漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
遠洋・近海カツオマグロ漁船等の新規乗組員(未経験者)を広く募集しております!
妻子持ちだけどマグロ漁船に乗りたい!
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    今回は少しコロナから離れて

    「妻子もちだけどマグロ漁船に乗りたい」というタイトルにしてみました。

     

    そんなには多くないのですが

    年間に数件、妻子もちの方で「マグロ漁船に乗りたい」とお問い合わせをいただくケースがあります。

    大体の場合は、妻には内緒で問い合わせていただくのですが

    こちらとしてはお話は聞きますが、奥さんの承諾がない状態でマグロ漁船を紹介することは保留とさせていただいております。

     

    簡単に言うと「やりたくない」のです。

    マグロ漁船を紹介したくないのです。

     

    船員職業紹介所の立場としては、私情を挟むことは控えなければいけないのですが

    陸上の場合と違い、船員という仕事を十分に理解していなかったり

    誤解していたりという部分があったりするので、しっかり話し合う必要があるのです。

     

    奥さんの立場からすれば

    ある日突然、「今の仕事を辞めて遠洋マグロ漁船に乗ることになったから」と伝えられ

    快諾してくれる奥さんは皆無でしょう。

    頭が真っ白になり『えっ!?、何で?いつから?』と聞き返すのが精一杯だと思います。

     

    乗船希望者は、漁師になるという自分の夢を叶えるとともに

    お金を稼いで家族を養うという大きな目的もあると思いますが

    家族を守るという奥さんにおいても、大きな覚悟が必要になると思うのです。

    奥さんの強い協力がなければ、乗船希望者とて円滑な洋上生活を送れないわけですから

    その方の意見を無視して乗船に向けた手続きを進めるわけにはいかないのです。

     

    基本的には奥さんの覚悟が決まるまで保留にさせていただいております。

     

    でも、最終的には旦那さんの意見を尊重し『応援する覚悟』を決めてくれるので

    「女は強し」と感じてしまいますw

     

    漁師は男の世界ですが、既婚者の場合は女性の影の支えがあってこそ成立する職業なのです。

     

    先日入港してきた遠洋マグロ漁船に乗船している新人船員も妻子を持つ人のひとり。

     

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    まもなく完成する「気仙沼湾横断橋」の下を通る遠洋マグロ漁船

    なかなか、この迫力をお伝え出来ないのが残念〜

     

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    内湾をグルリと回り、こちらにゆっくりと向かってきます。

     

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    ゆっくり、静かぁ〜に

     

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    無事に接岸。

    長期航海、本当にご苦労様でした。

     

    出港時と変わらぬ笑顔で帰ってきてくれました!

    私もすごくホッとする瞬間です。

    自宅へ帰ったら、今まで応援してくれた家族と休暇を楽しんでもらいたいですね!

     

    気仙沼地区では、遠洋マグロ漁船にのる若者を募集しております!

    お気軽にお問い合わせください!

    電話:0226-22-0793

    ご連絡お待ちしております!

     

     

    男の一番の財産は、共感してくれる妻である。
    エウリピデス
    (紀元前5世紀・古代ギリシャの悲劇詩人、前480頃〜前406頃)

     

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    コロナ禍だからこそ!
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      新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい

      どのマグロ船も運行スケジュールの大幅な変更を余儀なくされている状況が続いております。

       

      奇跡的な収束傾向をみせている日本ではありますが

      まだまだ予断を許しません。

       

      世界的に大不況が訪れて、「失業率」に関する報道もしばしば見受けられます。

      この猛威によりアメリカなどは、次のような報道がありました。

      『新型コロナウイルスの猛威によって、申請数は8週間で3600万件を突破。

      米労働市場では5人に1人が職を離れた計算になり

      5月の失業率は20%に達する可能性もある。』

       

      日本も例外ではなく、共同通信の報道によると

      『社会情勢の変化に応じた経済分析に強みを持つシンクタンク「中部圏社会経済研究所」

      は5月20日、新型コロナウイルスの流行が2020年度の雇用に与える影響の試算を発表した。

      世界的な流行の収束が今年末にずれ込む最悪のケースでは

      全国で最大301・5万人が失業する恐れがあると指摘した。

      前年度比の就業者数の減少率は4・5%に達し、リーマン・ショック後の09年度の1・5%を大きく上回る可能性がある』

      と報じている。

       

      何だよ!?301万人って??

      目の前が真っ暗になる数字です。

      あくまで最悪の場合であって、この数字にはならないと信じておりますが

      最終的に3分の1の100万人前後であったとしてもかなり厳しい数字です。

       

      東日本大震災を乗り越えてきた私としては

      このコロナ禍の裏には、今までにない明るい希望が隠されていると信じているのです。

      絶望的な震災時、それを逆手にとった募集活動を行うことで、今までにない数の若者がカツオ・マグロ漁船に乗船してくれた。

       

      今回も、何かがあるはずなんです。

      私の座右の銘に『禍福はあざなえる縄のごとし』と言うものがあります。

      (意味)

      人生をより合わさった縄にたとえて

      幸福と不幸は変転するものだという意味の故事成語です。

      不幸を嘆いていると、いつの間にか幸福となり、幸福を喜んでいると、また不幸になる。

      ちょうどそれは「より合わせた縄のように表裏が交互にやってくる」という意

       

      異常な失業率を前に絶望するより、「コロナ禍」だからこそどうすべきか?と考える方が

      早めに福がやってくるように思うのです。

       

      そこで、『船員』という仕事を新たな職業の選択肢の一つにしてはどうでしょうか。

       

      当ブログでもインドネシア船員の配乗ができず

      出港を延期しているケースがある旨はお知らせしたところでありますが

      少しずつ明るい兆しが見え、以前のような出入港シーンをみることが出来るようになってきました!

       

      3年目と5年目を迎えた若手船員が乗船した船をお迎え♪

       

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      3年目の若手船員の立ち姿が凛々しくて嬉しくなっちゃいました!

       

      そして、別な船になりますが3年目と6年目を迎えた若手船員がこのコロナ禍により1ヵ月遅れで

      出港できることになり見送りにも行きました。

       

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      気仙沼港も少しずつ動き始めたんです!!

       

      カツオマグロ漁船の他にも、タンカーやコンテナ船、旅客船など

      さまざまな船が存在します。

      どの船も後継者確保には躍起で

      船の運航スケジュール等もあるので、即座に乗れるかどうかは別な問題になりますが

      常に人を求めているというのが実態です。

       

      このブログを読んでいただいている皆様のお友達や同級生の中で

      「船員」として働いている方は何人いるでしょうか?

      ほとんどいないと思うのです。

      今後さらに少子化が進行することを考えると、一刻も早く多くの若者を求めていかなければなりません。

       

      船員という仕事は、ある会社に所属して、所有している船の乗組員として乗船するので

      なんとなく、単純作業員という印象を持たれ

      「借金返済のために乗りたい」なんて方からお問い合わせいただくこともあるのですが

      そんなことはなく、ひとつの職人なのです。

      体力さえあれば誰でも良いというわけではありません。

       

      カツオマグロ漁船の場合は、船舶運航と漁撈作業もしくは機関作業の2つの要素を持った職人になるのです。

      将来的には海技士(6級〜1級)という国家資格も持たなくてはなりません。

       

      少子化で船員の数が少なくなれば、さらに必要とされることになり

      国家資格と乗船経験さえあれば、船員として仕事に困ることは無いと思うのです。

       

      今後、失業率が上がってくることが本当なのであれば

      次に就く仕事も少なくなるということ。

       

      若い人を求める「船員」という仕事にも目を向けてはどうだろうか。

      船員と言う仕事は、新しい生活様式を取り入れた時代の中でも無くなる仕事ではありませんから

      このコロナ禍が人生を大きな福に変える大きなきっかけになるのかもしれません。

       

       

      絶好のチャンスは、最悪のタイミングでやってくる。
      「マーフィーの法則」

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      新造船された遠洋マグロ漁船が気仙沼港に颯爽登場!
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        今日の日中はポカポカ陽気の気仙沼♪

        上着も脱いで、いっそのことマスクも外して陽気を満喫したかったのですが

        緊急事態宣言が継続中なので、マスクだけはしっかり着用してました。

         

        世界中が新型コロナウイルス一色の今、気仙沼港に小さくも大きな光が舞い降りてきました。

        新造船となる遠洋まぐろ延縄漁船が入港してきました。

         

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        大きな大漁旗をなびかせて、ゆっくり、ゆっくりと入港してきました。

         

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        大きく円を描くように接岸場所に向かってきます。

         

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        個人的には新船の写真を撮るときは

        このような正面の写真が意外と好きですねぇ〜

         

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        無事接岸完了!

         

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        重厚感たっぷりの遠洋マグロ漁船を眺めるたびに

        完成されたデザインに感服するというか、純粋にカッコいいなぁと思ってしまいます。

         

        新型コロナウイルスの影響は計り知れず、暗い空気が漂っていたところもあるのですが

        この新船の姿をみると、気仙沼港に再び大きな光が差し込んできたような、、、

        そんな気持ちになりました。

         

        若者で溢れる港をつくる。

         

        事業開始当初からこの目標を掲げ、震災以降がむしゃらに頑張ってきました。

        この船を生きたものにするためにも、恒久的な乗組員の確保は至上命題なわけです。

        頑張っていきたいと思います。

         

        あらためまして、新造船おめでとうございます!

         

         

         

        うしろ向きでマイナス思考の人には、チャンスは訪れません。
        願いを叶える気迫と、明るい希望を抱き続ける心がチャンスを呼ぶのです。
        美輪明宏
        (歌手・俳優、1935〜)

         

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        心が温まるような出来事
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          皆さま、コロナ禍のなか

          お元気にお過ごしでしょうか。

           

          自粛ムードが日本全国を覆い

          前代未聞の閑散としたゴールデンウィークも終了いたしました。

           

          私といえば、ただひたすらステイホーム。

          1日1回の買い物と、夕方の軽いランニング以外はず〜〜っと家におりました。

          youtubeを見てるか、映画を見てるか、もしくは気が向いた時に気が向いた場所だけ掃除する程度、、、

          珍しく長男が一度だけランニングに付き合ってくれたので、夕方二人で走ったことが一番の思い出となりました(笑)

           

          インターネット上で話題となっている、新型ウイルス感染症のパンデミック映画「コンテイジョン(2011年)」は衝撃的でしたね〜〜

          映画ですから架空の世界になりますが、専門家の助言を受けて製作されただけあって

          このコロナ禍の真っただ中に見ても違和感が少ない!

          製作当時は、あまりにリアルに作りすぎたゆえに映画としての盛り上がりに欠け評価は低かったのですが

          そのリアルが今、注目を浴びてます。

           

          劇中、あまりの感染力の強さと医療崩壊の凄まじさに医療従事者がボイコットし

          代わりに修道女(シスター)が患者の手を取り祈るシーンがあります。

           

          現実は違い、世界中の医師や看護師が感染リスクを負いながらも献身的に治療にあたってくれています。

          ブログを通してになりますが、本当に感謝しかありません。

          ありがとうございます!!

          その方々の為にも、感染には本当に気をつけなければなりませんね。

           

           

          自粛、自粛の生活でしたが

          そのかいあって、ウイルスの実効再生産数も1.0を下回り、新規感染者数のグラフも下降に転じており

          緊急事態宣言も5月末まで延期されましたが、徐々に解除に向けた足取りになってるような気がします。

          明るい兆しが見えてきた中、複数の方々からのメッセージに再び勇気が湧いてくる出来事もありました。

           

          洋上の若手船員からのメール。

          『お疲れ様です!世間はコロナで騒いでいますが、吉田さんは変わりないでしょうか?』

          『会えるのを楽しみにしております!』

          親子ほど年が離れているのに、このような気遣いがとても嬉しいです!

           

          インスタグラムに入ったメッセージ。

          『(吉田さんの活動は)漁船に乗ろうと思っている子や親にとって有難いことだと伝えたかったのです。』

          『コロナのせいで大変なことになっていますが無事に出港できる日が早く来るといいですね』

          『また、色々なお話を楽しみにしております』

          連休中に入ったこのメッセージには救われた気持ちになりましたね。

          自分のしている活動に時々迷うこともありますが、間違いなかったんだと思え、気持ちが前向きになることが出来ました!

           

          遠洋マグロ漁船に乗船していたが、3年ほど前に気仙沼を去っていった青年から

          『船に戻りたい』という嬉しい連絡。

           

          そしてもう一人は求職者から。

          『マグロ漁船以外の漁船に乗っていたが、自分の仕事だと言い切れない部分がある。』

          『でも、漁船の仕事は続けたい。』

          『長期航海のマグロ漁船に乗って、これが自分の仕事だと言えるようになりたい。』

          という、私たちとしてはとても心強く嬉しい青年の言葉!

           

          新型コロナウイルスによる日本人初の感染者が確認されたのが本年1月16日。

          それ以降はブログの反応が極端に薄くなり、頭を抱えておりましたが

          このようなメッセージをいただくたびに、「まだまだ頑張れるぞ!」と前向きな気持ちになってきます。

           

          新型コロナウイルス感染症により大きな衝撃を受けておりますが

          前を向いて頑張っていきたいと思います。

           

           

          新型コロナウイルスと闘う全ての人へ。

          現在、全世界に拡散し各所に深刻な影響を出している新型コロナウイルスですが

          大西洋上の本船も例外ではなく陸上からの各種部品や資材の入手が困難な状況です。

          陸上も洋上もそれぞれに不便があり、一人ひとりがその状況を克服するため前に進んでいることと思います。

          洋上も時には想像を絶する大しけに遭遇することがあります。

          そんな時、それぞれの立場で力を尽くせば無事に切り抜けられます。

          『越えられない嵐はない』

          大西洋上より、皆さんのご健康を祈っております。

          遠洋マグロ延縄漁船

          第一昭福丸乗組員一同

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 11:54 | comments(0) | - | - |
          Rookie Fisherman Diary (From Kesennuma-112)
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            全国に緊急事態宣言が発令されたのが4月16日。

            まもなく2週間になろうとしている。

             

            休日とはいっても、特別何をするでもないのですが

            ”自粛”と言われると、ステイホームがキツく感じてしまう。

             

            IMG_1348.jpg

             

            これは全国の新型コロナウイルスの感染者数の推移なのですが

            明らかに下降に転じているのは明白で、有識者も”鈍化している”と発言している。

             

            皆が自粛生活を続けることで、1日あたり全国で150〜200人程の感染者数を減らすことができているということは

            死亡率が1.9%(4/28日現在)だとすると、乱暴な数字かもしれませんが

            毎日2.85人〜3.8人の命を救っていることになるのではないか。

             

            この2〜3人にも家族がいるわけで

            ザックリいうと、毎日2〜3家族を深い悲しみから救っていることにもなる。

             

            自粛生活も意外と大変ですが、この行動に成果がでていることに喜びを感じています!

             

             

            沖縄の「なんくるないさぁ〜」って言葉をご存じでしょうか。

            “何とかなるさ〜”という楽観的な意味で知られていますが

            この言葉には「前置き」があることはあまり知られていません。

             

            正しくは『まくとぅそーけーなんくるないさ』といいまして

            「挫(くじ)けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつか良い日が来る」という意味なんだそうです。

             

            沖縄県知事が「大型連休に沖縄へ来る予定の方が、航空会社の予約によると(発着を合わせ)6万人余りいる」として

            旅行のキャンセルを求める報道がされております。

            これは誤解で、ここまでの人数ではないらしいが相当数の方が沖縄旅行を計画していることは間違いなさそう。

             

            「なんくるないさぁ〜」と楽観的に旅行するのかもしれませんが

            これが「正しい道を歩む努力」なのかどうか、今一度考えてみてはどうでしょうか。

            そうしなければ「いつまでたっても良い日は来ない」のです。

             

             

            我々の漁船漁業は重要な戦力となるインドネシア船員の日本入国が拒否されている状況が続き

            運航スケジュールの変更を余儀なくされております。

            さまざまな可能性を模索しておりますが、まずは日本の収束が第一ではないかと思っているのです。

            「日本の船は感染リスクが非常に少ない」という認識を諸外国にもってもらいたい。

            まずはここからだと私は思っています。

             

            今回も「挫けず正しい道を歩むべく努力」をしてきた若者の洋上日誌をご紹介します。

            紹介が遅れておりまして、この若者は帰国してきてしまったのですが

            昨年の7月くらいからの状況を報告します。

            地元気仙沼を昨年3月に卒業し、海の男になるべく気仙沼港を旅立った青年の洋上日誌です。

             

            【第13週目】

            投縄(作業)もだいぶ慣れてきて、ブラン出しや餌付け、スナップ付けをする時にほとんど遅れなくなりました。

            スナップをつけている時、しゃべる余裕もなかったのですが、しゃべれる余裕もでてきました!

            車を運転したい!

             

            【第14週目】

            7月18日に転載がありました。転載は別な大きな船にこれまで獲ってきた魚を移動させました。

            初めての転載だったので、何をすればいいかわからず、あまり手伝うことができませんでしたが

            自分たちが獲った魚があそこまで多いとは思いませんでした。

            買い物がしたい!

             

            【第15週目】

            今週から(ミナミ)マグロ漁が始まりました。マグロ漁の最初の投縄だったのですがブラン出しの順番が難しく

            とてもとても忙しくって覚えるまで遅れそうです。

            揚縄は今までの倍のモツレやナイロン切れなど、休む暇がないし終わる時間も遅くだったりしてとても疲れました。

            カツ丼が食べたい!

             

            【第16週目】

            マグロ漁が始まってから2週間が経ちましたが、毎日モツレなどの数が多く、終わる時間も遅く疲れが溜まってきて

            次の日の揚げ縄がとても大変になってきています。

            マグロ漁はもう少し取れ数が少ないと思ったのですが、予想以上に多くて驚きました。

            唐揚げが食べたい!

             

            【第17週目】

            マグロの投縄で初めて最初にブラン出しをしたのですが、前まではランプが付いていないブラン出しをしていたので

            ランプが付いているブラン出しをしてからは少し油断しただけで順番を間違えてしまい遅れて大変です。

            マグロ漁が終わるまでにはブラン出しを遅れないようにしたいです。

            ラーメンが食べたい!

             

            【第18週目】

            マグロ漁が始まってからの凍結作業は今までとは違って魚も重さ50キロを超えるものが多く、持つのも自分だけでは無理で

            2人がかりでないと持てないぐらいで腰もマグロを持つたびに痛くなって大変です。

            果物が食べたい!

             

            【第19週目】

            マグロ漁が始まってからだいぶたって、体の疲労もだいぶ溜まってきてて、腰も痛くなってきて起きるときもとても辛くなってきました。

            でも、そろそろマグロ漁も終盤戦に近づいていると聞いたので、寒さと腰の痛み、疲労に耐えていき乗り切っていきたいと思います。

            すき焼きが食べたい!

             

            【第20週目】

            39回目の揚げ縄でマグロ漁が終了しました。最後の揚げ縄に限って今までで一番の寒さで大変でした。

            船頭が言うには、今回のマグロ漁は終わったのが遅いと言っていましたが自分的には意外と早く終わったと思いました。

            マグロ漁はとても辛かったですが、楽しくもあったので良かったです。

            漫画が読みたい!

             

            【第21週目】

            マグロ漁が終わってから久しぶりに揚縄が始まりました。

            揚縄はマグロ漁と違って寒さで疲れないで暑さで体力が持っていかれますが、マグロ漁と比べるととても楽です。

            もう少しで久しぶりのベノア(バリ島)で休めるのでとても楽です。

            日本の飲物を飲みたい!

             

            【第22週目】

            今週はベノアで3泊4日の休暇をいただきました。久しぶりにWi−Fi環境が復活し、家族や友達に久しぶりに連絡することができました。

            家族も変わらず元気そうだったので、ひとまず安心しました。

            しっかり休暇でマグロの疲労も回復したので残りの操業も乗り切っていきます。

            映画がみたい!

             

            【第23週目】

            今週から始まったジャワでの操業で、自分は一カ月毎日の投縄をやることになりました。

            毎日の投縄を一週間やってみた感じ、疲れることはないのですが、揚縄の時が眠たくて大変です。

            でも、マグロ漁に比べたら相当楽なので、まだまだ続きますが、仕事内容や毎日の投縄の生活に慣れていきたいと思います。

            ケーキが食べたい!

             

            【第24週目】

            毎日の投縄も少しずつではありますが、慣れてきているのですが、やはり眠たさが揚縄の時に襲ってきて大変です。

            それに、マグロ漁以来の久しぶりの時化が起き始めて、揚縄はそこまで辛くはないのですが、投縄は波の揺れでバランスが取れなくなって大変です。

            ピザが食べたい!

             

             

            今回は以上となります。

            昨年7月から9月までの様子をお届けしました。

             

            彼の13週目以前の日誌はこちらでご覧になれます。

            http://gyosenin-boshu.net/?eid=633

             

             

            ミナミマグロ漁がとても大変だったのがリアルに伝わってきます、それが終わったら毎日の投縄作業。

            通常、投縄は3交代制で3日に1回の出番なのですが、それを毎日とはかなり大変です。

            帰国してきてからも、その大変さを本人から聞いたら「眠くてかなり大変でしたが、このおかげでだいぶ仕事を覚えたので耐えてよかった」と言ってました。

             

            各先輩船員も彼の事は非常に褒めており「最高の新人」だと称しておりました。

            しかも、これは伝え聞いた話と言うところがすごい。

            船頭さんが私に直接言うのであれば「お世辞」かもしれない。

            ある業者さんが各乗組員に「新人どうだった?」と聞いて「最高だよ!」と帰ってきたことから

            私の耳に伝え聞こえてきたということに強い信ぴょう性を感じます。

             

            ホントに頑張ったんだな!

             

            新人船員をもっともっと乗船させていきたいし、頑張ってる若者にはさまざまな経験をさせてやりたい。

            色々なことを考えますが、新型コロナウイルスの影響で何も進まない。

             

            飲食店の方々も大変だと、テレビで連日報道されておりますし

            失業される方も多くなっているとも聞きますが

            我々も本当に大変です。

             

            自分は大丈夫だと思わず、できる限りステイホームでお願いします。

            こうするだけで、かなり多くの人を救えるのです。

            宜しくお願いいたします。

             

             

             

            「なぜ生きるか」を知っている者は、ほとんど、あらゆる「いかに生きるか」に耐えるのだ
            ニーチェ
            (19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900)

             

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            遠洋マグロ延縄漁船
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            名 称:宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所
            住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号 気仙沼市水産振興センター
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            メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
            担 当:吉田鶴男
            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 11:42 | comments(0) | - | - |
            Rookie Fisherman Diary (From Kyoto-119)
            0

              このブログを読んでいる皆様。

              お体に変わりはないでしょうか。

               

              最近はどうしてもこのような書き出しになってしまうのが嫌になりますね。

               

              新型コロナウイルスの影響で、日本はもとより世界中の日常が一変してしまい

              パンデミックの恐ろしさを強く感じてしまいます。

               

              先日も河北新報にこのような一面記事が掲載されてしまいました。

               

              IMG_1281.jpg

               

              マグロ漁船の重要な戦力となっているインドネシア乗組員に入国規制がかかってしまい

              出港できなくなっているという記事です。

              東日本大震災以降、必死に取り組んできた”新人船員の確保育成活動”にもブレーキがかかっているということであり

              一刻も早い収束を心から願うばかり。

               

              大げさな言い方かもしれませんが

              このようにマグロ漁船が足止めされるということは

              私も人生そのものが足止めされているという感覚であり、心のモヤモヤが全く晴れません。

              それだけ懸命に活動してきたのです。

               

              これから乗船するばかりとなっている新人達も6人おり

              不安な思いでいるだろうと彼らを案じる日々が続いています。

               

              近年のパンデミックで日本にも感染が広がったのが「香港かぜ」と呼ばれる新型インフルエンザ。

              実に50年前の出来事なのですが、一般財団法人海外邦人医療基金という団体のHPには

              日本でも約13万人が感染し約1,000人が亡くなり、世界では400万人が亡くなったと記述してあります。

               

              ただ、症状は季節性インフルエンザと大差なく

              時代的に医療機関の検査体制にも問題があったことから

              季節性インフルエンザと混在した数字になっているものと思われますし

              別なHPには「流行としてはかなり散漫たるものでその拡大もその進行もあまり著しくはなかった」とも記述。

              私の母親(75歳)も”香港かぜ”は知っているが、パニックになった記憶がないと言っています。

               

              ともあれ、”香港かぜ”の他にも1958年の”アジアかぜ(日本:約300万人感染・約5700人死亡)”

              1920年の”スペインかぜ(日本:約2380万人感染・約39万人死亡)”と日本も幾度となくウイルスの脅威と戦ってきたわけです。

              人類の英知を結集し、一刻も早い現代医学の答えを出していただきたいのと

              それまでの間は世界中の人々が一枚岩になってステイホーム。

               

              例えるなら、ウイルスはステルス戦闘機での攻撃であり、相手を察知することが出来ないのですから

              防御策ができるまでは身を隠すしか方法がないのです。

               

               

              気仙沼港の遠洋マグロ漁船全船が足止めされているものではなく

              多くのマグロ漁船が洋上で操業を続けております。

              今は外国の港にも寄港できない(または上陸不可)ので、感染リスクがゼロに近いことがせめてもの救いです。

               

              そこで働く新人乗組員はどのような暮らしをしているのでしょうか。

              最近、このコーナーで連続して紹介している京都府出身のAくんの暮らしを見てみましょう。

              彼の日誌はとても面白く、コロナコロナでピリピリした世の中をホッコリさせてくれると思いますよ(笑)

              それではスタートです。

               

              【1〜8週目まで】http://gyosenin-boshu.net/?eid=642

              【9〜24週目まで】http://gyosenin-boshu.net/?eid=660

               

               

              【第25週目】

              突然の休み通達。2連休とのこと。船長から世界地図をもらう。

              休み

              揚縄中、船長が可愛い声で「ハンカチーフください」と口ずさんでいた。

              おさぼり虫の汚名を返上したい。

              インドネシア船員のひとりにお菓子をあげたら、よほど嬉しかったのかお返しにダンスを披露された。

              いつも通りにしているのにブランが汚い(出来が良くない)。ヨリが思うように取れない。

               

              【第26週目】

              揚縄最後の日。片づけに慌ただしい1日だった。

              ペンキ塗り塗り

              謹賀新年。元旦も仕事。

              髪を切りたくなりインドネシア船員にお任せで頼んだら、タラちゃんに尾っぽを生やしたような髪型に仕上げられた。

              バリ島入港(コロナウイルス蔓延前)。バリ舞踊の鑑賞。華やかで音楽の雰囲気も楽しめた。

              バリ島出港。約2週間かけてJapanに帰る。

              ブリッジのプロッターでニューヨークを見ていたら船頭が飛んできた。

               

              【第27週目】

              ワッチ(当直)交代。交代番を呼びに行くといつも半笑いで寝たふりか部屋の隅に隠れているヤツがいる。

              このままではマズいので髪を再びカットしてもらった。

              船長から久しぶりに愛のムチをいただいた。プロッターの接触禁止令が出された。

              ビデオも漫画も飽きてきた。意味もなく腹筋をする。

              誰もいない船尾でひとりカラオケ。カラオケ行きたいなぁ

              室内ペンキ中に気分が悪くて吐いた。機関場からくるオイルの臭いだと思う。

              食欲がない。オイル臭の影響は計り知れない。

               

              【第28週目】

              仕事終わり、船長がデッキで独り黄昏ながら鼻をほじっていた。

              暇だなぁ

              ブリッジにて、仁王立ちした船頭が船の傾きとシンクロして前後に揺れていた。マイケルジャクソンみたい。

              いよいよ明朝帰還。辺りは船だらけ。灯台の点滅をボーっと眺める。

              しゃばの空気がおいしい。

               

              (一航海を終えて長期休暇中)

               

              【第29週目】

              出港予定がインフルエンザの流行(自分も感染)で3日の延期。不謹慎だが嬉しい。

              体がだるい。熱も吐き気もすごい。

              ※新型コロナウイルスが蔓延する以前の日誌です。

               

              【第30週目】

              薬のおかげで体調は回復。しんどかった。

              食欲が戻った。ゆっくり過ごす。

              出港、日本が遠くなっていく。

              船長にお土産のピコピコハンマーをプレゼント。機嫌が良くてよかった。

              ダイソーで大量買いした防止がキッズ用だった。

               

              【第31週目】

              今まで何をしてたんだと船頭に言われる。研修で習ったことが思い出せない。前川講師のおもしろエピソードしか思い出せない。

              揚縄開始。目指せ4億円!ありったけの鮪をかき集めろ!

              手足が筋肉痛。スナップも取れない。振り出しに戻った感じ。

              漁場の移動で5日間の休み。寝倒す。

              部屋に造花を飾っただけでペンション認定された。

               

              【第32週目】

              (インドネシア船員に頼んで)丸刈りにしてもらった。オマケなのか左側にピカチュウの尻尾みたいなラインを入れてくれた。

              驚くと「ママママ!」という船長が、本当に驚いた時には「バババババ!」ということを今日初めて知った。

              揚縄開始。魚がぜんぜんいない。

              今日も漁がない。オニカマスを初めて見た。

              魚がもりもり。我々チームの投縄成果なので、たいへん誇らしい。

               

              【第33週目】

              高所恐怖症の船長に頼まれて、マストのてっぺんまで登った。危ないので二度とやりたくない。

              先輩に(おもちゃの銃で)狙撃された。銃器をもたせてはいけないタイプの人だった。

              船長がピコピコハンマーを背中に装着してこちらをジッと睨んでいた。ヘマをしないように仕事に集中。

              カツオノエボシ(クラゲ)に顔面を刺された。強烈に痛くて泣いた。

              船頭からオリンピック応援タオルをもらった。行けたら行きたい。

              刺されて以来、青クラゲが揚がったらことごとく退治している。

              投縄中、ふざけて納豆サイズの小魚を釣針にかけたことを先輩から強く叱られた。

               

              【第34週目】

              先輩からピコピコハンマーでご指導いただきながら魚をひとりで最後までさばいた。

              船長により新たにひとり、インドネシア船員がドラえもん認定された。

              度重なる酷使によりピコピコハンマーの枝が折れてしまった。

              投縄の寝坊がバレて船頭からソフトなひざ蹴りをいただいた。

              次、航海中にスマホ触ったら海に投げると先輩から釘を刺された。

              魚がないなぁ

              近くで操業する台湾船を避けるための移動で今日は休み。

               

              【第35週目】

              新しいポイントで揚縄開始。初日はまずまずの釣果。

              1.6トンと初日の二倍。いい流れが来ている。

              我々のターンで流れが止まった。

              揚げられた青クラゲたちがあちこちでぶら下がり、風情だろうと言わんばかりに揺れている。

              軍手がスナップに引っかかりラインホーラーに巻かれそうになった。その時「おしい!」と叫んだのはやはり船長だった。

              普段おちゃらけていると、人にモノを言えないなと思った。

              冷凍長が日本で聴いた歩行者信号のメロディーを口笛でカバーした。ツボったのか一日中”ピッポー、ピッポー”言ってる。

               

              【第36週目】

              魚がないが当たり前の今日この頃。

              潮の流れが悪く、揚縄終盤にブラン約70本分のモツレが揚がった。デッキ上は枝縄とブランの山で埋まり、訳が分からなかった。

              ブランリール4号機が突如暴走した。巻かれ続けるブランを外そうと格闘するインドネシア船員たちはなぜか楽しそうだった。

              レーダーをいじっていないか船長に疑われた。前科があるので何とも言えない。

              投縄中のバカ騒ぎを先輩に注意された。幼稚なことで恥ずかしい。

               

              私は彼の日誌がすごく好きで、”洋上のエッセイスト”の称号を休暇中に与えた(笑)
              日常の切り取り方に天才的なものを感じていますw
              本人に話したら「初めて言われました!嬉しいですっ!」って喜んでました〜

              「船長にお土産のピコピコハンマーをプレゼント」
              普通、上司にこんなプレゼントしないよ!と思ってたら

              「船長がピコピコハンマーを背中に装着してこちらをジッと睨んでいた」
              使ってんのかーい!と突っ込みたくなる(笑)

              「先輩からピコピコハンマーでご指導いただきながら魚をひとりで最後までさばいた」
              必死に魚をさばいている横で、先輩が「そうじゃないだろ!」とゲキを飛ばしながら頭を「ピコっ」っと叩く姿を想像すると笑えてくる!

              「驚くと「ママママ!」という船長が、本当に驚いた時には「バババババ!」ということを今日初めて知った。」
              これは完全に地元ネタ!若い世代は言わないけれど我々世代以上には日常的な方言ですね。
              気仙沼ではこのように自分の感情を擬音的に表現することが多いです。

               

              例えば

              マグカップにコーヒーを溢れるほどになみなみと注がれたとき。

              「まままま」正確には”ま”と”ま”の間に小さな「ん」が入る感じの発音になります。

               

              なみなみと注がれたマグカップを倒してしまった時

              「ばっ!」驚いた感じで発音w

               

              倒れたマグカップからコーヒーが一気にテーブルに広がった時

              「ばばばばばばばっ!」ここで登場

              ”ば”が多いほど事態の悪化を示しますw

               

              一気に広がったコーヒーが、テーブルに置いていた大事な書類に達した時

              「ばーーーーーーーーーっ!!」

               

              コーヒーでびしゃびしゃになった書類を持ち上げて一言

              「やいーやっ」諦めた感じで

               

              テーブル中に広がったコーヒーを誰かにバレないうちに拭いてしまおうとしてるとき

              「さささささささっ!」

               

              まぁ、こんな感じで活用されております。

              (私は何を書いてるのでしょうか)

               

              彼の日誌を読んでいますと、洋上の楽しさと

              船長のノリの良さが伝わってきます(笑)

              まずは楽しく継続することが大事なのですが、少々おちゃらけ過ぎるかもしれないので

              オンオフをしっかりつけて頑張って欲しいと思います!

               

              前段は新型コロナウイルスの影響を重く書いてしまいましたが

              コロナ鬱になりそうな人も、彼の日誌で少しはホッコリできたのではないでしょうか。

               

              しっかり食べて、しっかり笑って、この苦難を共に乗り切りましょう!

               

               

              笑いとは、地球上で一番苦しんでいる動物が発明したものである。
              ニーチェ
              (19世紀ドイツの哲学者、1844〜1900)

               

               

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              遠洋マグロ延縄漁船
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              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | Rookie Fisherman Diary | 19:30 | comments(0) | - | - |
              漁船員になりたい人の必読書(第2集) 編集作業大詰め!
              0

                皆さま。

                お体は大丈夫でしょうか。

                新型コロナウイルスの猛威により、過去に例を見ない緊急事態になっております。

                 

                お昼のニュースによると

                人と人との接触を減らすなどの対策を全くとらない場合

                国内では約85万人が重篤患者となり、その約半数が亡くなる恐れがあるとの試算を示したようです。

                しかし、人と人との接触を8割減らせば、約1ヵ月で流行を抑え込めるとのこと。

                 

                全く対策をとっていないわけではないので

                最終的には3割くらいと楽観的に捉えても、死亡者が約13万人という途方もない数字。

                 

                人と人との接触を8割減らすというのは

                特に東京の方々にとっては大変なことだと思いますが

                今は我慢だと思います。

                 

                外国人乗組員を多く雇用し、国際的な操業を行う我々漁船漁業界も大きな痛みを伴いながらも

                僅かな可能性を模索し、耐えている苦しいときです。

                 

                今回のパンデミックは一瞬にして世界を巻き込んでしまいましたが

                大きな改善策が見つかれば、逆に終息も一瞬のような気がします。

                 

                その瞬間が、ある日突然やってきたときに

                「乗組員がいない!」「マグロ船を出せない!」では、どうしようもなく

                リスタートの準備はできるかぎり整える必要があると思っています。

                 

                今、洋上で不安な思いをしている新人船員のためにも

                前回の更新で紹介した

                洋上乗組員と陸上スタッフが共に考えていこうとする育成情報交流紙「スナップ」を発行しました。

                 

                これが第一段とするならば

                第二弾が「漁船員になりたい人の必読書第二集」(以下必読書)の発行です。

                 

                スタッフの中田くんとともに編集作業を進め、掲載する写真を決定するなど

                校正も最終段階に入りました。

                過酷な洋上で相変わらず奮闘する若者の前向きな姿を多くの方に知らしめることで

                新型コロナウイルスで塞ぎがちな世の中に、新しい夢を提唱できるのではないかと思います。

                そして、少しでも多くの人が元気になって欲しいです。

                 

                この写真は現在の必読書なのですが

                 

                 

                第2集には、新しいエピソードを加えた20人分を掲載する予定です。

                 

                宮城県北部船主協会は私を含め職員3人の小さな組織ですが

                いつかは、気仙沼地区を中心に全国のかつおまぐろ漁業をけん引できるような大きな活動をしていきたいと夢見ています。

                今は使える予算にも当然限界はありますので、頭を捻って、捻ってアイデアを出していきたいと思います。

                 

                たまに、取材にいらした新聞記者さんに「3人のスタッフで、これだけの活動してるんですか!?」

                って驚かれますが、まだまだです!

                 

                前述した「スナップ」も既存の機器やソフトで作成したので、まったくコストがかかっていません。

                どんな状況でもやれることってあるんですよね。

                 

                完成したら、このブログでもご紹介しますので楽しみにしていてください。

                今できることに集中し、仕事が終わったらマイカーでまっすぐ帰宅

                そして、ステイホーム。

                 

                これしかないですね!!

                 

                 

                 

                成功者は、例え不運な事態に見舞われても、この試練を乗り越えたら必ず成功すると考えている。
                そして、最後まで諦めなかった人間が成功しているのである。
                本田宗一郎
                (本田技研工業創業者、1906〜1991)
                 
                -------------------------------------------------------
                 
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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 確保育成活動 | 13:33 | comments(1) | - | - |
                育成情報交流紙「スナップ」発行!
                0

                  テレビのニュース、インターネットニュース

                  どこを見てもコロナ、コロナ、、、

                   

                  感染者数が日々上昇し、毎日何百人と言う人が感染し

                  飲食店などの自粛ムードが高まりをみせ、店主の悲痛な叫びが連日報道されております。

                  我々の漁船漁業界についても、例外なく大きな打撃を受けております。

                  これがいつまで続くのか、本当に大変なゾーンに入ってしまったような気がします。

                   

                  でも、大変、大変ばかり言っていてもウイルスは攻撃の手を休めることはしてくれませんので

                  “自分にできることは何なのか”

                  これを模索していくしかないような気がします。

                   

                  私が宮城県北部船主協会にアルバイトとして入ったのが平成2年(1990年)5月。

                  そこから30年、プライベートを含め様ざまな困難に見舞われ

                  「もうダメかも・・」と思ったことが複数回あり、神様は本当に意地悪だなと思います。

                   

                  しかし、最後は「人」ですね。

                  多くの人に助けられ、心が温まるようなお言葉をいただき

                  何とか乗り越え、今までやってきました。

                   

                  「東日本大震災すら乗り越えた気仙沼人ですから、このコロナも何とか乗り越えられる!!」

                   

                  私はそう信じてます。

                   

                  この世界的なコロナウイルスの影響により

                  遠洋マグロ漁船等の航海スケジュールは変更を余儀なくされている部分もあり、乗組員の精神的負荷も多くなっていることが想定されます。

                  我々が送り込んでいる新人船員にあっても、日本の状況を肌で感じていない分、断片的にしか伝わらない情報に大きな不安に感じていることと思います。

                   

                  そこで、自分ができること。

                   

                  コロナ以外の情報を各船に提供し、気分転換でも構わないので

                  後継者育成について、少しでも考えてもらいたいと思い行動に移すことにしました。

                   

                  育成情報交流紙「Snap(スナップ)」の発行!

                   

                  IMG_1250.jpg

                   

                  【若手定着へ機関紙】

                  乗組員つなぐ役目を!

                  船主協会 各船にメールなどで提供

                   

                  宮城県北部船主協会が、洋上生活を送る漁船員への情報発信や交流を目的とした機関紙の発行を始めた。

                  課題である若手乗組員の定着率向上に向けて、現場で働く新人たちの声などを拾い上げながら、各船で情報を共有し、業界を挙げて育成、応援するための媒体とする。

                  協会では「多くの漁船員に親しまれる紙面を目指したい」と意気込んでいる。

                   

                  「スナップ」年2、3回発行

                   

                  育成情報交流紙「Snap(スナップ)」と名付けた機関紙は、A4判の2ページ建て。

                  東日本大震災後、全国から若手船員の募集、受入れ事業を展開する協会の吉田鶴男事務局長(49)が中心となって執筆、編集し、不定期で発行する。

                   

                  第1号となる4月発行の紙面では、新規乗組員の受入れ状況や新人乗組員が洋上生活での苦労、喜びを記した日誌

                  実技研修講師や関係団体が若手船員に寄せた応援メッセージを記載。

                  吉田事務局長が若手船員育成の重要性や現状などを綴ったコラムも載せており、読み応えがある。

                  発行に至った背景には、若手船員の定着率が伸び悩んでいる危機感がある。

                  協会が震災後に全国から受け入れた新人船員は、ブログ等を活用した積極的な情報発信によって129人(9日現在)に上った一方

                  3年、または5年前後に離職する人が多く、「定着率は半分以下」という。

                  協会によると、せっかく経験を積んでも、船内での人間関係に耐えられずに下船するケースも少なくないという。

                  新人船員への指導方法は各船によって異なっているのが現状で、紙面を通じて育成に成果を挙げている事例などを共有することで

                  「業界を挙げて、新人をサポートしようという機運醸成につなげたい」(吉田事務局長)との狙いがある。

                   

                  機関紙は、協会所属の遠洋、近海各マグロ延縄船、遠洋カツオ一本釣り船など50隻に対して

                  データをメールやファックスで送るほか、気仙沼港に帰港した際はプリントしたものを配布。

                  年2、3回の発行を計画している。

                   

                  タイトルの「スナップ」は、マグロはえ縄船の操業に欠かせない幹縄と枝縄をつなぐ連結金具の呼び名。

                  吉田事務局長は「洋上と陸上の人たちをつなぎ、交流する役目も果たせれば」と願っている。

                   

                   

                  この発行のタイミングは今なのか、そして新聞記事にするのも今だったのか。

                  迷いは今でもありますが、このコロナで先行き不透明な現状の中、不安を募らせている新人船員に少しでも目を向けて欲しい。

                  そんな思いが日増しに強くなり「今」となりました。

                   

                  洋上での暮らしは過酷なものではありますが

                  感染リスクが非常に少ない状況。

                  それ自体は心配はしていませんが、何とか頑張って欲しいものです。

                   

                  我々、漁船漁業界も新型コロナウイルスの一日も早い終息を願いながら

                  覚悟を決め、仕事に取り組んでおります。

                   

                  ニュースを見ると、緊急事態宣言が出された状況下であっても

                  危機意識の低い人たちのコメントが放送されている。

                  怒りというか、呆れかえると言うか。

                   

                  昼にブラジルの惨状をネットニュースで見て鳥肌がたった。

                  1日の感染者数が3月20日には800人だったものが、4月になると1万6,000人に急増したという。

                  アメリカ・ニューヨーク州の事例でも一瞬で急増している。

                  日本もこれに近い道を辿るのか??

                   

                  止められるのは今しかない!!

                   

                   

                  (世界的な新型コロナウイルス感染症をうけて)

                  人類史上初
                  何にもせずにテレビの前でごろ寝してるだけで人類を救えるんです
                  台無しにしないようにしましょう。
                  ニュージーランドのある警察官
                   
                  少し気を楽に(笑)
                   
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                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 14:42 | comments(0) | - | - |
                  幼稚園からの夢を現実に!
                  0

                    小雨が降る気仙沼港、通称「コの字岸壁」

                    この地から、3月に高校を卒業したばかりの少年が出港しました。

                     

                    岩手県内陸部出身の彼は、幼稚園のころから「漁師」になりたいという夢を抱き続け

                    18歳になるまで、一度も夢が変わったことがないそうです。

                    小学生、中学生、高校生と進学するなかで、メディア等を通して様々な情報を得たり

                    さまざまな経験をしてきたと思うのですが、「漁師」に勝る魅力を見つけられなかったという事でしょう。

                     

                    これはとても凄いことだと思うのです。

                    「自分は何者なのか、自分のすべきことは何か?」

                    迷いながら、自分自答しながら自分の将来って決めていくんだと思います。

                     

                    それを一貫して思い続けるって、ほんとに凄いです。

                     

                    ましてや、その夢の先として我々の遠洋マグロ漁船を選んでくれたのですから

                    とても光栄なことです!

                     

                    そのタイミングで新型コロナウイルスが猛威を振るうとは、、、

                    遠洋マグロ漁船は日本のみならず、世界の海へ飛び出していくので

                    刻々と変わる各国の対応に注目し続けなければなりません。

                     

                    ウイルス感染については、外国に寄港しなければ感染のリスクはゼロなので

                    過酷な洋上が一番安全という状況。

                     

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                    出港にあたり気合いを入れたという彼は丸坊主(笑)

                    お母さんはとても心配なのでしょう。

                     

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                    高校では野球部に属し、地区予選では大船渡高校と対戦し

                    あの佐々木朗希の豪速球を打ち返したんだそうだ!バントでW

                     

                    それを、明るく話す憎めないヤツ

                     

                    乗組員からの評判も上々で、最後まで明るく旅立っていきました。

                     

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                    お父さん、お母さん、おばあちゃんが見送りに来てくれました。

                    ご家族の涙を見るたびに、「なんとか一人前にさせてあげたい」という思いがふつふつと湧いてきます。

                    お母さんの「これでいいんだ」と涙ながらに繰り返す言葉にジンときます。

                     

                    本心は別なのかもしれませんが

                    親として、子供の夢を叶えてあげたいという強い思いなのでしょう。

                    それが親の務め、夢でもありますから。

                     

                    2つの夢を預かったことになります。

                    残念ながら、私には応援することしかできませんが

                    できる限りの行動をしていきたいと思います。

                     

                    という思いの足を引っ張る新型コロナウイルス!

                    我々は出港、入港の歯車を止めるわけにはいきません。

                    何とか回し続けたいものです。

                     

                    がんばれよ〜〜〜〜!

                     

                     

                     

                    夢を持つだけなら誰にでもできる。
                    夢を持ち続け、追い続けた人こそに、扉は開かれる。
                    山本和範
                    (元プロ野球選手、1957〜)
                     
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                    住 所:〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8番25号 気仙沼市水産振興センター
                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
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                    担 当:吉田鶴男
                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 14:38 | comments(0) | - | - |
                    2年目と6年目の若手船員が気仙沼港を出港!!
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                      新聞、テレビ、インターネットなど

                      各メディアのトップニュースを見ますと”新型コロナウィルス感染症関連”がトップニュースを飾っています。

                      ワクチンがまだ開発されていないなか、どこまで広がりを見せるのか

                       

                      日本を飛び出し、世界の海で活躍する遠洋マグロ漁船ともなると、日本のニュースはもとより

                      世界中の情報に注視していかなければなりません。

                       

                      毎日更新される情報のスピードが速すぎて理解するのが大変な状況ですが

                      更新内容は注視して、細心の注意を払っております。

                       

                      この日、出港した遠洋マグロ漁船もインドネシア船員を含んだ乗組員全員の体調管理を万全にし

                      気仙沼港を旅立ちました。

                       

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                      この船には2年目を迎える若手船員(大阪府出身)と6年目を迎える若手船員(福岡県出身)の2名が乗船!

                      若手が育ち、さらに次なる若手が乗船していくこの環境はとても嬉しく思います!

                       

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                      初航海の時は、期待に胸膨らませて笑顔の出港になるのですが

                      2航海目以降となると、笑顔は少なくなり複雑な心境と戦っているというのが正直なところだと思います。

                       

                      操業がどれだけ厳しいのか分かるがゆえ

                      「あの毎日が始まるのか、、」という陰の思いが心を締め付けますが

                      こんな苦しい思いをしても

                      俺には「海しかない」と、はるか洋上へと向かうのです。

                       

                      出港間際の時間の経過は異常にはやい。

                       

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                      そんな心境を察するためか

                      あまり元気づける言葉がでてきません。

                      「頑張れよ」が精一杯。

                       

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                      船が少しずつ動き始めます。

                      約10ヶ月に渡る航海の時計が動き始めた証。

                       

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                      船も見送り人もひとつとなり

                      一所懸命に手を振り続けます!

                      船に繋いだ五色のテープの残りを気にしながら。

                       

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                      船はどんどん岸壁を離れ

                      離れていくスピードと同じ速度で

                      無常にもテープが少なくなっていく。

                       

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                      「がんばってー!」

                      「気を付けてー!」

                      精一杯に声を出す。

                       

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                      乗組員もそれに答えるように手を振り返します!

                       

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                      湾内はゆっくり航行し

                      久しく見ることのできない光景を目に焼き付けるのです。

                       

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                      見えなくなってしまいました。

                       

                      ここから3時間もすると携帯電話が圏外になります。

                      引かれる後ろ髪を断ち切り、前を向くしかないのでしょう。

                       

                      頑張って欲しい!!

                       

                      全国から若い乗船希望者を気仙沼に向かい入れる”道”はある程度できたと自負しております。

                      今までは、「募集する船主協会」と「現場育成を担う各船」で分業だったように思えますが

                      これからは、陸上側と洋上側が一枚岩になって育成に取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。

                       

                      我々のような陸上側の人間は洋上の現実を知ることはできませんが

                      逆に、刻々と変わる時代の変化を肌で感じることは洋上の船員には難しい状況です。

                       

                      ここがひとつとなって、これからの育成を考えていく必要があると思うのです。

                      甘い考えでしょうか?

                       

                      そこで、宮城県北部船主協会では育成情報交流紙を定期刊行し

                      この考えを洋上各船に伝えたいと思っています。

                       

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                      現在は編集の最終段階となっており、4月中には各船主さんへ配布し、そこから各船へと送信するスケジュールで考えていますが

                      このコロナウィルスの関係で、タイミング的にどうなのか思案中。

                       

                      洋上の船員さんから、理想論だとお叱りを受けるかもしれませんが

                      それも貴重なご意見として真摯に受け止め、遥か洋上で奮闘する若手船員のためにも

                      環境改善に力を尽くしたいと思います。

                       

                      すぐには結果はでないでしょう。

                       

                      でも、行動しなければ何も始まらないし

                      行動し続けなければ何も変わりませんからね。

                       

                       

                      何の抵抗も受けないのは、実行されても痛くもかゆくもないということだ。
                      いい提案というものは、現状の改革を伴うなど、何らかの変化を要求するから、少なからず抵抗を受けるものだ。
                      堀場雅夫
                      (堀場製作所創業者、1924〜)

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