漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
Rookie Fisherman Diary (From Ishikawa-87)
0

    石川県からやって来た17歳の少年洋上日誌が何枚か届いているので

    皆さんにも紹介したいと思います。

     

    彼が気仙沼港を旅立ったのが平成29年1月中旬。

    もう5か月が経過しました。

     

    彼はマグロ漁船に乗りたくて、高校1年生の夏休みに私のところにやってきました。

    「水産高校に行きたかったけど、地元には水産高校が無くてやむを得ず今の学校に行った」

    「自分が行くべき学校ではなかった。学校を辞めて船に乗りたい」

    言葉少なげに言いました。

     

    その時、私の下した結論は「NO」でした。

    挨拶も出来て無かったですし、自分の思いをほとんど伝えられない様子に

    社会に出るのはまだ早いと判断しました。

     

    「マグロ漁船は、今のあなたが来るべきところではない」

    と伝えました。

     

    諦めきれない彼は、私が就業支援フェアに参加することを知ると

    長距離バスに乗り、追いかけて来てくれました。

    大阪会場と福岡会場。

     

    さすがに1年以上に渡り「マグロ漁船に乗りたい」と訴えられ

    石川県から福岡会場まで17歳の少年が長距離バスを乗り継いで片道16時間もかけてこられた日には

    「もう分かった!船に乗ろう」と言うしかありません(笑)

     

    実際、福岡会場での面談時間は5分もあったでしょうか?

    「えっ?福岡まで来たの?長距離バス乗り継いで??」

    「もう分かったよ。俺の負けだよ。話すことはもうないよ」

    「後で連絡する」

    これで終わりです。

     

    でも、その時の彼の笑顔は忘れられませんね。

     

    そして出港の時

     

     

    彼はどのような船乗り人生を歩んでいるのでしょうか。

    どうぞ、ご覧ください。

     

    第1週目(平成29年1月)

    出港してからすぐに船酔いになった。

     

    第2週目

    インドネシア船員からロープの結び方や取り方を教えてもらった。

    早く覚えられるようにしたい。

     

    第3週目

    ワッチ(当直)の時の機関部日誌の書き方や

    油のさす(注油)場所を習った。

     

    第4週目(平成29年2月)

    作り方は少しずつ覚えてきた。

    だけど、自分が10個作る間に周りは13個くらい作っているので

    スピードを上げられるように練習する。

     

    第5週目

    1回目の揚げ縄は何をしていいのか分からず

    ほとんど何もできなかった。

    翌日の2回目の操業からはもつれたブランを直したり、釣り付けをしたりした。

     

    第6週目

    スナップを幹縄から外すのが難しいです。

    両手で外す方法は10回やれば8回は成功するけれど

    片手では1回も成功しないです。

     

    第7週目

    投縄のブラン出しから投げまで

    全ての作業を取りあえずできるようになった。

    でも、餌かけでミスをしたり、スナップかけが遅れたりすることもあるので

    うまく出来るようにしたい。

     

    第8週目(平成29年3月)

    スナップ外しが少しずつできるようになってきた。

     

    第9週目

    カッパのズボン、肩ベルトで肩こりがあったので

    腰まで縛るようにしたら楽になった。

     

    第10週目

    インドネシアのサッポロ一番(即席ラーメン)を食べたら

    日本で売っているものより辛い味だった。

    でも、インドネシア人には辛さが足りないみたいで

    さらにスパイスを入れて食べていた。

    食文化の違いを実感した。

     

    第11週目

    仕事のとき、できることと、できないことがあるから

    できることを増やせるように周りを見て覚えたり

    練習したりしてがんばりたい。

     

    第12週目

    クラゲが顔に飛んできて目に入った。

    1時間くらい痛かった。

     

    第13週目(平成29年4月)

    天気が良くて暑い

     

    第14週目

    体重が60圓砲覆辰

    船に乗る前は55圓らい

     

    第15週目

    インドネシアのジュースがおいしかった

     

    第16週目

    魚の転載が行われた

    作業中に船が揺れて、魚が崩れてきて少し焦ったけど

    怪我をすることなくて良かった。

     

    第17週目(平成29年5月)

    船では陸では食べたことがないものが料理にでます。

    どれも美味しいです。

    あと、インドネシアの辛い味も食べられるようになった。

     

    第18週目

    小さい魚や病気の魚で解剖の方法を勉強中です。

    頭の横のところを切るのが硬くて難しいです。

     

    第19週目

    汗疹が治った

     

     

    以上となります。

     

    彼はとても素直で腰も軽いので、船内での評判も良好との情報があります。

    好きな仕事をしている人は見ていて楽しいもの。

    先輩方からすれば、そんなに楽しいなら

    こんな仕事もしてみようか?

    あんな仕事もしてみようか?

    と言ってみたくなるもの。

     

    インドネシア料理の辛さにも慣れ、うまく交流ももってるみたいですね。

    クラゲの洗礼も受けたんですね(笑)

    クラゲに刺されると、のた打ち回るほどの痛みに襲われます。

    痛みったら、半端じゃありません!!

     

    ただ、これも慣れるみたいです。

    体に免疫ができるのか、痛みを感じなくなるようです。

    これも試練の1つ。

     

    ひとつ、またひとつと出来る仕事を増やしてほしいですね。

     

    地元の友達は、普通に高校に行って楽しく過ごしてることでしょう。

    勉強したり、部活動したり、皆で買い物したり遊んだり

    今しかない高校生活を楽しんで

    その後に船に乗ればよいと思うところもあるのですが

    彼にはそれが苦しかったんでしょうね。

    学校が嫌なわけではない、大切な友達もいる

    でも、「海にでたい!」というワクワクが全てに勝ったんでしょう。

     

    閉鎖されたマグロ船という船内、過酷な海、一度漁に出たら航海が終わるまで10か月間は帰って来ない。

    ここに彼は青春を見出したんですね。

     

    楽しい時ばかりではないはずです、辛い時も多いと思います。

    でも、これは自分が選んだ道。

    自らの手で成功を掴んでほしいと思います。

     

     

     

    私は、失敗するかもしれないけれども、

    やってみようというような事は決してしません。

    絶対に成功するのだということを、

    確信してやるのです。

    何が何でもやるのだ、

    という意気込みでやるのです。

    - 松下幸之助 -

    (パナソニック創業者 / 1894〜1989)

     

     

     

    -------------------------------------

     

    【漁師になりたい人募集】

     

    漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

    どうしていいかなんて悩んでも仕方がありませんよ。

    分からなければ聞けばいいんです。

    漁業就業支援フェア

    全国の漁業者が、あなたの「?」に答える場所なんです。

    まずは行動。

    動けば必ず変わります。

     

     

     

    漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!

    まるごとイベント


     

    福岡会場

    日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
    会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
    アクセス:
    ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
    ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

     

    他の会場はこちらを参照してください。

    http://www.ryoushi.jp/fair/

     

     

     

     

    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
    電 話:0226−22−0793(月〜金)
    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
    担 当:吉田鶴男



    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
    Rookie Fisherman Diary (From Kanagawa-31)その6
    0

      この彼の洋上日誌のコーナーが早くも6回目

       

       

       

      情熱的な彼の日常を

      皆さんと見ていきましょう〜!

       

      第83週目(平成27年3月)

      まさかの出来事だった。

      自分の誕生日にベノア港に着岸しました。

      ただ偶然かと思いましたが、とにかく誕生日を陸でむかえることができて嬉しかったです。

      ベノア港ではエンジン、冷凍機の修理を行い、専門の業者の方が来ました。

      補助(道具を渡す)程度しかできませんでしたが、いずれはこういった修理でも中心で作業しなければならない。

      エンジニアは覚える事が沢山あるけれど、それもやりがいの1つです。

       

      第85週目

      この航海で2回目のマントル(オーストラリア、西オーストラリア州フリーマントル)沖。

      昨年は不甲斐ない結果に終わっているので今回は足を引っ張ることのないようにしたい。

      自分のできることを、一つ一つを積み重ねて、一人前として働けるようになり

      今航海中は無理でも次航海からハンドルを使える位までにはなっていたい。

      まずは目の前の仕事を、基本的な事をしっかりこなそうと思います。

       

      第86週目

      揚がった魚が暴れると体温が上がって身焼けする。

      先航海、甲板長にそう言われてすぐ通しで殺そうとするが、逃げる魚はなかなか一発で通すことができない。

      いくら超低温で凍らせて鮮度を保っても、元がダメなら仕方がない。

      特にトンボは生きて揚がってくることが多い、サイカツまで俊敏に無駄の無いように行動しよう。

       

      第87週目(平成27年4月)

      4日間サイクル(揚げ縄前の仕事)が崩れてしまっている。

      何もない日が2日間、凍結、投縄のサイクルだが、この何もない日2日間連続で起きることができなかった。

      精神面で少し甘いなと感じています。

      1日24時間の2時間弱ですが学ぶべきことがある。

      他人のできることなら自分にもできる、逆に言えば自分だけやらないわけにはいかない。

       

      第88週目

      魚がかかっているのに縄のかかりだと思い込み、引張らないでいた。

      警報音で引っ張り始めた時には、艫(船尾)まで伸びてしまって引っ張るのが大変でした。

      マグロだったら完全に持って行かれたと思います。

      「わかるまで引っ張る」これが鉄則だ。

      引張る癖をつけよう。

      投縄でのブラン投げは自分のスタイルで取り組んでいきます。

      時間はかかりましたが、色んな人の投げ方を見て一番もつれが出来ない投げ方も見つけました。

       

      第89週目

      一番目のブラン投げ、揚げ縄では早番があった後に上がってくるブラン用心して投げました。

      魚は少しでしたが、ブラン一つ一つのモツレがありませんでした。

      冷凍長に「モツレない最高!」と言われすごく嬉しかったです。

      しかし、これで喜んではいけない。

      ずっと続けなくては意味がない。

      ブラン一本、一本余裕を持って投げたい。

       

      第90週目

      ガストロのサイカツは、今まで誰か横についてさばいていましたが、初めて一人でやってみました。

      自分は出刃に思いっきりの良さが無く

      浅く出刃が入り修正、手直ししてもらうことが多かったが

      ガストロは鱗を剥がすのに魚体を傷つけないように慎重になり過ぎて、薄く剥がれたところを深追いし過ぎて傷つけてしまう。

      冷凍助手に「もう少しパワー入れて」と言われ、思い切って出刃を動かすと、案外キレイに剥がせました。

       

      第91週目(平成27年5月)

      マスター(漁労長)に一番最初に言われたこと

      「分からなかったら引張れ」

      先月の日誌にも自身で「分からなかった引張ることは鉄則」とまで書いた。

      分からないのに引っ張らない自分がいて、何やってるんだろうと呆れる。

      もうすでに400回以上の操業をしているのにできない。

      「今まで何をやって来たんだ」と言われても仕方がない。

      150回で一人前になったマスターと、2倍以上の400回で半人前にも程遠い自分。

      こんな事やってるやつが「漁労長になりたい」なんて言っていいのだろうか。

      一年前、気仙沼で「一人前としてみる」と言われましたが、論外だ。

      毎日同じことで怒られ、同じことで反省している。

      進歩がない。

       

      第92週目

      3月にバリから乗ってきたインドネシア船員に「あなたのブランがキレイ。どうやったらキレイになる?」と聞かれ

      最初は“?”だった。

      なぜ自分に聞く?

      冷凍長やボースンの方がずっと早いしキレイだと思うし、自分の方が後輩で教えられるほどの知識も技術もない。

      それでも毎日やって来たことが体に染みついてきたということか。

      見られていたことに驚く。

      一つ一つの仕事を丁寧にキレイな仕事をできるようになりたいです。

       

       

      今日はこれまで。

      すごく頑張ってますね。

      同じことで怒られている自分が「漁労長になりたい!」なんて言っていいのだろうか。

      という部分は心に来ちゃいますね。

       

      自分で追い込んでいくからこそ、少しの喜びが嬉しくなる。

      自分の成長を強く感じることができる。

       

      でもマスターとの差に落胆する。

      マスターはいわば師範。

      今の自分が追いつけるはずがないとは分かっている。

      でも、マスターの新人時代よりもできていない。

      その時点で大きく後れを取っている。

       

      彼はマスターに未来の自分を重ねているのかもしれないね。

      だからミスすると、未来が遠ざかると思い落胆するし

      褒められると、近づいたと喜べる。

       

      憧れるのは分かるけど

      同じ人間にはなれないんだな。絶対に。

      同じ人間になろうとすると、100%挫折する。

      これは間違いない。

       

      そもそもの人格が違うのだから

      同じ所にはいかないのです。

       

      そんな時は“マスターのようになる”という「ものさし(基準)」を変えてみよう。

      マスターは何のために過酷なマグロ漁船に乗り続けているのか

      この“目的”を受け継いではどうでしょうか。

      もしくは、自らの“目的”を生み出し

      そのために今何をすべきか、マスターの行動から学ぶ。

       

      遅くたっていいじゃないか

      出来が悪くたっていいじゃないか

      心配するな、半歩ずつであっても階段を登ってるんだ

      安心しろ、いつかは頂上だ。

       

      まずは、比べるところから止めてみよう。

       

      あなたに与えられた役割を1つずつこなしていくことで

      結構高いところまで登ってるものだよ。

       

      そしたら、いつか

      マスターでさえたどり着けなかったところに

      あなたがいるかもしれない。

       

      マスターの上に行くなんて絶対無理?

      そんなことは言わない、言わない

      人生捨てたもんじゃないですよ。

       

       

      自分のことを

      世界の誰とも比べてはいけない。

      それは自分自身を侮辱する行為だ。

      ビル・ゲイツ

       

      --------------------------------------

       

      【漁師を目指す人達へ】

       

      漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

      どうしていいかなんて悩んでも仕方がありませんよ。

      分からなければ聞けばいいんです。

      漁業就業支援フェア

      全国の漁業者が、あなたの「?」に答える場なんです。

      難しく考えたって仕方がありませんよ。

      まずは行動。

      動けば変わります。

       

       

       

      漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!

      まるごとイベント


       

      福岡会場

      日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
      会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
      アクセス:
      ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
      ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

       

      他の会場はこちらを参照してください。

      http://www.ryoushi.jp/fair/

       

       

      【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
      乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
      住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
      電 話:0226−22−0793(月〜金)
      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
      担 当:吉田鶴男



      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 09:08 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      Rookie Fisherman Diary (From Kanagawa-31)その5
      0

        ゴールデンウィーク明け最初の更新となります。

        皆さんはどのような連休を過ごされたでしょうか?

         

        私と言えば、今回は珍しくゆっくり休めたので

        地元にあるサファリパークへ子供たちを連れて行ってきました。

        混雑もせず、スムーズに楽しむことができましたね!

         

         

         

        漁師希望の方は、この連休を活用して様々な情報収集を行ったのではないでしょうか。

        漁師の世界を調べていくうちに、よりワクワクしてきたのか

        想像していた世界とは違うのか

        どんな感想を持ったでしょうか。

        私達からするととても気になります。

         

        気仙沼地区でも多くの若手船員を洋上に送り出してきましたが

        漁師になりたいと願う若者が、調べれば調べるほどワクワクできるような

        そんな環境を創りだせるように日々がんばらなければなりません。

         

        若手船員の中には

        いわゆる“片親”で経済的に恵まれず

         

        独りでがんばる家族に楽をさせてあげたい

        独りで育ててくれた家族のために、自分の成長した姿を見せてあげたい

        そして喜んでほしいと

        一所懸命がんばっている若手も多いのです。

         

        彼らは、何のために頑張るのか

        その“何のために”をきちんと持っている。

        自分が向かうべき人生の航路をしっかりと見定めている。

        だから、努力のベクトルがぶれることはなく

        日々確実に成長していけるのです。

        人生の時化の時には、じっと耐えたり

        連続操業で疲れた時にはしっかりと休んだり

        そして、外国の港に寄港した時には

        何もかも忘れバカンスを楽しんだり

        長時間に渡る辛く苦しい操業を、どうせだったら楽しんでやれと

        満点の笑顔のもとスポーツ感覚で操業に取り組んでいる。

        遠洋航海は人生そのものかもしれません。

         

        こんな彼らにもっとワクワク出来るような環境を

        これから乗ろうとしている人にもワクワクを

        そんな環境を少しずつ作っていこう。

         

         

         

        これから紹介する洋上日誌の彼は

        この画像の彼ではありませんからね(笑)

        あくまで参考の画像です。

         

         

        第73週目(平成27年1月)

        1月1日、洋上で2回目の年越しを迎えました。

        今年は自分自身では勝負の年であると思います。

        帰るころには乗船して2年が経っている。

        ひとつひとつ目の前にある仕事をしっかりこなして一人前になれるよう頑張りたいです。

        揚げ縄が終わって少し待ち、日の出を見ました。今年はとてもきれいに見え大漁と怪我なく健康に過ごせるように祈念しました。

         

        第74週目

        今月下旬に社船の8号船が気仙沼を出港するという事を聞いて、急いで宅送品を自宅へお願いしました。

        来月の中ごろにはジャワ沖に到着する。

        少し楽しみが出てきて、仕事に打ち込んでいます。
        魚をサイカツしていて、だんだんと自分のスタンスが出来てきました。

        それでもまだぎごちない所がたくさんありますが以前よりは早くさばけるようになってきてすごく楽しいです。

         

        第75週目

        インドネシア船員と自分を比較した時、うらやましいと思うのは目がとにかく良いこと。

        縄がちぎれた時。照明灯の先が無くてもある程度の近距離なら見つけてしまう。

        一方、自分の良いところは体ができ科こと。努力しても得られない恵まれた体格、もっと活用しなければもったいないとよく言われます。

        すごく心に響きました。

        こんな自分にも良いところがあるんだなと思い、今まで以上に自分の力を発揮できるよう仕事に打ち込もう。

         

        第76週目

        1月21日、揚げ縄で残り一枚のところでラインホーラーから油が噴き出した。

        突然の出来事で何が起きたのか分からなかった。

        機関長がすぐに修理してくれたおかげで大事にならずに済みました。

        大型の漁労機械は取扱ひとつで故障の原因に繋がる。

        また、これらの機械がなければ仕事にならない。

        今一度道具を大切に、特に機械の取り扱いを気をつけようと思います。

         

        第77週目

        自分の悪いところが出てしまった。

        後先に何が起きるのか全く考えずに目先のことだけで行動してしまう。

        よく考えていれば誰もそんなことはしないはずの事をしてしまった。

        考える力というものが自分には欠けている。

        仕事にしても二度手間になるような事をしたり、思えば思うほど、そういった出来事が多々あるように思います。

        もう少し、頭を使って行動しないといけないと思います。

         

        第78週目

        会合で餌積みをしました。

        最初は表の餌おろし、後半はカメの中で作業しました。

        最初の餌おろしでジャワ沖の炎天下の中で作業したため

        全身汗だくになり、上着は絞れば汗が流れてくるほどでした。

        マスターと一緒に仕事をしましたが、他のどの船員よりも餌を渡すのが早く、手カギの使い方も凄く

        どうしてこんなに早く出来るのかなと思いました。

        普段の仕事もそうですがまだまだ勉強しなければならないことがたくさんあると思います。

         

        第79週目(平成27年2月)

        だんだんとサイカツした魚の見栄えが良くなってきました。

        それでもまだまだスピードが遅い。

        もっと早く出来るように一本でも多くサイカツしようと思います。

        マスターに「舷門はお金があがってくるところ、腰かけるなんてもっての外だ」と言われ

        今までとは見方が変わりました。

        魚を引張るにしてもカギを掛けるにしても、もっと気を引き締めてやらないといけないと思いました。

         

        第80週目

        2月18日、8号船と会合しました。

        自宅から宅送品、そしてなんと8号船の機関長からパンやお菓子、雑誌

        そして更にはバースデーケーキまでいただきました。

        バリ島でもそうでしたが、自分のことを気に掛けてくれる。とても嬉しい。

        しかし、その反面、期待でもあると思います。

        期待してくれているすべての人の気持ちを裏切ることだけはしないよう行動しようと思います。

         

        第81週目

        自分の投げたブランのモツレはだいたいサルカンやつなぎ目のロック部分で

        投縄長や冷凍長の投げ方を見るとその部分を外側へかわしていた。

        今までは完全に中にあるまま投げていましたが、確かに考えてみれば

        中にあれば巻き込んでモツレになる。

        外側にあれば巻き込む心配もない。

        あと少しでジャワ操業も終わる。

        マントルではモツレを作らないようにしたいです。

         

        第82週目

        3月6日、一度ジャワ沖の操業を終了し、バリ島へ補給に向かう。

        今のところジャワ沖での得点は20点。

        まだまだ未完成な部分が多すぎる。

        例を挙げるとすれば、モリ突き、いろいろと投げ方を変えてはみるものの

        どれもさっぱり当たらず、本当に稀に当たるという感じです。

        そして、サイカツ

        見栄えの良いものができるようになってきましたが、速さが無い。

        精一杯出刃を動かしているつもりなのですが、なかなかスピードが上がらない。

        気持ちは上へ上へと行こうとしているのですが、どこか上手くいかない。

        150回を超えるジャワ操業がもったいないと後悔しています。

         

        今回はここまで。

        向上心が強い彼。

        いま読み返しても学ぶべきところは多い日誌のように思います。

         

        彼らの成長が私の何よりの報酬。

        そう思う。

         

         

        自分のやってることに

        惚れ込むことが

        運気を呼び込む。

        日本電産会長兼社長 永守重信

         

        -------------------------------------------------------------------------

         

        【漁師を目指す人達へ】

         

        漁師にないたいと思うだけでは何もはじまりませんよ。

        鏡を覗いて見てください。

        そこに映ってる人が変わらなければ

        何を望んでも手には入りません。

        絶対に。

        まずは行動。

         

        漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!まるごとイベント


         

        福岡会場

        日時:6月24日(土)12:30〜16:00頃(予定) ※開催時間は変更になる可能性がございます
        会場:福岡ビル 9階大ホール(福岡県福岡市中央区天神1-11-17)
        アクセス:
        ○福岡市営地下鉄 「天神駅」東3b番出口より徒歩約1分
        ○西鉄 「福岡(天神)駅」より徒歩約3分 他

         

        他の会場はこちらを参照してください。

        http://www.ryoushi.jp/fair/

         

         

         

        【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
        乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
        名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
        住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
        電 話:0226−22−0793(月〜金)
        メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
        担 当:吉田鶴男



        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:39 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        Rookie Fisherman Diary (From Kanagawa-31)その4
        0

          漁業就業支援フェアの話題を間に挟んでしまいましたが

          “その3”からの続きを掲載したいと思います。

           

          神奈川県出身の21歳(現在24歳)の青年の日誌です。

          我が21歳当時を思い起こすと。。。

          うまくいかなくなると全て人のせい、環境のせい、

          恥ずかしいほどに甘ったれ。

           

          彼は自分でも言っているけど

          こんなにも夢中になれる仕事を21歳でできているというのは

          本当に幸せな事だと思うよ。

           

          それでは、63週目からスタート。

           

          第63週目(平成26年10月)

          モリを使わせてもらいましたが、10回投げて3回しか当たらなかった。

          野球に例えますが、3割打てれば凄いですが

          マグロ船では10割打者、かつ正確な場所、頭に投げなければならない。

          確実に魚を獲るためのモリだ。

          完全でなくてはいけない。

          勉強することが山ほどあり、楽しく凄くやりがいを感じています。

          最初はなかなか出来ないですが、回数を重ねるごとに出来るようになり

          その時が一番うれしいです。

           

          第64週目。
          2日続けてとんでもない失敗をしてしまいました。

          1日目は投縄の時、スナップ付けで浮き輪を付け損ね。。
          浮き2つと浮縄1本を無くしてしまいました。

          浮き2つあれば、あと1枚分縄を入れることができる。

          16本の枝縄を入れられる。

          魚がそこにかかるかも知れない。

          2日目は“モリ”を落としてしまった。

          モリを投げて頭に当たりはしたのですが、モリを抜く前にスナップを外してしまった。順番が逆だった。

          「道具がなければ魚が獲れない」

          一番初めにマスターに言われたことを頭に刻み、今まで以上に道具を大切に使おう。

           

          第65週目(平成26年11月)

          11月に入り、毎日大漁が続いている。

          4トン越えの日が3日続き、4日間で14トンの漁獲。

          とても大変でしたが魚が来ると嬉しい。

          特に自分が投縄をした日、餌を付けたところにかかるとさらに嬉しい。

          しかも、簡単に魚を逃がされた時は少しイラッとしてしまう。

          インドネシア船員と違うのは魚で給与が決まる。

          一本でも多くの魚を獲りたい。

          自分が魚を引張るときは死んでも上げる!!

          そんな気持ちです。

          最近、考え方に変化が出てきた気がします。

           

          第66週目

          初めて洋上転載しました。

          波に揺られながら魚を揚げなければならないので素早く丁寧に。

          しかし、途中でロープの通しが悪かったのか魚が全て落下。

          少しずれていたら下敷きになっていた。

          凍結された魚はコンクリートと同じ。

          頭に当たったら確実に死ぬ。

          周りをよく見て作業しよう。

          徐々にですが、インドネシア語、ジャワ語を覚えてきました。

          日本語交じりですが会話が楽しい。

          仕事で使う言葉はだいたい話せるようになりました。

           

          第67週目

          冷凍長に縄刺しを見てもらいました。

          “綺麗”と褒められました。

          その一言がとても嬉しかったです。

          “さいかつ”ではエラを取るところではうまく出来るようになりました。

          しかし、背肉周りの切り取りがうまくいかない。

          冷凍長が“サイカツ”した魚と自分が“サイカツ”した魚を比べると歴然とした差がある。

          冷凍長の魚は細かい部分までしっかり切り取られていてとてもキレイだ。

          自分も負けないくらいに“サイカツ”できるようになりたい。

           

          第68週目

          凍結の時に96キロのメバチマグロを持ちました。

          1年前の自分では確実に持てないと思うが徐々についてきた力というかコツを掴みました。

          前は力任せに持ち上げていました。まだ100キロ越えの魚を持てない。

          マスターは120キロの魚を持てる。いつかはそのくらい、その上を持てるようになりたい。

          モリ突きで5回連続で当たりました。

          マスターに教わったように投げるとしっかり当たる。

          しかし、あまりのパワーにモリが反対まで突き抜けてしまい抜けなくなってしまった。

          少し力を抜いて投げよう。

           

          第69週目

          魚を引張るとき波や魚の動きに合せて慎重に引っ張る。

          なかなか難しいですが数をこなして状況に応じた動きを出来るようにしたいです。

          特に時化の時は魚が波で叩きつけられることが多い。

          少なくとも負荷はかかっているはずだ。

          一回一回が勉強。上手に引っ張れるようになりたいです。

          最初出来なかったスナップのつぼ刺しも今では見栄えの良いものができるようなってきました。

          本当に少しずつですが成長していると実感しています。

           

          第70週目(平成26年12月)

          外国船の縄と交差。先航海もありましたが、今回は自船の縄を切られた上に球を何個か持って行かれてしまった。

          さらには浮縄にメカジキの頭を縛り付けるなど散々だ。

          異国ではあるが同じ延縄船。

          少し残念だった。

          それでも今回の事で勉強になった事もある。

          外国船はナイロンを切ったら修理できない。

          結んで修理するのだ。

          この結び方もしっかりした結びを考えてた人は凄いなぁと思いました。

           

          第71週目

          縄を触り、ブラン3本ほど先の漁が分かるようになりました。

          まだまだ少ないですが、これからどんどん増やしていけたらと思います。

          インドネシア船員に聞くとだいたい2枚〜3枚分は分かるといいます。

          長い距離を知るには相当な時間がかかりそうです。

          魚のサイカツはなかなかエラが上手に剥がせず手こずっています。

          一本の魚を手直しなくキレイにさばけるようになる事が目標です。

           

          第72週目

          投縄でスナップを外していた時、“モツレ”が繰り出し機に引っ掛かり抜くのが遅れてしまった。

          もう少し早く引張っていれば少ない“モツレ”で済んだ。

          とっさの行動というのが出来ず自分でも悔しく思います。

          先々を読む力がまだまだ足りない。

          すぐにでも動けるように準備していよう。

          “サイカツ”をしていた時、機関長がエラのとり方を教えてくれました。

          とても丁寧に教えていただいたので簡単に捌くことができました。

          自分のために素手で出刃を握り、教えて頂いたことがとても嬉しかったです。

           

           

          彼の成長はとても早い。

          それは日誌を読んでもわかると思います。

          最初の方は“できない”と記しているのに、数週間後には“何とかできる”となっている。

          出来るからといって驕らず、感謝と共に毎日勉強、勉強。

          彼の姿勢にはとても好感がもてます。

           

          (右が彼です)

           

          物事を常に不思議という目で見ている。

          “何でこんなことするんだろう。”

          “何のためにこの作業をしてるんだろう”

          “ここにある、これは何だろう?”

           

          それをひとつひとつ学んでいる。

          こんな学びは人を急激に成長させる。

          人生を豊かにする。

           

          ここが、嫌々学校で学んでいる人との大きな違いだ。

           

          もっともっと学んで、一回りも二回りも大きくなってほしい。

           

           

          どんな時でも、投げてくる球をしっかり見据えてフルスイングしないと何も残らない。
          明日につながらないんです。
          人生だって同じかもしれませんね。

          衣笠祥雄
          (元プロ野球選手、野球解説者、1947〜)

           

          -----------------------------------------------------

           

          【告知】漁業就業支援フェア2017 漁師の仕事!まるごとイベント 開催決定

           

           

          今回、洋上日誌を紹介しているこの彼も

          漁業就業支援フェアで出会ったんです。

          その時の写真が新聞掲載されたんですが

          その記事を紹介します。

          3年前の新聞ですね。

           

           

          簡単に言えば、漁師の合同企業説明会。

           

          私も全会場に参加します!

          マグロ漁船やカツオ漁船に興味のある方

          各会場で直接お会いしませんか?

          お待ちしてますよ!

          参加費無料、服装も普段着でOKです。

          6/24 福 岡

          7/ 9 東 京

          7/15 仙 台

          7/22 大 阪

           

          詳細はこちらをご覧ください

          http://www.ryoushi.jp/fair/

           

           

          【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
          乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
          名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
          住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
          電 話:0226−22−0793(月〜金)
          メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
          担 当:吉田鶴男



          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 10:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          Rookie Fisherman Diary (From Kanagawa-31)その3
          0

            これから紹介する“洋上日誌”はちょっと古いものになります。

            紹介が途中で切れていましたので、ぜひとも最後まで紹介したいと思い復活させることにしました。

            いきなりですが“その3”からスタートです。

            もちろん、この彼は今も頑張っていますよ。

             

            そして今は“海技士免状”まで取得したんです!

             

             

            凄いですね〜!

            これからは士官としての、新たなステップが始るんです!

             

            年齢的には私の半分ですが(笑)

            彼からもの凄いパワーをもらってますし

            救われるところも多い。

            この免状を見た時に、しっかり最後まで見届けようと心に誓ったのでした。

             

            前回の洋上日誌はこちらです。

             

            (2014年2月6日更新分)

            http://senin-boshu.jugem.jp/?eid=217

             

            (2014年11月21日更新分)

            http://senin-boshu.jugem.jp/?eid=266

             

            (2014年11月26日更新分)

            http://senin-boshu.jugem.jp/?eid=267

             

            それでは、ご覧ください。

             

             

            第53週目(平成26年8月)

            揚げ縄で残り30枚で次の日の投縄メンバーが早上がりするのだが

            この時、だいたい大きいバスケットの半分、多い時はひとつ分にブランの“もつれ”が溜まっている。

            人が少ない中で魚のさいかつ、“もつれ”釣りつけ、他にも色々としなければならない。

            もう一つ仕事を増やしてしまうと人が居なくなってしまう。

            投縄でいかに“もつれ”を少なく投げることが大切か分かりました。

            “もつれ”とりも早く覚えて、一秒でも早く次の仕事に移らないと毎日残業で大変だ!

             

            第54週目

            自身の操業回数が200回を超えたというのに、ブラン繰りが遅い。

            一回でも遅れると、次もサービス、その次もサービスになってしまっている。

            自分が遅れると、次に巻いている人のブランに絡まって、結局その人もサービスになってしまう。

            自分が皆の仕事を増やしている。

            情けないし、悔しい。

            「邪魔だ」「山行け」と言われても、今の段階ではおかしくない状況だ。

            もうすぐにマグロ操業も終わる。

            不完全燃焼で終わらないようにしよう。

             

            第55週目

            一人前の人のスナップ外しを待つという事を目標にブラン繰りしていますが、マスターや冷凍長のワッチの時は

            ラインホーラーの回転速度が速い。

            今の自分の力では間に合わせることしかできない。

            特に黄色ブランのランプ付きは少し重みがあるし、揚げた時にヨリが返りにくい。

            しかし、インドネシアの甲板長に聞いてみた通りに巻いてみると簡単にできた。

            やはりマスターと足かけ20年仕事をしていると何でもできるな、凄いなと思いました。

             

            第56週目

            9月4日、フリーマントル、マグロ操業が終了した。

            あっという間に終わってしまったという感覚です。

            本当にもったいないことをしたなと思うことが山ほどあります。

            ガストロ、マグロのサイカツはまだ一人でできない。

            他にもブラン繰り、コンベアでのモツレさばき、思い出せばもっと出てくる。

            自分の悪いところは行動が遅いというところ。

            それは最初から分かっていたはずなのに克服できなかった。

            9月で丸一年。

            1人で何ができるか?を聞かれても何もできないが、ジャワ沖では悔いの無いよう一つでも多くの仕事を覚えよう。

             

            第57週目(平成26年9月)

            (バリ島)ベノアに入る前に、ジャワ沖で2回操業しました。

            ケプラ縄に150mの浮き縄、どれも懐かしさを感じ、一年前初めて船に乗った時を思い出しました。

            あれから一年たち、2年目に入る。

            いつまでも「新人」という気持ちではダメだ。

            マントルやマグロでできなかった事を、このジャワ沖でしっかり身に付けて

            来年のマントルでは一戦力として働けるよう頑張りたい。

             

            第58週目

            ベノア港に入港しました。社船も一緒に入り、社船の機関長さんにいろいろと教えて頂きました。

            自分はこの時初めて他船に乗り、おもての作業場、サロン、寝台、機関室を見ましたが

            全然違うように見えました。

            機関長さんに、自分の船とこの船の違いを教えていただき、同じ漁船でも造りが違う事に驚きました。

            他船に乗っている方でも、自分を気にしてくれている事にとても嬉しく思います。

             

            第59週目

            小物のサイカツを冷凍長と一緒にやりました。

            冷凍長は大きいメバチマグロでしたが、いろいろな出刃の使い方で、巧みにサイカツしていました。

            自分はエラを切るのに一苦労。

            切り方もまだまだ下手です。

            少しずつスピードを上げられるようにもっと練習しよう。

            初めてオブザーバーの仕事をみました。

            魚の大きさや写真撮影、魚が何を食べているのかもデータを取っていたので驚きました。

             

            第60週目

            メバチマグロを舷門で引っ張りました。

            久しぶりに舷門で魚を引張ったので少し不安でしたが、必ず揚げてやると自信を持ってやりました。

            手こずりましたが、揚げることができてとても嬉しかったです。

            揚縄で初めて縄刺しをやりました。

            時間がかかってしまい、縄をためてしまいました。

            縄の切れ端を探して何回も練習しています。

            目標は早く美しく正確に刺せるようになる事です。

             

            第61週目(平成26年10月)

            初めて主機の始動をやらせてもらいました。

            シリンダーのピストンのタイミングに合わせて始動。

            動き出すエンジンなぜか感動してしまいました。

            エンジンに不可欠なオイル、電気、空気(酸素)、燃料、冷却水。

            この三大要素全ての装置にはこれらのどれかが関係している。

            忘れないようにしよう。

            複雑なエンジンだが、少しずつ勉強していこう。

             

            第62週目

            洋上で餌積みをしました。

            1年前に餌積みした時より早く終わりましたが、スピードが速く、次々に餌が来るのでとても大変でした。

            終わるころには腕が痛んでしまった。

            自分の仕事量の無さが目に見える。

            毎日魚がきている。

            嬉しいことだが、冷凍長や助手の4人はとても早いサイカツで無駄がない。

            とても今の段階では、この中に混じって仕事できない。

            もっと早くサイカツできるように練習しよう。

             

             

            どうでしょうか。

            スゴイと思いませんか?

            ブログに掲載するために、洋上日誌をこうして転機しただけなのですが

            とても疲れています。

             

            それだけこの文書に書き手の思いとパワーが詰まっている証だと思うのです。

             

            この当時、彼は21歳ですよ。

             

            今年の3月に彼が気仙沼に来たので、二人で居酒屋に行ったんです。

            お酒がすすみ、話もいろいろな方向に飛んでいきます(笑)

            そんな時、彼が言ったんです。

            「恥ずかしくて今まで言えなかったのですが」

            「このマグロ船に乗って、とてもやりがいを感じている」

            「人生を賭けれる仕事に出会えたと思っています」

            「人に誇れる仕事に出会えたと思っています」

            「これも吉田さんと出会えたからこそです」

            「本当に出会えて良かったと思っています」

             

            私も同じことを思っています。

            出会ってくれて本当にありがとう。

             

             

            人との出会いを心から感謝して味わう人や会社のところに

            お金、人、チャンスが引き寄せられていくのです。

            本田健(著述家)

             

             

            -------------------------------------------------------------

            【求人】漁船乗組員大募集!(未経験可)

             

            気仙沼港では漁船乗組員を乗組員を大募集しております!

            経験は問いません。

            年齢制限につきまして

            未経験の場合は35歳未満

            経験者の場合は要相談とさせてください。

             

            3年間の乗船履歴で海技免状を取得!

            その後、2年間の経験を積むことで船長や機関長になることができます。

            もちろん、乗船してれば誰でもなれるわけではありません。

            職務相応の資格や技術を身に付けた者だけが掴み取れるのです!!

             

            自らの人生を、自らが考え

            遥か洋上へ出てみたい!

            そんな冒険心で心がワクワクする方

            お電話お待ちしております。

            各漁種の詳細はリンク先の記事を参照してください。

             

            (求人漁業種)

            ・遠洋マグロ延縄漁船

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=47

             

            ・近海マグロ延縄漁船

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=48

             

            ・遠洋カツオ一本釣り漁船

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=50

             

            ・遠洋カニ籠延縄漁船

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=52

             

            その時の状況により

            求人数や出港時期が変動しますので

            まずはお問い合わせください。

             

             

             

             

            【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
            乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
            名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
            住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
            電 話:0226−22−0793(月〜金)
            メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
            担 当:吉田鶴男



            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            Rookie Fisherman Diary (From Miyagi-63)その5
            0

              前回に引き続き、洋上日誌の紹介コーナー

              ”Rookie Fisherman Diary(From Miyagi)その5”をお送りいたします。

               

              地元気仙沼市出身の彼が、漁師になると一念発起!

              それから早や2年。

              彼の物語をご覧ください。

               

              今回は39週目からのスタートです。

               

              第39週目(平成28年3月)

              結局、髪の毛を1回も切らないで10か月を迎える。

              帰ったら一番何をしたいか考えてたけど

              やはり髪を切らなければ!!

               

              第40週目

              連日、揚げ始めから揚げ終わりまで(魚が)上がりっぱなし!

              かなり疲れるけど、嬉しいし楽しい!!

               

              第41週目(平成28年4月)

              (操業が)あと一ヶ月くらいになったから最後まで気を抜かずに

              怪我なく無事、元気に帰りたいと思う。

               

              第42週目

              あまり好きではなかった冷凍の作業だけど

              最近は力もついてきて、やっとみんなの負担にならずにできるようになった。

              もっともっと力が付いていくのが嬉しいから積極的にやっている。

              でも、寒いのだけは本当に小さい頃から嫌い(泣)

               

              第43週目

              船にジュースやフルーツが無くなってきてちょっと辛い。

              今度からちゃんと家族と連絡をとって転載の時に補充しなければと反省。

               

              第44週目

              いよいよ最後の転載がもうすぐになる!

              早く帰りたい〜〜〜〜(笑)

               

              第45週目(平成28年5月)

              最後の転載があった。

              これで操業は終わりだけど

              日本に帰るまで気を引き締めて作業したいと思う。

               

              第46週目

              最後の最後に手足にアレルギーみたいなのが出てしまい

              作業が出来ずに迷惑をかけてしまった。

              きつい。

               

              第47週目(日本帰国)

              1年ぶりの家はやはり落ち着く。

              家族でこんなに話したのは何年ぶりだろう?

              船で家族のありがたみ、大切さを学んできた気がする。

              22歳、反抗期終了(笑)

               

              第48週目(日本休暇中)

              1年ぶりに会っても友人たちとは”久しぶり”の感覚が全くなくて。

              やっぱり友情は一生ものだなと。

              こんなに周りに恵まれたことに感謝。

               

               

              彼の1年航海が終わりました。

              1年間、髪を切らない姿はまさに教祖様(笑)

              それを見た私も手を合わせたくなるような気持ちでしたw

               

              S0566110.JPG

               

              長期航海にでることで

              家族のありがたみを知る。

              素晴らしいことですね。

               

              友人ともうまく交流できたみたいで

              本当に良かったです。

               

              この彼は二航海目にも挑み

              その航海もまもなく終了。

              どんな顔してるか

              どんな洋上の話を聞かせてくれるのか楽しみですね(^_^)

               

              彼の二航海目の様子は、少し時間をあけて紹介したいと思います。

              ”その6”をお楽しみに。

               

               

              私は、自分がそうであったように

              「仕事に打ち込んで、世の中に役立ち、自分自身も幸せだった」と感じられる生き方が

              時代がどう変わろうと、最終的にみんなが求めているものではないかと思います

              稲盛和夫
              (実業家、京セラ・第二電電[現KDDI]創業者、1932〜)

               

               

              -------------------------------------------------------------

              【求人】漁船乗組員大募集!(未経験可)

               

              気仙沼港では漁船乗組員を乗組員を大募集しております!

              経験は問いません。

              未経験の場合は35歳未満

              経験者の場合は要相談とさせてください。

               

              中学を卒業してすぐ乗船した人

              高校を中退して乗船した人

              大学を卒業し社会人になったけど、思うところがあり漁の道に来た人

              さまざまな人生が集まる気仙沼港ですが

              一人前の船乗りを目指す熱い気持ちは共通するところ。

               

              この求人をみて心が躍動している方

              お問い合わせお待ちしております。

               

              (求人漁業種)

              ・遠洋マグロ延縄漁船

              ・近海マグロ延縄漁船

              ・遠洋カツオ一本釣り漁船

              ・遠洋カニ籠延縄漁船

               

              その時の状況により

              求人数や出港時期が変動しますので

              まずはお問い合わせください。

               

               

               

              【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
              乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
              名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
              住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
              電 話:0226−22−0793(月〜金)
              メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
              担 当:吉田鶴男


              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 10:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              Rookie Fisherman Diary (From Miyagi-63)その4
              0

                人気の洋上日誌の紹介コーナー

                「ルーキーシリーズ」です。

                 

                宮城県気仙沼市出身で、現在23歳の青年のお話。

                この道を歩み始めて、まもなく2年。

                時の経つのはホントに早いなぁ〜と思います!

                 

                今まで彼の洋上日誌は半年分しか紹介できておらず

                昨年の2月以降ストップした状態!

                続きということで、今回はいきなり”その4”からのスタートです!!

                 

                過去分については、こちらからご覧ください。

                ・(その3)

                http://gyosenin-boshu.net/?eid=357

                 

                ・(その2)

                http://gyosenin-boshu.net/?eid=356

                 

                ・(その1)

                http://gyosenin-boshu.net/?eid=355

                 

                 

                 

                この青年、今月には再び日本に戻ってきます!

                まだまだ頑張ってますよ!

                 

                第29週目(平成28年1月)

                気づけば年を越していた。

                仕事に夢中で時間の流れがもの凄く早く感じる。

                吉田さん、年賀メールありがとうございます!

                 

                第30週目

                投縄でいつも"もつれ"がたくさん出てしまう。

                気を付けて投げても上手くならなくて、揚げ縄が自分のせいで忙しくなってしまう。

                 

                第31週目

                まだ皆にはパワーがないと笑われているけど(笑)

                前に比べたら力が付いたのを感じる。

                腕が太くなっていくのがうれしい!

                 

                第32週目(平成28年2月)

                あと3か月でほどで今航海が終わる。

                帰国して友達と思いっきり酒をかわすのが

                今一番の楽しみ!!!

                 

                第33週目

                投縄の"もつれ"が大分少なくなってきた。

                揚げ縄の"もつれ"直しは、いらない仕事なので

                "もつれ"を出さないようにしなければ!

                 

                第34週目

                3回目の転載があった。

                魚が釣りあがったところを見ていると、頑張ったなぁ〜と思える。

                 

                第35週目

                遅いし、汚いけど、一通り魚を解剖できるようになった!!

                と思う(笑)

                 

                第36週目(平成28年3月)

                燃料補給のためサオビ(カーボベルデ共和国・サオビセンテ島)へ

                久々にジュースやらお菓子やらを買えて満足!

                 

                第37週目

                最近はインドネシア語もかなり覚えて、口癖みたいになっている(笑)

                日本に帰っても友達の前で普通に使ってしまいそうだから気をつけないと(笑)

                 

                第38週目

                まだまだ覚えなければいけないことがたくさんある。

                この航海が終わるまでに、少しでも仕事を覚えて日本へ帰りたい。

                 

                 

                彼の日誌はホントに楽しそう(笑)

                厳しい仕事をこんな風に面白おかしく書けるところが凄いなと思う。

                 

                投縄も難しくて、ベテランがやると餌を付けて海に投げいれているだけのように見えます。

                しかし新人がやると、その時はキレイに仕事してるように見えますが、引き揚げるとグチャグチャに絡まって揚がってきます。

                 

                海中で絡まると枝縄の長さが絡まっているぶん短くなるということ。

                餌がある水深が、漁労長が狙う深さに届いていないという事になり

                自動的に狙うマグロを捕ることができなくなります。

                 

                そして、複雑に絡まった枝縄は、揚げ縄終了後に解くので

                乗組員は疲れた体にムチ打って作業をしなければなりません。

                 

                日誌にもありますが、ホントに”いらない仕事”なのです。

                そのもつれが少なくなってきたと報告がありますので、技術的な成長も見えますね♪

                 

                彼は日本に帰ってきたとき、私にこんな事を言いました。

                「なんだか、日本に帰ってきたという気がしないんです。」

                「どうゆうこと??」

                「日本の景色を見て、日本のものを食べて、家族の顔を見ると日本にいると思う」

                「でも、帰ってきたという感覚がないんです。日本に観光に来たという気持ち」

                 

                「と、いうことは生活の基盤が”マグロ船内”になってしまったということ?」

                「たぶん、そうなってしまったんだと思います」
                「出港の前日になると”船に帰るか!”って思いますもん」
                不思議ですよね。
                この感覚は彼だけのものではなく、私の中では”よくあること”として捉えてます。
                近日中には”その5”を紹介します!
                彼の成長も皆さんと共に追っていきましょう〜!
                 
                好きなことを仕事にすれば、二度と「仕事をしている」とは感じないだろう。

                レスリー・A・ヤークス、チャールズ・R・デッカー

                 

                 

                -----------------------------------------------------

                (求人)【遠洋マグロ漁船乗組員募集!・未経験可】

                 

                気仙沼地区では、マグロ漁船の乗組員として頑張ってくれる若者を募集しております!

                経験、未経験は問いません。

                11月に及ぶ長期航海となりますので

                航海を全うするという強い気持ちが必要です。

                興味のある方は、ぜひともご連絡ください。

                 

                担当=吉田鶴男


                 

                 

                【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                電 話:0226−22−0793(月〜金)
                メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                担 当:吉田鶴男



                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                Rookie Fisherman Diary (From Hyogo-64) その4
                0

                  今回も"Rookie Fisherman Diary"シリーズ、その4をお送りいたします。

                   

                  かなり忙しかったのか、洋上日誌の未提出期間がありましたので

                  今回はちょっと飛びまして第39週目からお伝えいたします。

                   

                  大西洋を操業する船は通常、ラスパルマス港に繋船して

                  乗組員だけ帰国するスタイルをとるのですが

                  今回はパナマ運河を経由して日本に向かう必要があり

                  通常にはない運航形態をとることとなりました。

                  乗船するとき彼は、船が繋船してあるラスパルマス港に飛行機で向かいました。

                  簡単に言うと日本から西側に向けて飛んで行ったのですが

                  その約1年後、東側から船で帰国してくるのです。

                  ホントの地球一周ですね!

                   

                  パナマ第二の都市、コロン県コロン市(人口約14万人)にある、大西洋側の主要な貿易港でありパナマ運河の玄関口。

                  クリストバル(CRISTOBAL)港

                   

                   

                   

                  そこから

                  全長80km、10年の歳月を経て1914年に開通したパナマ運河を通過

                   

                   

                  そして、同国パナマ市にあるバルボア(BALBOA)港に接岸。

                   

                   

                  こんな大規模な航海を目の当たりにし、彼はどのように感じているのでしょうか。

                  ご覧いただきたいと思います。

                   

                  第39週目(平成29年5月)

                  パナマ着。

                  楽しみにしていたパナマ運河!

                  通過してみると意外とそうでもなかった。

                  バルボアを半日ブラブラしたが、特に何もせず・・・

                  ただ、数か月ぶりに食べたステーキは美味かった!

                   

                  第40週目

                  バルボア港出港。

                  後はハワイの北側を通って日本へ向かうのみ。

                  ひたすら錆うち。

                  揚げ縄も疲れるが、これはこれでキツイ。

                   

                  第41週目

                  錆うち終了。

                  ペンキ塗り開始。

                  朝ごはん→ペンキ塗り→昼ごはん→ペンキ塗り→夜ごはん→寝る

                  毎日この生活なので書くことがない。

                   

                  第42週目

                  書くことがないです(笑)

                  ペンキ塗りも終わりが見えてきた!

                   

                  第43週目(平成29年6月)

                  ペンキ塗り。

                  暑すぎて汗が止まらない。

                  コーラ3本ぐらいは普通にイケル(笑)

                  清水港まで約1週間だが、見渡す限り海。

                   

                  第44週目

                  朝、起きたら日本が見えていた!!

                  意外と、、特に感動はなく、帰ってきたんだな、、、と。

                  水揚げのペースは早く、自分たちが何か月もかけて満載した魚層が

                  あっという間に空になってしまった、、、、

                   

                  第45週目

                  清水港を出港し、気仙沼港へ回航!!

                  気仙沼では結構飲んだ飲んだ!

                   

                   

                  以上、彼の初航海のすべてをご覧いただきました!

                  皆さんはどう感じたでしょうか?

                  彼も私も楽しみにしていたパナマ運河の通過!

                  少しぐらい感動してほしかった(笑)

                   

                  でも、まぁそんなものかも知れませんね。

                  本当にご苦労様でした。

                   

                  続いて、別な若手船員の洋上日誌もみてみましょうね。

                  取りあえず今日はこの辺で〜〜

                   

                   

                  人生には無駄というものはないもの。

                  しかし、後にならないと分からないという事が

                  たくさんあるんです。

                  辛いことでも、苦しいことでも

                  「体験」したことは、間違いなく

                  その人の強みになります。

                  日野原重明(医学博士)

                   

                   

                  【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                  乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                  名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                  住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                  電 話:0226−22−0793(月〜金)
                  メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                  担 当:吉田鶴男



                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 10:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  Rookie Fisherman Diary (From Hyogo-64) その3
                  0

                    洋上日誌を紹介する"Rookie Fisherman Diary"シリーズ

                    前回、ちょっと一呼吸おいての第3回目!

                     

                    その前に、昨日の朝、遠洋マグロ漁船に乗る若手船員2人が帰ってきましたので紹介したいと思います!

                     

                     

                    この船には、これで3航海目を終えた21歳の青年と!

                    航海途中から合流し、しかも初乗船となる18歳の少年が乗っております。

                     

                     

                    2人とも笑顔だったし、ホント良かった!

                    船主協会にも遊びに行くってLINEが入ったので、落ち着いて会えるのがとても楽しみです!

                     

                    では、洋上日誌の紹介に行きたいと思います。

                     

                    第21週目(平成28年2月)

                    体調が悪かった2人のインドネシア船員の調子がさらに悪なってきている。

                    1人は魚の解剖などをいろいろと教えてくれたボースン。

                    もう一人は投縄グループが一緒で、仲の良いアイスマスター。

                    世話になっている2人だけに心配だ。

                     

                    第22週目

                    社船との会合がある。同期の新人船員が乗船しているので様子を聞きたかったが

                    早番で寝ていたらしく、会えずに残念。

                    会合の後は休みだったので、ひたすら寝た。

                    操業中は常に寝不足状態なので、寝れるときに寝る。

                    この仕事は寝るのも仕事の内だと思う(笑)

                     

                    第23週目

                    相変わらず毎日仕事。インドネシア船員2人が病気でいないのに、毎日2トン前後の魚が来る。

                    さすがに疲れる。

                    夜食前後は身体の疲れも眠気もピークになっているので怪我をしないよう気を付けたい。

                     

                    第24週目

                    インドネシア船員2人が病気のため帰郷することになった。

                    そのためにサオビ(カーボベルデ共和国・サオビセンテ島)に向かう事になった。

                    魚の解剖を中心にいろいろと教えてくれた2人だけに少し寂しく感じる。

                    また次航海、一緒に仕事ができたらいいなと思う。

                     

                    サオビセンテ島はこのあたり↓↓

                     

                    第25週目(平成28年3月)

                    3月3日は自分の誕生日。

                    ただ、船に乗っていると誕生日だろうが正月だろうがやってることは同じ。

                    何人かに"おめでとう!"と言われて終わり(笑)

                    凍結作業中に左手を怪我してしまった。

                     

                    第26週目

                    魚の解剖がダルマなら、ブラン二枚くらいで出来るようになった。

                    まだまだ遅いし、キレイではないが、今航海を終えるまでには

                    解剖をはじめ、その他いろいろな作業のステップアップをしたいと思う。

                     

                    第27週目

                    相変わらず毎日仕事。相変わらず体が痛い。

                    足が痛い、腕も痛い、指も痛い、腰も痛い。

                    健康な体になりたいと思うが、それは無理な話し(笑)

                     

                    第28週目

                    外国人と一緒に生活し、一緒に仕事をする。

                    もちろん初めての経験(笑)

                    インドネシア人は基本的にはいい人達だが、やっぱり日本人とは違うのでストレスを感じることが多い。

                    気の合わないインドネシア船員とは一定の距離をとるようにしたいと思う。

                     

                    第29週目

                    この二週間、マイナス面なことを書きましたが、それが現実なので仕方がない。

                    他にも嫌な事や辛いことは沢山あるけど、自分で魚を引張って

                    80圈■坑悪圈■隠娃悪圓離妊いメバチマグロを揚げた時は全てのストレスが吹き飛ぶ!!

                     

                    第30週目(平成28年4月)

                    4月に入り、操業も残り1ヶ月程度となった。

                    ちなみに、この8か月で体重が10キロ近く落ちた。

                    自分では分からないが、チョッサー(一等航海士)が言うには”まるで別人”らしい(笑)

                    日本までの航海中、怪我のないように気を付ける。

                     

                    長い航海、やはりいろいろあります。

                    文化の違う外国人との生活は、やはりストレスに感じることも多いようです。

                    これは基本的に”求めてしまう”からなんでしょうね。

                    日本人だったら当たり前のようにしてくれること、気を使ってくれるところを

                    彼らはしなかったりする。

                    悪気はない。単純に文化の違い。

                    でも、そこを求めてしまうからイライラしてしまう。

                     

                    日本人同士でもそんな事ってあります。

                    難しいところです。

                     

                    でも、仕事がそれを全部吹き飛ばしてしまう!

                    それだけ大物を揚げるという作業が、いかにスリルがあって興奮するものなのか。

                    命と命の戦いが、どれだけ差し迫ったものがあるか、、、

                     

                    ある若手船員が言っていた。

                    操業が終わると”今日も生きてる”って毎日思う。

                     

                    ネット検索してたら”平成27年度版子ども・若者白書(内閣府)”というものがヒットした。

                    それを見ると、15〜34歳までの統計で

                    ”ひきこもり”の数が696,000人とある。約70万人!

                    静岡県静岡市の人口に匹敵します。

                     

                    その中で、自室からほとんど出ないという人たちが4万7千人もいるというから驚きです。

                    ”ひきこもり”になったきっかけの約29%が”その他”か”無回答”になっています。

                    一般的な思考では理解できないものがそこにはあるのかもしれません。

                    自室にこもれば嫌なことも起こりませんが、これはこれで”過酷”な環境だと感じます。

                     

                    ”生きてる”と感じ、命を燃やす場所は、海であれ陸であれ関係ないという事です。

                    1年のうち11か月を洋上で過ごすということだけで、目を背けるのはもったいない話です。

                    そこにあなたの命を燃やす場所があるかもしれないのですから。

                     

                     

                    生きることは、長く生きるかどうかではなく

                    何かに一所懸命打ち込んで、そこに向かって命を燃やしていくことだと思います。
                    栗城史多(登山家)

                     

                     

                    【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                    乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                    名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                    住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
                    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                    担 当:吉田鶴男



                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    Rookie Fisherman Diary (From Hyogo-64)その2
                    0

                      続きまして、前回に引き続き”その2(第11週目〜)”となります!

                      急激に体を酷使してしまったために、体のいたるところが痛み始めたらしい。

                      続く彼の奮闘をご覧いただきましょう。

                       

                      第11週目(平成27年11月)

                      中部大西洋での操業がはじまった。北部大西洋から比べれば穏やかな海。

                      作業は少し楽になったが、今度は汗疹との闘いがはじまった。

                      とにかく覚える事が沢山あるので、これから少しずつでも仕事を覚えていきたいと思う。

                       

                      第12週目(平成27年12月)

                      インドネシア船員の甲板長から教えてもらいながら、はじめてのメバチマグロの解剖をした。

                      まだまだ皆のようにはできないが、これから数をこなして、早くよりキレイに解剖できるようになりたいと思う。

                       

                      第13週目

                      メバチマグロ操業が始ってから、投縄の時にコンベア、レッコ等をするようになった。

                      コンベアはただブランを出しているだけ、レッコはただ海に投げ出しているように見えるが、実際にやってみると難しい。

                      コンベアのブランの出し方が悪ければ、餌付の仕事が増えてモツレの原因になる。

                       

                      第14週目

                      レッコはとにかくモツレを出さないようにするのが難しい。

                      自分がレッコを担当した結果は揚げ縄時にモツレとして結果が見える。

                      自分がレッコした所でバスケットに溜まっていく大量のモツレを見ているとかなり落ち込む。

                      一つ一つの仕事をきちんとこなさないと余計な仕事が増える→忙しくなる→睡眠時間が減るということになり

                      自分で自分の首を絞めることになる。

                       

                      第15週目

                      早いものでもう年末。

                      クリスマスも昨年とは真逆で、汗臭い男だらけのクリスマス。

                      今年は自分の生活が大きく変わった。まだまだ仕事はできていないが、この仕事を長く続けられるよう早く出来るようになりたい。

                      たくさんの人の協力・応援があって今の自分があるので、来年はその人たちの期待に応えられるよう頑張りたいと思う。

                      良いお年を!

                       

                      第16週目(平成28年1月)

                      あけましておめでとうございます。

                      新年を迎えた感覚はまったくありません。

                      船に乗っていると盆も正月も関係ない!ひたすら仕事。

                      正月休みは焼肉をした以外ずっと寝てた。

                      体中が痛い。とにかく眠たい。ストレスもたまる。

                      それは少しずつ慣れてきたので、今年は成長できるように頑張ります。

                       

                      第17週目

                      この洋上日誌。いつも眠たい目をこすって書いているので字が汚いうえに

                      自分で何を書いているのか分かりません。

                      意味不明な事を書いている事もあると思います。ゴメンナサイ。

                      初めて転載があった。海上で巨大な転載船への転載は大丈夫なのか?と思うほどの迫力だった。

                       

                      第18週目

                      相変わらず自分のモツレが減らない。自分なりに考え、毎日少しずつやり方を変えているが難しい。

                      いろいろなストレスが溜まってきて、ちょっとしたことでイラッとする事が多くなってきた。

                      もともと短気な方なので気を付けたい。

                       

                      第19週目

                      毎日、仕事仕事仕事。

                      でも、仕事が嫌なわけじゃない不思議な状態(笑)

                      体は痛いし眠たい。

                      それでも楽しいと思える事が増えてます。

                      今は魚の解剖が楽しくて仕方がない!

                      腰痛は辛いが、数をこなすたびに少しずつでも出来るようになった気がして一人で静かに喜んでいる。

                       

                      第20週目

                      日本にいるときはあたり前のように食べていた菓子パンをラスパルマスで買った。

                      それなりに美味しいが、やっぱり日本の方がおいしい。

                      たまに船頭や船長がくれる日本の菓子パンはうまい。

                      食べたいものは沢山あるが、清水港に入港したら絶対にウナギを食べに行く!

                       

                       

                      今回はこれまで。

                      続きは”その3”になりますので、お楽しみに!

                       

                      まだ体の痛みがとれないようですね。

                      でも、楽しさを見つけて前向きに挑む姿はとてもカッコいいと思います。

                      ”過酷極まりない仕事”と言われる遠洋マグロ漁船ですが

                      これは陸で暮らす多くの皆さんから見た視点であり、実際に経験した事のない人の

                      ある種の偏見かもしれません。

                       

                      過酷は過酷ですけどね(笑)

                       

                      ”感謝”の反対語は”あたり前”とよく言われますが

                      あたり前に食べていた菓子パンを失った時、それを得た時の感動や感謝はたまらないものでしょう。

                       

                      船の中では、この菓子パンひとつに感謝する生活。

                      すべてが当然のごとく揃えられている陸上の生活。

                       

                      陸上で生活する人の価値観から見る遠洋マグロ漁船の生活は”何もなくて可哀そう”と思うでしょう。

                      確かにそうかもしれません。

                      たぶん、そうなのでしょう。

                       

                      では皆さん

                      日々何かに感謝してますか?見上げた空に感動してますか?自分の仕事に興奮できますか?

                       

                       

                       

                      どんな人でも愛され感謝され、この世の中で自分は重要なのだと感じたがっている。

                      ジョセフ・マーフィー
                      (20世紀米国の教育家・牧師、イギリス出身、1898〜1981)

                       

                       

                       

                      【カツオ・マグロ漁船の求人(募集)、給料等に関するお問合せ先】
                      乗組員の募集(未経験者可)につきましては随時おこなっておりますのでお気軽にお電話ください!
                      名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
                      住 所:宮城県気仙沼市港町508-2 福徳第二ビル2階
                      電 話:0226−22−0793(月〜金)
                      メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
                      担 当:吉田鶴男



                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                        12345
                      6789101112
                      13141516171819
                      20212223242526
                      2728293031  
                      << August 2017 >>
                      + SELECTED ENTRIES
                      + RECENT COMMENTS
                      + CATEGORIES
                      + ARCHIVES
                      + ランキング参加中♪
                      クリックお願いします
                      + プレビューランキング
                      + MOBILE
                      qrcode
                      + LINKS
                      + PROFILE