マグロ漁船の漁師を目指す人へ-【漁船員になろう!】

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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Rookie Fisherman Diary (From Kesennuma-112)
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    今回も洋上日誌のコーナーでございます。

    ネタが多い日が続くと、このコーナーがストップしてしまう傾向にありまして、、、

    今日紹介する地元(気仙沼市)出身の少年のお話も4月からストップしておりました、、、

     

    前回までの日誌はこちら

    http://gyosenin-boshu.net/?eid=684

     

    続きを紹介しますので、ご覧いただきますようお願いいたします。

    今回は第29週目から。季節は昨年の11月。

    ごらんください。

     

     

    【第29週目】

    毎日の投縄も終わり、次は揚縄の揚げ縄のときの「やま」の仕事をやることになりました。

    「やま」の仕事も初めてだったのでインドネシア船員に教えてもらいながら最初はやりました。

    「やま」で縄を綺麗に整えないと投縄と揚縄のときにモツレが出て迷惑がかかってしまうので

    しっかり整え、モツレがでないようにしていきたいと思います。

    イカフライ食べたい!

     

    【第30週目】

    ジャワ沖に来て初めて凍結をやり始めたのですが、今までの凍結のときは滑らせてきた魚を運んでいたのですが

    魚が多くなっているので、一度漁を止めてからゆっくり下すことになっていたのですが

    その時、腕や肩に力が入ってしまい、終わった後に少し腕が痛く、肩が上がりづらくなって

    揚縄のときに少し影響がでて大変です。

    麻婆豆腐が食べたい!

     

    【第31週目】

    ジャワでの揚縄や投縄で、今までとあまり仕事内容は変わっていないのに、なぜが太ももや腕が筋肉痛になってきました。

    未だに使っていない筋肉があるとは思っていませんでした。

    今はもう痛くないのですが、その代わりに未だに手首が痛くて揚縄のときのスナップ外しが痛くて大変です。

    餃子が食べたい!

     

    【第32週目】

    今週、自分の投縄の順番のとき、作業中に縄のモツレがあり投縄のときは縄を切りその縄を回収するので忙しくなり

    揚縄のときは縄とブランのモツレで忙しくて大変になりました。

    投縄のときの「やま」の作業の担当は自分ではなかったのですが、改めて「やま」で縄のモツレが出ないように

    気を付けたいと思いました。

    唐揚げが食べたい!

     

    【第33週目】

    操業をやり始めてから9ヶ月くらい経ちましたが、最初の揚縄のときは、魚を引っ張る時、今までは全然力が無くて

    すぐ疲れたり魚を揚げるのに時間がかかっていましたが、今では魚を引っ張るのもあまり疲れなくなり、魚を揚げるのも

    早くなっていて、自分でも力が付いたと思いました。

    運動がしたい!

     

    【第34週目】

    今週の揚げ縄のときの「やま」の作業をやっている時にラインエースに付いている油を通している油圧ホースの

    部分がラインエースを止めた瞬間に切れて、油が噴き出して焦りました。

    (解読不明)

    油が取りづらくて時間もかかりました。

    すき焼きが食べたい!

     

    【第35週目】

    今週の操業は船がシャチに目を付けられて、投縄で投げたエサを食べられたり、魚がかかったと思って

    引っ張っても頭だけだったりと、魚が全然きませんでした。

    でも、そのお陰で今まで忙しくて見えていなかった仕事の部分が多く見えてきてとても勉強になりましたし

    楽しいです。

    コロッケが食べたい!

     

    【第36週目】

    今週は久しぶりに揚縄のときにだるまを切る作業をやらさせて頂きました。今回も先輩に教えてもらいながらやりました。

    やはり全体的に難しいですが、先輩が基本の切り方で教えてくれたので、前より早く切ることができました。

    揚縄のときに他の人の魚の切り方を見て勉強し、次は一発で魚を切りたいです。

    海老フライが食べたい!

     

    【第37週目】

    凍結庫の中も魚でいっぱいになってきていて、聞いた話ではあと50tくらいで順調に魚が揚縄で獲れたら

    1月中に操業が終わると言っていました。

    操業の終わりが見えてくると、今まで以上に仕事に対してのやる気が出てきて、残りの期間も頑張っていける気がしてきました。

    ミルクティーが飲みたい!

     

    【第38週目】

    揚縄のスナップ外しの時に負傷していた治ってきたと思ったら、また、スナップ外しで無理に外したり魚を引っ張るので

    手首が痛くなってきました。

    揚縄などで結構、大切な部分を負傷してしまってると思うので早く完璧に治したいです。

    抹茶ラテが飲みたい!

     

    【第39週目】

    今週の揚縄での魚の獲れる数は今まで以上に調子が良くて、一番多い日では4tを超える魚が獲れていました。

    この調子でいくと本当に今月中に操業が終わるかもしれないので、気合いを入れて頑張っていこうと思います。

    肉まんが食べたい!

     

    【第40週目】

    操業があと少しで終わるころになってきたのに、今週になって魚が獲れるが1tにも満たないほどしか獲れなくなってきました。

    休みを入れて船を移動させ操業する所を変えていました。

    それでも、あまり魚が獲れることが出来ていませんでした。

    お菓子が食べたい!

     

     

    今回はここまで。

     

    ちなみに、日誌の中に書いてある「やま」での作業というのは

    だいたい赤丸のあたりでの作業を指し、幹縄が収納される場所になります。

     

     

    本当に一生懸命な彼。

    与えられた仕事を寡黙にこなし、どんどん力をつけて行ってる彼。

     

    この第40週の後に日本に帰国し、船主協会にも遊びに来てくれた。

    「日誌に書いた食べ物、海老フライとか全部食べたのか?」と聞いたところ

    沖に居るときは食べたくて書いたのだが、日本に来ていつでも食べれると思うと

    そこまで食欲がわかないそうだ(笑)

     

    IMG_6442.JPG

     

    2航海目も元気に日本を羽ばたいていった。

    今度はどんな成長を見せてくれるのか楽しみですね!

     

    彼は、私の小学校低学年時代によく遊んでいた友人の妹の息子さんなんだそうで

    彼のお母さんとは40年ほど前に面識があったと思うと

    人ってどこでどう繋がるのか分かりませんね〜(笑)

     

    遠洋マグロ漁船はただでさえ過酷なのに、船頭さんと相談し

    あえて更に過酷な仕事に挑んできたという彼

    とんでもない奴で、そして素直ないい奴です。

     

    いっぱい褒めてあげました。

    だって、それに値するくらいの仕事をしてきたのだから。

     

    今後も応援していきたいと思います!

     

     

    学ぶことは苦(にが)いが、その果実は甘い。
    真実は苦いが、その果実は甘い。

    コロンビアのことわざ

     

     

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    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 12:33 | comments(0) | - | - |
    Rookie Fisherman Diary (From Fukuoka-127)
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      8月7日に放送されたNHK『東北ここから』に登場した福岡県出身のFくん。

       

       

      彼の洋上日誌が届きましたので

      現在の想い、そして心境の変化をご覧いただきたいと思います。

       

      【第1週目】

      出港初日、沢山の人達が集まってくれて嬉しかった。

      船の汽笛が鳴り、小型ボートに引っ張られゆっくりと岸壁から離れていく

      目の前の人達とを繋ぐ七色のテープがとても綺麗だったが、すぐに途切れ

      いよいよかと気が引き締まった。

      何日か経ったが船酔いは大してなくて良かった。

      船頭さんをはじめ、日本人、インドネシア船員、皆良い人達ばかりだ。

      いつも気にしてくれて嬉しく思う。

      時差や日付変更線を越えたりと、新しい事を体験できワクワクが止まらない。

       

      【第2週目】

      乗ってみると分かるのだが、船が思ったより揺れて大変。

      風呂、洗濯、食事、日誌を書くのだってそうだ。

      立ってるだけで一苦労(笑)

      毎日、チョッサー(一等航海士)とブリッジでワッチ(当直)行っている。

      その際に色々な話をするのが楽しい。

      今週は主に縄刺し(ブラン作り)をした。

      (実技研修のときに)前川講師に教わった技術が役立った!

      しかし、縄のボンドやニスの香りに酔って、4日ほどあまり飯が食べれなかった。

      船の料理は高カロリーで揚げ物が多いからマジで食えなかった(笑)

      とても申し訳なく思う。

      (現在は)ハワイの近くを通っているが見えなく残念だった。

      飛行機雲、星空など本当に綺麗。

      特に二重に架かる虹を見てとても心が洗われた。

      感動。

       

       

      【第3週目】

      船酔から完全復活。

      今週はブラン作りをしている。

      ラインホーラーが回転しているのを初めて見た。

      まだ試運転みたいな感じでしか回っていないが

      実際にブランを巻きとる時は釣りが付いているから危なそうだ。

      気を付けようと思う。

       

       

      【第4週目】

      船の料理の味が合わなくて少々辛い。

      操業が始まればかなり疲れるだろうから美味しく感じるようになるだろうか。

      マックや牛丼、そして甘いものが食べたい。

      そう思っていたら、インドネシア船員からロールケーキをもらった。

      めっちゃうまい!!

      自分がどれほど恵まれた環境にいるのかを改めて感じる。

      早くも陸が恋しい。

      家族にも会いたい!

      今度はボースン(甲板長)からお菓子も沢山いただいた。

      次の寄港地に着く前に坊主頭にした。

      すると船頭さんが「スッキリしたな!良い頭だ」と褒めてくれた!

      本当に皆の気遣いがありがたい。

      もうすぐパナマに着く、楽しみだ!頑張るぞ!

       

       

      以上で出港から1ヵ月間の様子をご紹介したしました。

      気仙沼港を出港し、1ヵ月をかけて太平洋を横断。

      パナマ運河を通過してカリブ海へと抜けることとなります。

       

       

      船主協会が入居している気仙沼市魚市場には幅約4m程の大きな世界地図が床に貼ってあるのですが

      赤道の長さは40,075劼覆里婆10,000,000分の1の縮図ということになりますね。

       

       

      この地図で見てみると、普段の生活はせいぜい半径1センチの円の中で行われているのだなと感じます。

      それでも半径100劼澄

       

       

      自動車で一般道を移動したとすると2時間半を要す距離になるのですが

      多くの方は、このエリア内で毎日仕事して、休んで、泣いて笑っているのです。

       

      彼の職場は地球の裏側。

      パナマの時差はマイナス14時間。

      日本が午後2になったときに、パナマはようやく日付が変わるという規模の距離になる。

       

      彼の日誌にはこう書いてある。

      「時差や日付変更線を越えたりと、新しい事を体験できワクワクが止まらない。」

       

      地球の一周は360度

      1日の時間は24時間

      360度÷24時間=15度

      15度移動するたびに1時間の時差が発生することになる。

       

       

      では、日付変更線について

       

      気仙沼市の緯度経度は北緯38度、東経141度であり

      日付変更線は東経180度となります。

       

      日付変更線までの距離は?

      赤道の東経1度の長さは約111劼任垢

      地球は丸いので北緯が高ければ高いほど1度の長さが短くなる現象が生まれます。

      気仙沼市は北緯38度になるので、当然111劼茲蠅話擦なりますし

      北緯90度(北極点)まで行ってしまうと「ゼロ」になります。

      もちろん、南緯も同様の現象が起こります。

       

      気仙沼市(北緯38度)の東経1度の長さを換算すると約87.8

      気仙沼港から真東に日付変更線(東経180度)に向かったと仮定します。

      東経180度−東経141度=39度の移動が必要。

       

      これをもとに距離を算出しますと

      39度×87.8辧疚3,424劼汎海出されます。

       

      では、この距離を何日で移動するのか?

      船の速度を11ノット(時速20.372辧砲世箸垢襪

      3,424÷20.372辧疚168時間

      168時間÷24時間=7日

      1週間で日付変更線に到達し日付が変わってしまいます。

      日付変更線を越えた瞬間、昨日になるのです。

       

      だからどうしたと言われればそれまでですが(笑)

      これも「男のロマン」の一部です。

       

      このように

      遠洋マグロ漁船の「職場」を説明するには、地球儀と計算機が必要となってくるほど

      大規模なエリアを移動することになるのです。

       

      この世界に憧れ、日本を飛び出した彼の様子は

      洋上日誌でお伝えし続けていきたいと思います。

       

      家族の為にも頑張れよ!!!

       

       

      家族の保持で保たれるもの、それは「労働のモチベーション」である。
      今でも多くの男性が、労働の理由として「家族のため」をあげる。

      香山リカ
      (精神科医・著述家、1960〜)

       

       

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      Rookie Fisherman Diary (From Osaka-118)
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        少し間を置きましたが

        7月20日付更新時に紹介した大阪府出身の青年の洋上日誌の続きを紹介したいと思います。

         

        では、第22週目からです!

         

        (第22週目)

        魚が少なくなってきた

        場所を移動して魚を探している機関長の姿を見ると自分も頑張ろうと思う。

         

        (第23週目)

        毎日プレート掃除。飽きたり、面倒くさいと思うときもあるけれど

        毎日、少しの積み重ねが大きな成果を生むと信じて毎日やる。

         

        (第24週目)

        インドネシア人船員

        なかなか全員との関係がうまくいかず、言い合いしたりして悩んでます。

         

        (第25週目)

        もうすぐ港

        バリ島に行きたい

         

        【欄外コメント】

        経営が好きであれば、仮に遊んでいても

        そこからふっとヒントを得て、それを経営に有効に活かすことができる。
        ※松下幸之助の言葉

         

         

        (第26週目)

        エンジンの仕事も少しずつ

        仕事を少しずつですが覚えてくるようになりました。

         

        (第27週目)

        モーリシャス島

        買い物ができると思ってたのに、コロナのせいで入国拒否されました。

         

        (第28週目)

        夢を叶えるために困難を乗り越える。

         

        (第29週目)

        デッキの仕事、エンジンの仕事

        デッキ仕事は自分ではうまく出来てる感じです。

        エンジンは諸事情により、なかなか教えてくれないのが残念です。

         

        【欄外コメント】

        チャレンジして失敗することを恐れるよりも何もしないことを恐れろ。

        ※本田宗一郎の言葉。

         

        他人と比較して、他人が自分より優れていたとしても、それは恥ではない。

        しかし、去年の自分より今年の自分が優れていないのは立派な恥だ。

        ※英国の政治家 、ジョン・ラボックの言葉。
         

         

        (第30週目)

        機関長から、船主協会の人が褒めていると聞きました。

        めっちゃうれしかったです。

        僕は素直に褒めてくれるのが嬉しくて頑張れます。

         

        (第31週目)

        今回のコロナウイルスで日本に帰れず、買ったものが減ってくる時期

        自分も減っていくよーーーー

        この状況ですら耐えるのに必死なのにメンタル面がズタボロ

         

        (第32週目)

        ジュースが飲みたい。

        自分で好きなものを選んで買いたい。

        何でもある日本が恋しく思う。(もう少し)

         

        (第33週目)

        託送が来ると聞いてワクワクしています。

        何が来るのか楽しみ!

         

        【欄外コメント】

        不運な時に幸福な時代を思い出すほど辛いものはない。

        ※13〜14世紀イタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの言葉。
         

         

        (第34週目)

        弱音を書きすぎました。すみません!

        人間関係がここまで複雑になるとは思いませんでした(笑)

        色々なことがあり、何も考えず忘れるようにしました。

        その時に出会った言葉を欄外に書きます。

        心が身体が楽になりました。

         

        (第35週目)

        待ちに待った中積み船

        船主協会の吉田さんから誕生日メールが来た

        悲しいこと=楽しみにしていたものが届かなかった。

        嬉しいこと=忙しい中、誕生日メールを送ってくれたこと。

         

        (第36週目)

        近そうで遠い地元

        時間を気にせず過ごしたい。

        自由な時間、自由な空間が欲しい。

        あと、前に書いた新聞の件(海の男にあこがれて)、出来上がったら見てみたいです。

        あと三ヶ月。早く日本に帰って友達と遊びたい。

         

        (第37週目)

        自分が幸福になるように働け

        ※本田宗一郎の言葉。

        この言葉を胸に刻んで仕事をします。

        自分が幸福になれば会社、仕事仲間、みんなが幸福に!!

         

        【欄外コメント】

        大変な時は大きく変わるチャンス

        ※いろんな人が言ってますw

         

        ちょっとでもいいから考えることをやめてごらん。ずっと幸せになれるから。

        ※チリの作家、エンリケ・バリオスの言葉

         

        いつも元気でなくっていいからね。

        人間、しょんぼりしている時が無いと持たないんだよ。

        ※誰の言葉かわかりません

         

        心から遊ばないと仕事にも身が入らない。

        ※アメリカの作家、医学者、オリバー・ウェンデル・ホームズ・シニアの言葉

         

        いかにしていい仕事をしたかよりもどれだけ心を込めたかです。

        ※マザー・テレサの言葉

         

        (第39週目)

        吉田さん、新聞(海の男にあこがれて)を読みました!

        顔写真載ってたので、恥ずかしいけれど嬉しい限りです!

         

        (第40週目)

        親知らずが腫れて痛い!仕事にも身がはいらず苦痛。。。

         

        (第41週目)

        どこでもいいから港に入りたい!

        リフレッシュしたい。

        気持ちを入れ替えて仕事に取り組んでいるつもりが、1日で元に戻る。

        港に入っていっぱい遊んで、すべてを元に戻したい。

        知らず知らずに体、心が疲れているのかも。

         

        (第42週目)

        今まで甲板作業は日本人が僕ひとりだったのですが、3人になったのは嬉しい。

        今まで見て勉強やったのが、聞くことができるので、これからが本当の勉強になる。

        理由を聞くことが出来なかったからわかるまで聞く。

        言葉が通じることはうれしい!

         

        【欄外コメント】

        男でも女でも、
        最大の課題は学ぶことじゃなくて、
        学んだものにとらわれないこと。

        ※米国の女性解放運動家グロリア・スタイネムの言葉

         

        逆境の中で咲く花は、どの花よりも貴重で美しい。
        ※ウォルト・ディズニーの言葉

         

        以上となります。

        世界的感染が続く、新型コロナウイルスの影響で航海予定が狂ってしまい

        ストレスが溜まってきているのが読み取れます。

        あと少しだと思います。

        欄外に自分に響いた言葉を書いて奮起しているものと思います。

        早く親不知だけでも治してあげたいなぁ

         

        IMG_6607.JPG

         

         

        人類の歴史の中で本当に強い人間などいない。
        いるのは弱さに甘んじている人間と、強くなろうと努力している人間だけだ。

        本田宗一郎
        (本田技研工業創業者、1906〜1991)

         

         

        彼がよく引用している本田宗一郎氏の言葉です。

        今の忍耐や努力は、かならず強さに結びつくはず。

        もう少しだ、頑張れ!!

         

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        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:16 | comments(0) | - | - |
        Rookie Fisherman Diary (From Osaka-118)
        0

          洋上日誌をいろいろ振り返ってみると

          ある青年のエピソードをまったく紹介していなかったことに気づき(笑)

          いいことを書いているので、何回かに渡って1年分をまとめて紹介していきたいと思います。

           

          彼は大阪府の”だんじり祭り”で有名な町から気仙沼にやってきました。

          いつもニコニコして、賑やかで、登場しただけで周りが明るくなるような〜そんなタイプ。

           

          そんな彼の日常を紹介していきます。

           

          (第1週目)

          8日間船酔い。精神的にキツかった!!

           

          (第2週目)

          バリ島でバカンスしました。

           

          (第3週目)

          投縄では2回目で餌をやり、マスターに上手いと言われめっちゃ嬉しかった。

          揚縄はまだまだ遅いので速くなりたい。

          4回目でみんなと回れるようになった。

           

          (第4週目)

          ”おもて(甲板作業)”ではスナップ外しを少し出来るようになった。

          マスターが上から見ててくれて「もうスナップ外しも出来るようになったな」って言われて嬉しいです。

           

          (第5週目)

          成長を感じる。

          投縄ではスナップ掛け、ブランレッコした。

          マスターがどんどん「これしていいよ」って

          前に進んでいる感じが自分でわかる。

          スナップ外しほぼOK!

          ※レッコ=英語の"Let's go"が語源で、広く言えば作業開始、海に放すの意で使われる。

           

          (第6週目)

          機関部作業

          機関長に覚えるのが早いと言われて嬉しかった。

          エンジンストップを教えてくれた。まだ勉強です。

           

          【欄外コメント】

          思ったより辛くなくてよかった。

          インドネシア人と楽しく仕事をしています。

          まだ弱音を吐いていないのが自分でも怖いくらいです。

          これからが心配。

           

          (第7週目)

          はじめて海外から電話。

          電波の伝わりが遅く、会話がむずい。

          でも、声を聞けて安心した。

          姪っ子、甥っ子の声を聞けて頑張ろうと思った。

           

          (第8週目)

          休みがあって体力がついた感じがした。

          休みの4日間はみんなでしゃべったりDVDを見たり。

          EXILEのDVDは最高です。

          日本に帰ったらライブに行きたいけど帰った期間にやってるのか?

          寝るときに好きな音楽(Little Glee Monster)聞いて寝てます。

          これもライブ行きたい!!

           

          (第9週目)

          機関長は寝る時間でも”おもて”に来て魚があるか確認したり

          僕たちが頑張っているのか見に来てくれる。

          それを見て僕も負けずに頑張る。

           

          (第10週目)

          みんなで楽しくカードゲームしたりしてます。

           

          【欄外コメント】

          (今年の目標)

          もっと軽い荷物にして欲しいと祈ってはならない

          強い自分になるために、もっと強い背中にして欲しいと祈りなさい。

          ※アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルトの言葉。

           

          (第10週目)

          初のマグロ

          (漁場は)寒いと聞いていたけど、仕事してたらあまり寒くない。

          仕事がないときは寒いです。

           

          (第11週目)

          毎日のようにマグロがいっぱい

          体力面ではまだ大丈夫ですが、睡眠不足なのかも(笑)

           

          (第12週目)

          毎日仕事

          休みが欲しいと思っています。

          でも体が自然となれるまで我慢!

           

          (第13週目)

          何も考えず頑張るだけ

           

          【欄外コメント】

          勇気ある人間になりたければ、本当に勇気があるかのように振舞うこと

          そうすれば元気が出てきて「自分だってあれくらいのことはできる」という気になるから妙だ。

          ※デール・ブレッケンリッジ・カーネギーの言葉。

          アメリカの作家でベストセラー『人を動かす』(1936年)の著者として有名。

           

          (第14週目)

          マグロ操業が終わって一安心

          みんなで楽しく過ごしていい時間です。

           

          (第15週目)

          ジャワ沖スタート

          港が近いから頑張れる。

           

          (第16週目)

          毎日のように魚が獲れてる。凄い。

          身体がまた疲れてきてる。

          自分の弱さに呆れてます。

           

          (第17週目)

          港に向かってます。

          まだ3、4ヶ月しか経っていないのに疲れる自分に腹が立つ。

          鍛え上げて皆を見返す。

           

          【欄外コメント】

          夢は逃げない。逃げるのは自分だ。

          ※高橋歩(日本の実業家)の言葉。

           

          (第18週目)

          モーリシャス島では初めてで、時間が限られているので満足できなかった。

           

          (第19週目)

          休み明け

          久々の仕事、少し眠たい(笑)

          日本で買い物したい。

           

          (第20週目)

          毎日魚が獲れてすごい。

          投縄では余裕ができて海の下に魚がいるかとか想像できるようになった。

           

          (第21週目)

          機関場で何らかの故障が多くてワッチのとき全部確認したりで勉強がいっぱいです。

           

          【欄外コメント】

          スペシャリストになれ!

          「この仕事は絶対負けない」と言う得意分野を作れ、誰もがそれを狙っているが

          もし、あなたが最初になれたら気分は最高だ。

          ※カリン・アイルランド(アメリカの自己啓発本作家)の言葉。

           

           

          第1週から第21週まで紹介しました。

          前半戦は優秀ですね!

          かなり優秀!

           

          約半年で、大まかな仕事が出来るようになってるって大したもんです。

          あとはドンドン掘り下げていって、一人前になるんですね〜

          ホントに習得スピードは速いです。

           

          洋上日誌は、毎月船から送られてきますが

          彼の洋上日誌の欄外に必ずコメントが入ってきます。

          自分を戒めるかのような偉人の名言が入ってます。

          疲れているのに、自分の気持ちにムチ打って前に進もうとしているのでしょう。

           

          この新型コロナウイルスの関係で、操業スケジュールの変更も余儀なくされていて

          精神的にも大変だと思うけど、帰ってきたときに元気な顔を見たい。

          頑張れ!頑張れ!

           

          CAA8D642-C113-4968-80E2-8F86A82B54BC-5893-000005E1A4C92963.jpg

           

          最後に、彼も引用しているデール・ブレッケンリッジ・カーネギーの言葉

          勇気ある人間になりたければ、本当に勇気があるかのように振舞うこと

          そうすれば元気が出てきて「自分だってあれくらいのことはできる」という気になるから妙だ。

           

          これは「勇気のある人間になるための5つの心得」の一つ目となる。

          他の4つも紹介したい。

           

          1.本当に勇気があるかのように振舞う。

          こうすれば元気が出てきて、「自分だって、あれくらいのことはできるのだ」という気になるから妙だ。
          2.よく考えてみれば、失望落胆して壁に行き当たった多くの人が、立派にそれを乗り越えてきているのだ。

          他人に出来たことが自分にもできぬはずがない。
          3.人間の生命力は、リズムにしたがって盛んになったり衰えたりしている。

          意気消沈して人生に立ち向かう意欲を失えば、どん底まで落ち込んで這い上がれなくなる。

          だが、あくまで勇気を失わなければ、今まで自分を抑え続けてきた力を一転して、失意から抜け出す力に転化できる。
          4. 昼間より夜の方が気が滅入るものだ。勇気は太陽と一緒にやってくる。
          5.勇気は、人の偉大さをはかる物差しである。自分の理想像のレベルに達するまで頑張ることだ。

          デール・ブレッケンリッジ・カーネギー

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 09:22 | comments(0) | - | - |
          Rookie Fisherman Diary (From Kyoto-119)
          0

            大好評の洋上日誌のコーナーです。

             

            そして、(from kyoto)?

            もしかして??

             

            と思うコアなファンもいらっしゃるのではないでしょうか。

            洋上の激務を面白く伝えてくれる『洋上のエッセイスト』(と私は呼んでいる)

            の登場です!

             

            今回は何と、エピソード1(初航海)の最終回

            第37週目から日本に到着するまでをお伝えいたします。

            私としては何だか寂しい気もします(笑)

             

            早速お伝えいたします。

             

             

            【第37週目】

            同じデッキブラシなのにパワフルな先輩が扱うと「シャッシャッシャッ」から「ゴガッコガガガガッ!」と音が変わる。

            明らかな排気音の差を感じる。

            休み。魚がないのでミクロネシアから出る。

            魚がある。気分が良い。

            今日も魚がある。このままのペースで最後まで行って欲しい。

            少しクシャミをしたり、疲れたそぶりを見せると「コロナ!コロナ!」と叫んで面白がるインドネシア船員。

            モツレや壊れたスナップにもコロナ!と言う始末。

            投縄やって揚縄やって、そして掛ったのは小ぶりのキハダ一本だけだった。

            また魚がないなぁ。近辺の船はどこもだいたい同じらしい。

             

            【第38週目】

            小さいカニが投縄機に入ってしまった!!無回転で綺麗に飛んで行った。

            普段より早く飯を終えただけなのに、船長は空を見上げ「雨が来るな」と呟いた。

            メバチの神経通しに失敗した。あの巨体が腰の高さまで飛び跳ねて大暴れした。危なかった。

            今日はキハダの日。キハダがたくさん。

            階段の真ん中であぐらをかいて迷走していたのは我らが船長だった。

            スナップ外しで負傷した指先の爪の傷がキンキン痛い。

             

            【第39週目】

            作業台の端にある不自然なクレーターや傷跡は先輩の仕業だったとここで知る。

            今日は魚がない。最近の1トンペースがここでストップ。

            タンカー給油。コロナ対策で全員マスク装着。油の臭いで気分が悪い。

            凍結室の雪ではサラサラすぎて雪だるまは作れない。

            小さなサイズの魚が掛かってしまうと、芽を摘んだようで寂しい気分になる。

            表倉庫で作業中、先輩にまた狙撃された。隙を見せてしまった。

             

            【第40週目】

            些細なことがきっかけでインドネシア人と喧嘩になった。

            そろそろ休みが欲しいなぁ

            最近、雨ってばかり。降って止んでまた降って。カッパが忙しい。

            三歩歩けば忘れる鶏と同じだな!と船長から言われてちょっと悔しい。

            今日の投縄は海がとても穏やかでCGみたいでした。

            喧嘩して以来、スナップ外しがグンと上手くなった。ご利益喧嘩!

             

            【第41週目】

            寝ぼけたカツオドリがマストにぶつかり降ってきて背後に落下した。危なかった。

            新調した船長の帽子がダサい。前の赤いやつの方が似合ってた。

            先輩のブイの回収が力技すぎてアシストする僕も大変。

            メカを捌きたいが、船長は10年早いという。

            魚を逃した直後なのにインドネシア人の冗談で爆笑したことを先輩に注意された。

            でかいメカを揚げた。久しぶりにホイストを使った。

             

            【第42週目】

            ひさびさにオールしてしまった。揚縄中眠気で大変だった。

            足で外すスナップテクにチャレンジ!1回も出来ず。

            ショッカーケーブルがサメに噛まれて避けてしまった。

            最近は安定して1トンペースが続いている。早くビッグウェーブが来て欲しい。

            投縄中にブランのモツレを連続でやってしまった。先輩から高速連打頭突きをいただいた。

            引き揚げられるメカのひしゃげた変顔(?)が面白く、カギに力が入らなかった。

            生きの良いバチが掛かった。引いて引かれての繰り返しで軍手が火を噴いた。

             

            【第43週目】

            ブランリールで巻いたブランを外す時、船長はピョコっとジャンプする。

            台風みたいな嵐に襲われてみんなテンション爆上げ。なぜかカッパを脱ぎだした奴もいる。

            漁労長に休みの予定を聞いたら、最後までないとのこと。燃えてきた!

            インドネシア船員とまた喧嘩してしまった。

             

            【第44週目】

            魚がない。インドネシア船員はラマダン!ラマダン!と面白いことを言っている。

            菓子が底をついた。凍結終わりの楽しみがなくなった。

            揚縄の最後に来る当たり前のモツレを解消して、今日が終わる。

            投縄中に綺麗な半円んお虹を発見。先輩の目を盗んで一枚パシャリ!

            ド級のモツレが来た。あっちこっちから揚がる幹縄やブランで大忙しだが、この状況を楽しんでいる自分がいた。

            情報屋のインドネシア船員によると、揚縄はあと10回で終わるらしい。

             

            【第45週目】

            漁労長からカントリーマアムをいただいた。3日に1枚のペースで食いつなぐ。

            今期最大級のバチが揚がった。餌を掛けたのは自分なので誇らしい。

            イルカを見た。水族館にいるような可愛げは無かった。

            初めての部分分け解剖にチャレンジ。気持ちいい作業だった。

            魚がかかり、力任せに引っ張っていたら釣針が外れて鬼速で飛んできた。危なかった。

            今頃になって湿疹が気になる。

            寝違えた。寝台の狭さにまだ慣れない。

             

            【第46週目】

            船長が心無いと言われたことをまだ根に持っている。

            ブランが切れてスナップだけ揚がって来た。今日一番テンションが上がった出来事だった。

            あと10回で終わるのはガセだった。長靴に穴開いた。

            長靴のガムテープがすぐ剥がれるので新しいのに替えた。

            あと9回で終わるらしい。スナップ外しに失敗。爪が割れて出血。

            あと7回に訂正。

            色白でおめめパッチリの美人バチがたまに掛かる。

             

            【第47週目】

            モツレの解消にもたついてまたペラってしまった。ペラないように気をつけないと。

            食パンが食べたい。

            長らく続いた咳がやっと治った。原因は不明。

            仕事が終わって寝台に転がった時のしあわせ感。

            明日は最後の日。残り10回からここまでが長かった。

            終わった。74連勤。1日休み。

            チャンチャン。サビだらけ。サンダーが唸る。

             

            【第48週目】

            船長がグラビアのページを開いて微笑んでいた。

            ペンキ塗りも仕上げに入る。

            ブランの傷チェック。

            デッキ擦り。大が漏れそうなのでドアを鬼速でノックしたらインドネシア船員が下を履かずに飛び出してきた。

            水温が下がってきた。海水浴にはまだ早いっぽい。

            青ヶ島が地図上に見えてきた。Japanは近い。

            八丈島付近を通過。電話が繋がる。明日入港予定。

             

             

            第36週目までの日誌はこちら

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=683

             

             

            以上となります。

             

            この彼も、気仙沼港へと帰ってきました。

             

            IMG_6450.JPG

             

            彼の1年間に渡る航海記いかがだったでしょうか。

            辛く過酷な1年が、彼にかかれば楽しく刺激的な日常になってしまう(笑)

             

            本人も努力を重ねたことと思いますが

            日誌中に何回も登場する船長。

            そして漁撈長。

            何より、彼の傍でサポートをしてくれた先輩(乗船9年目)の存在が大きいだろう。

            この彼も、「この先輩がいなかった自分は洋上でくじけていたかもしれない。」と私に話してくれた。

             

            そして

            「僕はこの会社、この船で本当に良かったと思います。」

            と言ってくれたことが本当に嬉しかった。

             

            船の仕事を全体的にみてどう感じた?と私が質問すると

            帰ってきた答えが

            「陸上の仕事と比べるとケタ違いに過酷で、何もない洋上ですが毎日が変化に満ちている。」

             

             

            乗組員の皆様。

            長期航海、本当にご苦労様でした。

            新人の面倒をしっかり見ていただきありがとうございました。

            お陰様で人間的に大きな成長を成し遂げたようです。

            今後とも、よろしくお願いいたします。

             

            休暇後は「洋上日誌シーズン2」が始まります。

            ご期待ください(笑)

             

             

            努力すれば報われる?

            そうじゃない

            報われるまで努力するんだ!

            魔裟斗

             

             

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            Rookie Fisherman Diary (From Iwate-121)
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              ブログの更新をしたばかりなので

              来週更新しようと思っていたのですが

              洋上から送られてきた日誌を読んだら居てもたっていられなくて

              更新することにしました!

               

              今回、紹介する洋上日誌を書いたのは

              今春、岩手県の農業高校を卒業したばかりの18歳の少年。

               

              洋上日誌の中には、苦しみながらも元気いっぱいの様子が描かれている。

               

              順調であることを具体的に早くご両親に伝えたい!!!

              そんな衝動にかられ、時間の合間を縫ってブログを書くことにしました。

               

              IMG_6260.JPG

               

               

              早速紹介します!

               

              【第1週目】

              出港初日に船酔の洗礼を受けた。

              3日まともにご飯を食べれなかった。

              酔いになれたらご飯がすごく美味しい!

              インドネシア船員は優しくて面白い!

              (姉へ、誕生日おめでとう)

               

              【第2週目】

              今日はバリ島を船から1時間見て終わった。

              帰る頃には入れるといいな。

               

              【第3週目】

              投縄と揚縄が始まった。

              最初は見学。

              ひとつでも仕事を早く覚えてみんなの役に立ちたい。

               

              【第4週目】

              インドネシア船員の人達は分からないことがあるとすぐに教えてくれる。

              みんな先生だ!

              インドネシア語を少しずつ覚えていっぱい話もしたい。

               

              【第5週目】

              揚縄終わりのシャワーは最高だ!!

              そして、船長からいつも貰うオレンジを食べて寝るのが大好き。

               

              【第6週目】

              投縄の餌を付けれるようになった。

              仕事終わりにインドネシア船員の人達とご飯を食べるのが楽しい!

               

              【第7週目】

              小さな魚でもパワーがすごい。

              逆に自分が釣られてしまいそうになる。

              体重が6キロも増えた。

               

              【第8週目】

              みんなから見ても私は丸くなったらしい。

              ダイエットと言いながら両手には箸とご飯。

              甘いものも最後までもつかな、、、

               

               

              以上となります。

               

              インドネシア船員を始め、船長など日本人船員もすごく新人の面倒を見てくれている。

              初航海の少年。

              出港前はかなり過酷だと脅しておいたが、それを楽しく乗り切ってるようだ!

               

              まっすぐで、いつも笑顔で、面倒を見たくなるような人徳も兼ね備えている。

              いい環境で育ったんだなぁと感じます。

               

              乗組員の方々には本当に感謝です。

              今後ともよろしくお願いいたします。

               

              私もこの少年のやる気をもっともっと高められるよう

              微力ながらも応援していきたいと感じる一時でした。

               

               

               

              どんな生活でも新しい生活には意味があり、希望がある。
              田山花袋
              (明治〜大正の小説家、1872〜1930)

               

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              Rookie Fisherman Diary (From Kesennuma-112)
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                全国に緊急事態宣言が発令されたのが4月16日。

                まもなく2週間になろうとしている。

                 

                休日とはいっても、特別何をするでもないのですが

                ”自粛”と言われると、ステイホームがキツく感じてしまう。

                 

                IMG_1348.jpg

                 

                これは全国の新型コロナウイルスの感染者数の推移なのですが

                明らかに下降に転じているのは明白で、有識者も”鈍化している”と発言している。

                 

                皆が自粛生活を続けることで、1日あたり全国で150〜200人程の感染者数を減らすことができているということは

                死亡率が1.9%(4/28日現在)だとすると、乱暴な数字かもしれませんが

                毎日2.85人〜3.8人の命を救っていることになるのではないか。

                 

                この2〜3人にも家族がいるわけで

                ザックリいうと、毎日2〜3家族を深い悲しみから救っていることにもなる。

                 

                自粛生活も意外と大変ですが、この行動に成果がでていることに喜びを感じています!

                 

                 

                沖縄の「なんくるないさぁ〜」って言葉をご存じでしょうか。

                “何とかなるさ〜”という楽観的な意味で知られていますが

                この言葉には「前置き」があることはあまり知られていません。

                 

                正しくは『まくとぅそーけーなんくるないさ』といいまして

                「挫(くじ)けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味なんだそうです。

                 

                沖縄県知事が「大型連休に沖縄へ来る予定の方が、航空会社の予約によると(発着を合わせ)6万人余りいる」として

                旅行のキャンセルを求める報道がされております。

                これは誤解で、ここまでの人数ではないらしいが相当数の方が沖縄旅行を計画していることは間違いなさそう。

                 

                「なんくるないさぁ〜」と楽観的に旅行するのかもしれませんが

                これが「正しい道を歩む努力」なのかどうか、今一度考えてみてはどうでしょうか。

                そうしなければ「いつまでたっても良い日は来ない」のです。

                 

                 

                我々の漁船漁業は重要な戦力となるインドネシア船員の日本入国が拒否されている状況が続き

                運航スケジュールの変更を余儀なくされております。

                さまざまな可能性を模索しておりますが、まずは日本の収束が第一ではないかと思っているのです。

                「日本の船は感染リスクが非常に少ない」という認識を諸外国にもってもらいたい。

                まずはここからだと私は思っています。

                 

                今回も「挫けず正しい道を歩むべく努力」をしてきた若者の洋上日誌をご紹介します。

                紹介が遅れておりまして、この若者は帰国してきてしまったのですが

                昨年の7月くらいからの状況を報告します。

                地元気仙沼を昨年3月に卒業し、海の男になるべく気仙沼港を旅立った青年の洋上日誌です。

                 

                【第13週目】

                投縄(作業)もだいぶ慣れてきて、ブラン出しや餌付け、スナップ付けをする時にほとんど遅れなくなりました。

                スナップをつけている時、しゃべる余裕もなかったのですが、しゃべれる余裕もでてきました!

                車を運転したい!

                 

                【第14週目】

                7月18日に転載がありました。転載は別な大きな船にこれまで獲ってきた魚を移動させました。

                初めての転載だったので、何をすればいいかわからず、あまり手伝うことができませんでしたが

                自分たちが獲った魚があそこまで多いとは思いませんでした。

                買い物がしたい!

                 

                【第15週目】

                今週から(ミナミ)マグロ漁が始まりました。マグロ漁の最初の投縄だったのですがブラン出しの順番が難しく

                とてもとても忙しくって覚えるまで遅れそうです。

                揚縄は今までの倍のモツレやナイロン切れなど、休む暇がないし終わる時間も遅くだったりしてとても疲れました。

                カツ丼が食べたい!

                 

                【第16週目】

                マグロ漁が始まってから2週間が経ちましたが、毎日モツレなどの数が多く、終わる時間も遅く疲れが溜まってきて

                次の日の揚げ縄がとても大変になってきています。

                マグロ漁はもう少し取れ数が少ないと思ったのですが、予想以上に多くて驚きました。

                唐揚げが食べたい!

                 

                【第17週目】

                マグロの投縄で初めて最初にブラン出しをしたのですが、前まではランプが付いていないブラン出しをしていたので

                ランプが付いているブラン出しをしてからは少し油断しただけで順番を間違えてしまい遅れて大変です。

                マグロ漁が終わるまでにはブラン出しを遅れないようにしたいです。

                ラーメンが食べたい!

                 

                【第18週目】

                マグロ漁が始まってからの凍結作業は今までとは違って魚も重さ50キロを超えるものが多く、持つのも自分だけでは無理で

                2人がかりでないと持てないぐらいで腰もマグロを持つたびに痛くなって大変です。

                果物が食べたい!

                 

                【第19週目】

                マグロ漁が始まってからだいぶたって、体の疲労もだいぶ溜まってきてて、腰も痛くなってきて起きるときもとても辛くなってきました。

                でも、そろそろマグロ漁も終盤戦に近づいていると聞いたので、寒さと腰の痛み、疲労に耐えていき乗り切っていきたいと思います。

                すき焼きが食べたい!

                 

                【第20週目】

                39回目の揚げ縄でマグロ漁が終了しました。最後の揚げ縄に限って今までで一番の寒さで大変でした。

                船頭が言うには、今回のマグロ漁は終わったのが遅いと言っていましたが自分的には意外と早く終わったと思いました。

                マグロ漁はとても辛かったですが、楽しくもあったので良かったです。

                漫画が読みたい!

                 

                【第21週目】

                マグロ漁が終わってから久しぶりに揚縄が始まりました。

                揚縄はマグロ漁と違って寒さで疲れないで暑さで体力が持っていかれますが、マグロ漁と比べるととても楽です。

                もう少しで久しぶりのベノア(バリ島)で休めるのでとても楽です。

                日本の飲物を飲みたい!

                 

                【第22週目】

                今週はベノアで3泊4日の休暇をいただきました。久しぶりにWi−Fi環境が復活し、家族や友達に久しぶりに連絡することができました。

                家族も変わらず元気そうだったので、ひとまず安心しました。

                しっかり休暇でマグロの疲労も回復したので残りの操業も乗り切っていきます。

                映画がみたい!

                 

                【第23週目】

                今週から始まったジャワでの操業で、自分は一カ月毎日の投縄をやることになりました。

                毎日の投縄を一週間やってみた感じ、疲れることはないのですが、揚縄の時が眠たくて大変です。

                でも、マグロ漁に比べたら相当楽なので、まだまだ続きますが、仕事内容や毎日の投縄の生活に慣れていきたいと思います。

                ケーキが食べたい!

                 

                【第24週目】

                毎日の投縄も少しずつではありますが、慣れてきているのですが、やはり眠たさが揚縄の時に襲ってきて大変です。

                それに、マグロ漁以来の久しぶりの時化が起き始めて、揚縄はそこまで辛くはないのですが、投縄は波の揺れでバランスが取れなくなって大変です。

                ピザが食べたい!

                 

                 

                今回は以上となります。

                昨年7月から9月までの様子をお届けしました。

                 

                彼の13週目以前の日誌はこちらでご覧になれます。

                http://gyosenin-boshu.net/?eid=633

                 

                 

                ミナミマグロ漁がとても大変だったのがリアルに伝わってきます、それが終わったら毎日の投縄作業。

                通常、投縄は3交代制で3日に1回の出番なのですが、それを毎日とはかなり大変です。

                帰国してきてからも、その大変さを本人から聞いたら「眠くてかなり大変でしたが、このおかげでだいぶ仕事を覚えたので耐えてよかった」と言ってました。

                 

                各先輩船員も彼の事は非常に褒めており「最高の新人」だと称しておりました。

                しかも、これは伝え聞いた話と言うところがすごい。

                船頭さんが私に直接言うのであれば「お世辞」かもしれない。

                ある業者さんが各乗組員に「新人どうだった?」と聞いて「最高だよ!」と帰ってきたことから

                私の耳に伝え聞こえてきたということに強い信ぴょう性を感じます。

                 

                ホントに頑張ったんだな!

                 

                新人船員をもっともっと乗船させていきたいし、頑張ってる若者にはさまざまな経験をさせてやりたい。

                色々なことを考えますが、新型コロナウイルスの影響で何も進まない。

                 

                飲食店の方々も大変だと、テレビで連日報道されておりますし

                失業される方も多くなっているとも聞きますが

                我々も本当に大変です。

                 

                自分は大丈夫だと思わず、できる限りステイホームでお願いします。

                こうするだけで、かなり多くの人を救えるのです。

                宜しくお願いいたします。

                 

                 

                 

                「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ
                ニーチェ
                (19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900)

                 

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                名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号 気仙沼市水産振興センター
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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:42 | comments(0) | - | - |
                Rookie Fisherman Diary (From Kyoto-119)
                0

                  このブログを読んでいる皆様。

                  お体に変わりはないでしょうか。

                   

                  最近はどうしてもこのような書き出しになってしまうのが嫌になりますね。

                   

                  新型コロナウイルスの影響で、日本はもとより世界中の日常が一変してしまい

                  パンデミックの恐ろしさを強く感じてしまいます。

                   

                  先日も河北新報にこのような一面記事が掲載されてしまいました。

                   

                  IMG_1281.jpg

                   

                  マグロ漁船の重要な戦力となっているインドネシア乗組員に入国規制がかかってしまい

                  出港できなくなっているという記事です。

                  東日本大震災以降、必死に取り組んできた”新人船員の確保育成活動”にもブレーキがかかっているということであり

                  一刻も早い収束を心から願うばかり。

                   

                  大げさな言い方かもしれませんが

                  このようにマグロ漁船が足止めされるということは

                  私も人生そのものが足止めされているという感覚であり、心のモヤモヤが全く晴れません。

                  それだけ懸命に活動してきたのです。

                   

                  これから乗船するばかりとなっている新人達も6人おり

                  不安な思いでいるだろうと彼らを案じる日々が続いています。

                   

                  近年のパンデミックで日本にも感染が広がったのが「香港かぜ」と呼ばれる新型インフルエンザ。

                  実に50年前の出来事なのですが、一般財団法人海外邦人医療基金という団体のHPには

                  日本でも約13万人が感染し約1,000人が亡くなり、世界では400万人が亡くなったと記述してあります。

                   

                  ただ、症状は季節性インフルエンザと大差なく

                  時代的に医療機関の検査体制にも問題があったことから

                  季節性インフルエンザと混在した数字になっているものと思われますし

                  別なHPには「流行としてはかなり散漫たるものでその拡大もその進行もあまり著しくはなかった」とも記述。

                  私の母親(75歳)も”香港かぜ”は知っているが、パニックになった記憶がないと言っています。

                   

                  ともあれ、”香港かぜ”の他にも1958年の”アジアかぜ(日本:約300万人感染・約5700人死亡)”

                  1920年の”スペインかぜ(日本:約2380万人感染・約39万人死亡)”と日本も幾度となくウイルスの脅威と戦ってきたわけです。

                  人類の英知を結集し、一刻も早い現代医学の答えを出していただきたいのと

                  それまでの間は世界中の人々が一枚岩になってステイホーム。

                   

                  例えるなら、ウイルスはステルス戦闘機での攻撃であり、相手を察知することが出来ないのですから

                  防御策ができるまでは身を隠すしか方法がないのです。

                   

                   

                  気仙沼港の遠洋マグロ漁船全船が足止めされているものではなく

                  多くのマグロ漁船が洋上で操業を続けております。

                  今は外国の港にも寄港できない(または上陸不可)ので、感染リスクがゼロに近いことがせめてもの救いです。

                   

                  そこで働く新人乗組員はどのような暮らしをしているのでしょうか。

                  最近、このコーナーで連続して紹介している京都府出身のAくんの暮らしを見てみましょう。

                  彼の日誌はとても面白く、コロナコロナでピリピリした世の中をホッコリさせてくれると思いますよ(笑)

                  それではスタートです。

                   

                  【1〜8週目まで】http://gyosenin-boshu.net/?eid=642

                  【9〜24週目まで】http://gyosenin-boshu.net/?eid=660

                   

                   

                  【第25週目】

                  突然の休み通達。2連休とのこと。船長から世界地図をもらう。

                  休み

                  揚縄中、船長が可愛い声で「ハンカチーフください」と口ずさんでいた。

                  おさぼり虫の汚名を返上したい。

                  インドネシア船員のひとりにお菓子をあげたら、よほど嬉しかったのかお返しにダンスを披露された。

                  いつも通りにしているのにブランが汚い(出来が良くない)。ヨリが思うように取れない。

                   

                  【第26週目】

                  揚縄最後の日。片づけに慌ただしい1日だった。

                  ペンキ塗り塗り

                  謹賀新年。元旦も仕事。

                  髪を切りたくなりインドネシア船員にお任せで頼んだら、タラちゃんに尾っぽを生やしたような髪型に仕上げられた。

                  バリ島入港(コロナウイルス蔓延前)。バリ舞踊の鑑賞。華やかで音楽の雰囲気も楽しめた。

                  バリ島出港。約2週間かけてJapanに帰る。

                  ブリッジのプロッターでニューヨークを見ていたら船頭が飛んできた。

                   

                  【第27週目】

                  ワッチ(当直)交代。交代番を呼びに行くといつも半笑いで寝たふりか部屋の隅に隠れているヤツがいる。

                  このままではマズいので髪を再びカットしてもらった。

                  船長から久しぶりに愛のムチをいただいた。プロッターの接触禁止令が出された。

                  ビデオも漫画も飽きてきた。意味もなく腹筋をする。

                  誰もいない船尾でひとりカラオケ。カラオケ行きたいなぁ

                  室内ペンキ中に気分が悪くて吐いた。機関場からくるオイルの臭いだと思う。

                  食欲がない。オイル臭の影響は計り知れない。

                   

                  【第28週目】

                  仕事終わり、船長がデッキで独り黄昏ながら鼻をほじっていた。

                  暇だなぁ

                  ブリッジにて、仁王立ちした船頭が船の傾きとシンクロして前後に揺れていた。マイケルジャクソンみたい。

                  いよいよ明朝帰還。辺りは船だらけ。灯台の点滅をボーっと眺める。

                  しゃばの空気がおいしい。

                   

                  (一航海を終えて長期休暇中)

                   

                  【第29週目】

                  出港予定がインフルエンザの流行(自分も感染)で3日の延期。不謹慎だが嬉しい。

                  体がだるい。熱も吐き気もすごい。

                  ※新型コロナウイルスが蔓延する以前の日誌です。

                   

                  【第30週目】

                  薬のおかげで体調は回復。しんどかった。

                  食欲が戻った。ゆっくり過ごす。

                  出港、日本が遠くなっていく。

                  船長にお土産のピコピコハンマーをプレゼント。機嫌が良くてよかった。

                  ダイソーで大量買いした防止がキッズ用だった。

                   

                  【第31週目】

                  今まで何をしてたんだと船頭に言われる。研修で習ったことが思い出せない。前川講師のおもしろエピソードしか思い出せない。

                  揚縄開始。目指せ4億円!ありったけの鮪をかき集めろ!

                  手足が筋肉痛。スナップも取れない。振り出しに戻った感じ。

                  漁場の移動で5日間の休み。寝倒す。

                  部屋に造花を飾っただけでペンション認定された。

                   

                  【第32週目】

                  (インドネシア船員に頼んで)丸刈りにしてもらった。オマケなのか左側にピカチュウの尻尾みたいなラインを入れてくれた。

                  驚くと「ママママ!」という船長が、本当に驚いた時には「バババババ!」ということを今日初めて知った。

                  揚縄開始。魚がぜんぜんいない。

                  今日も漁がない。オニカマスを初めて見た。

                  魚がもりもり。我々チームの投縄成果なので、たいへん誇らしい。

                   

                  【第33週目】

                  高所恐怖症の船長に頼まれて、マストのてっぺんまで登った。危ないので二度とやりたくない。

                  先輩に(おもちゃの銃で)狙撃された。銃器をもたせてはいけないタイプの人だった。

                  船長がピコピコハンマーを背中に装着してこちらをジッと睨んでいた。ヘマをしないように仕事に集中。

                  カツオノエボシ(クラゲ)に顔面を刺された。強烈に痛くて泣いた。

                  船頭からオリンピック応援タオルをもらった。行けたら行きたい。

                  刺されて以来、青クラゲが揚がったらことごとく退治している。

                  投縄中、ふざけて納豆サイズの小魚を釣針にかけたことを先輩から強く叱られた。

                   

                  【第34週目】

                  先輩からピコピコハンマーでご指導いただきながら魚をひとりで最後までさばいた。

                  船長により新たにひとり、インドネシア船員がドラえもん認定された。

                  度重なる酷使によりピコピコハンマーの枝が折れてしまった。

                  投縄の寝坊がバレて船頭からソフトなひざ蹴りをいただいた。

                  次、航海中にスマホ触ったら海に投げると先輩から釘を刺された。

                  魚がないなぁ

                  近くで操業する台湾船を避けるための移動で今日は休み。

                   

                  【第35週目】

                  新しいポイントで揚縄開始。初日はまずまずの釣果。

                  1.6トンと初日の二倍。いい流れが来ている。

                  我々のターンで流れが止まった。

                  揚げられた青クラゲたちがあちこちでぶら下がり、風情だろうと言わんばかりに揺れている。

                  軍手がスナップに引っかかりラインホーラーに巻かれそうになった。その時「おしい!」と叫んだのはやはり船長だった。

                  普段おちゃらけていると、人にモノを言えないなと思った。

                  冷凍長が日本で聴いた歩行者信号のメロディーを口笛でカバーした。ツボったのか一日中”ピッポー、ピッポー”言ってる。

                   

                  【第36週目】

                  魚がないが当たり前の今日この頃。

                  潮の流れが悪く、揚縄終盤にブラン約70本分のモツレが揚がった。デッキ上は枝縄とブランの山で埋まり、訳が分からなかった。

                  ブランリール4号機が突如暴走した。巻かれ続けるブランを外そうと格闘するインドネシア船員たちはなぜか楽しそうだった。

                  レーダーをいじっていないか船長に疑われた。前科があるので何とも言えない。

                  投縄中のバカ騒ぎを先輩に注意された。幼稚なことで恥ずかしい。

                   

                  私は彼の日誌がすごく好きで、”洋上のエッセイスト”の称号を休暇中に与えた(笑)
                  日常の切り取り方に天才的なものを感じていますw
                  本人に話したら「初めて言われました!嬉しいですっ!」って喜んでました〜

                  「船長にお土産のピコピコハンマーをプレゼント」
                  普通、上司にこんなプレゼントしないよ!と思ってたら

                  「船長がピコピコハンマーを背中に装着してこちらをジッと睨んでいた」
                  使ってんのかーい!と突っ込みたくなる(笑)

                  「先輩からピコピコハンマーでご指導いただきながら魚をひとりで最後までさばいた」
                  必死に魚をさばいている横で、先輩が「そうじゃないだろ!」とゲキを飛ばしながら頭を「ピコっ」っと叩く姿を想像すると笑えてくる!

                  「驚くと「ママママ!」という船長が、本当に驚いた時には「バババババ!」ということを今日初めて知った。」
                  これは完全に地元ネタ!若い世代は言わないけれど我々世代以上には日常的な方言ですね。
                  気仙沼ではこのように自分の感情を擬音的に表現することが多いです。

                   

                  例えば

                  マグカップにコーヒーを溢れるほどになみなみと注がれたとき。

                  「まままま」正確には”ま”と”ま”の間に小さな「ん」が入る感じの発音になります。

                   

                  なみなみと注がれたマグカップを倒してしまった時

                  「ばっ!」驚いた感じで発音w

                   

                  倒れたマグカップからコーヒーが一気にテーブルに広がった時

                  「ばばばばばばばっ!」ここで登場

                  ”ば”が多いほど事態の悪化を示しますw

                   

                  一気に広がったコーヒーが、テーブルに置いていた大事な書類に達した時

                  「ばーーーーーーーーーっ!!」

                   

                  コーヒーでびしゃびしゃになった書類を持ち上げて一言

                  「やいーやっ」諦めた感じで

                   

                  テーブル中に広がったコーヒーを誰かにバレないうちに拭いてしまおうとしてるとき

                  「さささささささっ!」

                   

                  まぁ、こんな感じで活用されております。

                  (私は何を書いてるのでしょうか)

                   

                  彼の日誌を読んでいますと、洋上の楽しさと

                  船長のノリの良さが伝わってきます(笑)

                  まずは楽しく継続することが大事なのですが、少々おちゃらけ過ぎるかもしれないので

                  オンオフをしっかりつけて頑張って欲しいと思います!

                   

                  前段は新型コロナウイルスの影響を重く書いてしまいましたが

                  コロナ鬱になりそうな人も、彼の日誌で少しはホッコリできたのではないでしょうか。

                   

                  しっかり食べて、しっかり笑って、この苦難を共に乗り切りましょう!

                   

                   

                  笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
                  ニーチェ
                  (19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900)

                   

                   

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                  Rookie Fisherman Diary (From Kyoto-119)
                  0

                    本日は12月26日。

                    早いもので、令和元年も残り僅かとなりました。

                    今年も50回以上の更新をしてきたわけですが、多くの方から「ブログ読んでますよ♪」とお声がけいただき

                    とても嬉しく思っております。

                     

                    宮城県北部船主協会も明日で御用納めとなりますが

                    難航していた仕事にも決着がついたのですが、またそれに関連する業務もあったり

                    新しいお仕事が入ってきたりと、何かと忙しい年末になっていますので

                    おそらく今日が更新する最後のチャンスだと思い、この更新をもって令和元年を終えたいと思います。

                     

                    どんな締めのお話をしようか悩みましたが

                    あまり難しいことを考えず、新人船員の洋上日誌を皆様にご紹介し

                    笑顔で締めたいと思います。

                     

                    かなり過酷な遠洋まぐろ漁船なのですが

                    ここで紹介する新人船員Aくんは、それを面白く伝える天才であります。

                    過酷な洋上生活を知り、遠洋漁業を身近に感じるには最高の日誌だと思い

                    ここでご紹介いたします。

                     

                     

                    それでは、出港9週目からはじまります。

                     

                    【第9週目】

                    ・時化ちゃん連休。部屋を軽く掃除して惰眠をむさぼる。

                    ・投縄の作業は正直、楽しくない。全自動化してほしい。

                    ・あと数百キロ分を残して今日の操業終了。キリ良く終わらず残念。

                    ・漁獲枠達成。暖かく穏やかな海へと漁場を変える。

                    ・メインの仕事が終わり、迅速に帰ったことを船長から注意いただく。

                    ・丸刈りのシーズン到来。自分もそろそろ。

                    ・シャワーを浴びようとしたら船長に注意いただく。ワッチ中だった。

                     

                    【第10週目】

                    ・船頭の口からふいに出たイミテーションという横文字が頭に残る。

                    ・皆が食べないおやつの餅を一人で全部食べたので丸一日お腹が空かない。

                    ・揚げ縄開始。漁具が変わるので新鮮な一日だった。

                    ・投縄中、浮き球を雑に扱っているのを船頭に見られた。

                    ・疲れると周りへの注意が散漫になる。アホみたいなミスを連発する。

                    ・何度も何度も間違えて、失敗して、それでも少しずつ進んでいると思う。

                     

                    【第11週目】

                    ・今日はいろいろと達成感のある一日だった。

                    ・この仕事は本当に危険だらけ。危ない目にあって痛感する。

                    ・インドネシア船員の言葉が聞き取りずらい。ラインホーラーが爆音でうるさい。

                    ・夕食のカレーを食べすぎて、その後の仕事に影響が出た。

                    ・メンタルが弱い。目にゴミが入っただけで半日はブルーな気持ちになる。

                    ・重役出勤はいい加減やめなさいと船長から注意いただく。

                    ・アマゾンプライムの解約を忘れていた。どうにもならず悔しい。

                     

                    【第12週目】

                    ・先輩から楽するための悪い見本をマネしないようにと注意いただく。

                    ・投縄が控えているのに漫画のせいでオールしてしまった。

                    ・久しぶりに寝坊した。朝食を抜いたので先輩の飴で飢えをしのぐ。

                    ・最近スランプ状態が続いている。上達の実感が何もなくもどかしい。

                    ・投縄が終わって気づいたらまた投縄の日。毎日があっという間に過ぎてゆく。

                    ・最近、魚が少ない。カラのブランが長く続くとむなしく思う。

                     

                    【第13週目】

                    ・魚の引っ張り方がロボットみたいでダサいと言われる。皆みたいにかっこ良くできず悔しい。

                    ・先輩からブランリールは魚を巻く道具じゃないと注意された。

                    ・船尾でストレッチしているところを船頭に目撃された。さぼっていると思われていないか不安。

                    ・デッキのブラン用水槽にコバンザメを飼育し始めた。ピョコピョコ泳いでかわいい。

                    ・コバンザメが脱走していなくなる。名前もつけたのに残念。

                    ・ブランをプロペラに巻かれる。持っていたスナップが一瞬で海に消えた。手に巻かれていたらと考えるとゾッとする。

                    ・エサを釣りから外すときに飛び出たエサの体液が口に入って一日ブルーな気分。

                     

                    【第14週目】

                    ・掛かったブランを引いて魚の状態がまだ分からない。ただ重いだけに感じる。

                    ・投縄のエサ掛けが忙しい。難しい。釣針が指に刺さっていたい。

                    ・掛かったブランのナイロンが滑る。握力が足らず思うように引けない手の痺れがまたぶり返す。

                    ・寝坊した。目覚ましをかけ忘れていた。

                    ・部屋の冷蔵庫が壊れて久しい。もう慣れた。

                    ・男前の甲板長がタンカーで来日。愛車はハーレーとのこと。

                     

                    【第15週目】

                    ・凍結作業が終わり、分厚い扉を開けて外に出た時の気分はアルマゲドン。

                    ・揚げ縄中にギックリ首になった。ロボットみたいな動きで一日を過ごす。

                    ・首の不快な痛みがまだ残る。つらいなぁ。

                    ・仲たがいしたインドネシア船員と仲直り。仕事もできないのに生意気言った自分が悪かった。

                    ・魚の強い引きにビビッてブランを離してしまった。後ろで引いている人に申し訳なく思う。

                    ・揚げ縄が終わって先に帰ってしまったことを甲板長に注意された。

                    ・船長から指示を聞かないなら海事法違反で訴えると言われた。冗談にしては目がマジだった。

                     

                    【第16週目】

                    ・お前の掛けたエサには魚が一匹も掛かっていないと漁労長に言われてかなりショック。かりんとう食べて元気を出す。

                    ・掛かった釣針が抜けて、自分の胸に一直線に飛んできた。目に当たれば失明する勢いだった。

                    ・朝、船長のトイレが長いのでドアノブガチャガチャ攻撃をお見舞いする。

                    ・先輩からスナップを取るときに奇声をあげるなと注意いただく。

                    ・休みがないなぁ

                    ・タンカーから油を補給する。途中、給油量で向こうと揉める。

                    ・船頭曰く、疲れたから休みが欲しいと言ったやつはお前が初めてだとのこと。皆タフだなぁ。

                     

                    【第17週目】

                    ・風呂場で騒いだことを先生と呼び慕うインドネシア船員から注意される。

                    ・シャチの影響による漁場の移動で今日は休み。一日中ゴロゴロできる幸せ。

                    ・魚がバンバンかかる。休み明け早々幸先のいいスタート。

                    ・コック長のバイタリティーには見習うものがある。

                    ・ボーン、ボーンと不気味な地響きにあたりを見渡すと、巨大メカジキが身をよじって飛び跳ねていた。

                    ・凍結作業中、ふととなりを見たら船頭がおられてビックリ!完全にオーラを消されていた。

                     

                    【第18週目】

                    ・カッコつけたスナップの外し方に失敗してブランごと海に投げてしまった。

                    ・見た目だけで仕事の中身がなっていないと先輩に言われる。もっと頑張らないと。

                    ・コック長の料理がとてもおいしい。飯が進んでしかたがない。

                    ・よく確認せず勢いよく手繰り寄せてしまい、インドネシア船員に怪我をさせるところだった。

                    ・甲板長の口癖の「フォ〜!」が皆に伝染する。自分も知らずうちにフォ〜フォ〜言ってる。

                    ・最近、くしゃみがよく出る。花粉症かなぁ

                    ・足が滑って船長のケツにミドルキックが決まってしまった。ゲンコツ一発で許してもらえた。

                     

                    【第19週目】

                    ・コンベアの上に正座して流れていく甲板長を見て、この人から学ぶべきことは沢山あるなと思った。

                    ・はじめて魚を引っ張ることが楽しいと思った。細いナイロンを通した命のやり取りに心が震える。

                    ・揚げ縄終わりに先輩から明日は休みだと告げられる。軽快なステップでエサを凍結に戻す。

                    ・魚をカギで引き揚げる時に、デスボイスを出したら周りからキモがられた。

                    ・船尾で休憩している現場を先輩に押さえられた。

                    ・口内炎がなかなか治らない。

                     

                    【第20週目】

                    ・船長に「ケチだなぁ〜」と言うとたいていの場合、食べ物をくれる。

                    ・移動のため揚げ縄の時間が遅くなる。いっぱいねるねる。

                    ・また投縄の日だなぁ。ねるねるないだなぁ。

                    ・自分の暴言がきっかけでインドネシア船員とケンカになりかけた。すぐに仲直りする。

                    ・頑張っているのになかなか上達しないのでイライラする。

                     

                    【第21週目】

                    ・今日は休み。夜のワッチにて、変わらない海原を眺めながら故郷を思う。

                    ・投縄終わって1番にシャワー入り。船頭から早すぎるとご指摘いただく。

                    ・魚がもりもり掛かる。バチももりもり。活気ある一日だった。

                    ・頭だけのバチがたくさん揚がる。話によると奴ら(シャチ)は身体だけ器用に舐め取って喰うらしい。

                    ・カッコつけたスナップ外しに失敗してラインホーラーが止まる。緊急停止ボタンに触れたのが原因だった。

                    ・今日は引っ張ってた魚を2本逃す。もっと丁寧にやらないと。

                     

                    【第22週目】

                    ・喰われたバチだらけ。中にはまだ息がある魚も。途中、数頭のシャチが2、30メートル先からこちらを見ていた。

                    ・そろそろ自力で起きないと。優しい先輩にいつまでも甘えていられない。

                    ・揚げ縄中、一頭のイルカが幹縄の周りをグルグル泳いで遊んでいた。

                    ・お菓子、ラーメンが減らない。マカンだけで腹いっぱい。

                    ・スナップ外しで縄をよく外すので、派手な技は明日まで禁止された。

                    ・甲板長と100キロのバチを持ち上げられるか勝負して負けた。みんなヒョイヒョイ上げるので悔しい。

                    ・一番広い凍結室が埋まった。帰還は近い。

                     

                    【第23週目】

                    ・死んでる魚に電気ショッカーをかけて笑われた。重いので生きてると思った。

                    ・今日は海が時化てる。疲労感がいつもよりいっぱい。

                    ・ショッカーに驚いたバチが急に走って、ブランを持った手ごと海に引き込まれそうになった。

                    ・船の上でタイタニック歌うのはやめて欲しい。

                    ・初めて魚をさばく。先輩からさばいているのか引きちぎっているのか分からないなと言われる。

                     

                    【第24週目】

                    ・コバンザメの鮫次郎2号が来た。今回の鮫次郎は大人しく人懐っこい。

                    ・恐ろしいほどジャンボな魚が浮き縄に引っかかっていた。総出で引いて浮き縄を回収。疲れも吹き飛ぶようなスケールに身震いした。

                    ・鮫次郎2号が脱走する。早すぎる別れだった。

                    ・ペンキ塗りを初めてやる。液だれや塗り残しがいっぱい。シンナー臭で食欲がわかない。

                    ・カッコつけたショッカーの扱い方を先輩に注意された。

                    ・ブランリールを使用中、絡まった釣針が親指にガッツリ刺さる。

                     

                    以上

                     

                     

                    彼から提出された日誌となります。

                    なかなかブログで紹介しがたいのもあり、紹介できないものほど面白かったりするのですが

                    過酷な洋上生活を新しい視点で書き記したこの日誌はとても面白いいですよねw

                     

                    今年は宮城県北部船主協会の移転が大きな出来事でしたが

                    1年分のスケジュールをみると、本当に盛沢山な一年だったなぁ〜と感じます。

                    次の2月でこのブログ「漁船員になろう!」も丸8年になります。

                    東日本大震災から9年。

                     

                    10年近く全力疾走で駆け抜けた感じです。

                    漁船に乗りたいと希望する若者のタイプもだいぶ変わってきました。

                    時代が変わったという事でしょうか。

                     

                    来年も、春までには新事業を発進させます。

                    新聞記者等からは、もう新事業の取材予約も入ってるんです。

                    「吉田さんの事だから、また人が考えないような斬新な事業を興すんだろう」という期待だと思ってるので

                    頭をひねり倒して新人育成のためになることを考えていきたいと思います。

                     

                    今年も1年、ブログ「漁船員になろう!」を読んでいただき

                    誠にありがとうございました。

                    来年も、新しいタイプの若者に向けた情報を、私の魂のこもった言葉に乗せてブログで発信していきたいと思います。

                     

                    令和2年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

                     

                     

                     

                     

                    自分のアイデアを少なくとも一回は笑われる様でなければ、独創的な発想とは言えない

                    ビル・ゲイツ

                     

                     

                    私も何回笑われたでしょう、、、ちょっと勇気がでました。

                     

                     

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                    遠洋マグロ延縄漁船
                    近海マグロ延縄漁船
                    乗組員を大募集(未経験者可)しております!
                    厳しい仕事であるけれど、大海原に漁に出て稼いでみたい!
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                    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                    住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号 気仙沼市水産振興センター
                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
                    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                    担 当:吉田鶴男

                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 15:39 | comments(0) | - | - |
                    Rookie Fisherman Diary (From Kyoto-119)
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                      ブログテーマ:洋上日誌,遠洋漁業,乗組員募集,求人

                       

                       

                      約1か月ふりの洋上日誌のコーナー「Rookie Fisherman Diary」です!

                       

                      今回は今年の7月に気仙沼港を旅立った京都府出身の青年の様子をお伝えします。

                      過酷なマグロ漁船の状況をかなり詳細に記してありますので

                      皆さんも自分が乗船したことをイメージしながら読んでみてください〜

                       

                       

                      それではスタートです!

                       

                      [第1週目](令和元年7月)

                      船酔いのつらみが深い。何もしたくない。呼吸もめんどう。

                      2日目は甲板にて簡単な漁具づくり、作業の合間に吐く、吐く、吐く

                      この日誌を書くのもしんどい。

                      ゲロとの戦い。こんな辛い経験は過去にはない。ゲロ戦記。

                       

                      [第2週目]

                      (船酔いが)いつまで続くのか。先が分からない不安。弱気になる。

                      部屋の照明スイッチを発見。消灯できることを初めて知る。

                      飯が食えない、コック長に申し訳ない。

                      乗組員の方々が皆さん優しい。気遣いが温かく、それだけで頑張れる。

                      凪が続き、船酔いが息を潜める。

                      部屋の大掃除がやっと終わる。

                      機関長から南十字星を教わる。満点の星空に気づき、しばし眺める。

                       

                      [第3週目]

                      時化とともに船酔いが目を覚ます。

                      アンパンマンのマーチを聴いてひとり涙する。

                      インドネシア・バリ島に入港!

                      夕食の後はタフガイの先輩に遊びを教わる。

                      その翌日にバリ島出港。あっという間のインドネシア。

                      インドネシア人との初仕事。(インドネシア人に対する)自分の偏見がただただ恥ずかしい。

                      (インドネシア船員と)話したいのに言葉が分からない。笑顔でごまかし口をつぐむ。

                      何気なく使っていた船内のマグカップが、実は船頭のものだった!!

                       

                      [第4週目]

                      船頭から過去の漁労日誌を見せてもらう。ボコボコの紙面に触れて思いをはかる。

                      今日は一日も吐いていない。飲食もバリ島以来の久しぶり!

                      南下にともない2日単位で季節は変わる。トビウオを見なくなる。

                      LINEの通知が気になる。

                      (電波が通じないので)何度開いても着信の確認ができない。

                      お菓子とビール、おにぎりとたばこを供えて皆で大量を祈る。

                      16時に揚げ縄開始。翌日6時30分終了。

                      翌日も16時30分揚げ縄開始。揺れで足元がふらつく。生まれたての小鹿のよう。

                       

                      [第5週目](令和元年8月)

                      初投縄。ブザーで飛び起き秒速で準備

                      ラインホーラーがマグロの力で高速逆回転。怖くて何もできない。

                      初凍結作業。マイナス60度の中で重い魚体を引きずり回し汗をかく。

                      塩水で体にブツブツができた。寝付いたころに投縄のブザー。う〜

                      起床して腫れた左手を見るとブランを握る形に固まっている。

                      凍結作業中、レールを滑ってきた巨体を間一髪でかわす!

                      長時間労働に慣れてくる。連日立ちっぱなしで足先の感覚がなくなる。

                       

                      [第6週目]

                      仕事中のあくびは見えないようにしなさいと船長から注意をいただく。

                      顔にかかる海水に腹が立つので、そのたびに「美味しい!!」と心で叫ぶ。

                      手が腫れて、痺れて、日に日に握力がなくなっていく。

                      時化の神様に全力でお祈りしたのが叶って今日は休み。15時間寝る。

                      インドネシア人船員とビデオ鑑賞会。夕方から揚げ縄開始。

                      初心者の立場に甘えていたのを先輩に見抜かれた。気を引き締めないと。

                       

                      [第7週目]

                      インドネシア人船員の発音が分かりにくい。「傷!傷!」が「KISS!KISS!」に聞こえる。

                      時化で休み。正直うれしい。でも漁師としては失格だと思う。

                      最近、ふ抜けていると感じる。仕事中も楽したいとばかり考える。

                      仕事に来るときは遅く、帰るのは早いと船長から注意をいただいた。

                      コック長に甘えて毎日起こしてもらっている自分が恥ずかしい。

                      インソールを入れたら驚くほど楽になった!今までの苦痛はなんだったのか。

                      マグロをカギで引き揚げるとき、下手くそな自分は形だけマネして達成感いっぱいの顔してる。

                       

                      [第8週目]

                      魚倉が埋まるにつれ、ツイスターゲームみたいな姿勢での作業を強いられる。

                      仕事を覚えるのが遅いと言われる。大器晩成型なのであと少し猶予が欲しい。

                      明日は時化で休みという情報を聞いて夜更かししたが、それはガセだった。

                      寝不足で体がフラフラ。

                      早上がりで風呂に浸かった瞬間、デッキへ呼び声かかる。髪も乾かぬ内に仕事再開。

                       

                       

                       

                      いかがでしょうか。

                      かなり詳細に書いてますね。

                      船酔いもかなり辛かったようですし、毎日の揚げ縄作業で早くも手が悲鳴をあげ

                      作業の形に手が固まり、揺れで足がふらつき生まれたての小鹿のよう

                      乗船初期には必ずこうなるようです。

                       

                      頑張らなきゃと思う時と、できるだけ楽をしたいと思うときがあったりと

                      今の時期は気持ちの落差も凄くきつい時期。

                       

                      体力的なものは操業を続けていると慣れてくるけど

                      やはり気持ちを維持し続けることがとても大変。

                      今見える景色は自分の気持ち一つで決まります。

                      前向きな気持ちでいれば、可能性に満ちた清々しい景色であり

                      後ろ向きな気持ちでいれば、後悔に満ちた暗黒の景色に映る。

                      全く同じ景色でさえ、真逆に見えるものである。

                       

                      常に前を向いて、しっかりと歩み、景色を堪能してほしいです。

                       

                      覚悟を決めて挑んだ漁師の道。

                       

                      あきらめずにがんばれ!!

                       

                       

                      やり遂げろ!
                      この世界で継続ほど価値のあるものはない。
                      才能があっても失敗している人はたくさんいる。
                      天才も違う。
                      恵まれなかった天才はことわざになるほどこの世界にいる。
                      教育も違う。
                      世界には教育を受けた落伍者があふれている。
                      信念と継続だけが全能である。

                      カルヴィン・クーリッジ
                      (第30代米国大統領、1872〜1933)

                       

                       

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                      遠洋マグロ延縄漁船
                      近海マグロ延縄漁船
                      乗組員を大募集(未経験者可)しております!
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                      電 話:0226−22−0793(月〜金)
                      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                      担 当:吉田鶴男

                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 18:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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