漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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Rookie Fisherman Diary (From Nagano-113)
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    当ブログの一番人気のコーナーであるにもかかわらず

    更新が滞りやすく申し訳ありません!

     

    今回は長野県出身のAくん(20歳)の日誌です。

    彼は昨年の漁業就業支援フェア2018(東京会場)で出会いました。

    なかなかクールな印象が強かったのですが、見てくださいこの屈託のない笑顔!

    これから過酷な環境に向かう人の表情ではないでしょ(笑)

     

     

    さぁ、彼の出港からの日常をご覧いただきたいと思います。

     

    【第1週目】

    最初は、機関場での仕事をやらせていただいた。

    機関日誌の付け方など基本的な事から教えて頂いているが、まだ慣れない。

    船酔いきつくてたくさん吐いた。

     

    【第2週目】

    バリ島に着くまでの間、操業準備とワッチ(当直)を行った。

    操業準備では荷物の移動とロープワーク等がメインです。

    ロープワークは研修で教えて頂いたものもあれば、新しく教えてもらうこともあり

    まだまだ勉強中です。

    ワッチは不安が多いですが、先輩方や機関長を頼ってこれから頑張っていきたいです。

     

    【第3週目】

    18日にベノア港を出港し、漁場に向け航行しています。

    バリ島を出るとすぐに波が激しくなり、船酔いがぶり返しました。

    立っているのがキツく、船にしがみつきながら作業をした。

    投縄が始るまでには、何とかマシにしたい。

     

    【第4週目】

    26日より、トンボ漁(ビンチョウマグロ)が始った。

    まだ、作業になれていないので怪我にだけは注意していきたい。

    投縄、揚縄どちらも分からないことの方が多いので、他の方の

    足を引っ張らなくするためにも、実際に行い、見て吸収できることはして

    自分のレベルを上げていけるように努力していきます。

     

    【第5週目】

    揚縄開始前に機関長に簡単にスナップの外しのコツを教えていただき実践した。

    左手でスナップを止め、右手で取る簡単なやり方ですが、最初はなかなか上手くいかず

    インドネシアの方たちにサポートしてもらいながら外せるようになりました。

     

    【第6週目】

    5月11日に補給船HAISOONよりオイルの補給を行った。

    自分はインドネシアの方と2人でタンカーの方へ行き

    そちらでメーターの確認作業を教えて頂いた。

    待ち時間に中国の方と会話したり、少し船の中を案内してもらいました。

    同じ洋上で違う環境を味わうことが出来てとても新鮮でした。

     

    【第7週目】

    揚縄時のワッチの順番を交代し、一番最初になりました。

    1番ワッチは普段やらないことも多く最初はインドネシアの方と一緒に入り教えて頂き

    次の日から自分一人で行った。

    風呂掃除やその他の掃除、冷凍機ファンの運転など

    どれも責任重大なので今まで以上に気を引き締めて行っていきたいです。

     

    【第8週目】

    揚げ縄終了後に機関長よりエンジンの始動、停止の仕方を口頭で教えて頂き

    次の揚縄開始前、実際にエンジンの始動の手順を見学させていただいた。

    まだ自分でエンジンを運転していないが船の心臓部を運転する重要な仕事なので

    しっかり部位名称、運転手順など頭に入れてミスの無いように取り組んでいきたい。

     

    出港から8週間の様子です。

     

    まずは、船酔いがそれほどキツくなくて良かったです。

    この程度であれば、船酔いしなかったも同じ!

    船酔いは2〜3日が一般的ですが、長い人だ1ヶ月くらい治りません。

     

    結果論として2〜3日と書きましたが、船酔中の本人からすると

    この酔いが1年続くのではないかと不安になり

    いくら強い想いをもって乗船したとしても

    船酔いからくる脱力感は、全ての「やる気」を削ぎ取る程の破壊力を持っています。

     

    船酔いが軽いという事は、操業開始までの約1ヶ月間を練習の時間に充てれるという事なので

    かなり有利になりますね。

     

    日誌を読んでいると、機関長の手ほどきがさっそく始ったようですね!

    10教えられたら、10学べるように

    1日、1日を大切に過ごして欲しいものです。

     

    さぁ、ここから10か月となると

    今航海終了までに【45週目】くらいになるのかな。

    どんなことが書かれてくるのでしょうか

    皆さんと一緒に、彼の成長を見守りたいと思っています!

     

     

    座ってもよい、歩いてもよい、走ってもよい。
    ただし、絶対にぐらついてはならない。

    チャールス・H・ケルスタット
    (シアーズローバック元社長、1897〜1975)

     

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    127勝栄丸(492t)が気仙沼港で竣工披露♪
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      船主協会の会員であり、いつもお世話になっております

      勝倉漁業蠅気鵑凌径ちァ■隠横珪 ̄百檗492t)が気仙沼港でお披露目をするとのことで

      6月9日(日)、ワクワクしながら港にやってきました。

       

      新造船の披露というのは、事前に港に接岸しているものを披露するものではなく

      内湾に入港してくる雄々しい様子からはじまります。

       

      予定時刻が近づくと

      待ちわびる人たち全員が、まだかまだかと湾の奥に目を凝らします。

      皆の視線が一点にギューッと集まったその時、やってきました!!

       

      多くの大漁旗をなびかせて、ゆっくり、そして勇ましく

      皆の目に飛び込んできました。

       

       

      やはり、新造船はいいですね。

      単純に新し物好きというミーハーな部分もありますが(笑)

      新造船という言葉だけで、港に未来を感じますし

      ただ存在するだけで、私を含めた港に携わる多くの人たちに勇気を与えます。

       

      新造船というのは、気仙沼港にとって大きな存在なんです。

       

      岸壁に近づくと、ほとんど音を立てず

      スーッと入ってくる感じ

       

       

      無条件にカッコいいと思います。

       

       

       

       

      なかなか、この大漁旗をキレイに撮るというのも難しい(笑)

       

       

       

      船頭さんのご挨拶を経て

      次は祝いの餅まきがはじまります。

       

       

      だんだん、見物人も多くなってきました♪

      なぜなら、餅まきは東北人の血が騒ぐ大切な行事(笑)

       

      まばらだった人がこんなにも大勢になりました。

       

       

       

       

      餅まきの準備が整い、見物人の鼓動もバクバクしてきますw

       

      さあ、いよいよスタート!!

       

       

      それ〜〜〜っ!!!

       

       

      飛んできたお餅を男らしく空中キャッチをする人

      より数多く拾おうと、地面に転がったお餅を探す人

      ホントに無になってお餅を我先にと、かき集めます〜♪

       

      私は写真を撮るのに夢中で、1個しか拾えなかったという、、、、

       

      餅まきが終わると、船内見学会

      新しい船を見学するために、多くの人が船に乗り込みました。

       

       

      さっそく私も乗り込みます!

      まずは船尾へ

       

       

      内湾にいるので、陸上が当然見えますが

      360度海の状態では、どのように感じるのでしょうか

      たったこれだけでも、様々な想いを馳せちゃいます。

       

      そこから、階段で船底に向けて下ると

      乗組員の共同リビングとなるサロンがあります。

       

       

      最近の新造船では、サロンがコンパクトな設計になってるのですが

      この船は広くとってあります。

       

      奥にあるキッチンルームも、新しいだけにとてもキレイ♪

       

       

      サロンには、遥か洋上から陸上に電話をかけれるように

      電話ボックスも配置

       

       

      このサロンの隣には、機関室があります。

       

       

       

      いまは無音ですが、船がいったん動き出すと

      会話するのも難しいほど、けたたましい音がするんです。

       

      船が出港したら、帰港するまでエンジンは止まることがありません。

      洋上でこのエンジンが止まってしまったら、冷凍機も止まり

      大変な思いで漁獲したマグロも商品にならなくなってしまいます。

       

      それ以前に、航行不能となるので

      乗組員の安全に大きな支障がでてきます。

       

      遠洋マグロ漁船というと、漁獲するシーンばかりがクローズアップされますが

      このような船舶エンジンの管理というものも重要な仕事になってきます。

       

      ここから階段を登って上にいくと、お風呂があります。

       

       

      乗組員全員が交代で入浴するので、鼻歌を歌いながらゆっくりくつろぐということは

      難しいですが、この瞬間は乗組員がリラックスするひと時。

       

      浴槽に張ってあるお湯は、海水となり

      お風呂からあがるときに、真水で体を流す方法での入浴。

       

      海上自衛隊でも言われている「真水の一滴は血の一滴」

      1年の大半を洋上で暮らす乗組員にとって、真水は生きるうえで本当に貴重なものなんです。

       

      今度は、船員室に入ってみましょう。

       

       

      これが四人部屋

       

      こちらが二人部屋

       

       

      国際基準に準拠しており、広めにスペースをとってあります。

       

      今度は、遠洋マグロ漁船の最高指揮官、漁労長のお部屋

      漁労長のお部屋はとても広くとってあるんです。

       

       

       

       

      広いのは偉いから、、ということも言えますが

      漁労長というお仕事は、なかなか孤独な部分も多く

      マグロを捕らなければ、自分の家族はもちろんのこと

      乗組員全員の家族、そして船主も潤いませんし

      気仙沼港の活気にも大きく影響します。

       

      そこに発生するプレッシャーはとてつもなく大きく

      日々ここで闘っているのです。

       

      外にでると、大きな大漁旗がなびいています。

      近くで見ると、意外に大きい。

      大漁旗は「福来旗(フライキ)」とも呼ばれ

      福が来るようにと、新造船のときには

      各方面からお祝いとして送られます。

       

       

       

      後日、同船で

      地元の面瀬小学校と鹿折小学校の子供たちのマグロ漁船見学会も行われました。

       

       

       

      「次にマグロを食べるときは乗組員の事を考えながら食べたい」

      こんなコメントをしていた児童もおり、とても意味あるものだと思いました。

       

      日本という豊かな国に住んでいると、食べるという行為が当たり前になっています。

      当たり前の反対語は「感謝」「ありがとう」

      逆にこの大切な言葉が失われている悲しい現状。

       

      食卓に並ぶ食材を作りだすために、どんな人のどんな苦労があるのか

      知ることはとても大切ですよね。

       

      作業効率の改善を目指した工夫が随所にみられ

      「乗組員ファースト」をコンセプトに、総工費7億5000万円を投じて建造された本船。

       

      さぁ、私もこの船同様

      港の勇気となるような活動をどんどんしていきたいですね!

       

       

       

      過去は変えられない。
      だが、未来はあなたの手の中にある。

      メアリー・ピックフォード
      (米国の女優、サイレント映画時代のスター、カナダ出身、1892〜1979)

       

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      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 09:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
      漁業就業支援フェア2019 開催決定!
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        またまたこの季節になりました!

        (一社)全国漁業就業者確保育成センター主催による

        「漁業就業支援フェア2019〜漁師の仕事!まるごとイベント」

        の開催が決定いたしました!

         

        毎年、東京・大阪・福岡で開催されるこのイベント

        漁師の担い手を探している漁業者や団体が会場にブースを出展し

        そこに漁師になりたい人、興味のある方が訪れ

        現場をよく知る漁師や関係者からリアルな話を聞き、その後の就業に役立てるというイベント。

         

        訪問者(漁師になりたい人等)は、複数のブースを訪問することが可能で

        気に入った出展者のところにそのまま就業するケースも数多くあります。

         

        当気仙沼地区でも、このフェアで出会った若者を数多く採用しているので

        我々としても毎回気合が入ります。

         

         

        詳細はこちらのHPをご覧いただきたいと思います。

        https://www.ryoushi.jp/fair/

         

         

        【第1回目】
        福岡会場

        日時:6月15日(土)12:30〜16:00
        会場:西鉄ホール

        (福岡県福岡市中央区天神2-11-3 ソラリアステージビル6階)
        アクセス:
         〇西鉄「福岡(天神)駅」北口より直結(ソラリアステージ6階)
         〇地下鉄空港線「天神駅」より徒歩約3分
         〇地下鉄七隈線「天神南駅」より徒歩約7分
         〇天神バスセンターより直結(ソラリアステージ6階)他

         

        【第2回目】
        東京会場

        日時:7月6日(土)12:30〜16:00
        会場:池袋 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル4F 展示ホールA-1

        (東京都豊島区東池袋3-1-1)
        アクセス:
         〇JR・東京メトロ・西武線・東武線「池袋駅」35番出口より徒歩約8分
         〇有楽町線「東池袋駅」6・7番出口より地下通路で徒歩約3分 など

         

        【第3回目】
        大阪会場

        日時:7月20日(土)12:30〜16:00
        プログラム:

        13:00〜初級漁業ガイダンス(漁業の概要等についてのご紹介)

        14:00〜先輩漁師トークショー(先輩漁師の体験談)
        会場:大阪マーチャンダイズマート(OMMビル) 2階A・Bホール

        (大阪府大阪市中央区大手前1-7-31)
        アクセス:〇京阪電車「天満橋駅」東口、地下鉄谷町線「天満橋駅」北改札口からOMM地下2階に連絡 他

         

         

        今年度はこの日程順に開催されます。

        我々、宮城県北部船主協会は遠洋マグロ漁船、近海マグロ漁船、遠洋カツオ一本釣り漁船のブースを

        東京会場大阪会場に出展します。

         

        多数のご来場を心からお待ちしております。

        ただ、我々の遠洋漁業は

        興味本位でできるものではありません。

        良いことだけを言わず、しっかりと厳しいお話をさせていただきます。

         

        そんな厳しい環境であれば、乗船することはできないと言っていただきたい。

        それはそれで仕方のないことです。

        いい話だけをして、洋上に連れて行っても

        良いことは何もありません。

         

        どんなに厳しい環境であっても

        1年間、やり抜くという覚悟が必要です。

         

        まずは、興味本位でもかまいません。

        宮城県北部船主協会のブースに足を運んでみませんか?

        お待ちしております。

         


        もし、人より素晴らしい世界を見よう、
        そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、
        どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
        そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。

        瀬戸内寂聴

         

         

        子供の頃、輝く未来を手に出来るとあたり前のように思っていた。

        大人になり、人生を歩む「足」を手に入れた時

        その未来に踏み出していく。

        「足」があるにも関わらず、輝く光が眩しすぎて

        歩き出すこと自体を躊躇してしまう人も少なくない。

        歩き出せば歩き出したで、その光から生まれる影(欠点)に怯え

        前に進めなくなる者も多い。

        欠点は光の方向にある利点を明確にさせるための「欠かせない点」であることを理解することだ。

        影(欠点)が濃ければ濃いほど、前にある利点は強い光に満ち溢れているはずだ。

        影(欠点)を気にする人も多いが、そのリスクが薄いほど

        前の光が弱いということ。

        影の部分をしっかり理解し、我々と共に前に進んでみませんか?

        宮城県北部船主協会は、しっかりと皆さんを応援しますから。

         

         

        宮城県北部船主協会は5月30日付で次の住所に移転しております。

        電話番号は同じですが、履歴書等送付の際はお間違えのないよう

        よろしくお願いいたします。

        ---------------------------------------

         

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        Rookie Fisherman Diary (From Osaka-110)
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          久々の洋上日誌のコーナーです。

           

          平成31年3月上旬に行った、船主協会初の研修生5人での乗船前実技研修

           

           

          この5人も次々と洋上に旅立ち、最後に出港したメンバーも

          気仙沼港を出港して、早いもので1ヶ月となります。

           

          そうしますと、最初に出港したメンバー達から

          ちらほらと洋上日誌が届きはじめましたので

          皆様にご紹介したいと思います。

           

          今日、ご紹介しますのは

          大阪府から気仙沼にやってきたKくん(21歳)です。

          高校卒業してすぐに就職した従業員数2000人規模の大きな飲食サービス業の会社を2年半ほど勤め

          小さい頃からの夢だった遠洋漁業の漁師を志しました。

          私と出会ったのは昨年の漁業就業支援フェア(大阪会場)でした。

           

          子供の頃からの夢だったとはいえ

          もの凄い熱意を感じたわけでもありませんでしたが

          遠洋マグロ漁船の厳しい現状を伝えた私の話に

          躊躇することなくしっかりと話を聞き、逆に目を輝かせはじめたのが印象的。

           

          少し時間をおいて連絡したのですが

          彼らからの返事は「気持ちは変わっていない」「お願いします」

           

          彼からの要望として

          今すぐ乗船したいのは山々なのですが

          今の会社にも大変お世話になったので

          辞めるにしても迷惑を掛けたくないので、今年度の最後までやり遂げたい

          とのお話。

           

          今どきの二十歳にこんなこと言える人がいるんだなぁ

          と感心しました。

          この義理堅いところが、遠洋漁業の漁師には大切なところ。

           

          約半年間の時を経て、ようやく気仙沼港を旅立つ日が来ました。

           

           

           

          彼の洋上の様子をご覧いただきたいと思います。

          約1年航海の遠洋マグロ漁船に初めて乗船した21歳の若者の日常をご覧ください。

           

          第1週目

          風邪をひいたので辛かった。

           

          第2週目

          風邪がつらい。

           

          第3週目

          船の生活に少し慣れてきた。

           

          第4週目

          インドネシアの人たちと仲良くなれてよかった。

           

          第5週目

          楽しいと感じる事が増えてきた。

           

          第6週目

          スナップが少し取れる回数が増えてきた

          これからももっと頑張っていきます!

           

          第7週目

          眠いのが慣れない。

           

          第8週目

          甘いものが食べたい。

           

          第9週目

          体重が6キロ増えた。

           

          第10週目

          食べると寝るが楽しみです。

          パンと豚丼をもらいました。

          揚げ終わり(仕事終わり)が楽しみです。

           

          第11週目

          コンパスの読み方がわからないと船長になれないと言われた。

           

          第12週目

          甘いものが欲しいと言ったら、おはぎとお菓子をもらって

          今日も頑張れって言われた。

           

           

          今、届いているのがここまでです。

           

          たった一行ずつの日誌。

          一行でもいいから必ず書きなさいと指導したら

          ホントに一行しか書いてきません。

          なんて素直ないい子なのでしょうか(笑)

           

          操業中の遠洋マグロ漁船から見える景色は360度、海、海、海

          さらに長時間労働になるので、寝ると食べるが楽しみになります。

           

          ガンガン働いて、しっかり食べ

          少しでも時間が空いたら、横になって体を休めます。

          なので体も大きくなり、細身の人だと5〜6キロは平気で増えていきます。

           

          先輩達も、頑張ってる若者に対する

          励ましの行為として、甘いものを渡すのです。

           

          菓子パンを1,000個持っていく漁労長さんもいるんですよ。

           

          風邪をひいてしまったけど

          船酔いもなく頑張ってる様子。

           

          長時間労働ゆえ、仕事中でも睡魔が容赦なく襲ってきます。

          それと闘いながら、遥か洋上で

          1人の若者がマグロと闘っているのです。

           

          マグロの刺し身を箸でつまみ

          醤油をチョンと付けて

          口に運び、「あ〜美味い!」と笑顔になる。

           

          その裏には、眠い目を擦りながら

          先輩に励まされながら

          必死になって頑張っている人間の姿を想像してほしい。

           

          想像してもらえるだけで

          洋上で激務と闘っているマグロ漁師は救われるのです。

           

           

          宮城県北部船主協会は5月30日に下記住所に移転しております。

          訪問される方はお間違いのないようにお願いいたします。

           

          ----------------------------------------------------------

           

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          名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
          住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市8番25号 気仙沼市水産振興センター
          電 話:0226−22−0793(月〜金)
          メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
          担 当:吉田鶴男

          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 18:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          宮城県北部船主協会が移転しました!
          0

            今日は、宮城県北部船主協会からのお知らせをしたいと思います。

             

            経緯からお話いたします。

            2011年3月の東日本大震災で、もともと入居していた「気仙沼市水産振興センター」が被災し

            移転を余儀なくされました。

             

            そこから、現在までお世話になった気仙沼市港町にある「福徳第二ビル」に移転してきました。

            あの混乱から8年の月日が経ち、その建物とともに活動してきましたが

            復興工事の事情により、再度の移転をすることとなりました。

             

            次の移転先は、新築した気仙沼市魚市場のC棟の2階(気仙沼市水産振興センター)になります。

             

             

            移転したのは令和元年5月30日(木)

            午前中には移転が完了し、午後からは荷物の整理で大慌て!

            通常業務は5月31日(金)からと考えておりましたが、簡単に引っ越しが終わるはずもないので(笑)

            実質、本日の6月3日(月)が業務開始日となります。

             

            電話工事が本当に進まず、移転日までに間に合うのかとヒヤヒヤしましたが

            工事関係者に頑張っていただきまして、移転前日の29日にギリギリセーフで間に合わせることができました!

             

            ここが中央入り口

             

             

             

            ここから入るとこのような看板が

             

             

            「水産情報等発信施設」

             

            この施設にはさまざまな情報発信施設が入ってるんです。

             

            入るとすぐにこのような大きな世界地図

             

             

            私の短い足ですがw

            端から端まで大股で4歩という大きな地図なんですよ。

             

             

            この漁場ではどんなマグロが釣れるのか、それはどの時期なのか

            さまざまな情報が書き込まれているんです。

             

             

            他には談話エリア

             

             

             

            漁船員さんが、陸上休暇のときに集まっていたカフェバーをイメージして作っています。

            手前には懐かしいインベーダーゲームの台がありますが、ゲームは入っておらず

            漁撈作業の映像が流されています。

             

             

            このようなシアターもありまして

            巨大なスクリーンが三面に貼ってあり、市場の様子や

            遠洋マグロ漁船の漁獲の様子が映し出されます。

             

             

            小さなお子様向けではありますが

            フォークリフトを操作する疑似体験もできます。

             

             

            遠洋マグロ漁船のブリッジ(操舵室)も再現されています。

             

             

            機器はみな本物で臨場感たっぷり♪

            赤い椅子に座って漁労長気分を味わっちゃいましょうw

             

            ここは漁労長さんの部屋をイメージしたエリア

             

             

            他にも

            震災の大津波から逃れた大型の世界地図

             

             

            昭和の時代に作成されたもので、ロシアがソビエト連邦だったり

            パプアニューギニアが別々の国だったりと、今とは違う国境が引かれている貴重なものです。

             

            突きん棒の疑似体験やカツオ一本釣りの体験をすることも出来ます。

             

             

            インスタ用でしょうかw

             

             

            お約束のカオハメもあります。

             

             

            全国のカオハメニスト(カオハメ好きな方々)の方にはたまらない設備もありますよw

             

            宮城県北部船主協会は、中央入口を入った後の大きな世界地図があったら右方向に向かい

             

             

            その一番端が事務所になります。

             

             

             

            防犯上、事務所内はご紹介できませんが

            このような新しい事務所に移転してきました。

             

            心機一転、頑張っていきたいと思いますので

            今後ともよろしくお願いいたします!!

             

             

            始まりと呼ばれるものは、しばしば終末であり、終止符を打つということは、新たな始まりでもある。
            終着点は、出発点である。

            トマス・スターンズ・エリオット
            (19〜20世紀イギリスの詩人・劇作家、1888〜1965)

             

             

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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 11:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
            気仙沼向洋高校を卒業したばかりの少年が洋上へと羽ばたきました!
            0

              今回も新人船員の出港のお話です。

              続いてますね(笑)

               

              今回、ご紹介しますのは

              今年の3月に地元の気仙沼向洋高校を卒業したばかりの少年

               

              前にご紹介した、5人一斉に行った実技研修の中のひとりであり

              最後の出港となりました。

               

               

              このメンバーの中では唯一の海洋科(マグロ漁船の実習も行う)卒業なので

              他のメンバーが船酔いもない中で頑張っているものですから

              何かしらのプレッシャーはあるのかなぁと思います!

               

              出港の門出を祝うかのような晴天

               

               

               

              この船には3年目になる若手船員も乗船中

              兵庫県から気仙沼にやってきた22歳の青年

               

               

              彼はとても明るく、すごくいい性格をしてるんです!

              この彼としても、年齢の近い後輩が乗船してくることは

              気持ちの上では楽なんじゃないかな

               

              海洋科卒業とはいえ、何もわからない素人

              先輩として、しっかり教えてくださいねw

               

               

              出港時間も迫り、船主の挨拶がはじまりました。

               

               

              とても緊張している様子。

              無理もないですよね。

               

               

              陸と船とを結ぶ、歩み板が外されます。

              この瞬間から航海スタート!

               

               

              それと同じタイミングで五色のテープが船へと繋がれ

              しばしのお別れ

               

               

              昔は、乗組員全員が日本人で

              その家族、兄弟、親戚、スナックのママなど(笑)

              とにかく凄い人数で、とても華やかな見送りでした。

               

              時代と共に日本人船員も少なくなり

              その華やかさも影をひそめていったのですが

              震災後、漁船員を盛大に見送ろうという“気仙沼つばき会”さんの活動により

              華やかな見送りが再び蘇ってきたのです。

               

              そして、それに答えるかのように

              漁労長さんが最上段から出港の挨拶をすることが恒例となっていきました。

               

              以前は船尾を港に着けた、いわゆる縦着けの状態

               

               

              こんな感じの状態から出港した船もあったのですが

              今では声援に答えるために

              横着けの状態から出港します!

               

               

              もう後戻りはできません。

              前を向いていくしかありません。

               

               

              若手船員2人も元気に声援に答えます!

               

               

              こちらも負けてはいられません(笑)

              頑張れよ〜〜〜〜!!

              先輩がついてっから大丈夫!

              思いっきり仕事してこいよ!!

               

               

               

               

               

               

              行ってしまいました。

               

              本船は南下し、インドネシア共和国のバリ島へと向かいます。

              現在は赤道を通過し、あと2日弱くらいでバリ島に着くのではないでしょうか。

               

              彼の近況はまだ入っていませんが

              おそらく大丈夫でしょう♪

               

              そろそろラインを入れておこうかな。

               

              バリ島に着いて、公衆wiFiが入った時に

              まっ先にラインが着信したら嬉しいと思うんです!

               

              遊びたい盛りの18歳

              県外の方から見れば、大きな借金があるのか?などと疑問に思うかもしれませんが

              そんなことはありません。

              憧れた船乗りという道に飛び込んだだけなのです。

               

              ブラックだ、ハラスメントだと過剰に反応している昨今。

              部下に残業を頼んでも「無理です」と返されてしまう昨今。

               

              まぐろ漁船は本当に過酷な現場であります。

              1割のやりがいと9割の地獄

              睡眠時間を究極に削ってでも行うマグロの漁獲作業

              ここに生きる道を見出す若者が後を絶ちません。

               

              遠洋マグロ漁船は毎日感じる「生きてる」って感覚が半端ない!

              若い船員は口を揃えます。

               

              私達、気仙沼市民は

              彼らのような若者に大いなる敬意を払わなければなりません。

              本当にありがとう!

               

               

              船のパーツにはそれ自体の重みで沈むものがある、エンジンやプロペラなどのように。
              だが船の各パーツが集まって組み立てられると、その船は浮く。
              私の人生の様々な出来事もまたしかり。
              悲しい出来事もあれば、楽しい出来事もあった。
              しかし、それらが堅固に結び合っていれば浮かぶ船となり、どこへでも航海できるのだ。

              ラルフ・ソックマン
              (米国のメソジスト教会牧師、1889〜1970)

               

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              担 当:吉田鶴男

              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              最年長の新人船員が出港!
              0

                以前の更新で「最年長の新人船員誕生!」をお伝えしましたが

                その彼がようやく出港へとこぎつけました!

                 

                私のところに問い合わせてきたのが

                1年も前になるでしょうか

                本人の仕事の都合により、どうしても洋上へと飛び出すことが出来ず

                4月の下旬、ようやく出港となったわけです。

                 

                 

                 

                東日本大震災で被災してしまい、その後に生まれ変わった本船。

                119t型の近海マグロ延縄漁船です。

                 

                当日は、実技研修を担当した講師も激励に駆けつけてくれました。

                 

                 

                私と同い年なので、次の誕生日が来ると49歳になります。

                どう見ても若くはないですが

                海へのあこがれは強く、乗船前は暇を見つけては気仙沼に来て

                出港する船に想いを馳せていたそうです。

                 

                それが現実のものとして彼に迫ってきました。

                 

                 

                今ここで人生の舵を切れるかと私が問われたら

                すぐには返事できないと思います。

                 

                切らざるを得ない状況になれば覚悟は決めますが

                自分の意志で舵を切るのは相当な勇気があったと思います。

                 

                近海マグロ延縄漁船の航海日数は約3〜4週間。

                出港して操業まで数日間しかありません。

                遠洋マグロ漁船であれば、出港して漁場に着くまで約1ヶ月を要しますから

                その間に船酔いを克服し、操業に向けての練習ができるのですが

                近海マグロ延縄漁船は航海日数が短い分、その余裕がありません。

                 

                そこをどう克服するかが最初の壁です。

                 

                 

                乗組員が甲板上に集められ、船主からの激励があります。

                 

                私の位置からだと、どのような話をしているのか聞き取れませんが

                彼はこの言葉をしっかりと心に刻んだことと思います。

                 

                出港時間が近づくと

                否が応でも緊張感が体を支配していきます。

                表情が厳しくなり、口数も少なくなる。

                 

                 

                港を離れはじまると

                もう覚悟を決めるしかないです。

                 

                 

                緊張感を振りほどくように

                精一杯に手を振ります!

                 

                 

                 

                 

                頑張れよ〜〜〜!!!

                 

                 

                産経新聞(インターネット版)にこのような記事がありました。

                皇位継承に伴う11月の重要祭祀、大嘗祭の中心儀式「大嘗宮の儀」で

                神々に供える米を育てる地方を決める「斎田点定の儀」が13日午前、皇居・宮中三殿の神殿前で行われた。

                カメの甲羅を使った古来の占い「亀卜(きぼく)」の結果

                東日本の「悠紀地方」に栃木県、西日本の「主基地方」に京都府が、それぞれ選ばれた。

                結果について、天皇陛下は皇居・宮殿の表御座所で、宮内庁の山本信一郎長官から報告を受けられた。

                 

                「亀卜」という占い

                亀の甲羅を板状になるよう切り取り火で熱し

                しっかりと熱くなったところで水をかけると亀裂がでできるんです。

                その亀裂の状態で占う方法なんだそうですね。

                 

                その亀の甲羅に亀裂が出来た状態を表した漢字が「兆し(きざし)」となります。

                 

                彼は今後の自分の人生を考えた時

                大海原へと向かう若手船員の姿を知り心が動いたんでしょうね。

                海にも自分を生かせる世界があるかもしれないと「兆し」を感じ

                そこに行動を表す「扌(てへん)」をつけて「挑」んできました。

                 

                大丈夫だろうかと不安にかられ

                今さら頑張ったところでと尻込みし

                行動しなければ、何事も「兆し」で終わってしまいます。

                 

                49歳で飛び込む世界にしては、正直厳しすぎます。

                でも、あえて飛び込んできた!

                これからは辛いことが続くはず、次々と襲ってくる壁を乗り乗り越えていって欲しいものですが

                 

                ときどき疲れてしまうこともあるでしょう。

                そんな時は、私が「辶(しんにょう)」をつけて

                逃場(にげば)になっていこうと思います。

                 

                先ほど、出港して3週間目に入った彼の情報が入ってきました。

                「船酔いはしなかったが、まだ思うように揺れに体がついてきてないようだ」

                うまくバランスがとれていないという事ですね。

                 

                船酔いしないのは本当にラッキーです♪

                とても頑張ってるようなので、様子を見ていたいと思います。

                 

                何だかんだ言って、あと1〜2週間ほどで帰って来るのかな??

                開口一番にどんな言葉が出るのか?

                怖いけれど楽しみに待っていたいと思います。

                 

                 

                もしかしたらできるかもしれない。

                もしかしたらできないかもしれない。

                その際(きわ)の部分に挑戦したい。
                大谷翔平
                (岩手県奥州市出身。MLB・ロサンゼルス・エンゼルス所属)

                 

                 

                この彼に、同郷の大谷選手のお言葉を送ります。

                 

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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 16:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                平成最後の乗船前実技研修を行いました♪
                0

                  時代も令和となり、一週間が経過しました。

                   

                  平成元年3月に高校を卒業した私も

                  そこから30年を経過すれば、いつの間にか48歳のおじさんになってしまっています(笑)

                   

                  天皇陛下も紀元前660年〜580年まで在位した神武天皇から数えて126代目。

                  2679年の歴史があるわけです。

                  そう、日本という国は現存する世界最古の国なのですね。

                   

                  元号も645年(飛鳥時代)の“大化”から数えて248番目となります。

                  南北朝時代のように天皇も元号もふたつ混在した時代を経て

                  脈々と時代を今日まで受け継いで来たものと考えると、令和にという新しい時代を迎える事は

                  本当に特別なことのように思えてなりません。

                   

                  最近のニュースで

                  南米のベネズエラでは二人の大統領を巡ってクーデターが勃発し、多くの血が流れているとの報道がありました。

                  日本円で考えると、100円のジュースが1,000万円になるというハイパーインフレが起こっており

                  時代を変えようと必死なのである。

                   

                  トイレで用を足しても、トイレットペーパーを使わず1万円札(10銭の価値しかない)を使った方が安いという

                  訳の分からない世の中、、、、

                   

                   

                  時代が「平成」から「令和」に変わることはめでたいけれど

                  自分たちの生活の何かが変わるわけではないと

                  私をはじめ多くの人が冷静に受け止めていると思いますが

                  世界情勢を考えてみると「何も変わらない」ということはとても有難く、素晴らしいことなんだと感じます。

                   

                  令和の新しい時代と共にブログ「漁船員になろう!」は進化し続けていきたいと思いますので

                  あらためまして、よろしくお願いいたします!

                   

                   

                  今回紹介する青年は

                  平成31年4月に実技研修を行い、令和元年5月に出港予定。

                  時代を超越するスーパー漁師になってくれるかもしれません(笑)

                   

                  この青年は大阪府出身

                   

                  遠洋マグロ漁船に乗りたくて、本年2月にわざわざ気仙沼まで船見学に来てくれました。

                  まぁ、私が来いと言ったのですがw

                   

                   

                  実際の入港シーンを目の当たりにし、船内も見学し

                  操業中の厳しいお話もする。

                  是非、遠洋マグロ漁船に乗りたいという意思表示をしてくれましたが

                  あえて、その返事を断り

                  1週間再検討することを薦めました。

                   

                  洋上の暮らしは楽なものではありません。

                  男のロマンを感じ興奮してしまうのは理解できます。

                   

                  ロマン(フランス語)とは

                  感情的、理想的に物事をとらえること。夢や冒険などへの強いあこがれをもつこと

                  という意味があります。

                   

                  憧れの裏には地獄のような厳しい現実が待っています。

                  その苦しい日々を克服しなければ、達成感のようなものを味わうことはできません。

                  それゆえの達成感なんだと思います。

                   

                  その1週間後、やはり乗船の意志は変わらないとの事でしたので

                  最終的な意思を確認し、一人前のマグロ漁師への時計を進めることとしました。

                   

                  もう後には引けません。

                   

                   

                  乗船前の実技研修もスタートし

                  ひとつひとつ研修を行うも分からないことだらけで

                  戸惑っていましたが、何とか一つずつクリアしていきました。

                   

                   

                  同じ船に乗る若い先輩船員も応援に駆けつけ

                  ロープワークの手ほどきもしてくれましたが

                  見ただけでは分かりにくいので

                  ムービーを撮って教材にしてしまいます(笑)

                   

                  今回から新しい教材としてこれを導入しました!

                   

                   

                  さて、何でしょう?

                  ご覧のとおり、普通のホースです(笑)

                  どこでも買えます。

                   

                  手軽に購入できて、自宅でもホテルでも手軽に練習できるような代用品はないものかと探していましたが

                  私の経験の中で思うところがあり導入してみました。

                   

                  実技研修では使いません。

                  あくまで自主練教材ですが、どんな使い方をするのかは内緒です♪

                   

                  効果も未知数ですが、私は効果ありとにらんでます!

                  彼には実験台になってもらい、その効果を洋上の実戦で披露していただきましょう。

                   

                  という訳で、彼には乗船直前まで一生懸命練習してもらいます(笑)

                  もしダメだったら、この教材がただのホースに格下げになるだけで

                  何のリスクもありません。挑戦あるのみです!

                   

                  この彼も今は大阪に帰っていますが

                  今月中旬には、乗船に向けて気仙沼入りしてくる予定にしております。

                   

                  この新人で118番目を数えます。

                  元号と共に時代を繋いできた先人たちと同じように

                  マグロ延縄漁船の技術を繋いで欲しいと願っています。

                   

                  新しい時代も頑張りましょう!!!

                   

                   

                  古(いにしえ)をもって今を制する者は、事(こと)の変(へん)に達せず。

                  (現代語訳)

                  過去の成功例を今に当てはめようとしても、時代や社会の変化には通用しない。

                  『戦国策』
                  (中国の史書、前漢末の劉向編)

                   

                  この戦国策は2000年以上も前の紀元前の時代に書かれた書物であり、すでにこのように書かれている。


                  そして、現在に至っても同じような状況を垣間見ることが多い。

                  新しい時代の到来とともに、「俺の時代はな、、、」という言葉を納め

                  時代を受け入れる度量を持ちたいものである。

                   

                  ---------------------------------------------------------------

                   

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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 確保育成活動 | 14:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  気仙沼の普通高校を卒業したばかりの少年が洋上へ羽ばたきました!
                  0

                    最近のブログ更新は出港シーンばかりが続き

                    「またかぁ〜」という声が聞こえてきそうですが

                    それだけ気仙沼から洋上へと羽ばたく若者が多いという事でありますので

                    ご理解いただきたいと思いますw

                     

                    そして、今回の更新は令和時代最初の更新となりますが

                    相変わらず出港シーンからのスタートとなりますw

                     

                    新時代最初の更新が少年の羽ばたきから始るというのは

                    今後の象徴として縁起がいいなぁ〜と感じています!

                    (勝手な解釈ですが笑)

                     

                     

                    以前の更新でもお伝えしましたが

                    こちらのスケジュールの都合もあり

                    新人くん5人の実技研修を一気に行いました。

                     

                     

                    この内の3人がすでに洋上へと羽ばたいており

                    船酔いもせず元気に頑張っているという情報が入って来ております!

                     

                     

                     

                     

                    3人とも、何の経験もない新人なのに船酔いもせず頑張ってるなんて大したものです!

                     

                    そしてこの日、4人目がいよいよ出港となります。

                     

                     

                    彼は地元の普通高校を卒業し、そのままマグロ漁師の道に飛び込んできました。

                    大型マグロ漁船の船乗り一家に育ったのもあると思いますが

                    導かれるままに我々のところにやって来たという印象があります。

                    まるで当然のように。

                     

                    大々的な出港に対する驚きと、これからの未知なる生活に対する不安で

                    かなり緊張していたようで、顔色もかなり青ざめた感じになり

                    見送るこちらも焦ってしまいましたが笑

                    必死にこちらも明るく振舞って見送ってきました!

                     

                     

                    見送りの方々も多く集まり

                     

                     

                    それぞれから集めた五色のテープを船へと繋ぎ

                     

                     

                     

                    いよいよです!!

                    いざ、出港!!!

                     

                     

                     

                     

                     

                     

                    頑張れよ〜〜〜!!

                    気持ちを前に向いて、船酔いも大丈夫だ〜〜〜

                     

                     

                     

                     

                     

                    自分で選んだ道とはいえ

                    覚悟を決めて乗船したとはいえ

                    やっぱり不安なんだろうなぁ

                     

                    自分の息子が彼らの年齢に近づくにつれ

                    今まで以上に親の心境で彼らと接してしまう。

                     

                    船酔いもあるだろうけど、まずは第一の寄港地までの約2週間を乗り切って欲しい!

                     

                     

                    ・・・・と、しんみり思っておりましたが

                    後日、この少年からバリ島に着いたと連絡があり

                    船酔いも1回だけ酔っただけですぐに克服し、とても元気であると報告がありました!

                     

                    帰港後はラーメンを食べたり、ステーキ300gをぺろりと平らげたりと、十代に相応しい食欲を披露したとのこと(笑)

                     

                    さほど、心配する必要は無かったようですね♪

                     

                    後はじっくりと見守っていきましょっ!

                     

                     

                    いつも不安で不安で仕方がない。
                     おれほど憶病者はいない。
                     開き直らないとむちゃできない。

                    北野武

                     

                     

                    私も後先をしっかりイメージしてしまうので

                    何をするにも不安が付きまとう。

                    だから、不安を押しのけるようにしっかり準備をするようにしています。

                    でも、未来は誰にも分からないのだから、その時は出たとこ勝負で乗り切るしかないのです。

                     

                    応援してますよ!!!

                     

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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 14:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    31歳の青年が洋上へと旅立ちました!
                    0

                      テレビ東京の番組で「マグロに賭けた男たち」という人気番組があります!

                      青森県の大間漁港を舞台としたマグロ漁師の孤独な闘いを追いかけるドキュメンタリー番組です。

                       

                      今年も、青森県大間産の巨大マグロが史上最高値3億3360万円で落札されたことが話題になりましたね!

                       

                      どうしてもマグロ漁師というと、番組の影響力が大きくて「大間のマグロ」をイメージする人が多いと思いますが

                      我々のような大型漁船に乗り、地球規模でマグロを追いかける仕事があるってことをお忘れなく(笑)

                       

                      このブログもある意味「マグロ漁船等の転職サイト」として運営しておりますが

                      決して闇サイトではありません!!

                      我々は国土交通省東北運輸局からの許可を得て法律に基づいて運営しているので間違いございません!

                       

                      遠洋マグロ漁船への斡旋=闇ブローカー

                       

                      インターネットではこのような書かれ方をしており

                      もし、これが本当なのであれば

                      闇ブローカーとは私の事を指すので、いっそのこと名刺に書いてしまいましょうかw

                       

                       

                      妻も子供もいるこの青年。

                      海に出て仕事をしたいと思っていたものの

                      早くに子供を授かったため、31歳まで行動に移すことができなかった。

                       

                      それが、このブログと出会い

                      一気に海へ出たい気持ちでいっぱいになった。

                      1年以上かけて家族を説得し、海へ出る準備を進めてきた彼


                      満を持しての出港です!

                       

                      実技研修の様子は以前の更新でもご紹介しましたね。

                       

                       

                      出港当日、船主協会の出港祝いを本人へ渡しました。

                      空は曇り空でしたが、彼の晴れ晴れとした笑顔を見てくださいよ!!

                       

                       

                      心からワクワクしたようなこの笑顔(笑)

                       

                      この彼、十代の頃から建設現場で働いていたので

                      仕事に対してのセンスが抜群。

                      常に周りをみて、今の自分がすべきことを瞬時に判断し対応できる。

                       

                      学歴以上にこのようなセンスを磨くことは大切だなと感じます。

                       

                       

                       

                      乗組員全員が甲板上に集められ

                      船主から、今航海に対する熱い思いが語られます。

                       

                       

                      大漁祈願、安全航海を願って乾杯!!(ノンアルですよ)

                       

                       

                      いつものように、見送り人から五色のテープを預かり

                      船へとつなげていきます。

                      ここまで来ると、出港まで一瞬です!

                       

                       

                      出港の雰囲気を画像で感じ取ってください〜

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                       

                      満面の笑顔と共に、港から旅立っていきました!

                       

                       

                      30歳を過ぎた青年ではありますが

                      船酔いしてるだろうか、仕事は上手くできてるだろうかと心配は尽きません。

                       


                      そんな時、三陸新報で各大型漁船の操業状況を伝える「漁業通信欄」にこんな文字を見つけました。

                       

                       

                      「南下中新人船員は船酔いもせず皆と元気に働いています」

                       

                      なかなかイキなはからいです♪

                       

                      ここに掲載しても、彼の地元である茨城県には届くはずもない。

                      でも、気仙沼港全体で新人を育てていこうとする気持ちが強いからこそ

                      船側も気仙沼市民に伝えたいと思ったのではないでしょうか。

                       

                      他の若手船員からみると年齢的に遅いスタートではありますが

                      彼にそんなことは関係がなく、「やりたかった仕事だから思いっきりやる」

                      ただ、それだけなのです。

                       

                      家族を養う収入を得るためにも

                      自分の想いを満たすためにも

                      元気に頑張って欲しいと願っています。

                       

                       

                      何かを始めるのに、優れた人間である必要はない。
                      優れた人間になるために、何かを始めるのだ。

                      ジョー・サバー
                      (米国の作家・ラジオパーソナリティー)

                       

                       

                      「お前には無理」

                      「出来るはずがない」

                      何かを始めようとすると、世間はご親切にもこのような言葉をかけてくれる。

                      残念ではありますが、皆様の言葉は当たってると思います。

                      今までの生活を顧みると、当然の言葉だと思います。

                      しかし、自分は変わるのです。

                      今までの自分とはお別れするのです。

                      だからこそ、新しいことを始めるのです。

                      悪しからず。

                       

                      ---------------------------------------------------------

                       

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                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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