漁船員(漁師)になろう!〜宮城県北部船主協会

宮城県気仙沼市にある宮城県北部船主協会付属船員職業紹介所(国土交通省東北運輸局認可)の公式ブログ♪
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    平成31年がスタートしてから18日が経ちました!

    まだ18日、もう18日

    皆さんはどちらでしょうか?

     

    自分のスケジュール表を見ると様々なことが書きこまれているので

    まだ18日なのかぁ〜と思ってしまいます。

     

    いつもであれば、10月末で乗船希望の問い合わせは終わり

    11月、12月は月に1件〜2件の問い合わせなのですが

    平成30年は年末ギリギリまで乗船希望の問い合わせが止みませんでした。

     

    本当にありがたいお話だと思います!

     

    お話を伺っても

    純粋にマグロ漁船に乗船したいという人が大多数。

     

    友人達には「やめとけ!」と言われたけれど

    大海原でマグロと格闘する自分を想像したらワクワクが止まらない。ぜひ乗りたい!

     

    もの凄い憧れをもって気仙沼に来たいと言ってくれる。

     

    既存の乗組員の方々は「憧れだけじゃやれる仕事じゃない」と異口同音に語ると思いますが

    その中でも「船乗りはカッコいい」と乗船した方も多いはずです。

    憧れと現実にギャップを感じ「憧れだけじゃ食えない」と実感した上での言葉なんでしょうね。

     

    ギャップは仕事のすべてにおこること。仕方のないことです。

     

    まずは、マグロ漁船の操業スタイルに共感してくれたという事に感謝しなければいけません。

    ありがとうございます。

     

     

     

    先日も遠方から“漁船の見学をしたい”とのご希望をいただき

    入港してきたばかりの遠洋マグロ延縄漁船を案内してきたばかり。

     

    かなり寒かったですが
    真剣に聞いていただきました!

     

    近日中には、地元の水産高校の生徒を対象に

    遠洋マグロ漁船の見学会を企画中。

    我々、船主協会がすることですから

    見学会をより楽しむためにチョットした仕掛けをご用意しております。

     

    その様子はブログでもご紹介しますので

    お楽しみに〜

     

     

    1月、2月は遠洋マグロ延縄漁船の入港ラッシュ!

    次々と若手船員も帰国しております。

     

    先日も早朝に「おはようございます!バリ島到着しました!」とラインが入ったので

    「本当にご苦労様!」と返信したら

    「気仙沼港に入港し、吉田さんの顔を見たら航海終了ですw」

    と返ってきました。

     

    とても、とても嬉しくて涙でそうです、、、

     

    過酷な航海を終え、晴れ晴れとした若手船員の顔を見ると

    こちらも一航海終えた気分♪

     

    彼らの成長とともに私も成長していければホントに幸せ。

    今年も頑張ります!

     

     

    本当に有能な人は、むしろ無能に見える

    西洋の格言

     

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    新年あけましておめでとうございます!
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      新年あけましておめでとうございます。

      皆さまはどのような年末年始をお過ごしだったでしょうか。

       

      私といえば、家でゴロゴロしたり、地元でお買い物したり

      ゆっく〜〜り過ごさせていただきました。

      若い時には考えもしなかった過ごし方です(笑)

       

       

      妻の地元、唐桑町にある“御崎神社”でお参り

      欲深きお願いを捨て、家族の無病息災とともに会員各船の大漁と安全航海をお祈りしてきました〜

       

      2011年2月1日から開設したこのブログ「漁船員になろう!」もまもなく7周年

      大きな目標であった新人受入数100人を突破したのは2018年の大きな出来事でした。

       

       

      今年も様々な事に「挑戦」していこうと考えておりますが

      そもそも「挑戦」って何だろう?

       

      アニメ「エヴァンゲリオン」や映画「シン・ゴジラ」の監督で知られる庵野秀明氏は

      あるCMの中でこう言ってました。

      「挑戦」とはー

      「背伸び」ですかね。手がとどかないことを無理してやることを僕は「挑戦」とは思わないです。
      ”これだったらなんとかなる”っていう時にやります。

       

      これには私も同感。

       

      「挑」という字は

      “扌(てへん)”+“兆し”になり

      兆しの意味は「物事が起こることを予想させるようなしるし」とあります。

       

      そもそも「兆」という字は古代中国から入ってきた「亀卜(きぼく)」という占いから来てます。

      亀の甲羅を火で焼き、そこに入ったヒビの具合によって吉凶を占うものなのですが

      そのヒビの入った様子を形どった象形文字が“兆”なんです。

       

      “これだったらなんとかなる”という兆しが見えたら、“扌(てへん)手の動作の意”をつけて、挑むのです。

      もし悪い兆しだったら、“⻌(しんにょう)立ち止まりつつ進むの意”をつけて、逃げればいいのです。

      あくまで、立ち止まりつつでも進むのです。

       

      常に前に進む準備をし、わずかに良い兆しを見つけたら一気に突き進む!

      これしかないのです。

       

      背伸びをせず等身大の自分で、、という言葉もよく耳にしますが

      より成長を求めるのであれば、背伸びをするしかないと思っています。

      転んでしまったら?

      よい経験をしたと思い、また起き上がればいいのです。

       

      高齢化が進む今、後継者問題は待ったなし!

      我々も日々成長することが必須なのです。

       

      たまに、そんなに張り切ると疲れますよ〜〜とお声掛けいただきます。
      しかし、今年49歳のおっさんで、疲れやすくはなってますが(笑)

      私自信が成長を続けなければ

      若い人達が頼っては来てくれませんし、長期航海に旅立とうとは思ってくれません。

       

      思い悩む時間なんてもったいない!

       

      まずは、後継者育成に関するガイドラインの作成

      情報誌「後継者育成新聞(仮称)」の作成

      「若手船員トークショー」の開催

       

      まずは、この3つを同時進行で進めています!

       

      どうなることやら、、自分でも楽しみですww

       

      2019年もスタートを切りました。

      今年も「漁船員になろう!」から目を離せませんよ(笑)

       

      今年もよろしくお願い申し上げます。

       

       

       

      背伸びして視野をひろげているうち、背が伸びてしまうこともあり得る。
      それが人生の面白さである。

      城山三郎[しろやま・さぶろう]
      (小説家、経済小説の開拓者、1927〜2007)

       

       

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      平成30年最後の更新になります。
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        平成30年12月。

        この年最後の更新をする時期になりました。

        私はこの最後の更新が特別なものと感じており、この記事に関しては数日間をかけて書き上げます。

        それは、この1年を振り返り、来年に思いを繋ぐ大切な更新だからです。

         

        このブログを開設したのは平成24年2月1日

        まもなく開設7年、総更新回数は今回で561回を数えます。

         

        開設当時は、震災の影響が色濃く残り

        外には何かも分からない茶色い粉塵が舞い、目を開けるのも大変でマスクは必須の状態でした。

        室内に居ても、どこからともなく侵入した粉塵で机をいくら拭いてもジャリジャリとした感じになり

        パソコンに着いた粉塵を払いながら作業に没頭していたのが思い出されます。

         

        私の活動方針は「新しさの追求」

        次から次と新しい活動を行い、次々話題提供していかなければ

        すぐに世間から飽きられてしまう。

        カツオ・マグロ漁船という限られた世界の情報を発信し続け

        世間に受け入れていただくためには

        やはり、新しさは不可欠になります。

         

        情報発信は魚と同じく鮮度が重要で、鮮度管理を怠ると価値が下がってしまいます。

        誰も見てくれなくなるのです。

         

        実際、この手法を続けるのはとても大変なのですが、、

        でも、飽きやすい私にはちょうど良い感じもしますね(笑)

         

         

        まずは

        この1年間を振り返ってみたいと思います。

        年が明け、平成30年1月となり、まず洋上から飛び込んできたのが

        二十歳を迎えた若手船員の船内成人式の写真。

         

        大柄の船頭さんのブカブカのシャツを着て

        少し照れくさそうな表情

        心が温かくなりました♪

         

        小野、成人おめでとう!

         

        001.jpg

         

        同じく1月には、ミヤギテレビの人気情報番組「OH!バンデス」にも登場しました。

        東日本大震災関連の企画で気仙沼の状況が報告されたのです!

         

        IMG_7472.JPG

         

        つばき会さんの紹介を含め、なんと13分にも渡り放送していただきました!

         

        2月には静岡県から依頼があり、焼津市で講演会を行いました。

        船舶業界共通の悩み、後継者確保育成問題。

        その気仙沼での活動を話させていただきましたね。

         

         

        同じく2月には悲願であった「震災以降の新規乗船者数100人突破!」

        さらに地元の新規学卒者を2人を確保できた素晴らしい瞬間でもありました〜。

        お陰様で一面記事です♪

         

         

        続いては3月

        三陸新報に月刊連載している「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」が3周年を迎え

        40人を超えたことで、一冊の本にまとめてみました!

        その名も「漁船員になりたい人の必読書」

        これから乗船する人には必ず読んでもらいたい、各人の思い溢れる貴重な1冊となりました。

        ちなみに、気仙沼図書館でも閲覧できますので

        興味のある方はご覧くださいね〜

         

        タイトルは当協会の中田くんが命名し

        写真は私が撮影したものを使用しました。

         

        IMG_8255.JPG

         

        この時から後継者確保育成事業を“漁船員になろう!プロジェクト”と命名し

        過去にとらわれない、常に新しい発想で活動していくことをあらためて確認しました。

         

         

        暖かくなった4月

        洋上で奮闘する若手船員2人からお手紙が届いたんです。

        そこにはこう書かれていました

        「吉田さん、100人突破おめでとうございます!!」

         

        IMG_8829-200px.JPG

         

        A4のレポート用紙にぎっしり思いが詰まっており

        ホント、涙が出そうでした。

        ありがとう!

         

        宮城県北部船主協会の新年度となる5月には

        驚くことに日本経済新聞(全国版)に我々の活動をデカデカと掲載していただきました。

        他県で働く友人たちから、新聞を見たと連絡が入ったのは嬉しかったですね〜(笑)

         

        日本経済新聞掲載記事.jpg

         

        夏目前!6月になりますと

        東北地区の水産高校や、生徒を受け入れる船舶関係の事業者さんとの懇談会が開催!

        その名も「第三回東北地区船員教育機関、海運・水産会社等関係者との懇談会」

         

         

        総勢65人が参加する大きな懇談会でした。

        なかなかこのような機会も少ないので、ぜひ第四回も企画してほしいですね♪

         

        今年の夏は暑かった〜

        7月になるとあの季節

        漁業就業支援フェアの季節の到来です!

         

        IMG_9197.JPG

         

        今回は東京会場と大阪会場に出展。

        両方で30人近い方々と面談できたのは素晴らしいこと。

        事業としてはだいぶ成熟してきたと思うので、もう少し予算がついてくれたら最高ですね!

         

        そして、東京会場では文化放送のラジオ番組「くにまるジャパン」の同行取材がありました。

        これもまた緊張、緊張です。

        台本の名前間違ってますよww

         

        IMG_9518.jpg

         

         

        宮城県水産高等学校でもガイダンスを開催!

        多くの高校生とお話させていただきました〜〜

         

        IMG_9505.jpg

         

         

        8月もテレビに出させていただきました。

        東日本大震災関連の5分間のドキュメンタリー番組「あの日 わたしは〜証言記録 東日本大震災〜」

         

        IMG_8817.JPG

         

        5分番組なのに、休日返上で3日間もロケして

        なのにほとんど使われない悲しい思いをするんですよね〜テレビって。

        でも、影響力の大きさには代えられないので依頼はお受けしておりますww

         

        8月は学校訪問の季節でもあり

        各水産高校の進路担当の先生とお会いして

        カツオ・マグロ漁船をアピールしてきました!

        写真は“茨城県立海洋高校”です。

         

        IMG_9666.JPG

         

        9月になると、乗船前の実技研修が連続で開催され

        各水産高校などからもマグロ漁船希望者の履歴書が送られてくるようになります!

         

        IMG_0170.JPG

         

        今年も気仙沼向洋高校と東稜高校から乗船希望者が現れ

        2年連続で地元の若者を受け入れられるようになったのは大きな出来事でしたね。

         

        10月には東日本大震災で被災した気仙沼向洋高校が新築され

        オープンスクールが開催されたので、長男を連れて見学してきました。

        あまりの設備の充実に脱帽です。

        気仙沼向洋高校の生徒さん、頑張ってくださいね〜〜

         

        IMG_0342.JPG

         

        1億4000万円以上と言われる航海シュミレーターの機器類

        これスゴイです!

         

        IMG_0774.JPG

         

        先月同様、乗船前の実技研修も開催されたり

        若手船員の出入港が相次いだりと、何かと忙しい日々を過ごしてきました。

         

        11月は、岩手県立宮古水産高校で開催された“漁業ガイダンス”に参加!

         

        IMG_0814.JPG

         

        私は同日に開催された“気仙沼向洋高校の新築落成式”に参列するスケジュールだったので

        漁業ガイダンスは中田くんが参戦。

        しっかりと生徒の心を掴んできた事と思います!!

         

        IMG_0804.JPG

         

        校長先生やPTA会長さんのお話を伺うに、震災の時は本当に大変だったんだなぁ〜と感じます。

        ようやくスタートが切れましたね。

        今後ともよろしくお願いいたします。

         

        そして、最後の12月

        三陸新報には、来春も新卒者が乗船することが記事になりました。

         

        三陸新報新卒者乗船記事.jpg

         

        この事が話題となり、ラヂオ気仙沼の番組「GOODDAY GOODDAY」に電話生出演させていただきました。

         

        GOODDAY×2.jpg

         

        生番組は本当に苦手、、

        あたり前ですが話したことがそのまま放送されちゃう!!

        とても緊張した15分間でした。

         

         

        以上が1年間の活動をギュッとまとめたものです。

        ここで紹介したのはほんの一部。

        船主協会の職員3人で、さまざまな活動を行い

        お陰様で評価を頂いてきました。

         

        テレビや新聞などでは、人材不足が強く叫ばれ

        私達のカツオ・マグロ業界では人材確保が長年の悩みでありました。

        震災以降、1人でも多くの若者を獲得するために全国を奔走した努力が実ったのか

        不可能とまで言われた人材確保の道は切り拓かれたように思います。

         

        後は、しっかりと定着してくれるよう、様々な視点から改善を施していかなければいけません。

        洋上へと旅立った若者のサポートは、次の4項目で行ってきました。

         

        ■電話でのメンタルサポート

        ■メールでのメンタルサポート

        ■バースデーメールの送信

        ■年賀メールの送信

         

        しかし、離職率を下げるためにはこの4つでは限界を感じており

        来年は新たに、乗る新人側と迎える乗組員側両方にガイドラインを設置しようと思っています。

        いわゆる「お互いの心構え」です。

         

        人を育てるのは簡単ではありません。

        割り切りや我慢など様々な精神的苦労がありますので、少しでも育成を楽しんでもらうために

        「後継者育成新聞(仮称)」の作成に着手しようとも思っています。

        成功例や改善点などを掲載するのはもちろんのこと、各船のコメントなども掲載し

        軽い読み物として各船に年3〜4回程送信する内容で検討しております。

         

        上手くいくか否かは、やってみないと分かりません。

        行動あるのみ。

         

        来年、2019年は大きく変化する年のような気がします。

        想像しただけでも大変なことが多いです。

        しかし、“大変だ!”ばかり言って何もしなければ問題は着実に大きくなって我が身に降りかかってきます。

        逆に、理想ばかり語って何もしなければ、夢は近づいて来てくれません。

         

        大変な経験こそが我が身に大きな成長を促してくれ、次なるステップで大いなるジャンプ力に変わっていくのです。

         

        来年も精力的に活動していき、世間を騒がせてやろうと思います(笑)

         

        本年もブログ「漁船員になろう!」を読んでいただき、誠にありがとうございます。

        皆さまからの「ブログ読んでるよ」のお声掛けでどれだけ救われたか分かりません。

        本当に感謝しかありません。

         

        私のブログがここまで続き、継続して皆様に読んでいただけるとは思いもしませんでした。

         

        新年は1月4日から業務開始いたしますので

        よろしくお願いいたします。

         

        皆さま、良いお年を

         

         

        挑戦した不成功者には、

        再挑戦者としての新しい輝きが約束されるだろうが、

        挑戦を避けたままオリてしまったやつには

        新しい人生などはない。

        岡本太郎

        (日本の芸術家 / 1911〜1996)

         

         

        宮城県北部船主協会

        事務局長 吉田鶴男

         

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        | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | コラム・エッセイ | 10:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
        連載企画 第42回「海の男にあこがれて」
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          毎月一回、三陸新報に連載している「海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記」

          今日は第42回目をご紹介いたします♪

           

           

          私が気仙沼港を出港し、マグロ漁師として仕事を始めてから約8か月が経過しました。

          乗船している第●●丸は太平洋の漁場まで1ヶ月の航海の後

          5か月間はメバチマグロの漁を行い、その後一度ニュージーランドに入港して燃料と食料を補給。

          そこからタスマン諸島沖でミナミマグロの漁をしてから日本に帰港する約10か月の航海を行う遠洋マグロ延縄漁船です。

           

          今はタスマン沖でのミナミマグロ操業の真っ只中です。

          仕事が船の上という生活、一緒に乗船しているインドネシア人とのコミュニケーションにも慣れ

          ようやく自分のペースで仕事に取り組むことができてきました。

           

          漁が始った当初は、覚えることも多く労働時間も長いため

          いつも疲労感と眠気で体が重く感じ、集中して取り組む事ができない事もありました。

           

          私は、マグロ漁師になる前はアパレル販売員として東京の一般企業に勤めていたため

          マグロ漁師の生活に慣れるまでは本当に大変でした。

           

          会社員時代と比べると仕事は大変なことが多いですが、会社員時代には感じることができなかった魅力的な面もあります。

           

          一つ目は

          「自分と自然が対峙している」という実感ができること。

          あくまで主観ですが、広い海で生きたマグロを引張っていると、自分とマグロとのやり取りの中に

          ふとマグロの命を頂く尊さを感じたり、自分が生きているということを実感する時があります。

          また、洋上に浮かぶ満月の月明かりや日本にいる時には見られない星空を見ると、この仕事をして良かったなと感じます。

           

          二つ目は

          自分が少しずつ進歩していることを感じられるという事です。

          以前、操業90日目ぐらいのときに、私が魚を引張っていたとき

          少しモタついてしまったことがありました。

          この時すぐに甲板長から「遊びじゃないんだ!変われ!」と怒鳴られ

          引張るのを止めさせられました。

          私はこんなに悔しいと感じたことは初めてだと思うほど、悔しくてたまりませんでした。

          もう、魚を引張るのは変わらせないと自分に言い聞かせて仕事に挑むようになりました。

          魚を引張る事すらできなかった頃と比べると、少しずつ進歩しているのかなと実感します。

           

          あと、2か月程度でこの航海での漁が終わり日本に帰ります。

           

          私は、早く日本に帰って友達や家族に会いたいです。

          長く離れているからこそ、友達や家族のありがたさ、そして大切さに気付くこともこの仕事の魅力的な部分ではないでしょうか。

           

          これから漁船員になる方は、非日常が日常になる事へのギャップや長時間労働、少ない睡眠時間など最初に乗りきらないといけない壁がたくさんあります。

           

          日々、自分との闘いです。

           

          最初に乗船した時は、魅力的な部分については、後から感じられる程度だと思っておいた方がいいと思います。

          まだ私も漁師1年生ですが、この仕事のことが全然、理解できていないほど本当に奥深い世界です。

          私はこの仕事をしてから初めて親のありがたみ、家族の優しさに気付き

          また、船主協会の吉田さん、中田さんなど周りの方々のサポートがあって船に乗れている事に本当に感謝しています。

          もう少しで終わり最初の航海を有意義なものにするべく頑張りたいと思っています。

          早くみんなに会いたいです。

           

          以上となります。

           

          非日常が日常になるギャップ。

          陸上生活では考えられないタイムスケジュール。

          長時間労働

          少ない睡眠時間

          十分なプライベート空間もない。

           

          まずは船酔いを克服すると、次なる壁はこの「非日常」。

          現実を受け入れる作業が難しいんですよね〜

           

          ここを乗り越えれば

          陸上では味わうことのない自然との対峙や宇宙を感じる程の星の美しさ

          この魅力を味わってしまうと、海からは離れられなくなる人も多いんですよね。

           

          まずはマグロ漁業を「る」、厳しいけれど、やり遂げる「悟」を決める。

          そして、まずは行動。

          」きながら「」える。

           

          ウジウジ考えていてもはじまりません。

          「知覚動考(ともかくうごこう)」です!!!

           

          私の持論ですが、自分の人生の中で

          少しでも心が動いた、心にかすったことがあったら

          まずは行動して見ることを薦めています。

          仮にダメだったとしても

          その後の人生に必ず役に立つものです。

           

           

          簡単すぎる人生に、
          生きる価値などない。

          ソクラテス

           

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          | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 海の男にあこがれて〜新人漁船員乗船記 | 14:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
          ラヂオ気仙沼「GOOD DAY GOOD DAY」に登場!
          0

            師走となり、バタバタと忙しい季節。

            気温も低くなり、最低気温が氷点下を示す日が連日続いております。

             

            東北とはいえ、沿岸部で雪のあまり降らない気仙沼市ですが

            チラホラ降る雪を見ると、12月という冬の季節を感じざるえません。

             

            頭には帽子、首にはマフラーを装備し、ダウンコートをまとい本格的な冬へと挑みます。

             

            そんな中、三陸新報に我々の後継者確保の実績が報じられました。

             

            三陸新報新卒者乗船記事.jpg

             

            気温が低くとも、明るい未来を感じさせる温かい記事。

             

            今年の春には「震災以降の新規就業者確保数100人突破」の一報が報じられましたが

            残念ながら、最近はその離職率の高さが報じられるようになりました。

             

            あくまで陸上企業との比較となるので、「過酷」と言われるマグロ漁船などは

            離職率の高さが目につくのだと思います。

             

            震災直前などは

            募集活動を積極的に行ったにも関わらず

            5年間もの間、誰一人として乗船しなかった時代があり

            その前などは1年で退職する人が大半で

            国家資格を取得して一人前の漁船員になるのは10人に1人とも20人に1人とも言われていました。

             

            その時代を考えると、後継者確保育成事業としては確実に成長しておりますし

            ブログを活用した新事業開始から

            たった6〜7年で117人もの若者を洋上に送り出せたことは奇跡としか言いようがありません。

             

            今だけを切り取り報じることは簡単です。

            事業の流れを見て欲しい。

            震災以降、気仙沼の船主が一丸となって取り組んできたドラマを見てほしい。

             

            ドラマの第一章は

            東日本大震災で、瓦礫の山と化した気仙沼港から立ち上がり

            後継者100人を集めるまでの物語。

             

            第二章は

            順調に新規乗組員を獲得してきたが

            「離職率」という壁にぶつかり、新人達や現場乗組員と真正面から向き合い

            環境整備に奔走する物語。

             

            そうです。

            これからが第二章のクライマックス!

             

            「また吉田さんはおかしなことを言ってるなぁ〜」と笑う人、呆れる人もいるでしょう。

            でも、なんとか第二章を完結させなければいけません!

            頑張りましょう!

             

            でも、今までの物語を震災をモチーフにコメディータッチで描いたら面白いと思うのは私だけでしょうか(笑)

            漁船や乗組員だけじゃなく、船主もそのスタッフもグローバルに事業を展開している遠洋漁業。

            私なんかも日本中をかけずり回ってるわけで、面白いエピソードなんかも山ほどある(笑)

             

            ようやく本題に入りますw

             

            今年も若い力が漁船漁業界に注がれるという三陸新報の記事をふまえ

            ラヂオ気仙沼(ミニFM局)さんから番組出演の依頼を受けました!

             

            GOODDAY×2.jpg

             

            番組名は「GOODAY GOODAY」

            私は昼の12時45分から13時頃まで出させていただきました。

            生放送なので、確実に出演しなければいけないということと

            放送機器を前に話すのは苦手なので、電話出演という形をとらせていただきました。

             

            岩手県一関市にある、同じくミニFM局の「FMあすも」さんにも生出演させていただいたことがありますし

            文化放送「くにまるジャパン」さんには何度も出させていただいておりますので

            多少慣れているとはいうものの「生放送」というのは何度やっても緊張しますねw

             

            12月12日の放送で

            宮城県北部船主協会という組織について、現状について、後継者がどんどん集まって来ている事について、今後の展開など

            様々なことを話させていただきました。

             

            いつものようにアドリブなので、今となっては何を話した細かいことは覚えてません〜

             

            取りあげて頂けるのはホントに嬉しいこと。

            今後ともよろしくお願いします!

             

             

            吉田さんは何でそんなに熱くなれるんですか?と聞かれることも多い。

            同じ気持ち

             

            技術者は自分の無力さを知ってるよ。

            毎日壁にぶつかってばかりだからな。

            だからこそ必死に腕を磨いて、徹夜で開発に没頭して、次こそはって信じて、物を作り続けてるんだ。

            何でか分かるか?面白いんだよ。

            昨日できなかったことが、今日できるようになる。

            今日分からなかったことが、明日分かるようになる。

            それを自分の技術でやれたら、最高だ!

            ドラマ「下町ロケット」

            佃 航平

             

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            | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 11:56 | comments(2) | trackbacks(0) | - |
            平成31年春卒業の新規学卒者確保状況がまとまりました!!
            0

              宮城県北部船主協会における新規就業者の確保(内定)状況がまとまり

              その結果が三陸新報に掲載されました。

               

              今年5月から始った新規学卒者の募集活動。

              宮城県北部船主協会が年度初めの5月に行う最初の活動です。

               

              来春水産高校等を卒業する生徒を確保するための求人票を

              会員からの依頼をもとに作成し、全国へと発送するのです。

               

              三陸新報新卒者乗船記事.jpg

               

              今年度は漁船で4人の新規学卒者を確保することができました。

              そのうち2人は気仙沼市内からの乗船です。

               

              東日本大震災以降の新規学卒者に限った漁船の受入れ状況は次の通り

              平成23年度   2人

              平成24年度   5人

              平成25年度   6人

              平成26年度   4人

              平成27年度   7人

              平成28年度   1人

              平成29年度 10人(最多)

               

              昨年度からみると6人減った事になりますが

              2年連続で地元高校生が複数乗船することは近年にないことであり

              大変喜ばしいことであります!

               

              来年も、再来年も地元から漁船員を輩出できるよう

              頑張ってアピールしていきたいと思います。

               

              今後もこの活動には力を注いでいきますよ!!

               

               

              今後の活動のポイントはやはり“離職率の改善”となります。

              100人乗船させようが、200人乗船させようが

              離職率が高いままだと、穴の開いたバケツに水を注ぎこんでいくようなもの。

              いくら人を送り込んでも、後継者と言えるまで成長していく人は限られてくるのです。

               

              この離職率をどこまで下げれるかが、これからのポイントとなります。

               

              言うのは簡単であることは承知していますが

              改善するには洋上で奮闘する乗組員と我々陸上スタッフが同じ意識を共有することから始ると思うのです。

               

              陸上スタッフが「洋上の事はわからない」とし、洋上の乗組員が「陸の人間にはわかるまい」としていたら

              いつになっても想いが交わることがありません。

               

              でも、これは簡単なようで、非常に難しいこと。。。

               

              何だか聞こえてきそうな、、弱い自分の心の声

              「どうせ無理なんじゃないか?」

               

              震災後に、継続してきた後継者確保育成事業を一新

              「漁船員になろう!プロジェクト」と銘打ち新しい感覚で次から次へと「どうせ無理」を乗り越えてきました。

              自分を信じ、諦めなければ

              必ず次のチャンスをものにできると信じてるんです。

               

              私の座右の銘「禍福は糾える縄のごとし(かふくはあざなえるなわのごとし)」

               

              もうダメだ、もう無理だと思っている環境の中にも

              福と転ずる可能性が眠っているものです。

              まずは、現状を真正面で受け止めることから始るとこの言葉は言ってるような気がします。

               

              まずは、離職した若者たちの声を真正面で受け止め、ひとつひとつ改善していくしかないと思います。

               

               

              でも、すでに改善傾向になって来てる事をご存知でしょうかw

               

              1人、また1人と離職した人達が気仙沼港に戻って来てるんです。

              異なる船種に乗船しているケースもありますが、気仙沼港の仲間であることは一緒!

               

              やはり海には理屈じゃない魅力があるんですね!

               

              頑張りますよ〜〜!

               

              若手船員に「気仙沼に来てよかった!!」と言ってもらえるように。

               

               

              最後に、まだ就職先が決まっていない高校生の皆さん!

              募集はまだ締め切っていませんので、興味のある方はいつでもお問い合わせくださいね!

              お待ちしております!

               

               

               

              「無理だ」と思った瞬間に進歩は止まる。
              「不可能だ」と口にした途端、未来はつまらないものになる。
              常識を打ち破るのは、いつも限りなくゼロに近い可能性を信じた者たちの純粋の魂なのだ。

              近藤太香巳
              (実業家、ネクシィーズ社長、1967〜)

               

               

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              | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | メディア掲載 | 17:21 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
              岩手県立宮古水産高校にて漁業ガイダンス開催!!!
              0

                先日の22日に

                岩手県立宮古水産高等学校にて漁業ガイダンスが開催されました!

                 

                漁業ガイダンスとは

                自民党水産基本政策委員会が打ち立てた漁船乗組員確保養成プロジェクトの一環となるもので

                (一社)全国漁業就業者確保育成センターのスタッフが全国の水産高校をくまなく訪問し

                漁業ガイダンスを開催。

                 

                その高校の生徒さんに参加していただき

                同じく参加した全国の漁業者・漁業団体が漁業の魅力を伝えるのです。

                 

                訪問する学校は11月から翌年3月まででも20校に上るんですよ。

                 

                私は気仙沼市にある、「気仙沼向洋高等学校新校舎落成記念式典」に参加のためガイダンスは欠席となるので

                中田くんに参加をお願いしました。

                 

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                午前8時45分からガイダンススタート!

                対象となった生徒は海洋技術科2年生と1年生の一部、そして食物科の一部の2年生の約20人

                 

                漁業の魅力を伝えるために集まったのは

                遠洋マグロ漁船はもとより、海外まき網漁業や沖合底引き漁業など6事業体および団体がブース出展

                 

                3〜4人一組のグループを6グループ作り、1ブースごとに配置

                15分毎に生徒グループはブースを次々と移動する方法となります。

                 

                船主協会の会員からも遠洋マグロ漁船2ブースが出展しているので

                我々は近海マグロ漁船と遠洋カツオ漁船を担当し、生徒に魅力を伝えていきました。

                 

                これがなかなか大変!

                制限時間内に話したい事をキッチリまとめなければいけませんし

                遠洋マグロ漁業のブースが複数あることから、生徒たちは何回も同じ話を聞かされるので

                同じ遠洋マグロ漁船であっても、ウチの会社はこれだ!ウチの地域はこれだ!

                というオンリーワンの情報も話さなければなりません。

                 

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                水産高校とはいえ、漁業とは違う進路を進む生徒も多いのが現実。

                正しい情報(魅力)を伝えることで、生徒にも漁業を再認識してもらうのが本ガイダンスの目的。

                 

                少しでも心に何か留めていただき

                2年後、3年後の3月には、気仙沼港に来ていただけたら嬉しいですね!

                 

                中田くん、ご苦労様でした。

                 

                 

                 

                私は、先に紹介した「気仙沼向洋高等学校新校舎落成記念式典」に昼過ぎから参加してきました。

                 

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                もともと沿岸部にあった学校なのですが

                東日本大震災で被災、その後は複数の高校に分かれて授業を行ったのち

                山間のグラウンドに仮設校舎を建設して授業を続けてきました。

                 

                そして、津波の被害を逃れた新たな土地に学校を新築し、ようやく再スタートが切れるようになったのです。

                さらには、様々な企業から100台、200台という規模でパソコンなどの支援を受け

                とんでもなく素晴らしい設備を備えた学校に生まれ変わったのでした。

                 

                いちばん目を引く設備は約1億4000万円と言われる航海シミュレーター

                 

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                操船の様子を100インチ程のスクリーン5枚で表現。

                ボタン一つで天候が変わり、風速がかわり、凪から時化まであらゆる海の顔を見ることができます。

                あまりの迫力に、動くはずもない自分の体が波に合わせてフワフワと動き出してしまうほどなんです。

                 

                私も全国の水産高校を訪問してますが、学校が新しいのはもちろんのこと

                これほど設備が充実した水産高校は見たことがありません。

                 

                これ以外にも溶接や研磨機器なども充実。

                ドラマ「下町ロケット」じゃないけど、ロケットを飛ばすような精密部品が作れるんじゃないかと思うほど。

                食品化加工の設備もしっかり兼ね備えてます。

                 

                ここまで来るのに8年。

                やっとです。

                 

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                学校長やPTA会長さんなどが、震災からの足取りを話され

                やはり震災の影響は大きく、8年という年月は短くはないなと実感させられました。

                 

                この学校の生徒を見ると

                私には未来しか感じられません。

                 

                “俺なんか〜”とか“どうせ頑張ったって〜”などのマイナスな言葉はこの学校には似合いません。

                生徒全員に輝かしい未来しかないからです。

                この素晴らしい校舎と設備、そして教員の方々と共に

                一生懸命勉強して様々な資格を取得し

                一生懸命スポーツに励み

                最高の青春を謳歌してほしいなぁ〜〜と私らおじさん達は思うのです。

                 

                 

                宮古水産高等学校の生徒さんも、気仙沼向洋高等学校の生徒さんも

                頑張ってください。

                 

                近い将来、一緒に漁業の未来を創って行ければいいなと思っております。

                 

                 

                 

                今しなければならないこと、今できることを先へ延ばすことをやめなさい。
                人生で一番大切なのは今です。
                その今を大切にしない人には、輝かしい未来はありません。

                ジョセフ・マーフィー
                (20世紀米国の教育家・牧師、イギリス出身、1898〜1981)

                 

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                遠洋マグロ延縄漁船
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                | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 確保育成活動 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                3年目!山形県20歳の青年が出港!!
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                  最低気温も一桁となり、紅葉の時期が終わると足早に冬への階段を登っていくかのような11月の気仙沼。

                   

                  遠洋マグロ漁船の出港を祝うかのような晴天の中

                  山形県出身の20歳の青年が、約半年航海の遠洋マグロ漁船で5航海目に挑みます。

                   

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                  山形からはご家族も見送りに来ており

                  華々しい門出の日となりました。

                   

                  でも、やはり遠洋航海の出港の日は辛いもの。

                  若い人にはなおさらです。

                  もっともっと、友人や家族とゆっくり過ごしたいはず

                  それを振り払いこの日を迎えるのです。

                   

                  これはベテランも若手も同じ心境。

                   

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                  だからこそ、見送る我々は笑顔で、派手に見送るのです。

                   

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                  出港15分前。

                  甲板上に乗組員および関係者が集められ

                  船主から祝い、激励の言葉をいただきます。

                   

                  そこからの時間は一瞬。

                   

                  見送り人から五色のテープを集め、船へと繋げます。

                   

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                  一本、一本、見送り人の想いを1つに束ねます。

                   

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                  五色のテープが風になびく様が本当にきれい!

                   

                  漁労長の「行ってきます」の挨拶終了が出港のゴーサイン。

                   

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                  もう少し休みたい、遊びたい、、そんな想いでいっぱいだろう。

                  船へと繋いだテープが次々と切れ、後ろ髪を引かれる思いを断ち切るかのように

                  沖へと旅立っていきました。

                   

                  今日の作業は揚げた大漁旗をおろし、甲板上を軽く掃除して終わり。

                  船で20分程沖合にある気仙沼大島が水平線に消えるまで

                  乗組員全員が言葉少なく、何とも言えぬ重い空気が漂うという。

                   

                  見渡す限りの海となると、乗組員一斉に前を向き

                  陸人(おかびと)の心から漁師の心にスイッチが切り替わる。

                   

                  それでも、航海を終え

                  陸に戻って一定の時が過ぎると、海に向かう心が躍り出す。

                   

                  そんな日々の繰り返し。

                  それが遠洋マグロ漁師という人達。

                   

                  マグロを食べる機会があったら彼らの事を少しでも考えてみてください。

                  食べた人が美味しいと感じて笑顔になることは簡単だけど

                  食べた人に美味しいと感じさせ笑顔にさせることに、どれだけの苦労があるかのという事を。

                   

                   

                  今日の名言は、この二十歳の青年の洋上日誌の言葉

                  今日、二十歳になりました。

                  この日は投縄当番だったことと、魚が沢山きたことにより

                  20時間以上の作業だったと思います。

                  そう、魚と作業時間が誕生日プレゼントという訳ですね。

                  普通に泣けるぜ!!!

                   

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                  遠洋マグロ延縄漁船
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                  担 当:吉田鶴男

                  | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 14:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                  岩手県出身の19歳の青年が長期航海を終えて帰ってきた!!
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                    岩手県の高校を今年の3月に卒業し、4月1日に遠洋航海に旅立った18歳の少年。

                     

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                    彼の洋上日誌もブログで掲載し、その成長過程を皆さんにもご覧いただきました。

                     

                    その様子はこちらでご覧になれます♪

                    ブログ「漁船員になろう!〜Rookie Fisherman Diary (From Iwate-94)」

                    http://gyosenin-boshu.net/?eid=585

                     

                     

                    その少年が洋上で誕生日を迎え、19歳になって気仙沼へ元気に帰ってきました!

                    日本への帰港の際に、立ち寄ったインドネシア・バリ島。

                    久しぶりの陸上休暇を満喫し、日本までは2週間弱の航海。

                     

                    ようやく日本へとたどり着きます。

                     

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                    帰って来るなり私にも連絡をくれて

                    本当に嬉しく思いました。

                    彼のニコニコアイコンを見て、こんなにも安堵するものかと

                    まるで親のような心境です(笑)

                     

                    先日の日曜日の夕方に港に到着。

                    日中は暖かかったのですが、夕暮れなるにつれどんどん気温は下がってきました。

                     

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                    まだ入港してこないのは分かっていても

                    まだ来ないのか、まだ来ないのかと湾の奥を眺める時間

                     

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                    船主さんから、まもなく見えますよと知らせを受けて

                    じーっとカメラを向けていたら、、、

                    入ってきました!!

                     

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                    キタ━━━(゚∀゚)━━━!!

                     

                    乗組員は全速力入ってきたいのでしょうが

                    船は焦らすようにゆっくりと入港してきます。

                     

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                    船体に夕日があたり、長期航海の苦労を癒してくれてるように見えます。

                    操船している側から見れば、ただ眩しいだけかもしれませんがww

                     

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                    港には入港をサポートしてくれる業者の方々がスタンバイ。

                    車のようにヒョイと接岸できるわけではないのです。

                     

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                    ご両親もお迎え。

                    お父さんからすると、久しぶりに会う息子に

                    ちょっと気恥ずかしさもあるかもしれませんね(笑)

                     

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                    いよいよ接岸です。

                     

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                    船首に立った船員がレッド(船から桟橋へ投げる係船ロープの先に付ける重り)をグルグル回し

                    勢いをつけてこちらに投げてきます。

                     

                    それをスタンバイしていた業者さんが受け取り

                    もやい綱を港のビットに設置します。

                     

                    まずこれをしないと、接岸予定エリアよりはみ出してしまい

                    前後の停泊中の船に衝突なんてこともあります。

                     

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                    船首、船尾の接岸位置を固定し、タグボートが港側に押し込むような形で接岸します。

                     

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                    接岸完了!!

                     

                    短時間でスッと接岸する操船技術には毎度感心します。

                     

                    ここからは船の荷物を降ろしたりするので

                    すぐには帰れないのですが、気仙沼港を見てひと安心だったのではないでしょうか。

                     

                    この日はほとんど言葉を交わしていませんが

                    次回気仙沼に来た時には、ゆっくりと沖での出来事を聞いてみたいと思います。

                     

                    まずは、ゆっくりと

                    お母さんの手料理でも食べて

                    くつろいでくださいね。

                     

                     

                    挫折してもプライドは失わない、それは努力しているからだ。

                    長嶋茂雄[ながしま・しげお]
                    (元プロ野球選手、元巨人軍監督、1936〜)

                     

                     

                    努力を続けていれば

                    何があっても動じることはありません。

                    自分を信じ、努力を信じているからこそ

                    プライドを失わないんです。

                    ただのかすり傷。

                     

                    努力の先の景色は素晴らしい。

                    彼にはそれを知って欲しい。

                     

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                    電 話:0226−22−0793(月〜金)
                    メール:senkyo☆biscuit.ocn.ne.jp(☆部分を@に変えてください)
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                    | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 出港と入港風景 | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                    新規学卒者の内定続々!
                    0

                      来春卒業の水産高校生等を獲得するために、7月より募集活動を行ってきたのですが

                      暦はもう11月。

                      そろそろ落ち着いてきたかなぁ〜という感がありますので

                      中間発表をしたいと思います。

                       

                      求人票につきましては

                      運輸局指導のもと7月3日に全国の水産高校に発送。

                      北は“北海道小樽水産高等学校”から南は“鹿児島県立鹿児島水産高等学校”までの全25校に上ります。

                       

                      他には

                      ・北海道小樽市や千葉県館山市等にある“海上技術学校”4校

                      ・岩手県宮古市や静岡県清水市等にある“海上技術短期大学校”3校

                      ・山口県芦屋市にある“海上技術大学校”1校

                      にも求人票を発送。

                       

                      さらには、突発的に希望者が発生した学校には必要の都度送付しており、今年度は2校へ発送しました。

                      今年度の求人票発送数は全35校という事になります。

                       

                      求人票の発送をしただけでは留まらず

                      我々は東北の水産高校はもとより、できる限りの水産高校に足を運び

                      生徒獲得に向けて努力してきました。

                       

                      中には、興味本位で乗船希望者として手を挙げてしまい

                      我々の真剣勝負の雰囲気に「自信を無くした」と志望変更する者もおりました。

                       

                      こう書いてしまうと、志望変更した生徒が“いいかげんなヤツ”という印象を受けがちですが

                      そんなことはありません。

                      志望変更しても何も恥ずかしいことはないですし、迷惑かかったなんて思っていません。

                      それだけ漁師という仕事は厳しいのです。

                      誰でもできる仕事じゃないんです!

                       

                      冒頭でも触れましたが

                      ようやくひと段落したような感じはございます。

                      しかし

                      求人票はまだまだ有効なので

                      乗船希望の方は、今からでも遅くはないので是非申し込んでくださいね!

                       

                       

                      現在までの実績(新規学卒のみ)としては

                      【漁船希望】

                      ・水産高校(専攻科含) 2人

                      ・普通高校 1人

                       

                      【漁業取締船】

                      ・水産高校(専攻科含) 3人

                       

                      この他にも検討中の方が3名程いらっしゃいますので

                      最大で9人の受け入れということになるでしょうか。

                       

                      昨年の“漁船内定者”だけで11人、累計14人という実績からみれば「減少傾向」に見えるかもしれませんが

                      昨年が凄すぎただけで、今年度でも立派な数字だと思っています。

                      昨年のような実績は20年ぶりくらいの快挙だったのです!

                       

                      彼らが洋上に羽ばたくのは4〜5か月後なので

                      まだまだ先になりますが、旅立つ風景を想像するだけでワクワクしてきますね!

                       

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                      今年の春に気仙沼港を旅立った面々

                      来年、再来年と途切れることなく、夢と希望を持った若者を世界の海へと送り出したいものです。

                       

                      そのためには、漁船漁業界も常に時代に沿った変化を求められます。

                      努力を怠ることなく精進していきたいと思います。

                       

                       

                      道をよく間違える人が一番、道を覚える。
                      中谷 彰宏

                      (1959年 - 著作家、俳優)

                       

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                      | 船員職業紹介担当 吉田鶴男 | 基礎知識 | 13:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
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