令和5年12月。
今年の夏はかなり暑く、本当に冬が来るんだろうかと疑うほどの暑さが続きましたが
徐々に涼しくなり、寒くなり・・・
やっぱり地球は回ってるんだなと実感します。
寒くなったと思えば、雪もちらつき
暦を見ればもう12月。
「あけましておめでとうございます」と言ったのもつい最近だったような・・・
年令と共に1日の時間がとても早く感じ、残り僅かな12月がとても愛おしく感じてしまします。
1年最後の更新に行う恒例行事(?)
それでは、令和5年を1月から振り返ってみましょう!
岸田首相が少子化対策拡充を表明
【令和5年1月】
「異次元の少子化対策」・・1月に表明したんですね!?
それが具体的かつ効果的に進んでいるのか、いないのか・・・
イマイチよく伝わっていないような気がします。
1月のピックアップ記事は「鹿折小学校5年生に80分!?の講話をしました!!」
気仙沼市内の鹿折小学校から講話依頼がありました。
講話のご依頼自体はそこまで珍しくなくなったのですが、珍しいのはその「講話時間」
小学5年生に80分という、今までにない「異次元」の長さである。
休み時間を挟むものの、2コマ授業を受け持つってホントに大変でした(笑)
これを毎日行っている教員方には頭が下がりますねぇ
でも、やってみるとホントに楽しかったでした(笑)
休み時間には女子が何人も話しかけてくれて嬉しかったww
闇バイト強盗、指示役「ルフィ」ら逮捕
【令和5年2月】
海を目指す者のアイドル「ルフィ」のを、こんなところで語って欲しく無い!
ルフィに憧れて、遠洋漁師を目指す人だっているんだから!!
2月のピックアップ記事はこちらになります
『第三回若手漁船員トークショー&遠洋マグロ漁船見学会』
コロナ禍で3年ぶりの開催でしたねぇ
気仙沼向洋高校情報海洋科海洋類型の1〜2年生全員と専攻科に進学する3年生全員を対象に
若手船員とのトークショーをさせていただきました!
今回も、遠洋まぐろ漁船で洋上経験を積んだ若者から直接お話が聞けることはもちろんのこと。
今回は新しい試みとして、香川県に帰省している新人船員とZoomでオンライン中継をしてみましたw
さらには、ダメ元でチャレンジした洋上と会場を結んだオンライン中継も大成功!
凄く良かったです!!
本番直前まで通信状態が良くなくて繋がらなかったのですが
ブリッジの一角に繋がる場所を発見し、本番ギリギリセーフで繋げることができました!!
ヒヤヒヤしましたw
次回も新しいことやりたいな(笑)
WBC、日本が14年ぶり優勝
【令和5年3月】
新規就業者の数が多すぎて、毎週続いた乗船前実技研修
研修をするということは、次々と出港していくわけなので
休日も見送りに出向くなど、大変な時期でしたねぇ
3月のピックアップ記事は「新人船員5人が気仙沼に集結!!」
乗船前実技研修が2週も3週も続いてくると、さすがに疲れが溜まってきまして
1週だけ研修をお休みをいただきました。
お休みした週に研修を受ける予定だった人たちを次の週の研修に合流することにしたのですが・・・
そしたら、こんなことになってしまったのです(笑)
学校かっ!?
新人船員5人の同時研修。
これくらいの人数がまとまって研修するのは
なんと約30年ぶり(笑)
プレッシャーを与えるつもりではありませんが
気仙沼港の未来が君らの背中にかかってる!!
お願いしますよ!
首相演説会場で爆発物
【令和5年4月】
4月更新記事のピックアップと言えばこれでしょうね。
『新卒でいきなり遠洋漁船が急増!の新聞記事で大変なことに』
この朝日新聞の記事でえらい目に合いました(笑)
この記事が世間の注目を集めるや否や、取材依頼が殺到したのです!!
TBS「THE TIME」、「ひるおび」
フジテレビ「めざまし8」
テレビ朝日「ワイドスクランブル」、「モーニングショー」
日本テレビ「news every」、「ズームインサタデー」、「マツコ会議」
読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」
合計9番組にもなった!
唯一、気仙沼まで来て取材したのは「news every」。
午後4時半ごろまで気仙沼で取材してたのに、その日の午後6時台の放送には流されていた!!
あまりのスピードに驚く。
殆んどの番組で放送予定日まで24時間を切ってる状態で取材をはじめるのだからあ然としてしまう。
遠洋漁師をこんなに報じてもらえるのはありがたいことです。
世間の受け止め方も好意的で、Yahoo!ニュースのコメントを見ると
「彼らの未来を応援したい」という温かいコメントがとても多かったし
関東圏では「遠洋マグロ漁船の環境がとてもよくなってるらしい」と多くの人が噂してるという話も聞こえてくる。
取材には丸一日を要し、かなり大変でしたが
たった1日でかなり多くの人たちに遠洋漁業を知ってもらえたと思います。
新型コロナが「5類」へ移行
【令和5年5月】
5月のピックアップ記事はこれでしょうね!
『海技士養成事業/乗船実習コースが開始!』
水産高校を卒業した若者がこの事業に参加して、早期に海技士を取得するというこのコース
この事業は、海技士の筆記試験が免除になる水産高校を卒業した生徒を対象にしたもので
学校を卒業しただけでは不足する乗船履歴を満たし、確実な海技士資格取得を目指したもの。
水産庁の「海技士養成事業の乗船実習コース」がそれである。
宮城県北部船主協会の会員からも2人がこの事業に参加し
みごと合格を勝ち取ってくれました!
若い人達の傾向として「自分のスペックを十分に出し切って大金を得る」という思考が増えつつある。
労働基準法を基準に法律から外れる労働体系の企業を「ブラック企業」
法律を遵守している企業を「ホワイト企業」と呼んでいたが
その言葉が転じ、今では自分の好むこと、楽な事を「ホワイト」
苦手な事、辛いことを「ブラック」と総じて呼ぶようになってきた。
「ホワイト」ばかりを追っていくと、楽なのは良いのですが
”生きがい”や”やりがい”には結びつかなくなってくる。
生きてるって感覚が薄くなってくるんですよね。
そこで、例え「ブラック」であったとしても
思いっきり生きて、大金を稼ぐという方向に思考がシフトしている。
漁業就業者が今後もドンドン増えることを願いながら
今後も精力的に新人船員を全国から集めていきたいと思います!
ネットで脅迫、ガーシー前参院議員逮捕
【令和5年6月】
6月のピックアップ記事はこちら
『令和5年度 通常総会を終えて』
令和5年6月26日(月) 宮城県北部船主協会の通常総会が開催され
原案通り可決されました!
総会を終えて思うのですが、やはり乗組員の確保が最重要課題。
ここを乗り越えなければ何もはじまりませんよ!
気仙沼港から出入港を繰り返す遠洋まぐろ延縄漁船
毎年毎年若者が増え続けていれば漁船漁業界も安泰なのだが
なかなかそうもいかない。
やはり、帰港してくると下船を選択する若者もおり
お世辞にも離職率が低いとは言えない。
それでも宮城県北部船主協会には、遠洋漁師に関する電話やメールでの問い合わせが
毎日のようにある。
時には厳しいお話をさせていただくこともあります。
まったくの他人である私に、言われたくもない事をズバリと言われることもあるのです。
それだけ危険を伴う仕事でもあり
離職率が低くはないと記述した通り、誰にでも出来る仕事ではないという事を指すのです。
最近では、難関大学を卒業していながら志す者、公務員を退職してでも志願する者もあらわれた
それぞれに大きな覚悟が垣間見れる。
今年も開催された漁業就業支援フェア!
全会場に行きたかったのですが
選考から外れてしまったため、今回は7月17日の東京会場だけとなりました。
令和6年2月にも就業フェア(東京/大阪)が開催されます!
どちらにも行きたいなぁ
ビッグモーターが保険金不正請求
【令和5年7月】
7月のピックアップ記事はこちら
『漁業就業支援フェア2023(東京会場)に出展しました!!』
7月に開催された
漁業就業支援フェア2023(東京会場)に参加してきました!
時は2023年7月17日(月/海の日)
場所は東京都立産業貿易センターの二階
新型コロナウィルスも5類移行したことから
久しぶりにアクリル板無しでの面談となりました!!
今回は助っ人として、遠洋まぐろ漁船に乗船して3級海技士(航海)まで取得した
Aくん(26歳)にも来てもらい、乗船してる人にしか分からないリアルなお話をしてもらうという作戦です(笑)
就業者へのメッセージにはこう書きました。
「テレビ等で話題の遠洋まぐろ漁船!!話を聞くならココしかない!!」
この春、メディアに出まくった私にしか言えないキラーワードでございます
出展者説明会が終わり、いよいよ定刻の12時30分
誰も来てくれなかったらどうしよう〜と少し不安になるタイミング
そしたら、開催の合図が鳴ったとたん
ひとりの青年が我々のブースに来てくれました!
宮城県北部船主協会のブースを目当てに今日のフェアに来たという青年です!
全ての話に興味をもってくれ
一生懸命に私の話を聞いてくれました。
そしたら、もうひとり「僕もいいですか?」みたいな感じでやってきた青年
2人とも年齢が同じくらい
この青年も同じように一生懸命にお話を聞いてくれました。
私も嬉しくて一生懸命に話したところ1時間半くらいが経ってたのですね
すっかり遠洋漁業に魅了されたようで
後日、宮城県北部船主協会に履歴書をだしてくれることを約束してくれました。
今年の漁業就業支援フェア2023
東京の他にも大阪や福岡でも開催したのですが
我々は抽選にもれてしいまい東京会場のみの参加に留まりました。
全部に出たかったなぁ〜〜
夏の甲子園で慶応107年ぶり優勝
【令和5年8月】
毎日、毎日、暑い日が続きましたねぇ💦
「災害級猛暑」という聞きなれない言葉をよく耳にするようになり
報道テレビ番組では「地球温暖化は終わり、地球沸騰化の時代に突入した」なんてことも言っていたのですが
日本?世界はどうなってしまうのでしょうか💦
もうかれこれ3年前になるのでしょうか
東京にある「水産・食料研究会」さんから講演の依頼を受けたのは。
講演会を毎年開催しているようで、今回で148回目とのこと。
それが、こんな私に白羽の矢が当たってしまいました(笑)
その時の様子を水産経済新聞に大きく取り上げていただきました!
記事の見出しはこうです。
若手集まる港の立役者が語る〜宮城県北部船主協会 吉田鶴男氏が講演
と題していただき
水産・食料研究会(会長・廣吉勝治北海道大学名誉教授)はこのほど
東京・千代田区の連合会館で第148回講演会をオンラインを併用して開催した。
講師は、宮城県・気仙沼を再びマグロ漁船員になりたい若者が集まる港に変えた立役者である
宮城県北部船主協会の吉田鶴男事務局長。
どのように全国の若者の心をつかんでいったのか
経緯や現状の課題などを含めて発信した。
読んでて恥ずかしくなるような見出しを書いていただき
本当にありがたく思います💦
『宮城県・気仙沼を再びマグロ漁船員になりたい若者が集まる港に変えた立役者』
ひと様からこのように評されることを目標に12年頑張ってきたので
とても嬉しいですね
新聞に書いてある通り「創意工夫で気仙沼を守る」
そんな思いでこれからも頑張っていきたいと思います
今後ともよろしくお願いいたします。
しかし、業界を代表するお二方にコメンテーターとして登壇していただいたうえ
聞いていただいた方々も素晴らしい方ばかり。
ホントに講師が私で良かったのだろうかと今でも思う(笑)
記録的猛暑、夏の平均気温過去最高
【令和5年9月】
秋なのに暑かったですねぇ💦
9月のピックアップ記事はこれではないでしょうか
『令和5年海洋キャリア教育セミナー!で講師をさせていただきました』
気仙沼の中学1年生の生徒を対象とした「海洋キャリア教育セミナー」というものがある。
東北運輸局が気仙沼市と連携した教育プログラムで
海で働く人の講話を聴き造船所を見学、そして客船に乗船し内湾をクルージングしながら
養殖筏などの説明を受けるというのが主な内容だ。
「海洋キャリア教育セミナー」の講師を最初に受けたのが、たぶん2017年だと思うので
講師をし続けて6年ということになる。
これがその時の写真だが、私も6年分若い笑笑
その時は、旅客船の中でクルージングを楽しみながら
私と気仙沼海上保安署、クルーズ船の船長3人で10分ずつ話したのだが
いつしか講話とクルージングを区切るようになり、最終的には講師も私ひとりになった。
講話時間も10分から50分へと各段に長くなっているわけです💦
10分程度のお話ならば、「今回のお題」さえいただければ
その場で何とでもなるのですが、50分となると飽きさせないように少し準備が必要になってきます。
ひと様からは「そんな長時間、何を話すの?しかも小中学生に」って言われますが
これも慣れなんでしょうね(笑)
私の頭の中には話すネタが入った小袋が沢山ある。
巾着袋とでもいうのかな。
5分の小袋や20分の袋など、ネタに応じて袋の大きさが変わってくるので
指定時間に合うようにそれを並べ、次々と開けていくイメージだ。
スクリーンに映すパワーポイントの映像もブラッシュアップします。
例えば、自己紹介のスライドに関しても、ここから
こんな感じに変えていきます
こんな私の顔写真でも少しはオシャレな感じになったかなと思います笑笑
宮城県北部船主協会の紹介においても、1枚で表示してたものを
こんな感じで「変形機能」を使って、2枚で表します。
だいぶ、マシになったかなと思うのです。
会場を準備して、機材をセットして
当日を迎えました
相手が小中学生であれ、大人であれ
私の講話を聴いた人に、何か残してあげたいなという気持ちがあります。
「こんなところに感銘を受けた」
「自分の将来のための大きなヒントになった」
何でもいいから頭の片隅に残っていればいいなといつも思うのです。
主催者(東北運輸局)から生徒の感想文が届いたので、いくつか紹介したいと思います。
【教員の部】
●吉田さんの講話は進路のことだけでなく、これからの気仙沼のことについても考えるよい機会となった。
●できるだけ多くの学校でも実施して欲しい。
●youtube動画でわかりやすく説明されてるのが良い。
●実際に漁船に乗船できると良いと思います。
【生徒の部】
●全国から乗組員を探すという仕事は高齢化が進むなかで大変だと思いますが大切だと思いました。
●今日、話を聞かなければ分からないことがいっぱいあったと思ったので、貴重な体験でした。
●海や船に関してもっと学習したいと思いました。
●漁師が減少してきているのをブログやyoutube等のインターネットを活用して増加させていこうとする
取り組みがとても印象に残りました。
●インターネットを積極的に使っていくことの大切さが学べました。
●長い間、大変な思いをしてマグロを捕ってきていることが分かったので
魚を食べるときは漁師に感謝して食べようと思いました。
●父親が昔、船に乗ってマグロなどを捕りに行っていたので、あんな大変な思いをしていて凄いと思った。
●僕は最初にあんなことがあっても何であきらめないで人を誘ったのか凄いと思いました。
●マグロ船に乗ってる人たちは凄いと思いました。
●思ったよりも若い人も海で働いていると思いました。
●マグロを捕る人たちはあんまり休みがなく大変だと思ったけど、みんな仲良く、楽しい時もあるんだなと思いました。
●漁師をやめたいという人の理由を聞いて、それをいろいろ直すのが凄いと思いました。
●ブログなどのインターネットを使って船員を集めた吉田さんの行動力がすごいと思いました。
●インターネットを使って新人船員を入れらせる技術がすごいなと思った。
●船に乗っていても楽しいことも沢山あるんだなと印象に残りました。
●ブログやメディア、テレビ番組を活用して10年間で100人増やす目標を6年間で100人増やしていたことから
諦めなければできるという事を学びました。
●船の中にゲーム機を持っていけることに驚いた!船の中でずっと働きっぱなしで休む時間も無いんだなと思っていました。
●船の中にはWi-Fiもあるし、意外と不便じゃなさそうと思った。
●吉田さんが人材を確保するためにしたことです。会社にお願いしたり、日本各地を飛び回ったり、TikTokやブログ、youtubeをし
て人材を増やしたのがすごいと思ったし、気仙沼のためにそこまで出来るのもすごいと思いました。
●いい講話だと思った。吉田さんの漁師を増やしたいという熱い気持ちを知ることができたので、自分の追いかけている夢が叶わな
かったら漁師になってみたいなと思いました。
●漁師を目指す人が増えて、気仙沼の活気がもっと大きくなるといいなと思いました。
●外国の違反を犯した船のマグロを日本が買い取って日本の市場に出回って俺らが食べているという話を聞いて、僕はそんなマグロを食べたくないと思ったし、売らないで欲しい。犯罪を犯さないための対策が必要なんだと思った。
●講話でいろいろな事を学べたしとても面白いなと思いながら聞いていました。僕の母のお父さんが漁師だったそうです。
亡くなっていますがすごくいい漁師だったそうです。
船の上で亡くなってしまったと言っていました。
10ヶ月も会えないのに、会えないところで亡くなるのが悲しいことだと思いました。ですがいろいろ知れて良かったです。
●吉田さん、今回はいろいろ教えてくれてありがとうございました。
こんな感じでした。
皆さん、嬉しいことを言ってくれますねぇ(笑)
来年もこのような講演のチャンスをいただけるのであれば
もっと素晴らしい内容にしたいと思います。
将棋の藤井聡太竜王が史上初の八冠
【令和5年10月】
さて、10月のピックアップ記事はこちらです!
『近海まぐろ延縄漁船でがんばる兄弟!』
山形県の内陸部から、地元でアルバイトをする18歳と20歳の兄弟がエントリー。
全てが中途半端だったこの兄弟が、一念発起し漁師になると覚悟を決めたエントリーであった。
志望動機も、この年令にしては珍しい「人生を変えたい」というもの。
いろいろ話してみると、人知れず悔しい思いを沢山してきたからこその決断のようだ。
その決断が本気かどうか、厳しく面談させていただきました。
弟が18歳ということもあり、お母さんが同席した面談の場であっても容赦なくお話させていただいた。
「こんなデカい体して、殆んど働かず家でゴロゴロ、しかも2人とも、どんだけ親に負担かけてんだ!」
「お父さんが体調崩して働けなくなったら、一発でお前ら家族は終わりだぞ!」
「俺たち二人で金稼ぐから、お父さんもお母さんもあまり頑張らなくていいぞ・・・って言ってみろ!」
隣にいたお母さんが怒り出すのではないかと思いましたが💦
厳しく話させていただきました。
お母さんも息子たちが変わってくれることを願い、我慢してくれたんだろうと思います。
この兄弟は、まっすぐに私をみて
暴言ともいえる私の言葉を真正面で受け止めてくれました。
近海まぐろ延縄漁船を複数隻所有している船主さんにお願いし
兄弟二人を別々の船に乗せることにしました。
まずは弟くん(18歳)の出港
この弟くん、現在も奮闘中!
さらに成長していることでしょう!
1ヶ月ほど遅れて兄貴も出港!
いい笑顔ww
初出港時の兄貴のLINEには
「弟も頑張っていると聞きました。自分も負けてられないので頑張ります」
「船のみんなが丁寧に教えてくれてありがたいです!」
なんて書いてありました。
先輩方が丁寧に教えてくれるって良いですね〜〜
仕事を少し教えて後に、数日の評価で仕事の出来不出来を評価してしまう人もいるのですが
ド素人にトップアスリートと同じ訓練をしろっていってるようなものなので
付いていけるはずがないのですよ。
どんなアスリートだって、”腕立て伏せ10回”みたいなレベルから訓練したはずなのに・・・
諸先輩方はそれをすっかり忘れている。
ひとりひとりの人材を大切に教育していく。
この少子化の時代、他に方法はないのです。
私は彼らに話しました。
今までの不甲斐ない自分に後悔しているかもしれない。
あの時もっと勉強しておけば
あの時もっと素直に人の話を聞いておけば
幾ら悔やんでも、やり直すことはできません。
でも、ここで一気に行動を変えれば
順調に進んだ人生以上の結果が得られるはずなんです。
海技免状を取得して、幹部船員になれたら・・・
その瞬間、不甲斐なかった時代の話がネタに変わり
あのどん底からここまで来れたという達成感が何倍にも味わえる。
そして、これからもっと努力を重ねたら自分はどこまで高いところに行けるのか?
想像しただけでワクワクしてくるはず。
あの不甲斐ない時代があったからこそ今があると思えるはず。
ウジウジ過ごすか、ワクワク過ごすか
どちらを選ぶか考えるまででもないだろう
各地でクマ被害、死傷者過去最多
【令和5年11月】
2023年も終盤戦
11月のピックアップ記事はこちら
『各船から元気でやってますの声が続々!!』
ミナミマグロ漁やクロマグロ漁も終わり
遥か洋上、各船の若手船員から「頑張ってまぁ〜す!」の声が続々届いております!
【バリ島より】
海技免状も取得して経験を積み、役職も「一等機関士」
船の中心船員として大活躍してるそうです。
よくぞここまで頑張ってくれました!
ありがとう〜〜っ!
ある船主さんから「ウチの新人船員が船酔いしている」という情報を受けて
「船酔い大丈夫かぁ〜!」とLINEをしたらこんな写真が送られてきた・・
・・・・心配して完全に損した(笑)
元気そうでなによりです。
後ろにいる若手船員の同級生で、彼の話を聞いているうちに沖に飛び出したくなり
安定した仕事を捨てて、この道に飛び込んできました!
現在、南アフリカ共和国のケープタウン沖で操業中!!
彼が、バリ島に着いたとき
同じ船主さん所有の別な遠洋まぐろ漁船に乗船している船もバリ島に着いたとのことで
2人を会わせてみましたw
うぉー、何度見てもいい写真w
同じバリ島で、別な遠洋まぐろ漁船の若手船員達の写真も送られてきました!
みんな元気そうで良かったぁ!
洋上からはこんな元気そうな写真も!
この写真の彼から、先ほどこんなLINEが届いたんですよ。
『船頭からはかなり心配されてるようですが、出来ることも増えて先航海より楽しくやれてます!』とのこと。
嬉しいねぇ〜
いい笑顔だ!!
遠洋まぐろ漁船は楽な仕事ではありません。
労働時間も長時間におよびますし、ひとつの航海が平均10ヶ月と非常に長いです。
ただ、彼らの笑顔を見てください。
辛そうですか?
もちろん、辛いことも沢山ありますが
それを上回る”やりがい”を見出した結果として、このような素晴らしい笑顔が生まれるんです。
”やりがい”は与えられるものではなく見出すもの。
大きな”やりがい”を得たければ、その裏にある”辛さ”や”苦労”というもの味わう必要性がでてくる。
沖の思い出話を聞くと、体が震えるほどの寒さの中で引き揚げた”巨大マグロ”の話を楽しそうに語っている。
何でもかんでも”ブラック”や”パワハラ”として括り、指導する側が何もできなくなっている昨今。
無理してでも頑張りたいという者に、「無理せず休め」というのもパワハラに当たるのだそうだ。
結果として職場がぬるま湯になり、成長できない自分を悲観する若者が増えていると聞く。
辛さや苦労が伴わない仕事に、ぬるま湯の職場に”やりがい”なんて生まれないのである。
もちろん、成長も実感できないだろう。
ダイハツ工業による不正認証届出が発覚
【令和5年12月】
さぁ、12月になりましたね
ここまで来ると振り返る必要がないというか(笑)
何せ、今ですからねw
今月はYoutube動画「遠洋漁師になるって夢を叶える動画っ!SEASON4」の公開ですね!
再生回数はEpisode1で3000回以上、Episode2で2000回以上すでに回っており
徐々に人気動画になっていることが分かります!
世間では「●●の動画が100万回再生達成」等とするニュースが広がってるので、我々の再生回数を見ても
「まだまだじゃないの?」って思われる方も多いと思います。
逆に言えば、ニュースになるという事は、それだけ稀な再生回数という事なので
100万回再生がヒットの基準ではないのです。
テレビの視聴率と言えば、視聴率30%突破というくらい凄いことなのです!
基本的にテレビの場合、視聴率の良し悪しの基準が10%とされており
それをYoutubeの再生回数に換算すると1万回再生と言われております。
となると、SEASON3のEpisode6「第87長久丸船内生活篇 遠洋まぐろ船の生活」は10万回再生を突破しており
大ヒットまではいかずとも、ヒット動画と言って良いと思っています!
SEASON4は年内に3本、年度末に7本のアップを予定しております。
年度末は初の海外ロケとなっており、リゾート感たっぷりのラスパルマス港の風景をお楽しみください!!
宮城県北部船主協会は28日で御用納めとさせていただき
新年は4日からスタートいたします。
2023年のブログの更新はこれで最後
2024年は更新の頻度を上げて、できるだけリアルタイムで生の情報をお届けしたいと思います。
今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
新しいものをつくるために
知恵を絞り、汗をかき、
時間を忘れて熱中する。
その瞬間が極めて楽しい
豊田章一郎(トヨタ自動車名誉会長)
ダイハツショックのさなかに
あえてトヨタ自動車名誉会長の言葉を使ってみました。
やっぱり、仕事ってこの状況が最高。
大漁に向け、極めて楽しい瞬間を多くの人に味わってもらいたい。
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【乗組員大募集】
募集漁種:遠洋マグロ漁船、近海マグロ漁船、遠洋カツオ一本釣り漁船
年齢:35歳以下
※近海マグロ漁船にあっては36歳以上でも応談
乗船時期:運航スケジュールにより決定
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遠洋マグロ延縄漁船
近海マグロ延縄漁船
乗組員を大募集(未経験者可)しております!
厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
本気のあなたを全力でサポートいたします。
本気になれる35歳未満の男性
まずはご連絡ください
↓↓↓↓↓
【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
住 所:〒988-0021 宮城県気仙沼市港町499番地 気仙沼市水産研修センター
電 話:0226-22-0793(月〜金)
メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
担 当:吉田鶴男