     

    成功した人が飛び抜けているのは

    たいていの場合

    特別な才能やチャンスに恵まれたからではない。
    その辺に転がっているチャンスを育てたからだ。

    ブルース・バートン
    (米国の作家、実業家、政治家、1886〜1967)

     

     

     

    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男



    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 14:49 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
    漁業就業支援フェア(福岡会場)開催!!
    0

      さぁ、今年もこのシーズンがやってきました!!

      漁師になりたい人と、若手漁師を求める港とのマッチングイベント

      漁業就業支援フェアのスタートです。

       

      例年は年間5回程開催していたのですが

      昨年度は残念ながら福岡会場1回の開催に終わってしまいました。

       

      でも、今年は連続で4回の開催が決定しているので

      私のテンションも高いのですww

       

      マグロ漁船に乗りたいけれど、なんか不安

      と思う方は大勢いらっしゃると思います。

      そんな時こそ、このフェアを使ってみてはどうでしょうか。

       

      明日から私も漁業就業支援フェア(福岡会場)に参加するために

      福岡へ向かいします。

      多くの皆様のご参加をお待ちしております!!

       

       

      【福岡会場】

      日時:6月24日(土)12:30〜16:00
      プログラム:12:30〜漁業ガイダンス
      会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
      アクセス:
      ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
      ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

       

       

      この次は7月9日(日)の東京会場

      7月15日(土)の仙台会場

      7月22日(土)の大阪会場

      と続きます!!!

       

      全会場に参加予定であります。

       

      参加する場合は、気軽に来ていただければ

      何も必要なものはありません

      履歴書も、入場料もかかりません!!

       

      漁業就業支援フェアの扉を開けることで

      漁師なる夢が叶うかもしれません。

      どの漁業種類もそうですが

      新人漁師は皆さんのご想像通り、もしくはそれ以上とても大変です。

      でも、そこから人生がきくわるからこそ大変なのです。

      海から恵みをいただき、それをお金に変えて生活する。

      そんな人生を夢見たことありませんか?

       

      漁業就業支援フェア

      参加するも、しないも皆さんの自由です。

      漁師を目指す方、今がチャンスです。

      全国の漁業者が一堂に集います。

      このリストを見てください

      http://www.ryoushi.jp/fair/list.php?id=201706

       

      数えきれないほどの出展ブース

      このどれもが皆さんの“やる気”を待っているのです。

      参加して、理想通りの漁業が見つからなかったとしても

      あなたから何も奪われることはありません。

      リスクは何もないのです。

       

      行動あるのみです。

      行動しなかったら、昨日と変わらない明日が待ってるだけです。

      動こう!!

       

       

      泳ぎ出したほうがいいよ。
      そうしないと石のように沈んでしまう

      ボブ・ディラン
      (米国のシンガーソングライター、詩人、1941〜)

       

       

      【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
      乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
      住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
      電 話:0226−22−0793(月〜金)
      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
      担 当:吉田鶴男



      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      第2回東北地区船員教育機関、海運・水産会社等関係者との懇談会
      0

        ブログでの報告が遅れてしまいましたが

        去る6月7日(水)、ハーネル仙台を会場に開催された

        “第2回東北地区船員教育機関、海運・水産会社等関係者との懇談会”に参加してきました。

        主催は全日本海員組合東北地方支部

         

        前回に引き続き2回目の参加。

        どんな話題が飛び出すのか、とても楽しみにしていたんです!!

         

         

        同じ宮城県内なのに、気仙沼から会場まで車で3時間を要するので

        参加するだけでも結構大変です(笑)

         

        実はこのように

        生徒を送り出す学校側と、受け入れる船舶側が一堂に会し

        意見を交わす場は今まで無かったのです。


        昨年の第1回目では

        各事業体は水産高校の新卒者を喉から手が出るほど欲しがっているにも関わらず

        実は学校側に求人票を送っていない事業体が非常に多いという現実が浮き彫りになりました。

        昔ながらに

        船舶希望の生徒がいれば

        黙っていても学校側から紹介されるものと思い込んでいた事業体が多かったということです。

         

        船主協会では各校に毎年求人票を送っているのですが

        そうでないところが多かったのには驚きです。

         

        やはり、立場の違う学校と受入れ側との懇談会の必要性を強く感じたところでした。


        そして、第2回目の今日。

        会場に行くとずらりと並んだ机、机、机

         

         

        スタッフの方は前回より15名くらい多いって言ってましたね。

         

        学校側は

        宮城県気仙沼向洋高等学校

        宮城県水産高等学校

        岩手県立宮古水産高等学校

        福島県立いわき海星高等学校

        などの8校11名が参加

         

        業界団体、会社として

        宮城県北部船主協会

        宮城県北部鰹鮪漁業組合

        気仙沼遠洋漁業協同組合

        の気仙沼勢の他

         

        岩手底曳網漁業協会

        八戸イカ釣漁業協議会

        全国さんま棒受網漁業協同組合

        海外まき網漁業協会

         

        そして

        詆妖諜業部

        東日本船舶

        開洋漁業

        等の各会社

         

        船員の労働団体全日本海員組合や

        大日本水産会など

         

        計54名が参加

         

        総勢65名の参加です。

         

        平成26年度頃から船舶希望者が急増してきたという嬉しい話もありましたが

        話題の中心は“定着率”。

        せっかく船に乗ったのに、嫌になり下船してしまうのはお互いに不幸な話。

        場合によっては、手塩にかけた若手船員が育ってきたころに、他の会社に引き抜かれる事態も起きているとの事。

         

        人材不足により、このような事まで起きてしまうのはとても残念に思います。

         

        今日も10か月の長期航海に22歳になる青年を送り出しました。

        彼は今度で3航海目。

        若手船員の悩みをしっかり聞いてあげて

        ほんの少しでも解決に向かうよう動いてあげることが

        受入れ側として非常に大事な事だと思っております。

         

        仕事はお金を稼ぐためにするのかもしれませんが

        私はそれが全てだとは思っていません。

        仕事の内容、働く環境(特に人間関係)、そして賃金のトータルバランスのなかで

        生涯の仕事を決めていくものだと思います。

        コミュニケーションを深め、いつも気にかけ、フォローしていくことで定着率が少しずつでも改善していくものだと思います。

         

        息子ほど歳の離れた若手船員と

        船員人生を一緒に歩む感覚をお互い得ることから全てが始ります。

        これがあってこそ、次のステップに進めるのです。

         

        時間はかかるかも知れませんが、ともに歩み

        漁船員を増やしていきたいと思います。

         

         

        誠実でなければ、

        人を動かすことはできない。

        人を感動させるには、

        自分が心の底から感動しなければならない。

        自分が涙を流さなければ、

        人の涙を誘うことはできない。

        自分が信じなければ、

        人を信じさせることはできない。

        ウィンストン・チャーチル

        (英国の政治家、ノーベル文学賞受賞 / 1874〜1965)

         

         

        -------------------------------------

         

        【漁師になりたい人募集】

         

        漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

        どうしていいかなんて悩んでも仕方がありませんよ。

        分からなければ聞けばいいんです。

        漁業就業支援フェア

        全国の漁業者が、あなたの「?」に答える場なんです。

        難しく考えたって仕方がありませんよ。

        まずは行動。

        動けば変わります。

         

         

         

        漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!

        まるごとイベント


         

        福岡会場

        日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
        会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
        アクセス:
        ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
        ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

         

        他の会場はこちらを参照してください。

        http://www.ryoushi.jp/fair/

         

         

         

         

        【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
        乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
        名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
        住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
        電 話:0226−22−0793(月〜金)
        メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
        担 当:吉田鶴男



        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        乗組員確保育成にあたって思うこと。その2
        0

          今回は“その2”を書いてみます。

           

          前回は、現場が思う水産高校の資格取得制度の不具合を書いてみました。

          “その2”は「履歴限定」について書いてみます。

           

          “その1”でも書きましたが

          幹部船員は不足していることから、一日でもはやく航海士や船長

          機関士や機関長を育成していく必要があります。

           

          その中で、やはり何とかならないか、、と思うのがこの「履歴限定」です。

           

          ここでは、4級海技士(航海)(以下4級航海)を取得し、遠洋マグロ漁船の船長になるまでを例にとります。

           

          法律をみてみます。

           

          船舶職員及び小型船舶操縦者法(以下船舶職員法)

          (海技資格)

          第五条第二項

          国土交通大臣は、海技士(航海)又は海技士(機関)に係る海技免許を行う場合においては、国土交通省令で定めるところにより、海技士(航海)に係る海技免許にあつては船舶の航行する区域及び船舶の大きさの区分ごとに(中略)、それぞれ乗船履歴に応じ、当該海技免許を受ける者が船舶においてその職務を行うことのできる船舶職員の職についての限定(以下「履歴限定」という。)をすることができる。

           

          船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則(以下船舶職員法施行規則)

          (海技免許についての限定)

          第四条

          法第五条第二項 の規定による履歴限定は、海技士(航海)又は海技士(機関)に係る海技免許につき、別表第二の上欄に掲げる船舶の区分ごとに、同表の中欄に掲げる期間に満たない乗船履歴に応じ、同表の下欄に定める船舶職員の職について行う。

           

          (履歴限定等の解除等)

          第四条の二 

          前条第一項又は第二項の規定による履歴限定を受けた者であつて、その履歴限定の変更又はその全部若しくは一部の解除(以下「履歴限定の解除等」という。)を申請するものは、第三号様式による海技免許限定解除(変更)申請書に、第三条第一項第二号又は第三号に規定する乗船履歴を証明する書類を添えて、国土交通大臣に提出しなければならない。

           

          これが関連する法律になります。

           

          これらを

          遠洋マグロ漁船の船長になるという観点で簡単にまとめると

          資格取得直後は甲区域を航行する船舶の船長になることは認められません(履歴限定)

          履歴限定を解除するには3年間(乙区域または丙区域の船長または一等航海士としての履歴が1年以上ある場合は2年)

          の乗船履歴が必要となります。

          必要な乗船履歴を附した後は、船員手帳などの乗船履歴を証明する書類を添えて、履歴限定解除申請を運輸局(国土交通大臣)に提出しなければなりません。

           

          となります。

           

          履歴限定解除申請後、海技免状のMaster(船長)欄にPermitted(許可する)と記入され

          正式に船長になることが認められるのです。

           

          十分な知識を習得した上で、さらに十分な経験を積む必要があるということは

          船長という職務がかなり重要な職務であることを意味します。

           

          これは私も重々理解しております。

           

          しかし

          資格を取得し、一等航海士(次席一等航海士含む)として雇入れ

          2年間の経験を満了した時が

          遠洋航海に出港して間もない時だったとしたら。。

          運輸局等に届け出ることができず、その先何か月もそのままの状態になります。

           

          届け出るか、届け出ないかの差であり

          この一等航海士の技量に差が出るわけではありませんし

          この船舶が突如危険な状態になることもありません。

          届け出るかどうかの問題です。

           

          私が思うのは、履歴限定解除に必要な経験を積み終えた時点から「履歴限定の解除」に

          なっても良いのではないかと思うのです。

          もちろん、帰国後はすみやかに運輸局に届け出ますが

          届出れない環境であった場合は、乗船履歴満了時点で許可されても良いと思うのです。

           

          海技免状のMaster(船長)の欄がUnpermitted(許可しない)となっている状況で

          海外に寄港し、ポートステートコントロール(自国の港に入港する外国船籍の船に対してその国が行う

          船内設備や乗組員の資格などの安全に関する立入検査)があった場合にはトラブルになる危険性は考えられます。

          トラブルを回避でき、なおかつスムーズに履歴限定の解除がなされる方法を考えていく必要があると思っております。

           

          これは簡単なようでとても難しい部分ではあると思います。

           

           

           

           

          可能性とはつまり「未来の能力」のこと。
          現在の能力で、できる、できないを判断してしまっては

          新しいことや困難なことはいつまでたってもやり遂げられません。

          稲盛和夫
          (実業家、京セラ・第二電電[現KDDI]創業者、1932〜)

           

           

          -------------------------------------

           

          【漁師になりたい人募集】

           

          漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

          どうしていいかなんて悩んでも仕方がありませんよ。

          分からなければ聞けばいいんです。

          漁業就業支援フェア

          全国の漁業者が、あなたの「?」に答える場なんです。

          難しく考えたって仕方がありませんよ。

          まずは行動。

          動けば変わります。

           

           

           

          漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!

          まるごとイベント


           

          福岡会場

          日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
          会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
          アクセス:
          ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
          ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

           

          他の会場はこちらを参照してください。

          http://www.ryoushi.jp/fair/

           

           

           

          【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
          乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
          名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
          住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
          電 話:0226−22−0793(月〜金)
          メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
          担 当:吉田鶴男



          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 16:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          乗組員確保育成にあたって思うこと。その1
          0

            昨年9月に水産基本政策小委員会から水産基本政策委員会(以下委員会)に変更され

            委員長に石破茂氏が就任されました。

             

            そして立ち上がった「乗組員確保養成プロジェクト」

             

            水産経済新聞によりますと

            日かつ漁協が提唱し、大日本水産会が昨年7月に自民党に対し漁業就業者確保・育成対策を要望。

            その結果、自民党水産基本政策委員会で検討され

            政官業界を挙げて立ち上げられることとなった。

            プロジェクトは、今後10年間で海技士がどれほど不足するかをシミュレーションし

            関係省庁の協力・支援を得て水産高校生のリクルートや海技士資格取得に向けた対策を計画的・組織的に進める。

            とあります。

             

            ようやく、ようやく制度が変わるかもしれない。

            諦めかけていたものに光が差し込んできたような、そんな気持ちです。

             

            この船舶職員の不足は漁船漁業界だけの問題ではありません。

            このまま乗組員の減少が続けば

            漁業のみならず、大型船舶すべての運航に大きな打撃となり

            日本国として大きな損失を生むことは目に見えております。

             

            しかし、この深刻な状況を指をくわえて見ているだけでは何もはじまらず

            震災で大きな打撃を受けた中

            気仙沼のカツオマグロ漁業界で何ができるのか

            今できることは何かを真剣に考え

            このブログ「漁船員になろう!」を軸とした、新規乗組員確保育成事業を確立していったしだいです。

             

            今では、震災以降93名の新規乗組員の確保(内定含む)に成功し

            100名確保の大きな区切りまであと一歩のところまで来ておりますし

            船舶を運航させるうえでの要となる国家資格

            海技士の取得者数も17名を数えております。

             

            しかし、進む高齢化の波は大きく

            更なるスピード感をもって育成していく必要性に迫られております。

             

            ここで

            乗組員確保育成業務に長年従事した私が、日頃より疑問に思っている事を提言し

            制度改正の参考にしていただきたく書き記していきたいと思います。

             

            あまり詳しく書きますと、分かりにくくなりますので

            少し乱暴かもしれませんが、出来るだけ簡単に書いていきます。

             

            よろしくお願いいたします。

             

             

            【水産高校卒業者の資格取得にかかる問題点】

             

            水産高校は第一種養成施設に分類され

            専門教員の数や機材、カリキュラム内容によって

            5級海技士(航海・機関)、4級海技士(航海・機関)、3級海技士(航海・機関)養成施設としての役割を担っております。

             

            宮城県には2つの水産高校(養成施設)があります。

            それが、宮城県気仙沼向洋高等学校(気仙沼市)と宮城県水産高等学校(石巻市)です。

             

            気仙沼向洋高等学校は4級海技士(航海)の第一種養成施設

            宮城県水産高等学校は5級海技士(航海)内燃機関5級海技士(機関)の第一種養成施設

            に区分されております。

             

            ちなみに

            海技士(航海)とは、航海士や船長になるための必須資格であり

            海技士(機関)とは、機関士や機関長になるための必須資格であります。

             

            第一種養成施設とは、乗船経験の無い方を育成するための機関であり

            乗船履歴を満たしている方を育成する施設を“第二種養成施設”といいます。

             

            この、4級海技士養成施設と5級海技士養成施設について

            生徒を受け入れる我々としては大きな問題点が埋もれているのです。

             

            ここでは海技士(航海)についてお話いたします。

             

            養成施設の区分はあるものの、どちらの学校も3年の歳月をかけて

            生徒は学業や実習に、一所懸命に励んでおります。

             

            我々のような300トン、400トンという大型の船舶になりますと

            5級海技士では船長になることができないことから、4級海技士を取得するように指導しています。

             

            5級、4級海技士(航海)を取得するための基本要件は同じで

            総トン20トン以上の船舶等に3年間乗船することで受験資格が与えられ

            筆記試験(航海、運用、法規の三科目)のすべてに合格したうえで口述試験を受験。

            この筆記試験と口述試験のどちらにも合格した総合合格者であって

            免許講習修了者に対し“免状”が付与される形になっております。

             

            これが水産高校を卒業することで

            学科試験の免除や必要となる乗船履歴の一部免除が得られるのです。

             

            4級海技士(航海)の第一種養成施設(以下4級養成施設)を卒業し

            4級海技士(航海)を取得するまでを例にしてみます。

             

            法律を覗いて見ましょう。

             

             

            『船舶職員及び小型船舶操縦者法施行規則』(以下船舶職員法施行規則)

             

            (乗船履歴)

            第二十五条

            海技試験を受けようとする者は、別表第五の海技試験の種別の欄に掲げる試験別に、同表の乗船履歴の欄に定める乗船履歴の一を有しなければならない

            ※3年の乗船履歴が必要ということが書かれております。

             

            (学校卒業者に対する乗船履歴の特例)

            第二十六条 

            前条の規定にかかわらず、(中略)その課程(中略)において試験科目に直接関係のある教科単位を別表第六の単位数の欄に掲げる数修得した者(中略)が、同表の海技試験の種別の欄に掲げる海技試験を受けようとするときは、同表の乗船履歴の欄に定める乗船履歴を有することをもつて足りる

            ※4級海技士(航海)の第一種養成施設を卒業し、同資格試験を受けようとするときは2年の乗船履歴で持って足りると書かれております。

             

            2年の乗船履歴でもって足りるとありますが

            水産高校生は連続した1か月以上の乗船実習を行っており

            それが乗船履歴3か月相当と認められているので

            最終的には2年に足らない1年9か月で足りることになります。

             

            この場合の筆記試験は

            4級養成施設を卒業している事から

            船舶職員法施行規則第55条により免除となります。

             

            つまり、法律上は

            4級養成施設を卒業し、1年9か月の乗船履歴を附し

            口述試験に合格すれば総合合格となり免状が付与されるということです。

            免許講習は学校の授業に含まれるので別途受講する必要はありません。

             

            5級海技士(航海)の第一種養成施設(以下5級養成施設)を卒業し

            5級海技士(航海)を取得する場合も

            最終的に必要とな乗船履歴が1年3か月になるだけで

            他は4級と考え方に変わりはありません。

             

            では、5級養成施設を卒業し、4級海技士(航海)を取得する場合はどうなるのでしょうか。

            これが私が問題だと思っているところです。

             

            先ほどの船舶職員法施行規則第25条をおさらいしますと

            別表第六の単位数の欄に掲げる数修得した者(中略)が

            同表の海技試験の種別の欄に掲げる海技試験を受けようとするときは

            同表の乗船履歴の欄に定める乗船履歴を有することをもつて足りる。

             

            別表六には必要単位数が25単位と書かれていますが

            5級養成施設ではここまでの単位数がありません。

            つまり特例が受けられないということになります。

             

            そうなると、第25条にある別表五を使うことになり

            3年の乗船履歴が必要という事になります。

            でも、3か月相当分の乗船実習を行っているので

            3年に足らない2年9か月が必要という考え方になろうかと思います。

             

            ところがです。

             

            別表五にある乗船履歴を附する条件として「船舶の運航」としか書かれていません。

            法律上は「実習」と「運航」は区別しておりますので

            乗船実習は乗船履歴として認められないことになります。

             

            やはり3年の乗船履歴が必要という事に変わりはありません。

             

            何のメリットも受けられないことになります。

             

            4級養成施設の生徒と同じ船で同じ実習を同じ期間行っているにも関わらず

            総合的な単位が不足しているという理由で認めないというのはおかしいのではないかと思うのです。

            単位数が不足しているので、筆記試験の免除もないし3年の乗船履歴が2年にならないのも理解できます。

            しかし、乗船実習自体を認めないというのは理解できません。

             

            この問題は水産高校でも理解されていない部分があり

            進路担当の先生方と口論になった事が何度かあります。

            「吉田さんの言うことが本当なら、我々の3年間は何なんですか!?」

            「生徒は一生懸命がんばったのに一切認めないというのはどうゆうことですか?」

             

            語気を荒げて語ってきます。

            仰る気持ちは痛いほど理解できます。

             

            私も運輸局に幾度となく問い合わせましたが

            帰って来る返事に変わりはありません。

             

            4級養成施設より5級養成施設の方が圧倒的に多いので

            この問題を考える必要があるのです。

             

            この法律は国際条約である「STCW条約」からきており

            改正するには大きな問題があるのかもしれませんが

            この部分の改正を強くお願いしたいと思います。

             

            もう一つの方法探ってみましょう。

            5級海技士(航海)を取得してから4級海技士(航海)を取得する方法。

            先述しましたが、1年3か月の乗船履歴で筆記試験免除で口述試験が受けられます。

            仮に総合合格したとします。

            その後は船長または航海士として1年の履歴があれば4級海技士(航海)を受験することできます。

            もちろん筆記試験の免除はありません。

             

            この場合だと2年3か月となりますが

            海技士試験は年4回しか行われていませんし、水産高校を卒業したばかりの少年を

            いっきに航海士に昇格させることはありません。

            2年3か月で取得することは不可能なのです。

            やはり3年の乗船履歴は必要になるのが現状です。

             

            別表五にある乗船履歴を附する条件を「船舶の運航」から「実習または船舶の運航」と改正するだけで

            この問題は解決すると思います。

            そんなに難しいことなのでしょうか?

            私の理解していないどこかに影響するのでしょうか?

            「実習」この二文字を入れるだけと思うと歯がゆいものがあります。

             

            水産高校生を水産の道に促すには

            水産高校卒業後のメリットをしっかりとしたものにすべきだと思います。

            何卒、ご検討お願いいたします。

             

             

            自分が行動し始めれば、いろんなことが動き出す。
            当たり前のように聞こえるけど、最も大切な原理です。

            宮本亜門[みやもと・あもん]
            (演出家、1958〜)

             

             

            -------------------------------------

             

            【漁師になりたい人募集】

             

            漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

            どうしていいかなんて悩んでも仕方がありませんよ。

            分からなければ聞けばいいんです。

            漁業就業支援フェア

            全国の漁業者が、あなたの「?」に答える場なんです。

            難しく考えたって仕方がありませんよ。

            まずは行動。

            動けば変わります。

             

             

             

            漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!

            まるごとイベント


             

            福岡会場

            日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
            会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
            アクセス:
            ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
            ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

             

            他の会場はこちらを参照してください。

            http://www.ryoushi.jp/fair/

             

             

             

            【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
            乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
            名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
            住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
            電 話:0226−22−0793(月〜金)
            メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
            担 当:吉田鶴男



            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 11:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            平成29年度漁業就業支援フェア開催決定!
            0

              いよいよこの季節がやって参りました。

               

              漁師になりたい人を応援する「漁業就業支援フェア2017」がはじまります!!

               

               

               

              昨年度は7月16日の福岡会場が1回だけであり、我々も寂しく思っておりましたが

              その思いが通じることとなり

              今年度は一気に4回の開催が実現しました!!

               

              第1回(福岡会場)

              日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定)

              会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17) [ MAP ]

              アクセス:

              ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分

              ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

               

              第2回(東京会場)

              日時:7月9日(日)12:30〜16:00頃(予定)

              会場:ベルサール渋谷ファースト(渋谷駅東口) 2階イベントホール(東京都渋谷区東1-2-20) [ MAP ]

              アクセス:

               〇「渋谷駅」東口より徒歩約8分

               〇「渋谷駅」地下15番出口より徒歩約8分

               〇「渋谷駅」新南口より徒歩約7分

               〇地下鉄「表参道駅」B1出口より徒歩約10分 他

               

              第3回(仙台会場)

              日時:7月15日(土)12:30〜16:00頃(予定)

              会場:イベントホール松栄 6階Aホール(宮城県仙台市宮城野区榴岡1-2-8) [ MAP ]

              アクセス:〇JR「仙台駅」東口より徒歩約3分 他

               

              第4回(大阪会場)

              日時:7月22日(土)12:30〜16:00頃(予定)

              会場:大阪マーチャンダイズマート(OMMビル) 2階A・Bホール(大阪府大阪市中央区大手前1-7-31) [ MAP ]

              アクセス:〇京阪電車「天満橋駅」東口、地下鉄谷町線「天満橋駅」北改札口からOMM地下2階に連絡 他

               

              以上の4か所になります。

               

              私達、宮城県北部船主協会も全会場への参加を申し込み済み!

              どんな方々と会えるのか、今からホントに楽しみです(^_^)

               

              次の画像は昨年7月の福岡会場の様子。

              多くの参加者をお待ちしてますよ!

               

               

               

               

               

              会場にはマグロ漁船だけではなく

              沿岸漁業から遠洋沖合まで、様々な漁業種類のブースがあり

              全国の漁業者さんが一堂に会するのです!

              全国の港を自分で回ろうと思ったら大変な日数と交通費がかかります。

               

              でも、会場に来ればとても効率よく情報収集ができますし、条件があえばそのまま就業する方向でお話してもかまいません。

              漁師になりたい人には“ビッグチャンス”であることに間違いありません!!

               

              行動あるのみですよ!

               

              漁師になりたいと思う。

              常に思ってばかり。

              表現のしようのない大きな海で魚と一対一

              繊細な駆け引きと、思いっきりの力勝負。

              図太い腕で引き揚げた。

              魚を港に持ち帰る。

              真っ黒に日焼けして、笑顔からこぼれる真っ白な歯。

              そんな自分に憧れて、ベットの上で天井を眺めてる。

              ワクワクで体は震えるけれど

               

              “でもさぁ”

              “しょせんさぁ”

              “俺なんかがさぁ”

               

              マイナスの言葉が震えを止める。

              やりもしないで結論づけて、体はいつものベッドの上。

              視線はいつもの薄暗い天井。

               

              “あの時やっておけば”

              “あの時行動しておけば”

              “こんな俺でも”

              “もしかして、、、”

               

              いつもの後悔がはじまるよ。

              そろそろ止めにしませんか?

              夢と後悔の繰り返し。

               

              勇気を出して行動おこして

              飛び出してみませんか?

              海へ。

              危険な仕事ではあるけれど

              過酷な仕事ではあるけれど

               

              今までの“後悔”が前を向いた“航海”に変わり

              一気に人生が開けるかもしれません。

              ベッドが船になり、天井は青々とした空、満天の星空に、変わります。

              それだけで新たな人生観を得られるのでは?

               

              まずは来てください。

              漁業就業支援フェア。

               

              努力して、後悔した人を見たことがない。

              練習して、下手になる人もいない。

              勉強して、馬鹿になる人もいない。

              何かをして変わった人がいても

              何もしないで変わった人はいない。

               

               

              【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
              乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
              名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
              住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
              電 話:0226−22−0793(月〜金)
              メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
              担 当:吉田鶴男



              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 11:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              追跡!極上マグロ〜嵐の北大西洋38日間完全密着
              0

                2月19日に全国放送された「追跡!極上マグロ〜嵐の北大西洋38日間完全密着」という番組をご覧になりましたでしょうか?

                北緯60度付近のアイルランド沖で展開されるクロマグロ漁!

                ここにテレビ局が初潜入したわけです。

                遠洋マグロ漁師に興味のある方は、すごく勉強になったんじゃないでしょうか?

                 

                北大西洋操業について、くわしくは「勝栄丸ブログ」さんでもお伝えしているので

                こちらをご参照くださいね。

                ↓↓↓

                http://shoeimaru.da-te.jp/e978275.html

                 

                今回はこの番組を見逃した人のために

                ほんの一部ですが、一緒にブログで楽しんでみたいと思います!

                 

                この番組の舞台となったのは、蟇永)榲構衢第1昭福丸(454t)!!!

                宮城県気仙沼船籍!

                 

                 

                そして、この船に同乗したのはお笑い芸人の静恵一さん(サミットクラブ)

                取材と言えば簡単にマグロ漁船に乗れるのか??って思われても困りますよ(笑)

                きちんと手順を踏んで、法律上問題ない状態で乗船してます。

                 

                大きな時化に度々見舞われるクロマグロ漁を行う期間だけ

                密着取材をすることになったわけです。

                 

                凄いところは

                この静恵一さん、ただ取材しただけじゃなく

                38日間きちんと作業も行い

                船頭さんに昭福丸ファミリーに認められるほど頑張ったそうですよ!!

                 

                乗船した港は気仙沼港じゃなく、スペイン領カナリア諸島にあるラス・パルマス港!

                 

                 

                第1昭福丸の乗組員は日本人船員6人、インドネシア人船員17人の計23人!

                 

                 

                年齢も国籍も違う23人だけど、船頭は言います。

                皆同じファミリーだから俺を信じてほしいと。

                乗組員はこの言葉を信じ、荒波へと向かうのです!

                 

                 

                覚悟を決めて、さぁ出港です!!

                「行ってきます!」

                 

                 

                向かうはラス・パルマス港から北へ約3200km!

                 

                 

                静恵一さんのお部屋の紹介!

                想像してたより広いと驚き!!

                 

                 

                ベッドの大きさは、幅70cm、長さ180cm

                これより広くすると、船のローリングの度に体が動き、逆に寝れないそうです。

                 

                 

                出港から8日目、いよいよ初操業が開始されます。

                北大西洋のクロマグロ漁は国際的な漁獲枠が厳密に決められており

                この第1昭福丸に与えられる枠は42t

                 

                 

                 

                それで、だいたいどれくらいの水揚げ高になるの?

                相場により変動はしますが

                何と1億6000万円!!!

                 

                 

                さぁ、さぁ、操業スタート!

                 

                 

                時は午前5時。

                 

                 

                投縄作業の開始です。

                約3000本の釣り針に餌を付けます。

                餌はイカなどを使用!

                 

                 

                今度は針に着いた餌を機械を使って海に投げ入れます!

                 

                 

                この機械に針の付いた餌を置いて、スイッチを押すと

                勢いよく海に投げ入れてくれます!

                 

                 

                幹縄に、先に餌の付いた枝縄を8本が1セットとなり浮きをつける。

                ちなみにこれを1枚と数えます。

                 

                 

                横から見ると、投縄作業はこんな感じになります。

                この作業に約5時間を費やします。

                 

                投縄作業は3交代制で、三日に一度この作業の当番が回ってきます。

                船によって異なりますが6人くらいで行います。

                 

                 

                この幹縄ですが、どれだけ伸ばすかというと約150km!

                東京から静岡の距離に匹敵するのです。

                 

                 

                投縄作業が終わりましたら、約3時間ほど餌を海に浸し

                マグロがかかってくるのを待ちます。

                乗組員はここで休憩。

                 

                そして、揚げ縄がはじまる午後1時。

                 

                 

                投縄作業で海に投げ入れたものは必ず回収します。

                漁師の使命ともいうべき作業。

                揚げ縄作業の開始です。

                それに要す時間は約13時間。

                投縄作業だった人はその前に5時間もの作業を終えています。

                それからこの13時間の揚げ縄作業に入りますので大変です!!

                 

                デカいマグロを俺が揚げてやる!

                そんな気迫が彼らを支えているんだと思います。

                 

                 

                幹縄はこのラインホーラーという機械でどんどん巻き取っていき

                 

                 

                魚のかかっていない枝縄はこのブランリールという機械を使い

                手際よく巻き上げていきます。

                 

                 

                突如海が荒れてきました!!

                 

                 

                船にぶつかった波がしぶきとなり空から降り注ぎ

                そして波そのものが容赦なく乗組員を襲います!

                 

                 

                400tもある船が、急に浮いたり沈みこんだり!!

                まるで巨大なジェットコースター状態。

                この船の乗り込んだ芸人の静恵一さんも思わず絶叫

                「うわぁ〜 内臓が浮く〜!!」

                 

                 

                これで風速27〜28メートル!

                 

                 

                船頭は静かに続けます。

                「シケと言えばシケだが、特別シケてるというわけではない」

                 

                 

                カメラマンが質問します。

                「一転こういう状況になるのというのはすごいですね」

                この質問に対する答えがカッコいい。

                 

                 

                これが 北の海さ

                 

                 

                こういうところの、おいしい魚を

                食べさせるために必死に捕るわけさ

                 

                 

                揚げ縄開始から7時間(午後8時)

                 

                 

                気合の入った、しょうば〜い(商売)の声!

                魚が来た合図!

                とうとう来たか!?

                 

                 

                どんどん手繰り寄せると〜〜ついに姿を現し始めた!

                キタ〜〜!!!

                 

                 

                乗組員一丸となって、黒いダイヤ、クロマグロとの格闘がはじまります!

                 

                 

                もう命と命の闘い!!

                それを静恵一さんは必死にレポート!

                「大暴れをしております!」

                「マグロが大暴れをしております!」

                 

                 

                闘いに勝し、釣り上げた100キロを超えるクロマグロ!

                もう漁師というよりハンターか!?

                 

                 

                 

                マグロの力は凄まじいので、マグロの動きには最新の注意が必要!!!!

                 

                 

                即座にサイカツを行い、重量を記録!

                 

                 

                電子タグも取り付けられ、サイズ、重量はもとよりすべての情報がここに記録されます。

                 

                 

                このようにハイテク機器を使い、厳格に漁獲量を守ることで

                大西洋のクロマグロは資源が回復しているのです!

                 

                 

                そして、急速凍結庫に搬入

                中はマイナス60度!!

                 

                 

                マイナス60度って、、例えて言うなら「火星の平均気温」

                「ロシアのオイミャコン村の1月の平均気温」

                「南極の平均最低気温以上」

                すみません、まったく例えになってませんね(笑)

                 

                 

                クロマグロを触ってみると、カッチカチの甲冑のようだと静恵一さん!

                 

                 

                この日の水揚げは18匹(2.8t)

                そうすると、一匹当たり平均155kg

                すごいな!!

                 

                 

                この遠洋マグロ延縄漁船の漁師達は

                「多くの人に、この美味いマグロを食べてもらいたい!」

                この想いひとつに人生をかけれる人達なんです。

                この想いひとつに命を張れる人達なんです。

                 

                 

                このような過酷なドラマの中で獲られるクロマグロ。

                次回、お寿司屋さんなどでマグロを食べる場合には

                赤身だとか、中トロだとか部位を語って堪能されるのも楽しみですが

                この大海原で格闘する漁師のこと、海域のこと、体験したことのない大シケのこと、海での生活のこと

                これらのことにも思いを馳せながら食すのもいかがでしょうか。

                 

                私は天然マグロゆえの、この壮大なドラマも一緒に食してほしいと願ってやみません。

                そのためにこのブログで若手船員のドラマを発信しているといっても過言ではありません。

                 

                 

                「一念通天」

                目的意識を持って

                一心に打ち込んでいけば

                その努力は

                必ず天に届き

                物事は成し遂げられる。

                通天閣観光社長 西上雅章

                 

                 

                【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                電 話:0226−22−0793(月〜金)
                メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                担 当:吉田鶴男



                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 18:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                さて、さて、次のお仕事
                0

                  先週末で今年最初の実技研修が終了。

                  講師にも「なかなか筋がいい」「仕事の覚えも早い」とお褒めの言葉をいただきました。

                  良かったなぁ〜と胸をなでおろしていたら、講師から次の言葉。

                  「でも忘れやすい(笑)」

                   

                  でも、これはある意味すごいことですよね。

                  覚えも早く、筋がよく、一回やったら二度と忘れない。。。

                  なんていう天才肌の若手船員なんて、なかなかいるものではありません。

                  どこかしら抜けているのが普通で、時間と共に補っていけばいいのです。

                   

                  彼の場合は「忘れやすい」という問題点が明確になったのは大きな発見です。

                  つまり、復習という習慣をつければ、とりあえずは完ぺきなわけです。

                  人間的にも素直だし、いつも笑顔。

                  この「復習」を続けていくよう、出港まで指導していきたいと思います。

                   

                  この「復習」という言葉だけを聞くと、難しく聞こえ拒否反応を示す方もいらっしゃると思いますが

                  これは誰でもできること。

                  「やる」か「やらない」かなんです。ただそれだけのことなんです。

                   

                  先週末、実技研修は講師にお願いし、東京にちょっこら日帰り出張に行ってきました。

                   

                  IMG_2868.jpg

                   

                  IMG_2871.jpg

                   

                  IMG_2870.jpg

                   

                  ここにお勉強しにきました。

                  この情報をもとに、来年度も頑張るぞ〜って気になりましたね!

                   

                  帰って来ると、若手船員の見送り。

                  近海マグロ延縄漁船の見送りです。

                  近海船だけじゃなく、遠洋船もそうなのですが

                  離職率を少しでも減らそうと日々思考錯誤していますが

                  船に乗ってしまうと私の手から離れるので、どうしようもない事が沢山あるんです。

                  そんな時考えるのが「いま何ができるのか?」

                  それは出来るかぎり出港に赴いて、「がんばれよ!」って声をかけること。

                   

                  6174646896_IMG_3822.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3823.jpg

                   

                  この若手船員もやる気は十分!

                  仕事の覚えも早いようですから、とても期待してます!

                   

                  6174646896_IMG_3825.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3826.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3828.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3829.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3831.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3833.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3835.jpg

                   

                  6174646896_IMG_3836.jpg

                   

                  また、30日の操業がはじまります。

                  怪我のないようにだけ、頑張って欲しいと思います!

                   

                  今週も取材があったりと、仕事以外のことも結構いそがしい〜

                  取材も仕事の1つですけどね(笑)

                   

                  来週は新造船した遠洋マグロ延縄漁船が入港してきます。

                  これもまた楽しみですね♪

                   

                   

                  ゴールの空いているところにパスを通しなさい。
                  それがシュートというものです。

                  ジーコ
                  (ブラジルの元サッカー選手、日本代表元監督、1953〜)

                   

                  この言葉の奥深さがわかるでしょうか。

                  シュート=成功

                  成功するため、夢を叶えるために頑張っている人は多いと思いますが

                  その叶え方にあまりこだわっているとシュートできません。

                  ゴールという枠を冷静に見てください。

                  今のあなたしか発見できない空白、スキが見えるはず

                  そこを狙えばいいのです。

                  方法論ばかりに拘っていると、叶うものも叶いませんよ

                  って話だと思います。

                   

                   

                  【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                  乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                  名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                  住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                  電 話:0226−22−0793(月〜金)
                  メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                  担 当:吉田鶴男



                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  年賀メールの返事と洋上成人式
                  0

                    年が明けて、1月4日から宮城県北部船主協会も新年の業務を開始したのですが

                    そこから私の一大イベント(?)がはじまります。

                    洋上でがんばる若手船員全員に年賀メールを送るのです。

                     

                    明けましておめでとうございます。

                    今年もよろしくお願いします。

                     

                    同じ文章はここだけ。

                    あとは一人ひとり違う文面を書いていきます。

                    長文ゆえ、1日に数人分が限界なので、書き終えるまでには最低でも2週間くらいはかかります。

                    最後の方になると、「明けましておめでとう」という雰囲気ではなくなります(笑)

                     

                    全員に送信を終えて、数日たったある日

                    2人の若手船員から返事が返ってきました!!

                    忙しい中、眠い目をこすりながら書いたのだと思いますが

                    その2通を皆さんにも紹介したいと思います。

                     

                     

                    まずは、山形県出身の19歳の若手船員からの返事ですが

                    さすがに、プライベートなところは隠させてくださいね(笑)

                     

                    新年あけましておめでとうございます。

                    今年もよろしくお願いします。

                     

                    毎度、励ましのメールありがとうございます。

                    吉田さんから頂いたメールを何度も読み返し、心の支えに頑張っています。

                    三陸新報の「海の男にあこがれて」に私の奴(自分が書いた乗船記)乗ったのは聞いたのですが

                    見ていはません。

                    オペレーター(通信長)さんに「帰ってからの楽しみだ」と言われました。

                    (中略)

                    本当にありがとうございます。

                    今は仕事も最初よりは動けるようになりました。

                    (中略)

                    最後に吉田さん!今度機会がありましたら可愛い女の娘を紹介してください(懇願)

                     

                     

                    私のようなおじさんからのメールを何度も読み返して心の支えにしてくれてるなんて

                    とても嬉しく思います。

                    メールを送って良かったと思いますし、そもそも、この仕事をしてて良かったとすら思えますね〜!

                    沖での仕事も何とかやれてるようですし、春に帰って来るのが本当に楽しみです!

                    と感動していたのですが(笑)

                     

                    可愛い女の娘を紹介してほしい!?

                    しかも懇願(笑)

                    今年47歳になる私が、若い女性と知り合う機会など皆無に等しく

                    しかも、わが身を顧みない「可愛い」などという厚かましい要望に私が対応できるはずもなく

                    ただひたすら、祈るだけとさせていただきます(笑)

                     

                    ここまでは冗談としても

                    やはり、長期航海を頑張る若手船員にも、何らかの出会いの場というのを提供したいなと

                    親心で思ってしまいます。

                    ホントにいいヤツなんです。

                     

                    どなたか、マグロ漁船員と真面目なお付き合いをご検討いただける方

                    いつでもご連絡お待ちしております♪

                     

                     

                    そして、もう一人のメール。

                     

                     

                    新年あけましておめでとうございます。
                    今年もよろしくお願いします!

                    お祝いありがとうございます。
                    成人早々縄からヒールロックもらって恥をかいたところでした。
                    日々成長してる人ってどこにでもいますよね!すごいことですよね。
                    そういう人たちにおいていかれてもいいんで
                    僕は三日に一回どこかで成長できるように継続できるようにじっくり
                    怒鳴られながら楽しんでやっていってるところです。
                    学校出てから誰かに叱られることがなくなって寂しかったんで
                    この仕事は毎日誰かに一回は叱られる、なんだか嬉しいです!
                    たぶんこう感じてるのは僕だけじゃないですよね??
                    でもあきれられたら終わりですね。

                    感謝,大事ですよね、日々感じていきたいです!

                    一度名前についての話聞いた事あるんですけど、お母さんが
                    そう思ってつけたのなら、崩さないよう何でも頑張りたいと思ってます。
                    ありがとうございます。

                    僕、吉田さんの顔を伺えるの時はいつもホッとします。
                    楽しみにしてます!

                    マヨネーズはほとんど止めました、横に2cmほど、ひゅっ、で終わりです。
                    はい、そうです、代わりにケチャップ始めました!!

                     

                    マグロ船に乗りマヨネーズの美味しさに目覚め、マヨラーになった彼ですが

                    あまりにも食べ過ぎて、今は「ケチャラー」になったようです(笑)

                    本当に優しい彼です。

                    皆に愛され、日々成長しているようですね!

                    安心しました。

                     

                    そしてこの彼、今年の新成人!

                    普通、成人式は同級生らが一堂に会し、集合写真を撮りますよね。

                    でも、彼は洋上です。

                    洋上でも細やかながらミニミニ成人式を行ったようで

                    集合写真もパチリ♪

                     

                     

                    このまま素直に成長しておくれよ〜

                    皆が期待しているんだ!

                     

                    この他にも2人、新成人がおりまして

                    そのうちの1人からも写真が送られてきました!

                     

                     

                    南大西洋の方でがんばっちゃってますよ!

                    宮城県出身のSくん(20歳)、期待してますよ!!

                     

                    新成人の彼らを含め、洋上でがんばっている若者達。

                    彼の成長は、私の未来でもあるし、漁船漁業界の未来でもあり、気仙沼市の未来でもある!

                    明るく輝く未来を、彼らと共に作っていきたい!!

                    そう強く決心する一枚でもあります。

                     

                    彼らのような若者をどんどん育成し、若者でいっぱいの港を見てみたい。

                    その景色を見たいがために、私は今を生きている。

                    その景色の中に彼らに居てほしいから、彼らの話を真剣に聞く。

                    その景色を見続けたいから、今日も新しい若者との出会いを求める。

                    私の人生ただこれだけ。

                    何年かかるか分からないけれど、人生をかけるに値する絶景であることには間違いない。

                     

                     

                    あなたの人生を変えたいと思うなら、
                    一、今すぐ始めよう。
                    二、燃えて取り組め。
                    三、途方もないことをやれ。

                    ウィリアム・ジェームズ
                    (19〜20世紀初頭・米国の哲学者、心理学者、1842〜1910)

                     

                     

                     

                    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
                    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                    担 当:吉田鶴男



                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    水産高校卒、短期で免状取得!?
                    0

                      ちょっとまえの記事になりますが

                      平成28年12月19日付水産経済新聞一面にでこんな記事が掲載されました。

                       

                       

                      【水高卒、短期で免状取得】

                      水産高校卒業者が短期で海技士免状を取得できる方法を検討しているとのことです。

                      高齢化が進む中、短期で航海士や機関士が誕生するシステムなのであれば、業界としてとても大歓迎です!

                       

                      さっそく読んでみましょう。

                       

                      自民党の水産基本政策委員会(石破茂委員長)で16日、水産高校卒業後、海技士資格(4、5級)を早期に取得できる

                      検討案が水産庁から示された。

                      水産高校本科3年卒業後、1年の乗船実習コースを履修すればすぐに免状取得を可能とする案。

                      実習コース履修中は国の事業で年間150万円の支援も盛り込んでいる。

                      水産庁は、平成30年4月の実施を目指し検討を進める。

                       

                      新たな幹部候補生の養成が期待される水産高校だが、卒業で筆記試験は免除されるものの

                      現行では一定の乗船履歴(4級で1年9か月、5級で1年3か月)を経ないと口述試験の受験資格が得られない。

                      幹部船員の不足が深刻化する現状で、どう資格取得者を増やすか、これまでも委員会の中で活発な議論が行われてきた。

                      今回、水産庁が示したのは、専攻科などとは別に新たに「乗船実習コース」を設ける案。

                      6か月の乗船実習を含む1年程度の履修を経れば、その期間中に口述試験を受け

                      卒業後すぐに免状取得が可能となる仕組みだ。

                      (中略)

                      コース履修を経て就職すれば、試用期間に当たる「履歴限定(3か月)」を経て幹部船員として乗船が可能。

                      海上技術学校(乗船実習科)同様に、卒業後すぐに幹部船員への道が開かれる。

                      コースの実習は水産高校の他、水産大学校、漁業学校、水産試験場など様ざまな教育・研究機関が検討されているが

                      水産庁の漁政部長は「文部科学省や国土交通省とも調整し、平成30年の実施を目指す」と

                      早期実現の方向性を示している。

                       

                      これは素晴らしい!

                      水産高校を卒業、そのまま乗船実習コースに進学し卒業すると受験資格が発生し

                      即座に海技士試験を受験できるという、新しいスタイルです。

                       

                      同じように、卒業すれば受験資格が発生する「専攻科」とはどう違うのか?

                      専攻科は2年間となり、より高い免状となる3級海技士取得を目指したものであり

                      乗船実習コースは、筆記試験免除となる本科の資格を活用し、それを短期で形(免状)にしようというものです。

                       

                      水産高校本科を卒業し、そのまま乗船すると5級海技士で1年3か月、4級海技士で1年9か月の不足の乗船履歴を

                      経る必要があるのに、そこが1年に軽減され

                      なおかつ、教員がついたなかでしっかりと勉強してから海技士試験に挑むことができるのですから

                      乗る側も雇う側も願ったり叶ったりというところでしょうか。

                       

                      ちなみに、海上技術学校(乗船実習科)というのは、海上技術学校を卒業した希望者が

                      本科とは別に6か月間の乗船実習を行うコースの事を指します。

                      このコースを履修することで受験資格が発生しますので、乗船実習コースはこれと同じ考え方になるということです。

                      本科に設置されているコースではありません。お間違えのないように。

                       

                      どうせなら履歴限定の3か月も必要ないじゃないかと思う方もいらっしゃると思いますが

                      海上技術学校、海上技術短期大学校を卒業したばかりの方の海技士免状をみますと

                      甲区域、乙区域については船の大きさを問わず、船舶職員としての届出ができない(Unpermitted)と書かれております。

                      ただし、丙区域(沿海区域)の200t未満の船舶においては船長まで届出が出来るという限定付の免状なのです。

                      それを解除するのに3か月の乗船履歴を要するという考え方になります。

                      気仙沼の遠洋マグロ漁船や近海マグロ漁船は甲区域または乙区域なので、この3か月は避けることができません。

                       

                      この3か月の履歴限定を解除して初めて、一等航海士等になることができます。

                      船長になるためには、一等航海士で2年間の乗船履歴を附し、さらなる履歴限定の解除をしなければいけません。

                      ちなみに甲板員のままの乗船履歴だと3年を要します。

                       

                      ただ「履歴限定」というのがやっかいで、自動的に解除されないのです。

                      3か月で限定解除とはいうものの、日本の海事事務所等の役所に解除申請をしない限り解除されないシステムになっていますので

                      1航海に1年を要する遠洋マグロ漁船の場合は、解除するまでに結局1年を要してしまうことになるのです。

                      それでも、今までよりは効率的に免状を取得できると思いますので

                      是非とも早期実現を願うばかりです。

                       

                      少々気になるのですが、海技士(航海)を取得し、航海士や船長になろうとする場合には

                      必ず第1級海上特殊無線技士の資格が必要になることは、、、忘れてないですよね?大丈夫ですよね?

                      何も書かれてないですが、、、、

                      それはそれで別に取得してくれというのであれば、記事にあるようにスムーズにいかないですよね。

                       

                      私としては、もう一つ考えていただきたい事があります。

                      水産高校の養成施設の種類は、5級海技士が圧倒的に多いのです。

                      一方、大型漁船で船長や機関長になるためには特例を使用しても最低4級海技士が必要となります。

                       

                      5級海技士の養成施設となる水産高校を卒業した後に、5級海技士を取得せず一気に4級海技士を受験しようとすると

                      水産高校卒業のメリットは全て失われ、最初から3年の乗船履歴を附し、筆記試験と口述試験の両方を正規に受験しなければなりません。

                      養成施設である水産高校を卒業した時点で5級海技士相当の知識はあると認められるわけですから

                      5級海技士養成施設の水産高校を卒業し、一気に4級海技士を取得しようとした場合には

                      何らかの軽減措置があっても良いと思うのが私の持論です。

                       

                      これは水産高校の先生でも知らない方が多いので、問題提起されていないと思うのですが

                      是非とも、ご協議いただきたいと思います。

                       

                      とりあえず5級海技士を取得して一等航海士や二等航海士で乗船すれば

                      1年後には4級海技士の受験資格が得られるので、軽減措置の必要なしという判断もあろうかと思いますが

                      乗船実習をしたとはいえ、素人同然の人を一気に航海士に就任させるわけにもいかず

                      どうしても一般乗組員として雇用せざるをえません。

                      ですから、単純に1年後に受験できるということにはならないわけです。

                       

                      4級海技士を受験するためには、3年の乗船履歴を附した後、いったん下船して

                      2か月の養成訓練を受けたうえで受験するスタイルが一般的なので、雇う側とすれば

                      乗船前の段階で4級海技士を取得していただいた方が理想ですし、スムーズです。

                       

                      こんな方法はどうでしょうか。

                      5級海技士養成施設である水産高校を卒業し、乗船実習コースを履修した方には4級海技士受験のチャンスも与えてあげる。

                      当然、4級海技士の筆記試験は正規に受験(できれば軽減してほしい)し、口述試験も受験する。

                      そして、合格者には免状を付与する。

                      この場合、4級海技士免状取得後の履歴限定は、船舶職員としての届出が一切できないという厳しい限定を課し

                      1年〜2年の乗船履歴を附したうえで、海事事務所等に解除申請をすれば船舶職員として届け出ることが可能とした方が

                      良いと思うのですがいかがでしょうか。

                       

                      先に申し上げた通り、海技士(航海)の場合は

                      法律上、第一級海上特殊無線技士の資格も併せて取得していないと

                      いくら海技士免状を持っていても船舶職員になれませんので

                      併せて取得するようなコースに設定していただきたいですね。

                       

                      皆さま、ご理解いただきましたでしょうか?

                      複雑な制度ですから、説明するのも大変です。

                      これを機会に、スムーズに海技士免状を取得できる制度にしていただきたいですね。

                       


                      大切なのは奇抜なことだ。奇抜であるということが未来を開くカギになる。

                      フランソワ・ミシュラン
                      (元・ミシュラングループ最高経営責任者)

                       

                       

                      【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                      乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                      住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                      電 話:0226−22−0793(月〜金)
                      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                      担 当:吉田鶴男

                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 09:55 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                        12345
                      6789101112
                      13141516171819
                      20212223242526
                      2728293031  
                      << August 2017 >>
                      + SELECTED ENTRIES
                      + RECENT COMMENTS
                      + CATEGORIES
                      + ARCHIVES
                      + ランキング参加中♪
                      クリックお願いします
                      + プレビューランキング
                      + MOBILE
                      qrcode
                      + LINKS
                      + PROFILE